Categories: ブログ

【部下がすぐに退職する心理】若者が打たれ弱い理由10選!部下の退職を防ぐために考慮すべきこと

あなたの部下がすぐに退職した経験はありませんか?

満トレは経営者として20年以上ビジネスに携わってきました。

その中で、いまの若者は打たれ弱いことに気付きました。

今回は満トレから「若者が打たれ弱い理由10選」を聞き、記事にまとめました。

部下がすぐに退職することを防ぐためにどんなことを意識すべきか、ヒントになれば嬉しいです。

部下がすぐに退職する心理!若者が打たれ弱い理由10選

満トレは保険代理店のオーナーとしてビジネスに携わっています。

若者が打たれ弱くなったと感じるのは、5~6年前からスタッフからこんな意見が出たためです。

「20代の若者でも生命保険に加入できない方が非常に増えた。」

生命保険に加入するには健康状態の審査をパスする必要があります。

昔は若者が保険に加入するのに何も問題がなかったのですが、最近は加入できない方が非常に増えてきました。

その中でも特に気になるのがメンタルヘルスです。

実は心療内科に行ったことがある時点で生命保険に加入できなくなる可能性が大きいのです。

投薬治療を受けている方はさらに加入が難しくなります。

いざ保障を必要としたときに保険に加入できない方が非常に増えているのです。

なぜ若者にメンタルヘルス系の病気を持っている方が多いのか?

メンタルヘルス以外にも、なぜ体が悪い若者が多いのか?

満トレは心理学の観点から10個の理由があると言います。

  1. 親の言いなり
  2. 自分の人生を歩んでいない
  3. チャレンジ精神がない
  4. 失敗したことがない
  5. 経験がない
  6. 自分の思ったことを言えない
  7. まわりの目を気にする
  8. 誰にでも好かれようとする
  9. 嫌なことをしている
  10. まわりのせいにする

それぞれ解説します。

若者が打たれ弱い理由1:親の言いなり

満トレが企業の新人研修を務めた際、就職した理由を尋ねました。

  • みなさんはどうしてこの職業を選んだのですか?
  • 大企業だったら大丈夫だと思ったので。
  • 公務員しかないと親に言われたので。

このような回答は自分で自分の人生を歩んでいない証拠です。

若者が打たれ弱い理由2:自分の人生を歩んでいない

自分は本当はこんなことをしたいんだけど、親が〇〇しろと言う。

だから夢はあきらめて今××しています。

最終的には自分の判断で××をしているのに原因を親に求めています。

自分の人生を歩んでいない若者が非常に増えています。

また、満トレが大学生向けに研修したときも同様でした。

自分がやりたいことってあるの?

ある!でも親に言えない。

なんで言えないの?

だって親に言ったら反対されるから。

このように自分のやりたいことを無理に抑え込んでいる方が多いのです。

そして心の中で嫌々思いながら夢とは違うことをしています。

その結果、体に異常が現れている方が非常に増えているのです。

若者が打たれ弱い理由3~5:チャレンジ精神がない、失敗したことがない、経験がない

チャレンジしないから失敗もしない。

失敗したという経験もない。

逆に言えば、いつも失敗しないことばかりを選んでいます。

自分ができることしかやらないということです。

チャレンジ精神がないので自分の枠を超えたことは一切手を出さない。

なぜなら親がそう言ったから。

あんたには無理よ。

あんたできないからやめときな。

うん、わかった。やめとく。

いつまでも自分の枠を超えることができません。

いざ非常事態になると対応できないのでパニックになります。

自分の枠を広げることができないのでいつまでもパニックになり続け、いずれメンタルや体を悪くします。

逆にチャレンジして失敗もたくさん経験した人はメンタルが強いものです。

チャレンジ精神を高校受験で例えましょう。

  • もうワンランク上の高校に入学できるレベルの学力を持っているけれど
  • 万が一落ちたらいけないからワンランク下の高校に受験する

チャレンジ精神がないので「失敗したらどうしよう」とばかり考えています。

人生とはイレギュラーの連続です。

人間関係のトラブル、ご近所トラブル、仕事のミス、家庭内のケンカ・・

イレギュラーは数えだしたら切りがありません。

ただ、イレギュラーに強くなると幸せに好転できる人生を歩める。

満トレはイレギュラーに強くなる必要性を強く訴えています。

いまの若者は親が教育してきた結果です。

親が失敗しないような教育をしているため、失敗の経験をせずに社会に出る人間が増えています。

そして社会でイレギュラーに遭遇し、打たれ弱いのでダメになる。

失敗をたくさん経験することで強い人間になることを目指しましょう。

若者が打たれ弱い理由6:自分の思ったことを言えない

若者も心に秘めていることはたくさんあります。

しかし、誰かに言うのを恐れている人が非常に多いと感じます。

なぜ言えないのか?

  • 嫌われるかもしれない。
  • 変な顔をされるかもしれない。
  • 人間関係が壊れるかもしれない。

つまり自分の見られ方に意識が強く向かっています。

自分を否定されることを強く恐れているのです。

自分の思ったことをずっと我慢して言えないのでメンタルや体に悪影響が出ています。

ただ考えてほしいのは”その相手は自分にとって人生ずっと一生付き合える人か“ということです。

もちろん空気を読む必要もあります。

それでも自分の意見はちゃんと言える人間を目指しましょう。

若者が打たれ弱い理由7:まわりの目を気にする

小さい頃、デパートなどで大きな声を出したら親から「やめなさい」と怒られた経験はありませんか?

親はまわりの目を気にしてあなたを注意したでしょう。

学校では周りの人と違うことをバカにされた経験もあるかもしれません。

しかし、みんなと一緒であれば幸せになれるのでしょうか?

満トレは自分の思ったことは正直に言うべきだと言います。

周りの目を気にせずに話してよいのです。

反感をかってもよいのです。

自分の思い通りに生きることで、結果的に自分をイキイキとさせることができます。

人生を楽しむには思った通りに行動することも大事なのです。

若者が打たれ弱い理由8:誰にでも好かれようとする

初対面の人にさえ好かれようとする若者が多いように感じます。

しかし、それは無理な話だと満トレは言います。

むしろ好かれようとして自分の思っていることを言えず、メンタルが病んでしまう人もいます。

自分の思ったことを伝えてみる。

相手の意見を聞いてみる。

お互いに腹割って話そうとするから仲良くなれるものです。

若者が打たれ弱い理由9:嫌なことをしている

親の言いなり

自分の人生を歩んでいない

自分の嫌なことを我慢して続けている若者はメンタルを病みやすいでしょう。

自分の人生です。

自分の好きなように生きるのです。

若者が打たれ弱い理由10:まわりのせいにする

「親が言うから」

「周りが言うから」

「会社がそうしろって言うから」

全てまわりのせいにする若者が多すぎるのです。

しかし、言いなりになると選んでいるのは自分です。

いまの状況、環境を決めているのは自分です。

誰にでも好かれようとするのは自分です。

嫌なことを我慢して続けようとしているのも自分です。

誰かがやれと言ったとしても、最後に選んでいるのは”あなた”です。

親や会社に反発してもいいのです。

親から嫌われることが怖い、追い出されるのが怖いのでしょうか?

それは”自立していない”証拠です。

自立できない人ほど打たれ弱いのです。

実は今回の10選は”自立できていない人の特徴”でもあるのです。

自分は本当は何が好きなのか?

自分は何をしているときにイキイキするのか?

ぜひ若者に考えてほしいのです。

最終的に自分のことを守れるのは自分です。

自分を守るのに必要なのが”自立”なのです。

あなたの部下は自立できていますか?

自立させたい!

自立のために何ができるか知りたい!

そう強く思った方には、満トレの心理学研修がきっと役立つでしょう。

満トレから直接アドバイスをもらうなら、メルマガが便利です。

自分を守れる大人を育てましょう。