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「成功」は迷路の「ゴール」

私は子供のころ、一時期ずいぶん迷路にはまったことがあります。
まあ、小学生の低学年では、多くの人が楽しんだ遊びだと思います。

迷路には必ず、スタートとゴールがあります。
プレイヤーがやることは、ゴールに向かう道を見つけること。
時には袋小路にはまることもあるし、
時には、ずいぶんと後ずさりしなければならないこともある。
それでも行きつ、戻りつしながらも最後にはゴールにたどり着く。

どんなに難解な迷路でも、簡単な迷路でも、共通しているのは、
必ず一つ、ゴールにたどり着く道順がある、ということ。

 

さて、この迷路。
うまく抜けるコツってあるのでしょうか?
たとえば、リアルな巨大迷路。
人間が入って歩く迷路ですね。
これではよく、
「左手(もしくは右手)を壁にずっとつけながら歩くと、必ずゴールにたどり着く」
と言われます。

しかし、これは誤りです。
迷路の作り方によっては、これではゴールにたどり着かないものもあるのです。
じゃあどうするか。
とにかく、あれもこれも試してみるというのが一番手っ取り早い方法のようです。

 

あれもこれも試すというのは、何をやっているか?というと、
ダメな道を消していく作業です。
思いがけず、すっと通り抜けられればいいのですが、ふつうそううまくはいかない。
すると、あの道はだめだった。
だから次の道を試す。
この連続なんですね。
ゴールに続く道を見つけるには、ゴールに続いていない道を一つ一つ消し込んでいく作業をしているわけです。

 

さて、私たちが学んでいるNLP(神経言語プログラミング)においては、
「行動」が非常に重視されています。
その「行動」を促すことにNLPを活用されている方も多いと思います。

なぜ行動なのかというと、先ほどの迷路の例を見ていただくとわかりやすいと思います。
あなたにとっての「成功」というゴールを定めたとします。
それは例えば、年収1千万円にしたいとか、ベンツを買いたいとか、一軒家を持ちたいとか、
可愛い彼女(彼氏)が欲しいとか、友達を増やしたいとか、資格試験に合格したいとか、
まあいろいろあるんだと思います。

そんなゴールを設定したとしたら、だれしも一直線に成功に至る方法はないか?と探し始めます。
しかし、みんな知っているはずです。
成功につながる一直線の道なんてないことを。
何度もつまずきながら、登っていく。
そのことは、過去の経験から知っているはずです。

 

そこでやるのが、行動なのです。
どんなものでもいいから、とにかく成功につながりそうな行動をとってみる。
あとは、迷路と同じです。
成功というゴールにつながっていなさそうな道を消し込んでいけばいい。
そうやって、消して、消して、消した挙句に残った道こそが、成功というゴールにつながる道です。

それをより早く見つけるには、より多くの行動を迅速に行う必要があるわけです。
NLPという心理学を学んで成功する人はたくさんいます。
その理由は、他人のことがわかるとか、他人を操ることができるとかいうことではなく、
本当のところを言えばNLPによって自分の行動を促すことができるからです。

 

あなたも、成功への道を見つけたいとすれば、
より多くの行動を行ってください。
それがおそらく、最短距離で成功につながる道なのだと思います。