こんな話を聞いたことはありませんか?
「お金の入る流れを作る」
ということ。
ビジネスも人間関係も多くの場合、物事は自然の摂理に従って動きます。
たとえば、神経の広がり方と、木の枝の広がり方。
血管の伸び方と、根の伸び方。
これらは似てるとは思いませんか?
なぜかというと、効率よく伸びる形というものがあるからです。
実際に、科学技術においても、自然を模したものがたくさんあります。
自然は常に効率よく、合理的にできているのです。
ではお金の流れはどうでしょうか?
お金持ちな人ほど、こんなことをおっしゃらないでしょうか?
「金持ちになりたければ、お金を気持ちよく使え」と。
お金を水に例えてみましょう。
たとえば、毎日爪に火をともすような生活をして溜めたとしましょう。
これは、水が漏れないように器にためた状態と言えそうです。
これをしばらく放置していると、器の水はよどみ、次第にあふれ出します。
溢れるということは、失うということ。
予期せぬ災害や不幸に見舞われ、やっと器いっぱいにたまったと思ったら、また一からためなおし。
そんな経験はないでしょうか。
”新鮮”な水をじゃんじゃん入れたければ、じゃんじゃん器から流さなければなりません。
つまり、お金もまた、使うことが必要なのです。
その使い方に一工夫してほしいところ。
じつは貧乏になる人ほど、使うお金に対して悪感情を載せている傾向があるといいます。
「ああ、もったいない」「使いたくないのにお金が出ていく」などなど。
ある経営コンサルタントは、「お金はエネルギーの交換手段」と言っています。
ということは、ネガティブな感情を載せてお金を手放してるわけですから、相手からはネガティブな感情が返されてきます。
お金持ちになる人のお金の使い方は、感謝とともにお金をしっかり使う。
楽しんで使う。
それも、自分の享楽のためというより、まさに「器」を大きくするために使います。
すると、水(お金)をためる器が大きくなり、流れはどんどん大きくなっていくと言われています。
ZOZOタウンの前澤社長が面白いことを言っています。
10万円稼いでも1万円しか使わなかったら、自分が想像しうる体験しかできません。でも、10万円入ったその日に10万円全部使ったら、それはいままでにない体験になるじゃないですか。
僕は、その体験が自分の成長の糧になるとずっと信じてます。もっとかっこよく言えば、限界までお金を使うことが明日の自分への投資になる。限界まで使え。“世界の前澤”が語る「お金を増やす方法」はシンプルだった(新R25)
これをどう感じるかは皆さん次第。
極端でしょ?っていう感覚はよくわかります。
ここまで極端であるかは別として、お金の流れをしっかりと作るというのは結構重要なようです。
多くの人は、お金をせき止めてしまうから逆に、入ってこなくなる。
で、より多くのお金を自分に流し込むコツは、お金を使うときにあると言われています。
「もったいない」とか、「また出費だ、困った」とか、「何とか出さずに済ませられないかな」とか思うのではなく、どうせ出さなきゃいけないお金なら感謝をしましょう、ということが大事なようです。
エネルギーの交換手段がお金だとすると、感謝の気持ちをのせて手渡す。
すると、あなたへの感謝がお金として帰ってきます。
え?ばかばかしいって?
まあそう思ってやらないのもあなたの選択。
しかし、やってみたところで何のリスクもありません。
3か月ほど試してみたら、お金の流れが太くなってることを実感すると思いますが。
ひっそりと実験してみてはいかがですか?
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士