ぽるとソリューション

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アソシエイト・デソシエイト

2017.12.03

アソシエイトとは、自分自身の視点から物事をとらえることです。
デソシエイトとは、自分以外の視点から物事をとらえることです。

問題解決策の発想法

当事者として事態にあたると解決が難しいとき

なにか問題にぶつかったとします。
たとえば、勤め先で上司のAさんに、自分が叱られたとします。
突然、顔を真っ赤にして怒りをあらわにするAさんにたいして、自分は驚くばかり。
自分は「はぁ・・・」と気のない返事を繰り返すと、上司のAさんはさらに怒りを強めてきます。
状況が見えない自分は、その理不尽さにだんだんと腹が立ってきました。
いったいこの上司Aさんは何が言いたいんだ!にしても、そんないきなり怒鳴りつけなくたって!

この状態は、”自分”がまさにアソシエイトの状態である、と言えます。
目の前に起こる出来事を、自分事として感情を伴って認識している状態です。
楽しい経験ならいいのですが、このようにいきなり叱られるなんて言う経験だと、結構つらいですね。
しかも、こみ上げた怒りをぶつけるわけにもいかない。

そんな時に、試してみてほしいことがあります。

主観を客観に変えてみる

先ほどは、自分の中に、自分の心を置いた状態で上司Aの理不尽を受け止めていました。
では、心を自分と分離して、少し高いところから客観的に眺めてみましょう。
まるで、TV中継でも見ているかのように、心を安全なところに置き、自分を含めた様子を第三者の視点で見てみるのです。
自分の主観の目で見ていた時は、叱られる自分と、目の前に立ちはだかる上司Aの様子だけが認識されていたわけですが、
ほんの少し、視野が広く感じられることがないでしょうか。

握ったこぶしを震わせながらワナワナと怒りに打ち震える上司A。
その様子を前にして呆然と立ち尽くす自分の目には、次第に怒りの炎がともり始めています。

周囲はどんな状態でしょうか?
周りで様子を見守る人がいるかもしれないし、すぐそばの来客席では接客をしているかもしれない。
あ、上司Aの机の上には、自分が作った資料が置かれているようです。
もしかしたら、その資料の中に重大なミスがあったのかもしれません。
とはいえ、いきなりこんなしかり方をしなくても・・・。
では、この状況をいったん沈静化するためには何ができるだろうか。

・・・といった具合です。

こういった自分を含めた状況を客観的に見ることを、デソシエイトといいます。

問題の渦にもまれてしまわないように

感情と判断を切り離す

前の例のような、危機的なピンチであったり、様々なトラブルを目の前にすると、人は感情に流されて正常な判断ができないことがあります。
お客様のクレームも、ゆっくり話を伺い、何が言いたいのかを汲み取る事で、簡単に解決できることも多いはずです。
しかし、いざ、強い口調でお客様から攻められると、慌てて対応しがちです。
困ったことに、そんな時には自己防衛本能が働いて、「自分は悪くない」なんていう言い訳を放つことも少なからずあるでしょう。

問題の渦中に巻き込まれたとき、まず試してもらいたいのがこの「デソシエイト」というテクニックです。
感情、主観を配し、少し高いところから状況を眺めてみる。
たったそんな意識をするだけで、相手の言い分に冷静に耳を傾けることができたり、苦しい状況の中に実はチャンスの種があったりするものです。

「たいへんだー、たいへんだー」と騒いでいては、なかなかそこに気付くことができないでしょう。

アソシエイトは悪者ではない

こういうと、「アソシエイト」の状態は良くないイメージがあるかもしれません。
しかし、何かをやり遂げてうれしいとき、何か目標に向かって一心不乱な時は、やっぱりデソシエイト、つまり第三者的に冷静でいるよりもアソシエイトの状態で、心からその喜びや充実感を感じ取りたいですよね?(笑)

人生を味わい尽くすには、アソシエイト。
問題解決や物事を冷静に検討したいときは、デソシエイト。
上手く使い分けできるようになると、人生の波に乗りやすくなるテクニックの一つです。
ぜひマスターしてみてください。

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