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モチベーションが上がらない時の仕事の順序

 

連休明けの今日、いかがお過ごしですか?

 

どうも休み明けで、気持ちの切り替えができないとか、
今一つ仕事に身が入らないとか、
そんな方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

 

そういう方にお勧めのタスク管理があります。
それは、「10分時間があったらすぐにできることリスト」を作っておくことです。
このリストには、条件があります。

・あまり考えることを要しない(機械的にできる)タスクであること
・複雑なものではなく単純作業(手を動かすことが中心)
・できれば締め切りに追われないもの

たとえば、机周りの整理や、データベースの整理。
メールの仕分けなど。
そんなものが多いかと思います。
こういったことをすぐできるような状態で常に持っておく。
そして、時間が余った時にとりあえずやってみる。

 

この、やってみるというのが大事です。
人は、「モチベーションが上がってからことに取り掛かろう」とします。
しかし、実際は逆です。
四の五の言わず初めて見ると、だんだん熱中してしまうものです。
だから、簡単に始められて、頭を使わない仕事。
これをいくつかリストアップしておくと、やる気の出ない時に助走するにはぴったりの仕事になります。

 

こういったことを少しやって、だんだんと調子が乗ってくれば本格的な仕事をすればいい。

 

とくに、手を動かす仕事というのは、モチベーションを活性化させます。
たとえば、いい年の中年を集めたセミナーで、「工作」みたいなことをしてもらうとよくわかります。
はじめのうちは「何やらせるんだよ」と不満たらたらの人もいますが、やってるうちにだんだんと集中してきます。
そこで、「はい、終了!」なんて言うと、「もう少し!」と時間延長を希望される方、結構いらっしゃいます。
手を動かす作業というのは、なんだかんだ言って夢中になりやすいのです。

 

ですから、単純作業をぜひ、常にリストとして持っておいてください。
やる気の出ない時や、仕事と仕事のつなぎ目にこれを時間を決めてやってみる。
できればタイマーで、10分間を測っておくのもいいと思います。
いつまでも続けていてもほかの仕事が進みませんからね。

 

ということで、「単純作業リスト」ぜひ、作っておいてください。