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会社の離職率が高い原因5選!社員の離職防止のためにできることについても

「どんどん若い社員が辞めていく」

こんなお悩みを抱えた経営者の方は多いのではないでしょうか。

今では3年以内に会社を辞めていく社員が3割ほどにも及んでいると言います。

なぜ、こんなにも離職率が高くなっているのでしょうか。

もしかしたらあなたの会社では、会社を辞めたくなる要因があるのかもしれません。

全てを改善させることは難しいかもしれませんが、貴重な人材を失わないためにもできるところから始めていきましょう。

こちらの記事では、会社の離職率が高い原因と対策についてもご紹介いたします。

会社の離職率が高い原因5選

会社の離職率が高くなっている原因として以下の事が考えられます。

  • 給料が少ない
  • 過酷な労働環境
  • 社内派閥が激しい
  • 社内の雰囲気に覇気がない
  • 人材育成に力を入れていない

一つずつ解説していきます。

給料が少ない

まず一番に考えられるのは給料が少ないということです。

当然と言えば当然のことですよね。

世の中お金がすべてではないとはいえ、ほとんどのものはお金で手に入れることができますから。

これは資本主義社会の日本では避けられない事実です。

経済的に余裕がなければ、精神的にも余裕はなくなるものです。

週休二日、1日の実働時間が8時間なのであれば、手取りで月収23万以上はほしいところですよね。

これぐらいの給料を支給できなければ、業務内容の見直しや採用の制限をすべきだと思います。

社員の幸せを提供するのも経営者の役割ですよ。

過酷な労働環境

労働環境は定期的にチェックしていますか?

経営者はゼロからビジネスを立ち上げた経験をしている人がほとんどなので

「仕事は働いてなんぼ!」

というマインドを持っているケースが多くあります。

この考え方自体は非常に素晴らしいのですが、大半の人はそこまえ仕事に熱き思いを抱いているものではありません。

社員の多くは適した労働環境で安定した収入が欲しい人たちばかりです。

経営者はこのことを理解しなければなりません。

なので、経営者の価値観を押し付けようとすると、社員との絆に亀裂が走ってしまうことだってあるのです。

経営者の価値観を社員にも適用しようとすると、知らず知らずのうちに劣悪な労働環境が出来上がってしまっているということだってありえます。

客観的に冷静な経営をしていきましょう。

社内派閥が激しい

社内の部署間で派閥ができていると、社内にいる時はストレスだったり重圧がのしかかってきます。

こんなんでは、良い仕事ができませんよね。

政党が他の党をけなしているような感じになってしまっては、楽しく仕事ができません。

こんな環境に身を投じていたいと思う人なんていません。

経営者や管理職の人は部署どうしで協力できるような人間関係を築き、環境を整備していきましょう。

社内の雰囲気に覇気がない

仕事をしているのにもかかわらず覇気がなければ、その雰囲気はどんどん蔓延してしまいます。

人間は周りの環境に影響されやすいものですから、もともとやる気のない雰囲気が浸透していると新しく入ってきた社員にも影響を及ぼしてしまいます。

やる気に満ち溢れて入社してきた人も、既存の雰囲気に勝つことは困難です。

社内の活気を出すためには、経営者の腕が必要です。

腕というか言葉ですね。

言葉が上手くなってこそ、下の社員を上手に動かすことができるので、言葉の使い方を学ぶようにしていってくださいね。

人材育成に力を入れていない

業務ばかりこなすような仕事になっていませんか。

人を雇っている立場なら、社員の育成にも力を入れていかなければなりません。

マインドから鍛え直す必要があります。

何のために仕事をしているのか、

どんな姿勢で仕事に取り組むべきなのか、

こういった思いはしっかりと社員に伝えなければなりません。

定期的に社員のマインド教育をすることで、仕事への意欲を高めていきましょう。

離職防止のためにできること3選

離職防止のためにできることを3つ厳選しました。

  • 福利厚生を充実させる
  • 在宅・リモートワークの導入
  • 管理職の教育システムを強化

1つずつ紹介していきます。

福利厚生を充実させる

給料をいきなり上げるのは難しいと思います。

そこで福利厚生を充実させてみてはいかがでしょうか。

家賃補助を出すとか、珍しい手当てを出すとか、特別休暇を増やすとかいろいろできると思います。

給料が安くても福利厚生さえ整えば

「お金はないけど、自由な時間を確保できるしいっか!」

と思い直してくれると思います。

今の時代なら、副業も解禁してあげたほうがいいですね。

副業をすると、さらに離職してしまうのでは?と考えるかもしれませんが逆だと思っています。

なぜなら、副業を始めても安定しないと多くの人は考えるので手に職はつけておきたい心理が働くからです。

それに副業を堂々とできる会社なら、副業で得たスキルや知識を本業でも使いやすいので個人にとっても会社にとってもメリットだらけです。

あなたの会社の福利厚生はしっかりと見直しができていますか?

今一度、自社の福利厚生を振り返ってみてくださいね。

在宅・リモートワークの導入

在宅やリモートワークの導入をしてみてはいかがでしょうか。

お金よりも時間のほうが大切なので、移動時間を短縮することで満足度は上がると思います。

それに在宅やリモートワークで仕事をしたほうが、ちゃんと仕事をやっているかどうかチェックしやすいというメリットもあります。

オフィスにいるだけで仕事をしている風に見えても成果物を出していないというケースもあるようです。

ですが、リモートワークならば成果物を出さなければ仕事をしたうちに入りません。

優秀な社員が正当に評価されるシステムだと思いませんか。

成果物が出やすい環境にもなるので、会社の業績もあがっていくことは予想するにたやすいです。

管理職の教育システムを強化

下の社員を教育するには中間管理職の教育から始めましょう。

社員は直属の上司の言動を良く見ています。

 

どんな心の姿勢で仕事に取り組んでいるのかも、下の社員には浸透していきます。

管理職の教育さえしっかりできていれば、自ずと下の社員も生産的な仕事をしてくれるでしょう。

また、楽しく活気あふれる職場環境になれば、社員の離職率は下がります。

 

良い職場環境を整えるには管理職の教育は必須です。

心理学を使って社員の心を掴もう

離職率が高いのは、社員の心を掴めていないのが最たる原因です。

社員の心を掴むためには、根本的に人の心を学ばなければなりません。

この機会に心理学を学んでみてはいかがでしょうか。

 

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