皆さんこんにちは。
まんトレスタッフ”中の人”です。
皆さんは、黒澤明監督の「生きる」という映画、ご存知ですか?
1950年代に公開された映画なので、ご存知ない方も多いと思います。
あらすじをご紹介すると、こんな感じです。
主人公は、役所に勤める中年男性。
仕事はただただ、山積みの書類にハンコを押す日々。
職場では多くの問題がたらいまわしにされているのを横目で見ながら、
関わるまいと、耳を閉ざしてハンコを押し続けます。
どこか虚無感がある日々の中で、主人公は体調不良を訴え、
がんであることが判明します。余命は長くはない状態です。
当初、残った時間を面白おかしく遊んですごそう、と決心し、
実際にそんな生活に身を置くものの、心が満たされることはありません。
そして、あるきっかけで、彼は職場に戻ることになります。
彼は、数々の障害を乗り越え、あることを実現してこの世を去ります。
実は、その「あること」というのは、決して大それたものではなかったのですが、
生きることの意味を教えてくれる素晴らしい映画なので、ぜひ、レンタル店で
探してみてくださいね。
さて、前置きが長くなりましたが、悩みの話です。
人は生きていると、いろんな悩みが押し寄せてきます。
よく、「悩みがなくなるのは、墓場だけだ」なんてことも言われますよね。
皆さんは、そんな、悩みにどう対処されますか?
原因を究明して、その原因を取り除きますか?
そうできれば、確かにベストですね。
けど、それができないから、悩んでいるんじゃ・・・笑
では、ここで、悩みに惑わされない、とってもシンプルなコツをお伝えしますね。
一段階、レベルを上げればいいんです。
ドラクエや、FFでも、主人公キャラがレベルアップすると、
これまでやっつけるのが大変だった、敵が楽勝になるじゃないですか。
それを、リアルな世界でやればいいんです。
え?そんなこと簡単にできるわけないって?
そうですね。本質的に人間がレベルアップするのは決して簡単ではありません。
しかし、視点だけでもレベルを上げることは、思ったほど難しい事ではありません。
例えば、冒頭にご紹介した、映画「生きる」の主人公は、人間的には何も変わっていません。
むしろ、病気になったことで、肉体的にはレベルダウンしたといえるかもしれません。
しかし、全く別次元の生きがいを持ち、無為に過ごしたこれまでの人生を一変させました。
彼が行ったことは、こんなふうに説明できます。
さて、そろそろ、本題の「悩みを消す方法」について考えてみましょう。
まずは、視点を変えてみるんです。
例えば、あなたの命があと1週間だとしたらどうでしょうか?
今、あなたの目の前にある問題は、それでも重くのしかかる問題でしょうか?
それとも、そんなことは吹き飛んでしまって、物事の優先順位が一気に変わらないでしょうか?
私なら、そんなことにかまっている暇はないような悩みばかりでした(笑)
そうやって視点を変えてみると、行動も変わります。
ウジウジ悩んでいたことも、さっさとかたずけて次に行かねば、
という小さな行動の一つになるでしょう。
こういったイメージを持つことは、一つ上の次元から自分や、自分の悩みを見つめてみることになります。
ゲームでいえば、レベルアップした主人公の視点ですね。
その視点を獲得した瞬間、カチッと脳の回路が切り替わります。
その時点で、あなたはバージョンアップ完了です。
きっと、昨日まで悩んでいたことが、些細なことに感じられるのではないかと思います。
些細なことであれば、無視することも可能ですし、さっさとかたずけてしまうこともできます。
かのアインシュタインは、こんなことを言っているそうです。
問題をつくりだした時と同じ考え方では、その問題を解決することはできない。
こういった視点を獲得することもまた、NLPの得意分野です。
体験セミナーなどを通じて、触れて頂く機会を持っていただければ、
あなたの人生を変化させる原動力となるものと確信しております。
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士