「私はできる」と言ったらできてしまう不思議

受験シーズンが始まりましたね。
もうここまでやったらあとは、実力を出すだけ。
いかに実力を引き出すかに集中したいところですね。

さて、私も御多分に漏れず、受験を経験しています。
ちょっと興味深い出来事があったので共有したいと思います。

 

私が受験した時、同じ大学の3つの学科を受験しました。
一日目が法学部。
二日目が経済学部。
三日目が商学部。

偏差値的には、法学部、経済学部、商学部の順です。
私立の私大でしたので、試験科目は、
1時間目 英語 (200点満点)
2時間目 国語 (200点満点)
3時間目 社会 (100点満点)
という配分でした。

 

1日目は意外と緊張することもなく試験は終了。
問題は二日目です。
この時に、自分が最も得意としていた英語で引っかかりました。
はじめの問題で引っかかってしまいました。
長文問題なのですが、そこに熱中するあまり気づけば時間を相当に使っていました。
けっか、最後までその状態を引きずり、失意の状態で英語の時間を終えました。

当時の私は、英語は得意科目でした。
英語で点数をとれなければ、ほかの科目ではキツイ。
そんな思いを持ちながら、国語、社会、と臨んでいきましたが今一つ。

 

最終日の商学部のテストのときには、気持ちも新たに受けなおせました。
しかし、合格発表を見て、差は歴然。
問題なく受験できた法学部と、落ち着きを取り戻した商学部は合格。
焦ってしまった経済学部は不合格でした。

 

実は、事前の模擬テストでは、
法学部 合格率 70%
経済学部 合格率 90%以上
商学部 合格率 90%以上
と出ていたのに、合格率90%以上の経済学部を落としてしまいました。

 

試験が終わって翌日、経済学部の問題用紙を見直してみると、別に特別難しくなかったのです。
落ち着いてやれば楽々解けるのに、焦ってしまったからガタガタに調子を崩してしまったわけです。
はじめの問題で時間を使いすぎて、「これでは”できない”」と考えてしまったのでしょう。

 

そういったことを防止するためにできることがあります。
それは、試験会場に入る前、一人でつぶやきます。
「私はできる、私はできる、私はできる」
三回も呟けばいいでしょう。
これだけで、ずいぶんと変わるのです。

 

ある、高名なセミナー講師の方がいらっしゃいます。
数百名、数千名の前で、人を魅了する話をするような人です。
この人のお話を伺う機会があり、その方はこんなことをおっしゃっていました。
「セミナーの前はやっぱり緊張します。だから、自分で自分に”私はできる”と言い聞かせてます。」

ばかばかしい、と思う方もいるかもしれません。
しかし、パフォーマンスの結果は圧倒的に変わります。
これが潜在意識の力なんですね。

 

これを簡単に試す方法があります。
たとえば、直立した状態から前屈してみてください。
勢いをつけず、じわじわ身体を前に倒す。
これでどれだけ曲がったかを覚えておいてください。

次に、目をつぶってイメージをしてください。
身体がめちゃくちゃに曲がって、地面を突き抜け、ありえないくらい曲がってるイメージです。
その後、先ほどの前屈をやると、あらふしぎ。
前回以上に楽々曲がってしまいます。
そうなんです。
人は、自分が考えたように体を動かせるし、能力を発揮できる。
けど、できないかも、と思ってるからできないんですね。

 

その能力を最大に発揮させる魔法の言葉。
それが「私はできる」です。
まあ、やって損をすることはありませんので、
ここぞというときに試してみてください。

 

さて、NLP(神経言語プログラミング)というのは、ここで話に出た「潜在意識」を使いこなすテクニックでもあります。
自分の能力を最大限発揮したいのなら、学んでみて損はないと思いますよ。

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