落ち込みやすい人にとっては気の毒な話ですが、落ち込む人と付き合うのってめんどくさいですよね。
些細な言葉でも傷つきやすい人は
「なんでそんな事で落ち込むの?」
「扱いづらいな」
と思われてしまい、周りから人が離れていってしまいます。
そんな事態に陥らないためにも落ち込みやすい性格の対策はしておかなければなりません。
こちらの記事では、そもそもなぜすぐに落ち込みやすい人と付き合うのはめんどくさいと感じるのか、落ち込まないための対策について紹介していきます。
すぐに落ち込む人がめんどくさい理由
すぐに落ち込みやすい人と付き合うのがめんどくさい理由としては2つあると思っています。
それは、
誰かに助けてもらおうとしているから
意図した通りに伝わっていないから
この2つです。
どちらの理由も本人が口には出さなくても潜在的にそのように思っているケースがほとんどです。
一つずつ掘り下げていきますね。
誰かに助けてもらおうとしてるから
落ち込みやすい人は誰かに助けてもらおうとしているきらいがあります。
つまり、自分は被害者だと思いこんでいるのです。
誰かに助けてもらおうとしているということは、他者に依存しているとも捉えられますし、どこか他力本願のような思考を持っています。
そういう人に絡まれると正直うんざりしてしまいますよね。
いわゆるクレクレ君のような心理と近いです。
クレクレ君についてはこちらの記事で解説しているので御覧ください。
そして他者に依存している人はたとえ助けてもらったとしても一時的な効果しか発揮しないのでまた同じことを繰り返してしまいます。
ですので、根本的に落ち込みにくいように性格を変えなければなりません。
それか落ち込んだとしたら他者に依存するのではなく、なんとか自分で解決しようと試行錯誤する必要がありますね。
自分で解決するのは茨の道ですが、一度通り抜けると一皮むけるようになるので今後の人生は楽になってきます。
意図した通りに伝わってないから
落ち込みやすい人がめんどくさいと感じるのは伝えたいことが伝わっていないというのが理由の一つに挙げられます。
なぜなら、人間は疎通の生き物なので自分の意図したとおりに伝わっていないと感じたら強烈なストレスを感じるものだからです。
例えば、
「今日の髪型かわいいね。」
と言った場合に落ち込みやすい人は、お世辞だと思ってからかわれているような感覚になります。
善意で褒めているのにひねくれた状態で受け止められたら、褒めた方もたまったもんじゃありません。
褒められたらまずは素直に
「ありがとう」
と感謝するのが礼儀ですよね。
落ち込みやすい人は感謝の意識も薄れているので気をつけなければなりません。
逆に言うと、普段から感謝する生活を送っていれば落ち込みやすい性格も直ってくるので試してみてください。
落ち込みやすいとコミュニケーションをろくにとれなくなるので、人間関係も悪くなります。
自分目線ではなく、相手目線に立って言葉の意図を汲み取る意識を持ちましょう。
普通に考えて面と向かって皮肉を言ったり、からかったりする人って少ないですよ(笑)
もしいたらどんだけ失礼なやつなんだ!って思いませんか?
落ち込まないための対策5選
落ち込みやすい人がなぜめんどくさいのかその理由について考察してきました。
心当たりのある人は気をつけてくださいね。
とはいえ、人間誰しも心がありますから、嫌なことがあったら落ち込むものです。
負のスパイラルにはまらないようにも落ち込まないような対策を5つ紹介していきます。
モーニングページ
落ち込まない対策としてモーニングページは非常にオススメです。
モーニングページとは、朝起きたらノート3ページに自分の頭で考えていることをとにかく書き出すというものです。
これだけで落ち込みにくくなります。
なぜなら、考えていることをノートに書き出すということは、もうひとりの自分をノートに映し出すということになり、客観的に自分を見ることができるようになるからです。
いわゆる自己投影という手法です。
私も毎日モーニングページを続けていて、紙のノートとパソコンに打ち込むのとで2通り試してみました。
結果、紙のノートに書き出したほうが心がスッキリする感覚を得られています。
理由はよく分かりませんが、鉛筆で書き出すという行動が直接、自分を投影している感覚になるんですよね。
ぜひ、モーニングページをする際には紙のノートを用意してやってみてください。
没頭する事を見つける
人はなにかに没頭していると、悩み事を考えることはありません。
冷静に考えてみると、当たり前のことですよね。
ライオンに襲われている時には、逃げることに没頭するはずです。
逃げている最中に
「なんて俺はダメな人間なんだ….」
と思い悩んでいる暇なんてありません。
仮に思うにしても
「なんて俺はダメなんだーーーーー!」
と絶叫しながらも逃げることに集中するはずです。
これは落ち込んでいるうちには入らないですよね(笑)
落ち込んでいるということは暇になっている証拠でもあります。
自分のやるべきことや好きなことを見つけて、目の前のことに没頭してみましょう。
落ち込んでいる暇なんてないことに気づけるはずです。
他人と比較しない
他人と比較すると否応でも落ち込んでくるものです。
なぜなら、上には上がいるというのがこの世の法則だからです。
いくら会社の営業成績が良かったとしても、視野を広げればもっと大きな成績を残している人は大勢います。
それこそ歴史的な人物と比較したら、あなたの偉業なんてアリほどにも及びません。
こんなふうに考えていたらキリがないですよね。
他人と比較するのはこれほど無意味なものなんです。
だから、もし自分が目標に向かって頑張りたいのなら、他人ではなく過去の自分と向き合って挑戦していきましょう。
戦うべき相手は昨日の自分です。
瞑想をする
瞑想をすると落ち込みにくくなるという研究結果もあるくらいです。
瞑想は呼吸に集中したり、体のどこかに集中をそらすことで、余計なことを考えないようにするためのトレーニングです。
人間の脳は考えれば考えるほど、ドツボにはまっていくので、なるべく落ち込む要素のことは考えない時間を作り出すことが大切になってきます。
ほとんど無の境地に達する瞑想の時間をとりいれることで、相対的に落ち込む時間をへらすことができるので、どんどん良い循環ができるようになってきますよ。
まずは1日5分でもいいので瞑想を取り入れてみましょう。
瞑想の種類はたくさんあるので、調べてみてください。
簡単なものを一つ紹介すると、歩行瞑想というものがあります。
ゆっくり歩きながら、足の裏が地面につくことに意識を集中させるのです。
かかとがついて、土踏まずがついて、つまさきがつく感覚に意識を研ぎ澄ませます。
これだけでだいぶ効果があるので、1日のどこかでやってみることをオススメします。
筋トレをする
落ち込みやすいのなら筋トレをしてみてはいかがでしょうか。
没頭するものがあれば落ち込みにくいという項目と似ていますが、筋トレなどの運動をしていると落ち込む暇がなくなります。
落ち込む人はじっとしているケースが大半です。
コマも回し続けているからこそ安定しているのであって、人間も動き続けてこそ精神が安定してきます。
体と精神は繋がっているので、精神の健康のためにも体を動かし続けましょう。
そして筋肉をつけたら生物的な強さを手に入れることができるので、自信も湧いてきます。
自信がわくと周りからの信頼も得られるので、ことが上手く運ぶようになりますよ。
まとめ
落ち込んでいる状態は視野が狭くなっている状態です。
自分の視野を広げるためにも、自分自身を外側から見てあげる必要があります。
そのためには心理学を学んで、自分の心の在り方を把握する必要があるのです。
落ち込んでいる性格を克服しなければ決して幸せになることはできません。
克服するためには落ち込まないようにする方法を学ぶだけではなく、実際に行動に移していかなければなりません。
NLPセミナーでは実践に移せる心理学を学ぶことができ、多くの受講者から喜びの声をいただいております。
興味のある方はセミナーページをご覧になって、ぜひ足を運んでみてください。