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アップタイム・ダウンタイム

2017.12.03

NLP(神経言語プログラミング)において、アップタイムといえば外部からの情報・刺激に意識がある状態を言います。
逆に、ダウンタイムといえば自分の内面の情報・刺激に意識がある状態を指します。

これだけの情報だと、これをどう活用していくか、いまいちピンと来ないかもしれませんね。
事例を交えて説明させていただきます。

自分の言葉が相手に届いていないと感じる時

体で感じる五感と心で感じる五感

人は、外からの刺激と、内からの刺激を感じ取ることができます。
例えば、この文章を読んでいるあなたは、文字という刺激を目から入力しています。
体に感じる、暑さ、寒さ、痛みや、くすぐったさ。
目で見る光、耳で聞く音。
これらを感じ取っている状態を、アップタイムといいます。

一方、自問自答しているとき、考え事をしているとき、
楽しい想像をしていてにやにやしているとき、
また、想像の中で五感を感じることもあるでしょう。
こういった感覚に集中している状態を、ダウンタイムといいます。

「上の空」という感覚

ところで、学生時代に、教壇に立つ先生の話を聞いているつもりだったはずなのに、当てられて発言しようにも「なんのはなしだっけ?」となったことはありませんか?
いわゆる上の空、という感覚です。
これは、夫婦間の会話や、親と子供の会話、勉強時間やテレビを見てるときなどにも起こるかもしれません。
このとき人は、本来アップタイム(外からの刺激に注目する)であるべき時に、ダウンタイム(内の刺激に注目している)という状態にある、と言えそうです。

話が通じない相手

例えば、お子さんや部下に、一生懸命何かを伝えようとしても、相手は聞いているそぶりはあるのだけど、実際にはどうも聞いていないらしい。
営業でお客さんと接するときにも、相手があなたの話に耳を傾けているように見えて、じっと考え事をしている事もあるでしょう。
そんな感じを受ける事ってありませんか?

アップタイム・ダウンタイムの活用法

どちらにもメリット・デメリットがある

アップタイム・ダウンタイムは、あくまでその人の現在の状態を指し示す言葉なのでどちらが良いとか悪いとかいうものではありません。
とはいえ、これまでは無意識にその状態になっていたものを、積極的に活用することで様々な恩恵を受けることができます。

例えば、何かしらのアイデアが必要な時、人はダウンタイムに入りがちです。
しかし、自分のうちにある、パターン化されたものの見方で妙案が出ないときには、意識的にアップタイムにもっていくことで外にヒントを探すことも可能です。
また、部下やお客様とのコミュニケーションにおいても、ただこちらから一方に物事を伝えるならアップタイムでいてもらったほうがいいわけですが、
こちらの提案について熟考するダウンタイムも必要なわけです。

営業の現場において、お客様がダウンタイムに入ったら、そこに畳みかけるのではなく、しっかりと検討いただく時間をとる、という事もできます。

アップタイムの見分け方

相手がアップタイムにある時、そのことを見分ける方法はあるのでしょうか?
完璧に見分ける方法とは言えませんが、その状態をつかみ取るコツはあります。
相手がアップタイム、つまり外の刺激に集中しているときは、一般的に目が動いていることが多いようです。
あちこち視線が動いている状態ですね。

この状態のときには、あなたが話し始めたとき、その言葉が耳に入りやすい状態といえます。
ただ、人によっては例えば不都合な話があったり、気にかかる心配事があるときなどは、ついつい途中からダウンタイムに入ってしまう事もありますので、相手の癖を見ながら話しの順序を組み立てる工夫が必要になります。
例えば、自分に都合の悪い話が出るとすぐにダウンタイムに入ってしまう人(ひどい人は寝てしまう人も!笑)の場合は、初めに結論を言ってしまうとか、出来るだけ短く話をまとめる工夫も必要でしょう。

ダウンタイムの見分け方

相手がダウンタイムにある時、視点は一定時間泊まった状態になることが多いようです。
下を見てじっと視点が動かないとか、一点を凝視したままぼーっとしているとかいう状態ですね。
この場合、外の刺激からは断絶されて、内の世界に入っている可能性が高いので、その状態で重要な話をしないといった工夫は必要でしょう。

まずは、自分や相手の状態を確認してみよう!

アップタイム・ダウンタイムについては、なかなか明確なシグナルを読み取るのは初心者には難しい部分があります。
しかし、こういった心の状態があることを知り、意識してみると「あ、今ダウンタイムに入っていたな」なんていうふうに感覚的にわかってきますし、ある程度意識して切り替えが上手になってきたりします。
数日間で結構ですので、自分の、もしくは身近な方の状態がアップタイム・ダウンタイムのどちらかを見極める練習をしてみると、「こういいうことかな?」というイメージがつかみやすくなってきます。
ぜひ体感してみてください。

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