ぽるとソリューション

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ポジション・チェンジ

2017.12.04

「あ、ネコ!」
あなたが自動車を運転しているとき、目の前を横切る野良猫を見つけたとします。
しかし、後部座席に座っている友人は、すぐさま見回してもそのネコを見つけることはできないでしょう。
同じ自動車の中でも、座る席が違うだけで見えるものと、見えないものがあるのはご存知ですね。

物理的な場所の違いのみならず、立場が違うとやはり見えるものと見えないものが出てきます。

位置を変えて見方を変える

相手の目でモノを見てみる

人が見ている世界というのは、その人それぞれ違ったものです。
例えば、雨が降っているとき、ある人はうっとおしい天気というし、ある人は恵みの雨といいます。
こういう場合は、それぞれの人の立場が明確なことが多いのですが、兄弟における兄の立場と弟の立場であったり、上司の立場と部下の立場であったりすると、それぞれのものの見方が違うという事は、なかなか気づけないことがあります。
そうしたときに、疑似的に相手の目を通して物を見るためのテクニックが、ポジション・チェンジというNLPのテクニックになります。

実際に使えるシーン

組織で上手く意見がまとまらないときや、人と対立したとき、往々にして人は自分の視点でモノを見て腹を立てていることがあります。
そういったときに、自分の視点のみならず、相手の視点で見てみたうえで、さらに第三者の視点で見てみると、それぞれの言い分がはっきりすることがあります。
そうすることで、お互いが歩み寄れるポイントを探し出したり、単に感情的にそのシーンを見るだけではなく、冷静な視点で見ることができるようになったりします。

ポジション・チェンジのやり方

人のコミュニケーション3つの立場

人と人のコミュニケーションにおいては、三つの立場があります。

第一ポジション 自分の視点
第二ポジション 相手の視点
第三ポジション 第三者の視点

この三つです。

一つの出来事に対して、この三つのポジションから見ていくことで、冷静に見たとき何が起こってるかを深く理解することができます。
これを、自分の”場所”を変えることで、切り替えていきます。

自分の視点

椅子を二つ準備し、向かい合わせに並べます。
片方が自分の椅子です。
向かい側には相手が座っていることをイメージしてみてください。
その上で、自分の主張を相手がいると想像する椅子に向かって話しかけます。

なかなか本人に言えないような事でも、思いの限りを吐き出してみてください。

第三者の視点

一通り、相手への主張が終わると、自分の椅子から立ち上がり、椅子の中間地点に立ってみましょう。
そこから、第三者の視点で二人の関係を見つめるようにしてみてください。
言ってみれば客観的な視点ですね。
この時点でも、先ほどの自分になりきっての主張との、微妙な見え方の違いに気づくのではないでしょうか。

相手の視点

その後、相手の椅子に座ってみます。
その際に、相手の中に自分が入っていくようなイメージをしながら座るよう意識してみてください。
先ほど、「自分の視点」で行った主張を、相手の立場になって受け止めてみましょう。
その感情を味わい、今度は向かいにある「自分の椅子」に向かって相手になりきった状態で、相手の主張をしてみてください。
あなたの口を借りて、相手が語るような感じです。

再び第三者の視点

相手になりきった後、もう一度第三者の場所に移動し、そこで二人の関係を眺めてみます。

以上がポジション・チェンジの大雑把なやり方です。
実際のところは、細かな注意点もあるので、本格的な学びはNLPプラクティショナーコースへの参加をお勧めしますが、この動作を普通になぞるだけでも様々な気づきがあるはずです。

 

例えば、相手が自分を批判しているように感じていた言葉は、実はあなたを思いやる言葉であったといいう事もあります。
多くの方は、身近な方(例えば親子)との関係についてこのワークをすることで、感極まることも少なからずあります。
親子、兄弟、上司部下、同僚やライバルとの関係で、何かしらのしこりを感じている場合にはお勧めです。

 

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