読むだけで終わらせない!知識を“できる”に変える実践的成長法

本を読んだだけで満足していませんか?「知っている」だけの人が成果を出せない本当の理由

こんにちは、ぽるとSolutionです。

みなさん、こんな経験はありませんか?

  • 有名なビジネス書を読んだ
  • セミナーで学んだ
  • 成功者の体験談を何冊も読破した

──だけど実際の毎日は、大きく変わっていない。
これ、実は非常に多くの方が無意識に陥る「分かったつもりの罠」です。

なぜ「本を読むだけ」では変われないのか?

そもそも、なぜ本を読むだけでは成果が出ないのでしょうか?
ポイントは「理解」と「行動」の違いにあります。

人間の脳は、知識を得た瞬間に安心してしまう性質があります。
たとえば新しい健康法の本を読んだとき、「ああ、これで痩せられそうだ」と感じます。
ところが、実際に毎日の運動や食生活の改善が続かなければ当然結果は出ません。

これはスポーツでも同じです。
「素振りの理論書」を読んでも、バットを振らなければスイングは上達しません。
つまり、知識はきっかけであり、変化を生むのは結局「行動と経験」なのです。


「本を読むだけ」で満足せず、行動に変えるのが成功の第一歩

あるコーチの言葉

私たちが関わる選手たちの中にも、「メンタル本をたくさん読んでいます!」という選手がいます。
ところが試合本番では、緊張や焦りで実力が発揮できずに悩む…。

あるベテランコーチがこう言いました。
「知識は薬箱。飲まなければ効かない。」

まさにその通りです。読むだけでは『薬を買って満足している』状態。飲んで初めて効くのです。

知識は『使って初めて資産』になる

例えば:

  • 「褒めて育てよう」と本で学んだ上司が、部下の前で照れて何も言えない
  • 「ポジティブ思考が大事」と知りながら、失敗した瞬間に自信をなくす選手
  • 「傾聴が重要」とセミナーで学んだのに、家族の話を遮る父親

「分かってるはずなのに、できない」──ここが大きな壁です。
これが「行動の壁」と呼ばれるポイントです。


「知っている」から「できる」へ。行動の壁を超えるのが本当の成長

行動の壁を越えるための5ステップ

  1. 本を読む前に『目的』を決める
    たとえば「部下との関係改善に使いたい」「試合前の緊張を抑えたい」など。漠然と読まずに、使う場面を想定すると吸収力が高まります。
  2. 読んだらすぐに3つだけメモする
    完璧にまとめようとせず「これは今すぐやってみたい!」というポイントを3つ。シンプルに整理すると行動に移しやすくなります。
  3. 24時間以内に『小さな実践』を試す
    たとえば:
    今日の打ち合わせで相手の話を最後まで聞く/明日の練習でイメージトレーニングを3分やる/家族に一言だけ感謝を伝える
    本当に小さくて構いません。
    「読んだら動く」このセット習慣が非常に重要です。
  4. 人に話してアウトプットする
    同僚・家族・SNS…どこでもOKです。話すことで頭の中が整理され、実行力が一段上がります。
  5. 定期的にフィードバックを受ける
    独学は偏りやすいもの。コーチ・メンター・トレーナーの視点が入ると、改善ポイントが見えます。


読んだら小さく実践!「最初の一歩」が最大の成長ポイント

知識を実践に落とせた人は、たった3%

某有名研修会社の調査では、ビジネス研修を受けたあと「実際に習った行動を3か月後も実践できている人」はわずか3%だったそうです。
つまり、行動に移せるだけで上位3%に入る可能性があるのです。

スポーツ現場でもビジネス現場でも同じ

ある若手管理職の例を紹介します。
彼は「部下育成」「心理的安全性」について書籍を読み漁っていました。知識は豊富。ところが、部下は委縮して意見を言わない。

そこで私たちの研修で彼が取り組んだのは「沈黙を怖がらず3秒待つ練習」。
すると、部下が自然と話し始めるようになり、会議の空気がガラリと変わりました。

小さな実践が現場を変えた瞬間です。

ぽるとSolutionが大切にしていること

私たちはスポーツ選手、企業管理職、若手ビジネスマンまで幅広くサポートしています。共通するのは、

「知っている状態」から「できる状態」へ、伴走しながら橋渡しをすること。

  • 知識だけなら独学でも得られる
  • 実践は一人では難しい
  • 伴走者がいれば行動が続く

この原理原則に基づいて、私たちは研修・セッション・トレーニングを行っています。

まとめ

  • 知識は武器。だが使わなければ重いだけ
  • 小さくてもいい、読んだら必ず実践する
  • 一人で抱えずフィードバックをもらう
  • 実践できる人こそ成果を得る

あなたも「知っている人」から「できる人」へ、今日から一歩を踏み出してみませんか?

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板挟み管理職の悩みを解決!現場と経営のストレスを軽減するコミュニケーション研修ガイド

なぜ課長・部長は「板挟み」に苦しむのか?
――現場と経営をつなぐ本当のコミュニケーション


「現場と経営、どちらにも顔を立てなければならない…」「板挟みでつらい」。
この苦しみ、実は今の管理職なら誰もが一度は経験しています。

■ “板挟み”管理職のリアル

「現場の声を伝えても経営が動かない」「経営の方針を現場が納得しない」――両方から矢面に立たされるのが今の課長・部長。
しかも、「自分だけ責められている」ような感覚から、孤独や自己否定感に陥ることも珍しくありません。


■ “板挟み”の構造と原因

  • 経営と現場の温度差: 経営は数字や成果、現場は納得感や働きやすさを重視。どちらの価値観にも応える必要が。
  • 信頼関係の難しさ: 若手世代の多様化・納得重視で、従来の指導法が通じにくい。
  • プレイングマネージャー化: 自分も現場業務を持ちながら、管理・育成も同時に求められる。

こうした構造の中で、管理職は「どちらにも本音で向き合えない」という状況に追い込まれやすいのです。

■ “やってはいけない”NGパターン

  • 経営陣の指示を「伝えるだけ」になり、現場が反発
  • 部下の不満を“そのまま”経営に伝えて関係悪化
  • 「全部自分がなんとかしなきゃ」と抱え込み孤立

こうしたNGパターンは組織全体の空気悪化・離職増加の引き金になります。


■ “板挟みストレス度”セルフチェック

  • 会議後もずっとモヤモヤが続く
  • 休日も仕事のことが頭から離れない
  • どちらの顔色も気になり本音が言えない
  • 家族や部下に当たってしまうことがある
  • 「もう限界かも…」と思う瞬間がある

2つ以上当てはまったら、“板挟みストレス”のサイン。まずは気づくことが第一歩です。

■ 今すぐ実践!“板挟み”脱却コミュニケーション

  1. 部下の話は最後まで聴く…途中で評価せず「今どんな気持ち?」と気持ちを引き出す。
  2. 経営の言葉は「自分の言葉」で伝える…「私はこう受け止めた。みんなはどう思う?」と双方向へ。
  3. “翻訳者”でなく「つなぎ役」へ…両者の本音を一度自分で整理し、要点だけを返す。

「〇〇さんの考え、まず整理させてください。ポイントはこういうことですか?」
…この一言が信頼再構築の第一歩!

■ “板挟み”管理職が変われば、組織も変わる

「伝える力・聴く力」を磨くことで、現場も経営も動き出します。
組織変革は“中間管理職”から。まずは小さな一歩から。


 

■ まずは“無料体験”で一歩を踏み出そう!

ポルトソリューションの研修では、現場の“もやもや”に効く体験型研修をオンライン・対面でご用意。
1回の体験参加で「聴く力」「伝える力」「つなぎ役」スキルのコツがわかります。

  • 対象:課長・部長・現場リーダー層・経営者
  • 所要時間:約90分
  • 実践型ワーク+現場ケーススタディ+質問タイム
  • まずは1名~お気軽に参加OK

■ まとめ――“板挟み”は成長のチャンス

あなたの悩みは、決して特別なものではありません。
まず「聴く」「伝える」から、明日から現場が変わります。
組織の変化は、あなたから。

今すぐ、無料体験研修からスタートしましょう。

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やる気よりも大事なのは行動を起こすこと!

仕事でも、締め切りがない、もしくは締め切りが曖昧な仕事ってついつい先延ばししませんか?
営業なんてまさに典型的で、年度末や締め切り間際になると走り回るのに、月初なんかだとちょっとやる気が出ずスローペースだったりする組織って多いですよね。

 

それは、いろんな原因が考えられますが、基本的には
義務感でしかやっていないから
といえるでしょう。

やらなきゃならないから、仕方なくやる、という状態です。
義務というのは何かとの交換で、たとえば、叱られないようにとか、悪い点とらないようにとか、どちらかといえば
ネガティブな状況から逃げるためにやらなければならない、と思い込んでいる状態といえるでしょう。

 

嫌な状態から逃げるためにやるので、嫌な状態がいよいよ迫ってこないとなかなかエンジンがかからないのです。

 

さて、出来ればやりたくないけど、やらなければ困ったことになる仕事、どうすれば手っ取り早く片付けられるでしょう。
巷では、モチベーションをコントロールして・・・なんていう話がよくありますが、それってかなり高度なテクニックです。
だから取り急ぎ試してもらいたいのは、
やる気なんてなくていいからとにかくその仕事に取り掛かってみる、
という事です。

はい、無理やりやってください。
ほんの数分でいいんです。

 

たとえば、面倒だけど部屋の掃除をしなくてはならないとき、とりあえず手近なとこから始めたとしましょう。
すると、あら不思議、なんか途中でやめるのも嫌になりませんか?
ついつい、キリのいいとこまで・・・と熱中しますよね。

 

人間ってそういうものなんです。
何かをやるとき、無理にやる気を出さなくったって数分、やりかけさえすればいつの間にかやる気が出てくるんです。

人の行動というものは、やる気がなければできないものではありません。
むしろ、無理やり作ったやる気・モチベーションは長続きしません。
ただただ、習慣のように粛々と続ければそれでいいのです。
それが初めの第一歩。

 

だから、こういう習慣を作ってください。
面倒くさいなぁ、やりたくないなぁ、と思った事こそ、すぐに取り掛かる。
そういうクセがつくと、すべての行動が変わってきます。
年末の大掃除からでも、ぜひお試しください。

心に余裕をもつことは預金残高が増えていく状態と似ている

人は、心の中に預金通帳を持っています。
新たな人と出会うと、その人用の通帳が一つ作られます。

Aさんが、Bさんに何かしらの心遣いをしたとします。
すると、Aさんの口座残高は減り、Bさんの口座残高は増えます。

この通帳は、基本的に残高「ゼロ」を目指すように人は動きます。

Bさんは、Aさんから受け取った残高を何とか減らしたい。
そうおもって、逆にAさんに何かしらの心遣いをします。

ややこしいですが、ここまで大丈夫ですか?

 

では、上司と部下の関係を考えてみましょう。
よくあるのは、部下が上司のために仕事をします。
部下の心の口座残高はマイナスになります。

上司は、その部下の働きを褒めることで、一旦マイナスになった口座残高をリセットできるはずなのですが、
それがないと、部下の口座残高はマイナスのまま。
そこに加えて、さらに仕事の依頼。
部下の口座のマイナスはどんどん増えていきます。

 

この状態で、上司はこう漏らします。
「最近、部下のモチベーションが上がらない。」

 

で、上司はこう考えます。
給与を上げればモチベーションが上がるかも。
インセンティブ(成果報酬)を出すとモチベーションは上がるかも。

 

しかし、それにたいして、ハーズバーグという心理学者は言います。
「報酬を上げる事で、不満足を減らせることはできても、モチベーションは上げられない事が多い。」
心の預金通帳残高は、金銭的報酬では上げることはできないんですね。

 

上司は、部下に対してどんどん借金を重ねます。
飲み屋で上司の悪口を言うのは、こういう状態だからですね。

この減りきった部下の心の預金残高を増やす方法って、何があると思いますか?
部下を認め、労い、心遣いする事です。
一銭もお金はかからないんです。

 

多くの職場で、心の口座残高をマイナスにした社員があふれています。
それが慢性的になると、心を病んだりするきっかけにもなります。
実は、上司は、部下の話を聞いて、認めてあげるだけで、それを防止する事ができる可能性があります。

 

しかし、部下を認めるといっても、ある程度の作法があるのです。
上司が部下を認めたつもりでも、部下にとって「認められた」と感じることができなければ意味がありません。
そのコツを知るのが、心理学を学ぶ、という事です。

目の動きで相手の心理が読める!アイ・アクセンシング・キュー(アイ・パターン)

アイ・アクセンシング・キュー、いわゆる視線分析でいう、アイは「eye」、つまり目の事です。

人の脳と直結している数少ない器官の一つがまさに目です。
実は、この「目」が脳の働きとかなり連動することがあります。

その動きを見ることで、脳がどの様な状態で働いているかを外から見ることができるとうのが、NLPの理論のひとつです。

ここでは、具体的にその理論がどういったものなのか、ご紹介をします。

続きを読む →

人生を投げだしたくなったらこれを考えてみよう!

人間生きていると、もう投げ出してしまいたいようなことも起こります。

以前、勤めていた仕事先での事です。
上司は理不尽で、もう自分の出世の事しか考えていない。
仕事自体は、悪い仕事ではないんだけど、
何となく自分のやりたいこととはずれているような気がする。
会社を辞めようと思うんだけど、就職のときに親のつてがあったりしたので、
辞めてしまうと親に迷惑をかけるかもしれない。

そんな八方ふさがりの時期があったんです。

やりたいけど、やりたくない?

既にあった結論

八方ふさがりの中で、人に相談をしてみたんです。
もう少し頑張れば?とか、辞めちゃえば?とか、皆さんいろんな意見を言ってくださいます。
けど、どれもこれも、頭ではわかるんだけど、これだ!っていう感じではないんですね。

後から考えてみると、皆さんからいただくアドバイスは、もうすでに自分の中で検討したことばかりだったんです。
自分で考え、人から言われ、けど踏ん切りがつかない(汗)
つまり、おんなじ所をぐるぐる回ってた状態だったんだと思います。

振り返ってみて、この時点ですでに自分の結論は会社を辞めて起業する
という思いを最も強く持っていたように思います。
なのに、なぜ、悩んだふ”ふり”をしていたのでしょうか?

進みたい気持ちと、進めない気持ち

これも、心理学を学ぶ過程でわかってきたのですが、
気持ちの中では会社を辞めて新たなステージに飛び出したい!
っていう気持ちがあるんだけど、そんなチャレンジ、怖いんですよね。

なんだかんだ言って、会社勤めであれば嫌なことを我慢して会社に行ってれば、
決まった給料はいただけるし、誰からも批判されることもない。
起業するなんて言ったら、親からも友人からも、
「やめておいたほうがいい!」
なんていう言葉をもらいそうですし、失敗しようものなら
「ほら、いったとおりじゃない」
なんていわれそうです。

やりたいことは、明確なのに、今の安定を失う事と、
チャレンジに対するリスクに恐れていたんですね。
その恐れが、やりたいことを見えにくくしてしまっていたようです。

迷ったとき・苦しいときの魔法の言葉

はじめの一歩が踏み出せない

自分がどう進みたいかは、なんとなくわかっていました。
けど、押し寄せる未来への不安にあらがう事は非常に難しい事でした。
未来への夢にグっと引き込まれて、気持ちがハイになると、
決まって「とはいってもなぁ」とできない理由が次々頭に浮かびます。

その時に授かった言葉が、
「もし、起業がうまくいくとしたら、あなたなら何ができる?」
という言葉でした。

これは衝撃でした。

その質問への答えを考え始めた瞬間から、成功に集中できたんです。
その後襲ってくる不安もありません。
必死にできることをリストアップしましたね(笑)

視点が変わることの意味

この言葉で、何が起こったかというと、それまでの私は、
会社を辞めて起業することがうまくいくか、いかないか、
という結果にフォーカスしてました。

結果は確かに大事なんですが、どれだけ準備したって上手くいく保証書なんて誰も出してくれません(笑)
不確定な要素に悩むより、
今自分にできることは何か?
という事にフォーカスすることで、行動を起こすことがかなりしやすくなったのを思い出します。

結果として、起業したわけではなく今、まんトレスタッフとして働いているわけですが、
この結果は自分としてはとても満足しています。
きっと、あの時行動を始めなければ、未だに不本意な状態で会社勤めをして、ストレスをためてたんだろうなぁ、と思います。

人の生き方を変える言葉

さて、本文中に出てきた、
もし、○○したとしたら
という表現。

じつは、NLPのレシピの一つです。
人の思考を創造的に変える効果があるといわれており、
アズ・イフフレーム
と名付けられています。

アズ・イフフレームは思い込みを手放すためのNLP心理学のとっておきの方法!

 

人は物事の見方を変えるだけで、こんなにも変われる、という事をまずはこのテクニックで実感していただければと思います。
たった一つの技術が、あなたの行動をどれだけ容易にするかを実感したとしたら、
これらの技術を体系的に学ぶことも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

きっと、即座に「時間がない・・・」「お金の問題が・・・」なんていう思考に至るかもしれません。
それでも、もしあなたの心がNLPを学びたい!と思うのであれば、こう自分に問いかけてみてください。
「もし、NLPを学ぶことが可能だとしたら、自分はどうするだろうか?」

では、ご検討をお祈りします!

オンラインでもいい!顔を合わせて話すことが重要!

今や、スマホやタブレットの普及で、どこででも仕事ができる。
そんな環境になってきました。
リモートワークなんていう言葉もよく耳にするようになりました。

特に、物を書く人やプログラムを書く人などは、どちらかといえば一人こもってやる作業だけに、場所を選ばないイメージがあります。
しかし、そんな中、ちょっと驚くコメントを見つけました。

 

以下、『POWER OF TWO二人で一人の天才』(ジョシュア・ウルフ・シェンク)から引用します。

米ヤフーは従業員に、在宅勤務をやめてオフィスで働くように指示している。
グーグルのパトリック・ピシェットCFO(当時)は在宅勤務をしている従業員がどのくらいいるかと聞かれて、「出来るだけ少なくしている」と答えた。

いずれもIT企業で、特にグーグルなどは非常に自由な社風が有名です。
合理的に考えれば、通勤時間をカットして、在宅勤務にしたほうが効率がよさそうに見えるし、かつてはそういった試みをいち早く試してきた企業でしょう。
しかし、結果として、それではむしろ効率が落ちる、というのが彼らの考え方のようです。

それはなぜなのでしょうか。
同書では、2010年に行われたある調査結果を持ち出して説明しています。

ハーバード大学の研究者が1人以上名を連ねる生物医学の論文3万5000本について、物理的な距離が近い共同執筆者の論文の方が、遠く離れている共同執筆者の論文より引用される回数が多かった(引用回数は研究の重要度の指標とされる)。

要は、物理的距離が近いパートナーと組んだ方が、パフォーマンスが高い、と言いたいわけです。

 

さて、電話やメールはもとより、チャットやその他色んな通信手段があるご時世。この世の中で、物理的な距離が仕事のパフォーマンスに影響を及ぼすというのも不思議な話です。
こういった事があるからヤフーもグーグルも、在宅勤務を減らそうとしているようです。

 

さらに、同署ではその糸口をこんなところに見出しています。

会話をしている人を録画してコマ送りで再生すると、言葉以外の要素が同調している事がわかる。
~中略~
私たちの脳は1000分の1秒、100万分の1秒の単位で情報を処理するから、身体の動きも数分の1秒単位で同調する。

 

一般的に、こう言った、言葉以外のコミュニケーションをノンバーバルコミュニケーションといいます。仕事の成果にも目に見えて現れるほどに、人と人は、言葉以外のこういったコミュニケーションを無意識にとっていると考えられます。

 

皆さんも実感としてあると思うのですが、メールなどの文字情報によるコミュニケーションは結構難しいといいます。それは、言葉の抑揚等を伝えにくいから、といった理由をあげることが多かったのですが、どうやらそれだけでもないようです。

文字より声、
声だけより会って、
より、距離感を近づけたほうが真意が伝わりやすいという感覚はお持ちの方が多いと思います。

 

それは、普段認識できる声や、表情ももちろんですが、その裏に莫大な情報のやり取りをすることができるリアルな面談が圧倒的に強いつながりを作り出すのかもしれません。

 

さて、こういった無意識で行っている、お互いの情報の交換ですが、実はNLPというのはこの無意識の情報交換を意識的に行うノウハウといえるでしょう。一瞬の目の動きや表情を読み取る、というのはまさにNLPの一つの技術です。さらには、相手との信頼関係を築くために、何を言うかだけではなく、どうふるまうかを学ぶのがNLPです。

 

ITの最先端企業が認めた、「顔を合わせることの大事さ」。
その背景には、無意識で行われる超高速なノンバーバルコミュニケーションがある。
そしてそのノンバーバル(非言語)コミュニケーションにおけるノウハウを体系化したNLP。
こう考えると、NLPを学ぶことで予想以上に人間関係が改善するカラクリが見えてくるかもしれません。

 

このノウハウは、オンラインセミナーで体感して頂く事が可能です。

 

営業はお客様を操るぐらいにならねば結果が伴わない

よくある議論ですが、営業に心理学を使うなんて、人を操るようでちょっと・・・。
そんなふうに考えられる方もいらっしゃるようです。
そんな技術を学ぶなんて、邪道だ、とさえおっしゃる方もいらっしゃるくらいです。

しかし、幸か不幸か、NLP心理学も
「心底から嫌だと思っていること」をこちらの思い通りやらせることができるわけではありません。
本質は「人を思い通りに操作すること」にあるわけではないのです。
では、どんな価値があるのでしょうか・・・?

心理学を営業に使ってはいけない!?

催眠術もはねのけられる意思の力

NLPにおいては、人との信頼関係を構築する方法があったり、相手のウソを見破る技術があるわけです。
言葉の力で、相手の行動を促したり、抑止したりする事も可能であったりもします。
しかし、勘違いしないでほしいのは、それでも
人を操り人形のように動かせる技術ではない
という事です。

例えば、催眠術でさえ、自分が意思をもって拒否すればかからないようにすることは可能だといいます。
そのくらい、人の意思の力は強いのです。

NLPもまた同様で、人を強制的にこちらの思い通りに動かせるわけではありません。
では、NLPは何を目指しているのでしょうか。

NLPと洗脳やマインドコントロールとの違い

では、悪意のある洗脳とNLPとの決定的な違いはどこにあるのでしょうか。
洗脳は、恣意的な価値観を強制的に植え付けるといったことが基本になると思うのですが、NLPはそうではありません。
あくまで重視するのは、その人本人のパーソナリティです。

マインドコントロールという言葉もまた、NLPと並んで語られることの多い言葉になります。
マインドコントロールを辞書で調べると、

自分の精神状態を制御すること。また、他人の精神状態を、暗示をかけるなどして支配すること。

とあります。

注目していただきたいのは、精神状態をコントロールする、という事です。

さらに、精神状態を辞書で調べると、

精神のありさま。感情・気分の安定性・明暗などのぐあい。

とあります。

つまり、マインドコントロールはどこかネガティブな印象を持ちがちですが、言葉の意味としては決して悪いものではない事がわかります。
心の状態をコントロールすること、その手段の一つがNLPという事になるのではないかと思います。

 

人の心を変えようとする行為

ところで、営業という仕事は、何かと嫌われるシーンが多いと思います。
嫌がって逃げるお客さんを追いかけるかのように、

  • 夜討ち朝駆けのセールス
  • 断られているのにYESというまで引き下がらないセールス

といったものがいまだ散見されるようです。

こうなると、お客さんとしては「いい加減にしてくれ!」となります。
本来、「あなたの商品を買うつもりはない」という断りの言葉は、いずれ「二度と来るな!」という個人を攻撃する言葉に変わります。
営業に携わった人は、このようなシーンに何度も遭遇していくうちに、否定された人格・人間性が心に影を落とし始めます。

セールスにおいては、

  • 説得する技術が重要
  • 断り文句にどう対処するかが重要

などといわれることがよくありますが、これこそ強制的に人を変えようという、洗脳に近い行為といえるかもしれません。
こういったセールスは、いわば、「いらない」という意思表示をしているお客さんの心を無理やり変えようとする行為ととらえられませんか?
一般的な印象として、「マインドコントロール」という言葉にに悪いイメージを持ちがちではありますが、そういった押しつけの営業はそれよりもたちが悪い、という事になりかねません。

なのにそんな手法が横行している背景には、「ほかに方法が見当たらない」という事があるのではないでしょうか。

NLPのセールスステップ

NLPを活用した営業というテーマでセミナーを行う場合、基本的には私たちが積極的に行うのは、

お客様とのラポール(信頼関係)の形成

お客様の心の奥底にあるニーズの明確化・言語化

お客様のニーズに沿った提案

といった三つのステップだけです。
お客さんに購入を迫ったりする行為は一切ありません。

それはつまり、お客様の心の奥底のにある「買いたい」という思いを邪魔せず、表に出してあげるガイドのような存在であるのが営業担当者の務めだと考えているからです。
なにしろ、セールスでは重要といわれる
クロージングさえいらない
と、当社NLPトレーナーである満田は考えているのですから。

(実際に、満田が経営する会社は20年以上業績を上げ続けています)

それは、心理誘導でも何でもなくって、お客様が反射的に心を閉ざすような事をしなければ、自然に売れていくという事でもありますし、
営業マンの多くは、お客様が買おうと考えることを邪魔している場合も少なからずある、という事なのです。

決断が出来ないその原因とは!

すこし、たとえ話にお付き合いいただければと思います。

あなたが何かの商売をしていたとしましょう。
その商売、5年後に法律が変わり、続ける事ができなくなることがわかりました。
あなたには二つの選択肢があります。

一つは、頭を切り替えて出来るだけ早く別の商売にシフトしようと考える。
二つ目は、5年間は悩みながらなんとかやっていこうと思う。

さて、いずれでしょうか?

 

理論的には、前者を選ぶのが普通です。
しかし、現実には後者を選ぶ人が圧倒的多数だと思います。

 

実は、これに近い決断を迫られるケースはたくさんあります。
たとえば、あなたが街の本屋さんを経営していたとしましょう。
amazonや対規模な本屋さんが台頭する中、今や売り上げはじり貧でしょう。
それでも、何の工夫もせず、何の対策も打たず、今まで通りやっている本屋さんがほとんどなのではないでしょうか。

 

サラリーマンであれば、リストラが一つの例でしょう。
早期退職制度に乗れば、まとまったお金を手にでき、次の人生を検討できる。
しかし、出来れば、波風が立たない状態で今まで通り勤めたい。
そうしたときにバラ色の人生が待っているとは到底思えなくても、決める事なんてなかなかできるものではありません。
多くの場合、良い人材ほど早期退職制度で流出する、と言われていますね。

 

こういった選択は、どちらが正しいとはにわかには判断できません。
ただ、間違いなく言えるのは、「選択しない選択」をされている事が圧倒的多数であると思います。

 

選択しない選択ってなに?って感じですね。
わかりやすく言うと、人は自分で決める、という事に大きなストレスを感じます。
だから、積極的に決めるよりも、何も決めず、このままの状態で流される方が楽なのです。
しかし、その場は楽でも、苦しい場面を先延ばしにしている事がほとんどなだけで、いつかはその問題がやってきます。

それでも、なぜ決めようとしないのか。
苦しい場面を先延ばしにした結果、ついに逃げ切れず苦しい状況におかれたとき、
そのひとは、こういうのです。

「俺のせいじゃないのに。」

リストラされるのも、本屋さんの経営が上手くいかないのも、俺のせいじゃない。
そうやって、誰かの責任にできる事は、精神的にとっても楽なんです。

自分で決めてしまえば、それは自分の失敗であり、判断ミスになります。
だから、人はそれを極力避けてしまうのです。

 

「決めない」という意味では、こんなこともありました。
私の知人で、最近離婚をした男性がいます。

実は子供が妻に虐待されているのです。
ヒステリックな妻で、日常的に彼や子供に皿を投げつけたり、子供はベランダから落とされそうになったことさえあるそうです。
しかし、彼は何もしないのです。

そんな妻の神経を逆なですれば、子供はさらに虐待される。
妻がヒステリックに叫ぶなら、それをずっと聞き入れているのがみんなにとっての幸せ。
自分さえ我慢すれば…
彼はそんなことを言っていました。

子供は奥さんを怖がって、近寄らない状況にもかかわらず、です。

 

常識から考えるなら、離婚して、親権を確保するにはどうすればいいかを考えるでしょう。
もし、本当に子供のことを考えるなら。
しかし、そんな決断も行わないのです。
そして決断を行わない事を、美徳として自分を納得させようとしていたのです。
この妻には自分が必要で、子供の安全のためには自分は妻の暴力を受け入れなくてはならない、と。

厳しい言い方をすれば、彼は自分の責任逃れしか考えていないのです。

 

さて、「決断」というのは非常にストレスを伴うものです。
その後の人生が厳しい状況となる事がわかっていてもなお、今すぐ決断する事のストレスのほうがより遠ざけたいのが人間です。

拙速な切断をせよ、というつもりは毛頭ありませんが、私たちは様々なシーンで「決断」することを避けている、という事に気付く必要はあるのではないかと思います。

 

無意識にやっている事には、たいてい心理学的意味があります。
そんな無意識の行動を知るために、NLPを学ぶことは、価値のある事ではないでしょうか。

 

危機が迫った時こそ思考によって差がつく

人間、生きていればいろんな問題が起こります。
特に仕事に携わる中では、本当にいろんなことがありますね。
その中でも、自分のミスが原因ならいざ知らず、ミスがなかったのに巻き込まれてしまうようなこともあります。

たとえば、

  • 上司とのやり取りで上司のミスを自分のせいにされた
  • お客様に説明したはずの事で後日お客様にお叱りを受けた
  • やっておいたはずの事ができていなくて大問題に発展した

など。

プライベートにおいても、けがや病気、事件・事故など私たちの周囲には、常にトラブルが付きまといます。

 

こういったとき、皆さんはどう感じ、そのトラブルにどう接するのでしょうか?

 

ブルーな気分になる?
泣きたい気分になる?
ついつい人に当たってしまう?

いろんなパターンはあるでしょう。

 

ところで、NLP(神経言語プログラミング)では、目の前に起こる事をどうとらえるか?という考え方をします。
たとえば、理不尽な結果が目の前にあるのは事実かもしれません。
しかし、これをどうとらえるかが重要なのです。

 

皆さんは、小さな子供が重病に侵されて苦しんでいるドキュメンタリーを見たことがありませんか?
あの子供たちは、私からすると見た目は子供なんですが、中身は「大人」だな、って気がしませんか。

自分は大変な病気をしているというのに、周囲に目配りができることが多い。
しかも、この病気は自分へのギフトなんだ、と話す子供が結構多いと感じませんか?
私はそう感じるんです。

 

障害ややまいをもって生まれた子供たちは、その状況を受け入れてむしろそれを自分の個性だと考えています。
そうして、限りある状況の中、それを自分の力として力強く生きています。

レモネードスタンドってご存知ですか?
ここにその物語を引用します。

自らも小児がんと闘う少女アレックス。彼女は4歳になったとき、「レモネードを売ったお金で病気の子ども達を助けたいの!」と、自宅の庭にレモネード・スタンドを開くアイディアを提案します。「病院に研究費を寄付するためにレモネードを売る」という噂は近所の人たちに広まり、当日は2,000ドルを売り上げます。その後、アレックスの話題はマスコミにも取り上げられ、彼女の活動は全米に知られることとなります。

2004年、アメリカ全州で少なくとも1つはレモネードスタンドを設置して一斉にレモネードを売ろうというイベントが大成功を収めます。この日、アレックスのオリジナルスタンドでは、わずか3時間で38,000ドルを売り上げ、全米に広がったスタンドの売り上げと事前に郵便などで寄せられた寄付を含めると、なんと40万ドル以上を集めました。

アレックスは、2004年中に100万ドルを集めることを目標にしていましたが、8月1日、自宅で家族に見守られながら、静かに息を引き取りました。わずか8年半の命でした。その時点で集まった寄付は、70万ドル以上に達しており、その後もアレックスの遺志を引き継いだ両親や友人、また全米の子ども達がアレックスのレモネードスタンドを守り続けています。

現在では1,000以上のスタンドが設置されていて、2005年中に500万ドルの寄付を集めるという目標に向け、6月12日は「アレックスのレモネードスタンド・デー」と定められました。

“When life gives you lemons, just make lemonade.”<酸っぱいレモンをもらったら、甘くて美味しいレモネードを作ればいいのよ>という言葉は、「たとえどんな困難に遭っても、それを転換する方法はある」という意味を持っています。アレックスは、小児がんと闘いながら、常に前向きに生きようとしていました。

 

自らも小児がんに侵されていたアレックスは、自分と同じ境遇の子供たちを助けようとして、レモネードスタンドを設置しました。
たった4歳の小児がんの子供による起業です。

がんという病気で苦しい思いと失意に枕を濡らす日々を送ることもできたでしょう。
しかし、彼女は、子供たちを助けようと立ち上がった。
そして、彼女の心は今も生き続けています。

たった8年半の命だったようですが、彼女は普通の人が経験する何倍もの事をこの8年半に経験したのではないでしょうか。

 

話を戻しましょう。
あなたの目の前にある問題は、もしかしたらあなたが成長すべきサインなのかもしれません。
あるいは、あなたがこれからやるべき生きがいへつながる道かもしれません。
単にそのトラブルに悩み落ち込むために、そのトラブルが起こったとは思えないように思うのですがいかがでしょうか。

 

多くの場合問題の中には、次のステージへ進む種が潜んでいるといわれています。
ビジネスの成功者のインタビューや、偉人の伝記を一度注意して読んでみてほしいのですが、大きな成功を納める人たちは必ずと言っていいほど挫折を経験しています。
ほとんどの場合は、どん底になった後に大成功が成就しているような気がしませんか?

NLPには、どん底になったときにあきらめず前に進めるようなワークもあります。
トラブルに負けず前に進める成功者に近づきたいとすれば、そのようなワークがとても重要になってくるでしょう。

 

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