人によって目標設定を変えないとモチベーションが下がる

皆さんは目標設定をどのようにされていますか?
会社から降りてくる目標に渋々従ってる?
それはツラいですね。

人は、自分で決めたい、という欲求があるといいます。
だから、人に押し付けられた目標には今一つ乗り気でないこともあると思います。
お勧めしたいのは、それはそれとして、自分なりの目標をもってほしいな、と思うのです。
とりあえず、会社から出された目標は一旦脇に置いておきましょう。

で、目標設定のコツとしては諸説あります。
一つは、あり得ないくらい高い目標を掲げる、という事。
ホンダの創業者である本田宗一郎氏は町工場時代に、「世界一になる」と言ったといいます。
ソフトバンクの孫正義氏は、やはり創業当時「1兆円企業になる」と言い放ったとか。
面白い事に、お二人ともミカン箱に乗って演説したという共通点があるというように聞きます。

実はこの二人、実質その目標をかなえてしまいました。

さて、こういったあり得ないような高い目標を掲げるというのは、実は非常に業績を高める効果がある、という実験結果があります。

 

売上を3倍、5倍、10倍にするとかそんな目標を掲げるのもアリです。
とはいえ、あまり短期の実現を考えると、ちょっとリスキーです。
そこで長期的な目標としてこういった目標を掲げる。
あとは、その道のりをカウントダウンしていくのがいい、と言われています。

たとえば、1兆円企業を目指すなら、あと9895万円で一兆円だ!と毎日確認するのです。
すると、カウントダウンの数字が減っていく毎に、気持ちは盛り上がってきます。
毎日カウントダウンの状況を確認する、というのがコツです。

 

さて、一方で、高すぎる目標は、むしろモチベーションを下げる、という説もあります。
カウントダウンする、というのは進捗をリアルタイムに確認することで、モチベーションを下げない工夫なのですが、その時の精神状態によってはちょっと重く感じることもあるかもしれません。

そういうときの目標としては、頑張れば達成できそうなレベルに設定する、という事。
この匙加減は結構難しいかもしれませんが、楽々達成できるものだと夢中になれない。
必死にやって、何とかできるかも、という目標設定が、フロー状態(時間も忘れて熱中するような状態)に入るコツだと言われています。

 

私的には、これらをうまく組み合わせるのがいいのではないかと思います。
長期的に、あり得ない目標を掲げる。
さらに短期的には、頑張れば何とかできそうなレベルの目標を掲げる。
その二つの目標を意識しながら仕事に当たってみてはいかがでしょうか。

 

そこで、一つ疑問がわいてくるかもしれません。
達成できるレベルを繰り返していては、10年たっても20年たっても「あり得ない目標」にはたどり着けないのではないか?と。
論理的に積み上げていくと、確かにそうかもしれません。
しかし、どこかのタイミングでレバレッジがかかったりするものです。

たとえば、一人の営業社員として頑張っているのなら、営業活動の中で知り合った紹介者と上手く提携できて、次々とお客さんを紹介いただくことができるようになった。
また、顧客層が変わって、一顧客の売上が上がった、とかいう事があるものです。

 

それを意識せずにいれば、そんなうまい話はありませんが、常に「あり得ない目標」を頭の片隅に意識することで、効率をどう上げるかを意識するはずです。そのあり得ない目標があるからこそ、チャンスを逃さないわけです。

 

いかがですか?
そんなにうまくいくはずない、と思いますか?
確かに、上手くいく事ばかりではないでしょう。

どうせあり得ない目標の方は、出来なくても誰からも責められるものではありません。
なにしろ、無謀な挑戦なのですから。
だから、上手くいかないときに、上手くいかないのはなぜだろう?と考え込むのは禁物です。
むしろ、出来たことをたたえてください。
今日一日で、あり得ない目標の一万分の一でも前進したなら、それは喜ぶべき成果です。
いつか、その進捗が加速することを信じ、加速させるには何をすればいいかを考えながら日々を過ごしてみてください。

気が付けば、会社の目標をやすやすとクリアしているかもしれません。

 

これは精神論ではありません。
心理学を使って、自分を動かす方法なのです。
ダメもとで試してみてはいかがですか?

 

個人向けセミナー

ビジネスするなら仲間との横のつながりが必要

横のつながりを気にしないとビジネスが上手くいかない・・・。

この言葉、よく耳にする言葉です。確かに横のつながりはとても大事なことです。そして、横のつながりがビジネスにも少なからず影響することは間違いなしでしょう。

では、横のつながりというのものは具体的にどういうものを言うのでしょうか?

この質問どうでしょう?あなたならどのようにお答えしますか?

ビジネスに仲間が必要な理由とは?

だいたいの人が横のつながりを具体化していない

実は、この横のつながりが大事という割には具体的に横のつながりとはどういうものか説明できない人が多いのです。ですから結果的には飲み会仲間・ゴルフ仲間・趣味仲間などに収まってしまいます。

ビジネスのために横のつながりを作ろうと思って異業種交流会などにも思い切って参加したなんて人が世の中にはたくさんいらっしゃることしょう。しかしながら、気が付いたら飲み会だけの仲間・そして一番多いのは愚痴のこぼしあいをするだけの仲間になっちゃっている・・・。そこから抜けようと思っていても、横のつながりが気になってしまい抜けようにも抜けれないなんて感じている人も多いでしょうね~。。。最初は、ビジネスを拡げようと思って参加した会合がいつの間にか重荷になっている。。。。

どうしてこんなことが起こるのかというと、横のつながりというのを具体的にしてなくて行動するからです。自分自身が横のつながりをどう考えるのかこれによって仲間も大きく変わってきます。もし、自分がその具体的な目的に応じたつながりであれば嫌という思いもなく関係性を続けることが可能です。

例えば、私の場合ですと横のつながりとは「自分の目標を加速してくれる仲間」という考え方をしています。

 

そのコミュニティ、ストレスになるなら早く辞めましょう

私自身も過去には様々な異業種交流会やコミュニティなどにも参加をしておりましたが、やはり自分の考えとは違う人たちとの交流は精神的にも苦痛でしたのですべての会を脱退した経緯があります。その際、周りから冷ややかな目で見られたりしましたがお構いなしで辞めました。(特に地方ではこれが厳しい)

もし、今現在ストレスを抱えたまま横のつながりが気になるために抜け出せれないという方で、ビジネスでの成功がしたいという人は思い切って辞めるということをしてください。なぜなら、そんな状態での時間を費やしていますと他のことにも影響が出始めてしまいますので。。。

当たり前ですが、人の脳は1つです。

よく、仕事と家庭と割り切っているとか、あの連中とは割り切ってお付き合いをしているなんてことを言う方がいますがはっきり言いましょう。人間の脳は1つです。そんなことは脳科学的にも到底無理なお話です。

ビジネスがうまくいっていなければ、家庭がうまくいかなくなったり、家庭がうまくいっていなければ、仕事がうまくいかなくなるなんてことは誰しも経験しているはずです。ですから、嫌と思いながらでも抜ける恐怖があるから今があるなんてことはどんどん悪い方に進んでいるだけです。

 

最初の思いを大事にしてください

もう一度、最初にどういう思いで今に至ったのかを思い出してみてください。

その思いと違う方向に進んでいませんか?

今までの関係を断ち切るときの心理として、今まではこの仲間がいたからやってこれた。でもこれから、さらにステップアップするためにここは卒業させていただきますという思いで脱退を選びましょう。

不安なのはその時だけですから・・・・・。

 

 

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売上が振るわないときは心理学的チェックを!

先日、ある小さなお店の前を通りかかりました。
人通りは多いのですが、そのお店に人は入る様子はありません。
たまりかねて店員が、店前に立ちます。

「お気軽にお立ち寄りください!」

一生懸命声を張り上げてます。

あーあ、残念なことやってるな、とぼんやり見ていました。
なぜ残念かというと、余計入りにくくないですか?
小さな入り口のお店の前で、人が手ぐすね引いて待ってます。
どうしても欲しいものがあるならいざ知らず、
そのお店は雑貨店。

どちらかというと、なんとなく入って、
いいものを見つけたら買うって感じのお店です。
なのに、店の前に立ちはだかるように、人が声を張り上げてるわけです。

すこし意地悪な表現をすると、アリ地獄が罠の前で待ち構えているようなものです。
そこに行くと、出にくくなるのはわかってるから、人は立ち寄りません。

服を買いに行っても、電化製品を買いに行っても、
ずっと店員がついてきたら、早々に退散しませんか?

今、こういった店頭販売では、お客さんと少し距離を取るのが常識になっています。
ゆっくり自分のペースで見て頂き、何かを聞きたいと思って人を探すそぶりを見かけたらさっと駆け寄る。
これが居心地のいい空間である、というのが今の一般的な考え方です。

これは、自分がお客さんの立場になってみたら当たり前にわかる話です。
しかし、売り手になると、やられて嫌な事ばかりをやってしまうんですね。

相手の立場に立って考える。
これ、当たり前に言われてることですが、ついつい忘れがちです。

たとえば、営業をしている方なら、自分が今まで受けた営業で嫌だったことって何でしょうか?
私は、決断をせかす営業を受けるのは大嫌いです。

「今決めて頂いたら〇〇です。」

なんていう甘言には基本、乗りません。
たいてい、後で決めても同じ条件でやってくれます。
逆に、後で決めて同じ条件でやらないなら、あなたからは買わない。
そういえば、たいてい何とかします。

人は、自分で決めたい、という感情があります。
誰かにせかされるのではなく、自分のタイミングで、自発的に決めたい。
だから、店内でストーカーのようについてこられることは嫌なのです。
ゆっくり見れるなら入店するけど、店の前で手ぐすね引いてる店なら、
ずっとついてこられそうだし入りたくない。
なにしろ、何も買わずに出るのって結構大変そうじゃないですか。

さらに、聞くだけ聞いて帰らせてもらえない気がするから店員とは話したくない。

そして、今すぐ決めろという営業の人とは会いたくもない。

NLPでは、ポジションチェンジというスキルがあります。
相手の立場にたって、相手の目で物事をみる、という方法です。
こういった事を試すことで、なぜ売れないかが見えてくることがあります。

もし、営業でスランプに陥っているとか、
お店の売り上げが振るわない。
そんな時には、人の心理を学ぶことが打開策となることもあるのではないでしょうか。

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