感情をコントロールすると事実のとらえ方が変わる

実は私の友人(女性)が、自宅に帰ったとき、事件は起こりました。
たまたまいつもと違う時間に、家に帰り、リビングで物音を聞いたためそこへ視線を移す。
カーテンの向こうでは人影がさっと動きます。
顔を見ると深く帽子をかぶって、顔が見えない。

ドキドキしながら確認すると、リビングの窓のガラスが割られていたそうです。
幸い二重ガラスだったので、泥棒はあきらめて去ったようす。
ドキドキとなる心臓、息は浅く、手は震える。
一瞬止まった思考が再び回り始め、急ぎ警察に電話をしたといいます。

 

警察が来るまでは、生きた心地がしなかったといいます。
たぶん、向こうから家のなかは見えていないはず。
自分の存在さえ気づいていなかったと思うのですが、また来たらどうしようとか、不安ばかりが押し寄せます。

 

暫くして、警察が到着したときには、ホッと胸をなでおろしたといいます。
それでもどんよりした気分は、一日引きずります。
そんな矢先、今度は子供が熱を出す。
ああ、なんだか嫌な事ばかりおこる。

そんな風に思い始めると、もう、目に見える世界がなんかブルーなんですよね。
どこかしら明るさがなく、どんよりしたシーンに見えてしまうものです。

 

そこで彼女は思い立ったようです。
よし、笑おう!と。
行った先が吉本新喜劇(笑)

 

まあ、笑いこけたようです。
で、何が起こったかというと、
そんな嫌な思いで、すっかり忘れてしまったってこと。
笑う前と後では、見える世界が違ったといいます。

次々と訪れた嫌な出来事も、もうすっかり忘れてしまって、今は元気に毎日を過ごしています。

 

なんだか流れが良くないな、と思うときは笑うのがいいようです。
実は、笑う事で病気が治ったという報告さえあります。
何が言いたいかというと、自分の感情をコントロールすると、事実は変わらなくとも、見え方は変わります。

 

感情を選択するのは、他でもない、自分だといいます。
たとえば、不快な事実が発生したとき、その事にいつまでもとらわれて、嫌な感情を延々と引きずるのは、自分がそういう感情を選択しているという事です。
不快なことがおこっても、スイッチを上手に切り替える人はいますし、そうすると長い時間不快な状態にいることはありません。

常識はずれな隣人がいたとして、その人のせいで一日カリカリするのも、
隣人のことなど気にせず、自分の時間を大切にするのも、選択をしているのは自分です。

 

そういった選択は、たいてい、なにか「得をする」からしている事が多いと言われています。
カリカリと怒っている事で、いたわってもらえるから怒るのかもしれないという事です。
合理的に考えれば、他人の事でいつまでも不機嫌でいても、自分は何の得にもならないからです。

ただ、人間というのは、何事も合理的に判断できるものではありません。
また、あふれ出す感情を、いきなりコントロールしろ、といっても難しいものです。
だからまずは、なにか、コントロールできない感情が前面に出てきた時、「この感情をあらわにすることで自分はどんな徳をしているのだろう?」と問いかけてみると、いずれその感情の正体がわかるときがくるのだと思います。

 

さて、人は笑っているほうが、身体的にも精神的にもよい効果があるようです。
できる事なら、日々笑って過ごしたい。
しかし、目の前に起こることは笑えるような楽しい事ばかりではありません。
その事実を変えることはできませんが、事実をどうとらえるかは変えることができます。
泥棒が来て、恐れおののいていた友人が、笑いでその恐怖を払いのけたように、
あなたも、望まぬ感情は吹き飛ばすことができるはずです。

 

NLPは心の動きを科学します。
といっても決して難解なものではなく、実際の体験を通じてそれを学んでいきます。
そんなセミナーで、心の構造を学んでみませんか?
きっと、ずいぶん楽になることが出てくると思いますよ。

 

不満はないけど満たされない人生を送っているとすれば・・・

仕事の環境は、絶好調とはいいがたいけど、悪くもない。
幸いに、サザエさんのテーマ曲を聴いても憂鬱というわけではない。
家庭の人間関係も、サイコー!とは言えないものの、悪くもない。

ただ、何かが足りない気がする。

朝目覚めると、歯を磨いて服を着替えて会社に出勤する。
会社では与えられた仕事を粛々とこなす。
休憩時間や昼休みには、周囲の人間と談笑し、時折彼らと飲みに行く。
その時はそれなりに楽しんでいると思う。

ただ、何かが足りない気がする。

趣味といえるものもいくつかある。
休日にはゴルフに行ったり、映画に行ったり。
スポーツジムで身体を鍛え、たまにはおいしいものも食べに行く。
決して、生活に困っているわけでもないし、それなりに楽しんでいる。

ただ、何かが足りない気がする。

 

そう考えて、自己啓発の本などを開いてみる。
目に飛び込むのは、目標を明確にせよ、とのこと。
目標か・・・。
年収が三倍くらいになったら、いいかもな。
思いつくのはその程度。

ああ、マイカーがベンツとかだったらいいかも。
欲しい時計があるんだよな。

それらがなくても、そこそこ満ち足りた生活をしている自分に気づく。
自分が本当に欲しいのは、こんなものじゃないのかもしれない。

 

ある時に、無謀なチャレンジをする人たちの事がテレビで報じられていた。
〇歳にしてエベレスト登頂、
一念発起して会社を立ち上げた、
自転車で日本一周!、
激しく政治運動に燃える若者、
仕事をなげうってボランティアに励む人々。

そんな人たちを
「なんでそんなことするんだろう。。。」
と嘲笑気味に眺める自分。
自分は安定している今が幸せ。
そんな風に言い聞かせながら、視線を落とす。

 

それでも消えない、人生に不足しているモヤモヤした感情がある。
その正体が、自分でもわからないのだけど、このままではいけないような気がする。
かといって、独立起業を目指すようなリスクはとりたくないし、
世界を冒険するなんてありえない。
頭の中で否定する。

 

一つ、おせっかいをさせてください。
長い間、なにかモヤモヤしたものを感じているとしたら、
あなたはそろそろ変化をするタイミングなのかもしれません。

そのモヤモヤの原因は、小さいころにあなたが押し込めてからの中に閉じ込めた本当のあなたが殻の奥底でもがいているのかもしれません。
「僕はここにいるよ。僕を出して。」

 

人は成長の過程で、社会と折り合いをつける方法を学びます。
子どものころ素直に、「やりたい!」と主張したことは、「我慢しなさい」とたしなめられていたことがたくさんあるでしょう。仮に歌を歌いたい!とおもっても、頭の中のもう一人の自分がこういいます。「年甲斐もなく・・・。お前には今の仕事があるだろう。」と。

もしかしたら、書くことを仕事にした、絵をかきたい、ダンスをしたい、
いろんな思いを殻の中の自分は駄々をこねているのかもしれません。
しかし、大人になった私たちは、そんな駄々っ子の自分を「見ないふりをする」習慣を身に着けています。

 

だから、あなたの考える常識を外れた欲求は、即座にあなた自身が打ち消すのです。
「自分は本当はこんな仕事がしたい!」と思ったものを「なにをいってる。ここまでの地位をえて今さら転職や起業なんてできるはずない」と押し込めているのです。

抑えたあなたの感情があなたの心を揺さぶります。
あなたが、「何か足りない」と感じるのは、心の中に閉じ込めた本当のあなたなのかもしれません。それを解き放つとき、何が起こるのでしょう。
あなたは本当の意味で、人生を味わいつくすことになるでしょう。

 

こわい?
そのお気持ちはよくわかります。
怖いと感じるという事は、それだけ本当の自分が、自己主張を始めているという事なのだと思います。
その本当の自分と会ってみたいと思いませんか?
のびのびと、やりたいことを躊躇なくやる自分と出会いたい。
そう感じませんか?

 

もし、そうだとしたら、おすすめの講座があります。
あなたの心の中の本当の自分と対話することが可能になる、NLPの全容を学んで頂く実践型の講座です。
今までの人生に、一区切りつけてみませんか?

「ノウハウ」は誰かが通った道

世の中にはいろんな、ノウハウ、ハウ・トゥがあります。
多くの人は、簡単にできて、すぐ効果が出るものを求めます。
そういったニーズがあるので、今や世の中は簡単ですぐ効果が出ることを謳うノウハウがあふれています。

私も、簡単で、すぐ効果が出るノウハウ、大好きです(笑)

そんなノウハウも、だれか試した人がいるわけで、誰かがやらなければそれは世に生まれません。
じゃあ、そのノウハウを開発した人、求めたい結果があってそれに一直線に進めたか?というと恐らくそうではないのだと思うのです。

 

一生懸命考えて、やってみる。
やってみて上手くいかなかったことを変えてみる。
で、気が付いたら何かしら、出来るようになっているわけです。
その道のりを振り返って、まとめたものがノウハウといえるでしょう。

 

ノウハウとして出されるものは、失敗の内容はカットされます。
しかし、実際は、うまく行っていないこともけっこう大事で、うまくいかなかったから成功できた、というケースは結構あるんじゃないかと思うのです。

 

また、目的に沿った結果が出たわけじゃなくて、ある目的に向かって試行錯誤してきた。
しかし、実はできたことは、当初の目的とは違うものだった、という場合もあるようです。
違う場面で使ってみたら、すごくいいノウハウだったって感じですね。

 

どんな形にしても、ノウハウができる過程というのは、間違いなく言えるのは、はじめの一歩があるってことです。
目的をもって、一歩踏み出す。
すると、経験知(経験値ではありません)が見につく。
それをもとに次のステップを踏み出す。

一つ一つ階段を上っていく感じですね。

読者の方は、新しいノウハウを生み出したい、と思っている人ばかりではないでしょう。
それでも、何かを始めて、それを上手にやろうとすると、ノウハウとしてまとめるかは別として、コツを知る必要があります。
それは、実は机上の知識ではなかなか得られないものです。

また、今までと同じことをやっている限りにおいては、結果はそうそう変わるものではありません。
ゴルフの成績が振るわなければ、わずかでもクラブの持ち方、振り方を変えるでしょう。
変えた結果、何が起こったかを分析し、次に何を買えるかを考えるわけです。

 

人生、仕事、勉強、すべてにおいて同様で、まずはやってみる。
そしてそこで知った経験知をもとに次のステップを考える。
それを積み重ねた結果が、ノウハウと呼ばれるものになっていくのではないでしょうか。
経験なくしてノウハウは生まれません。

 

ぜひ、はじめの一歩を踏み出してみてください。
そうすれば、あり得ない刺激に、驚く事でしょう。

その一つとして、NLPも加えて頂けると、とてもうれしく思います。

 

お金に関する目標しかなければ「つましい生活」を送るって本当!?

先日読んでいた本、
『自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング』(アラン・ピーズ)
に書かれてあった事が余りに衝撃的だったので、ここで共有したいと思います。

・目標や計画をきっちりと紙に書いているアメリカ人      3%
・人生の目標についてしっかりした考えを持っているアメリカ人 10%
・お金に関する目標しかないアメリカ人            60%
・目標がなく、将来の事もほとんど考えていないアメリカ人   27%

一方、同じ調査でこんなことがわかっているそうです。

・かなりの成功を収めている人                3%
・まあまあ順調な人生を送っている人             10%
・いわゆる「つましい生活」を送っている人          60%
・公的支援や施しを受けて何とか生活している人        27%

この奇妙な数字の符合。
皆さんはどう考えられますか?

もちろん、目標や計画を書いている人が3%で、かなりの成功を収めている人が同一人物かどうかはわかりません。
とはいえ、これだけ数字が符合しているというのも何らかの関連性を疑わずにはいられません。

 

とはいえ、目標や計画を紙に書いたからと言って、それが100%かなう訳ではないのでしょう。かなう人もいれば、かなわない人もいるはずです。しかし、とても大事なのは、そういった意識を持っているか、そういった目標に集中できているかという事ではないかと考えています。少なくとも、目標を全く持たない人と比べて、目標を持っているほうが感覚的に「うまくいきそう」な気がします。

 

すこしNLP的に考えると、目標や計画が明確になることで、人は無意識にその答えを探し始めます。脳は有能なナビゲーションシステムですから、その目的地設定をしてやればそこへの道筋を見つけるため、フル回転し始めます。その機能を発動させるスイッチが、目標や計画を紙に書く、という事なんだと思います。

 

たとえば、私たちは仕事を「生活の糧を得るために」やっている、と考えている人は多いようです。逆に言えば、私たちは毎日の半分以上を、生命活動のために過ごしているわけです。これでは、狩猟時代と何ら変わりません。いえ、むしろ、狩猟時代の方が自分の時間を持つことができていたと言えそうです。

もはや世捨て人として生きたほうが、よっぽどか楽なのかもしれません。

 

しかし、私たちは毎日働きます。
じゃあ、その意味はどこにあるのでしょうか。
生活の糧を得るため、と考えている人は、生活の糧を得ることを目標にしているのです。
だから、仕事がつまらないし、苦痛だし、出来れば辞めたい、やりたくないことリストのトップに入ってしまうわけです。
月曜日がゆうつなのであれば、まずは、働く意味を考えていく事が重要なのかもしれません。

NLPのワークなどを活用して、色々と自分に問いかけてみると、意外なことがわかることがあります。子供のころからこんなことがやりたかったのに、いつしか社会に適合するため、やりたくもない職業に就いたとかいう話もあるかもしれません。

それも、そもそもやりたくない仕事というより、いやいややるからやりたくない事なのかもしれない、という事を考える事はあったでしょうか?実は、この仕事を通じて、こんなことがやりたかったんだ、とかいう話もある。逆に、こんな仕事は今すぐやめて、違う仕事を得るべき、起業すべき、と考える事もあるでしょう。

 

しかし、それらは衝動的に考えるのではなく、自分の本質的なコアにアクセスした上での結論が必要になります。その時でた答えなら、きっと紙に書きさえすればかなう夢なのでしょう。なぜなら、本当にやりたい事だからです。

 

お金が欲しい、というのは往々にして、見かけの目標です。
もちろん、初めのうちはそれを目標にしてもいいのですが、お金自体は何の価値もありません。得たいのは、お金を使って何かをする、という状態ですよね?
フェラーリが欲しいなら、お金がなくても手に入れることができるかもしれません。
彼氏や彼女が欲しいというのも、お金がなくてもできるかもしれません。
マイホームだって、何かの拍子でポンっと手に入れられることもあるかもしれません。

手段は今はどうだっていいのです。
まず、そもそもあなたはどんな状態になれば幸せなのか?
そこを掘り下げていく事から始めてみてはいかがでしょうか。

そうやって出てきた目標は、達成の価値があるし、きっと達成するものだと思います。

 

あなたは、どんな人生を望みますか?

 

やろうと思うけど、一歩が踏み出せない方の処方箋

よし、やるぞ!
そんな風に決心して、何か新しい事を始めようと決めたとします。
しかし、いざそれを始めようとなると、なかなか動き出せない。
ついつい後回しにしてしまう。

そんなこと、ありませんか?

 

たとえば、涼しくなってきたし、フィットネスクラブに入会しよう!と思ったとしましょう。
けど、いざお店に行って手続するとなると、ちょっとしり込みしてしまう。
そもそも、どこがいいのかわからない。
で、気が付けばそんな決心もはるか昔の話になってしまっている。
あーあ、結局何もできてないじゃん、とガッカリ。
自分を責めたりもするんでしょうね。
「俺ってやつは。」「私ってやつは。」

 

さて、こういった決心って、物事を前に進めることは確かにあります。
しかし逆に、固い決心をすればするほど、はじめの一歩が重くなることもあります。
あなたが過去にやったことで、「よくこんなこと、気軽にやったよなー」と思う事ってありませんか?
大きな買い物とか、大変な仕事を受けたとか。
何も考えず、ポンっと思い付きでやる事って、意外とできたりするものです。
逆に、真剣に考えて考えて、調べて調べつくしたものほど、実際には行動にできなかったりすることも多いものです。

 

スタートは軽やかに。
これが、新しい事を始める時のコツです。
フィットネスジムに通うのも、絶対痩せてやる!とか、絶対ムキムキになってやる!とかを目標にするより、ま、とりあえずやってみるか。
そんな感覚の方が続きやすいようです。

 

まずは、入会手続きに行く。
別にできなくてもいいんだけどね。

初めてのトレーニングに行く。
別に無理しなくてもいいんだけどね。

雨の日はどうしよう。
まあ、いやだったらやめておけば?

そんな風に、ちゃんとできなくてもOKである事を自分に許すと、意外と新しい事を始められたり、続けられたりします。
いちいち、罪悪感を抱かない事です。

 

今日いけなかった。
ダメだよなぁ。次回は2回分がんばらなくっちゃ。

あ、今日もいけなかった。
まったく俺ってやつは。

あ、またまたいけなかった。
ホント、どうしようもないよね。

となってくると、段々と行くのがつらくなってくるわけです。
もはや動機は、自分が自分に責められないために行く、となるわけです。
イヤイヤ行くんですから、続くわけもないし、楽しくもない。

 

そんな事を意識してみてください。
すると、気づいた頃には「ずいぶん長い事やってるなぁ」となるものです。

 

例えば、私はあるブログをもう12年も書き続けています。
12年前と言えば、「ブログって何?」という人が大半な時代です。
その時から、ある時期は毎日書いていたし、ある時期は月に1~2回くらいしか書いてないし。それでも別に罪悪感は持たないから、思い立った時にまた書き始めることができます。

けっかとして12年。

これ、例えばブログブランディングセミナーなんてやったら、
12年間ブログを書き続けてきました!
なんていう自己紹介には使えそうですね(笑)

 

とにかく、何が言いたいかというと、新しい事を始める時には、気合いを入れない。
上手くいかなくてもオッケー。
できる事をできるだけやっていこう。
そんな感覚が長続きさせるコツです。

ぜひ試してみてくださいね。

長期休暇後は頭がさえる理由~脳には休息が必要

お盆は皆様、ゆっくり休まれましたか?

休んだ人もいれば、遊び疲れの人もいる。
もしかしたら、お盆なんて関係なし!と働きづめの人もいたかもしれませんね。

 

今、シリコンバレーの企業では、休息の重要性が強く認識されています。
休んだ方が、効率が高まるという事のようです。

 

皆さんも実際に、こんな経験はないでしょうか?
長期の休暇に入ると、休暇の始まりはレジャーの事で頭がいっぱいかもしれません。
休みの間はあれもやって、これもやって・・・と。
それはそれで楽しいのですが、だんだんと休日も後半戦に入ると、仕事の事が頭の中をちらちら。

 

この時の心の状態にもよるのですが、そういうときって、日々仕事をしているときとは少し変わったアイデアを思いついたり、仕事に関する重要な決定を下していたりしませんか?
よし、仕事に戻ったら、早速あれをやろう!なんて感じに。

 

まぁ、仕事が嫌で嫌で仕方のない人は、そういうことはないのかもしれませんが、それなりに積極的に仕事に取り組んでいる人なら経験があるのではないでしょうか。
ひどいときには、休日最終日になったら、いてもたってもいられなくなったり(笑)

 

こういった事は、ある程度までは脳の特性から説明することができます。
ちょっとこんな状況をイメージしてみてください。
あなたは、丸いスポンジケーキに、ホイップクリームを絞り袋から出して、デコレーションしようとしています。スポンジの中心に上から、絞り袋をぎゅっと絞る。
ブチューっと出てくるホイップクリームは、スポンジケーキの中心にたまってしまいました。

はい。
仕事に追われているときの脳ってこんな状態です。
どういうことかというと、ある一部分に集中して情報が固まっている状態です。
けど、これではケーキはうまくデコレーションできません。

だから、ちゃんとヘラで伸ばして、スポンジケーキにまんべんなく塗り広げますよね?
脳内の情報もこれと同じで、一点集中でガッツリ志向していると、思考の状態が偏っている状態です。
ケーキの真ん中にウ●コのようにとぐろを巻いて放出されたホイップクリームのようなものです。

 

これを伸ばす作業は、脳で言うと一点集中の状態から、少し違う情報を入れてやることです。
ひたすら、仕事上解決すべき問題に関して考えた後で、遊びの事だったり旅行の事だったり、まったく脳の違うリソースを使ってやるわけです。
そうすることで、脳の中がシャッフルされて、今までとは違ったパターンで知識や情報が繋がり始めます。

この状態は、また違う意味では、潜在意識に情報を渡してしまう作業でもあります。
そうすると、今までは経験しなかったつながりが脳内ででき始め、ポンッ!と答えが出たりします。

 

脳の中の情報は、何かの刺激でガラガラと動かしてやらないと、硬直化するのです。
だから、会議で煮詰まったときに少し休憩を入れると、アイデアが活発になりやすいなんて言う事は皆さんも経験があるのではないでしょうか。

 

答えの出ない問題を抱えたときは、物理的な場所を変える、シチュエーションを変える、動きを変えてみる、刺激を変えてみる、といった変化を身の回りに起こすことが有効です。長期の休暇が取れない場合は、歩いたことのない街を少し散歩してみるとか、いつもやっている事を少しやり方を変えてやってみるとか、いっその事少し転寝してみるとかいうのも有効なことがあります。

 

ただ、重要なのは、その前に、必死に考えるという前準備は必要です。
試しに、今日、明日と必死に考えたこと、土日のお休みで手放してみる。
すると日曜日のサザエさんが始まる頃には、ハッ!と答えが出てるかもしれませんよ?

ぜひ一度お試しください。

 

もし、日ごろあなたがあまりセミナーなどに参加されないとすれば、
あなたの脳を揺さぶる体験として、こんなNLPの体験会が開催されます。
よろしければ、チェックしてみてください。

お金と心理学の密接な関係 NLPで紐解くお金の正体

唐突ですが、お金って何だと思いますか?
あまりに唐突過ぎて、驚かれたかもしれませんね(笑)

 

だって不思議じゃないですか。
たとえば1万円札の原価は、20円くらいだそうです。
しかし、日本国内、どこで使っても、1万円札は一万円の価値があるものとして扱ってもらえます。

 

考えてもみてください。
ホンダの普通のコンパクトカー、フィットが1千万円で売っていたとしても誰も買う人はいないでしょう。
何の変哲もない散髪屋さんでの散髪に、1時間50万円の値段がついていてもそんなところで散髪する人はいません。
ファミレスで、30万円のコース料理がメニューにあったとして誰が注文するでしょう。

 

普通は、その価値に応じた値段でしか、私たちは取引しません。
しかし、1万円札はモノとしては20円の価値しかないのに、1万円の価値を認められている。

これは「信用」に裏付けられている、と言われています。
日本のどこに行っても、1万円の商品やサービスと交換できるという信用があるから、1万円札はたった20円のものでも、1万円札として成立します。
逆に言えば、この1万円の価値がある、という考え方が消えてなくなれば、1万円札はただの紙切れです。
使う側が、1万円札だ、と思っていても商品を売る側が1万円の価値はない、と考えれば1万円札は1万円の価値はないわけです。

 

これは、少し大胆な言い方をすれば、国民全体が暗示にかけられているようなものです。
1万円札とは、1万円の価値があるものである、といういわば思い込みです。

 

さて、私たちは、他にも様々な思い込みを持っています。
お金を稼ぐには、汗水たらして苦労しなければならないというのもその一つ。
さらに、「私にはそれだけのお金を受け取る価値がない」という考えも一つです。

たとえば、あなたが何か、他人に親切をしたと思います。
道に迷って困っている人に、道案内をしたとしましょう。
相手の方は、
「とても困っていたので助かった。あなたに感謝の意を表したい」
と1万円札を差し出したとしましょう。

 

これ、素直に受け取るでしょうか?
それとも断りますか?

いやいや、さすがにこれだけで1万円は受け取れない。

そうやって断ったとします。
しかし、相手は引き下がりません。
では、せめて、これを、と缶ジュースを下さったとしましょう。
130円のジュースなら、「それなら遠慮なく」と受け取ることができるかもしれませんね。
これで、あなたの親切に値段をつけるとすれば、130円になったわけです。

 

さて、親切を受けた人は、初めに1万円札を差し出しました。
その人にとって、この親切は1万円の価値があったから差し出したのでしょう。
それは感謝を形にあらわしたものです。
その感謝の気持ちを、受け取ってもらえなかった。

ここにギャップがあります。
親切を受けた人はその親切に1万円の価値を見出した。
しかし、親切した側は130円が妥当だと考えた。
けっか9,870円の差はどこに行ったのでしょうか。

 

この「お礼には130円のジュースが妥当」と考えたのは誰でしょうか?
どう見ても、親切な行いをした人です。
なにしろ、相手はその振る舞いに1万円の価値を見出していたのですから。

じゃあなぜ自分は、この親切の価値が130円だと考えたのでしょうか?
恐らく、特に苦労をしたわけでもないからなのかもしれません。
自分が知っている土地の事を聞かれただけだから、知っている事を答えた。
ただそれだけだ、と考えている事でしょう。

 

ここに、ある思い込みがあります。
NLPでいうところの「ビリーフ」です。
お金は、苦労して稼ぐもの。
こういった信念(ビリーフ)を持っていると、せっかく1万円の評価をしてくれた相手の行為を受け入れられなくなります。

そもそも、そんなに簡単にお金の話にするなよ、という人もいるかもしれませんね。
けど世の中、何かのサービスを受けるにはお金は不可欠です。
ディズニーランドでガイドを雇えば、お金はいります。
夢の国でさえ、お金が基準にあるのですから、現実世界であればなおさらです。
お金がなくてもできる事はありますが、お金のことに囚われているからこの記事を読まれているともいえるかもしれません。

お金の話をタブー視しているとすれば、それはそれで一つの思い込みだと思います。
お金は汚いものとか、お金の話をするのははしたない事だとか。

 

もう少し考えていくと、いやいや、普通道案内をして1万円くれるなんて人、いないでしょ?
と言いたい人が出てきそうですね。

ちょっとたとえが極端だったかもしれません。
しかし、こんな話なら経験はありませんか?

●仕事のステップアップのために、海外でチャレンジしてみないか?
●この要職を君にお願いしたいと思っているのだがどうか?
●こういったセミナーをするのだが、君に講師をお願いできないか?
●会社でこんなチームを立ち上げるが、君が引っ張っていってくれないか?
●こういった資格試験にチャレンジしてみない?

他にもいろいろあると思うのですが、人生の様々なターニングポイントで
「いやいや。私には務まりません」
そういって拒絶した経験はありませんか?

 

実はこれ、差し出された1万円を断り、私の行為は130円にふさわしい、
と言っているのと何ら変わらないのではないでしょうか。

 

「お金」は感謝の証である、という人がいます。
つまり私たちは、人に感謝される事をやればリッチになれるわけです。
ただその時に、目の前に差し出されたお金を拒絶している事が少なからずあります。

それは、自分がそれにふさわしい人間でないとか、
それにふさわしい行動をしたわけではないとか、
相応しい効果がなかったとか。

それを決めるのは、あなたではなく相手です。
なのにそうやって自分を卑下する背景には、自分に自信がないことを示しています。
自分を愛しきれていない可能性があります。

 

ある方は、「お金=自分」と言います。
自分が価値ある存在である、と認められさえすれば、お金は自然とついてくる。
特に近年では、クラウドファンディングなどといったお金を多くの人から集めるスキームも盛んに活用されています。
これによって、いとも簡単に、莫大な資金を調達する人も出てきました。

 

もし、お金の事で悩んでいるとしたら、見直してほしいのです。
あなたは、既に価値がある存在であることを。
そこが揺らぐと、お金に問題が波及してくるのです。

お金は自分。
必要なお金が手に入らないとすれば、自分を認めていない可能性があります。

 

そんな心の中に巣食うビリーフを変えていく。
NLPではそんなワークもあります。
ぜひ、一度学んで頂きたいと思います。

 

災害にあっても逃げない人たち、会社の危機でも動かない経営者たち。

地震だ!
地面が揺れ始めたとき、あなたはどんな行動をとりますか?

おそらく、日本に住んでいて今まで一度も地震にあった事がない人はほとんどいないでしょう。
その時にあなたはどんな行動をとったでしょうか?

 

意外な事ですが、誰も逃げない事が多い。
それは、正常性バイアス(自分は大丈夫という思い込み)と、同調バイアス(周囲が逃げていないから自分も逃げない)という心理効果によるものと言われています。

 

これ、実は会社経営でも見られます。
実際は会社を取り巻く環境は、非常に厳しくなっている。
だから、今までの延長線上の経営ではなく、大掛かりな変化が必要な現実があったとしましょう。

周囲からはいろんな情報が入る事でしょう。
「この業界はこのままでは危ない」
「この事業は、今まさに変化のタイミングだ」
「社内からイノベーションを起こさなくてはならない」

しかし、こういった言葉は頭の中にぽっかり空いた真っ黒な空間に消えていきます。
セミナーなどでそんな話をきいたときは、
「自分の会社も何とかしなきゃ・・・」
と思うかもしれません。

なのにその会場を出る時には、すっかりその不安はなくなっている。
懇親会なんかでお酒が入っちゃうと、さらに不安は払しょく。
なぜなら、周囲の人たちも、俺と同じじゃないか、とわかるわけです。

 

ああ、自分だけじゃないんだ。
他にもたくさん同じ人がいる。
だったら、他の人に遅れないようにさえしなければ、
何とか生き残れるかもしれない。
そうやって自分を納得させます。

 

さて、それは真実なのでしょうか。
2003年、韓国で地下鉄放火事件がありました。
社内は煙が充満し、どう見ても危険な状態。
しかし、乗客たちは、避難しようという気配すら見えない。

結果、197名の尊い命を失うことになりました。

鉄道側のミスリードもあったようですが、
ここに、人の心理がかかわってきています。
私たちは自分の安全を守るため、自分で判断して行動することが難しい。

 

これを経営に置き換えてみると、よくわかります。
特に、即座に命を失う危機ではないのですが、
会社が傾くというのは経営者にとっては大きなインパクトです。

それだけの痛みがあるのに、そのための情報は無視。
なにも動かない人が圧倒的に多いのです。
隣と顔を見合わせて、ホッとする。
成功者が一握りとなるのは、こんな心理が働いているのかもしれません。

 

今の時代、相当早く世の中が動いています。
その時に、集団の一人であるという事は、本当は安心材料ではないんです。
一歩とびぬけなければならないのに、集団の中にいることで安心を感じているのはかなり危険。

そこに気づくか気づかないか。
こんな様子を見ていると、ノアの箱舟を思い出します。
洪水を想定して船を作った人間がいれば、それを笑う人間もいる。

あなたは、次の時代へ船出の準備をする人ですか?
それとも集団の中で埋もれてしまう人ですか?

 

NLPでは、集団に埋もれる自分から、
本当の自分につながる技術をお伝えしています。
誰かに合わせて生きるのではなく、自分の本質に従って生きる。
すると、自然に「ほかの人が行わない、自分だけの判断」を勇気をもって下せるようになります。

もし、そんな自分に合ってみたいと思われるなら、
ぜひNLPの門をたたいてみてください。

 

「明日やろうはバカ野郎」は本当か? 心理学で読み解くモチベーションのコントロール

割と有名な言葉に、
「明日やろうはバカ野郎」
何ていうものがあります。
なんか熱血な感じですね。

これ、心理学的には本当なのか?
ちょっと考えてみました。

 

たとえば、NLPにおいて、成功において重視される行動パターンはいくつかあります。
その中でもよく言われるのが、大量行動。
とにもかくにも、動け、動け、動け、と。

いくら考え込んでいても、結果が得られることはありません。
動くことで、自分の周囲(人や社会はもちろんですが、空気というか状況)を動かす波を作る必要があります。

最近の傾向として、「引き寄せの法則」といわれる、ちょっとフワフワしたスピリチュアル的な話においても、その起動スイッチとして、行動が必要だと言われることが増えてきています。

 

行動すると、反応が得られます。
やったことが上手くいかないことももちろんありますが、上手くいかない理由がより具体的にわかります。そして、人間は面白いもので、一度やりかけたものは完成させたいという強い衝動がおこります。これをツァイガルニク効果と言いますが、初めは乗り気がしなかったのに、やり始めたらやめられなくなった・・・なんていう経験、ありませんか?

まさにそういう状態で、とにかくやり始めてみるわけです。
すると、フィードバックが得られ、そのフィードバックをもとに行動すれば、よりやる気も出てきますし、成功の予感が近づいてくる人も多いでしょう。

 

だから、NLPを学んだ人は、行動を重視します。
とくに、初めての第一歩。
これをベイビーステップと言いますが、ここに一歩踏み出すことで成功スイッチを起動させます。

 

しかし、なかなか思うように一歩が踏み出せない。
そういう人もいます。
というか、ほとんどの人がそういう状態です。

 

ここで、脳の機能について少し考えてみたいと思います。
実は、脳において、考えたり、決めたりする力は限界があるってご存知でしたか?
そういった機能は、朝起きたときに満タンになっています。
その満タンの状態から、
●今日は朝ご飯は何にしようか・・・
●今日はどんな服を着て外出しようか・・・
●電車で行こうか、車で行こうか・・・
などと選択肢を提示され、決断するごとにそのリソースは減っていく事は実験で明確にされています。

 

たとえば、Appleの故スティーブ・ジョブズやFacebookのマーク・ザッカーバーグはいつも同じような服を着ていませんか?
彼らは、そういった事に脳のリソースを浪費するのを防ぐため、同じ服を何着も持っていて、それをかわりばんこに着ている、という話はよく耳に入ってきます。

 

さて、NLPでとにかく行動せよ、というのはある一面では「考える事」をスキップし、脳のリソースを使う前にまずやってしまえ、という側面があるわけです。

 

ここであるケースを考えてみましょう。
今日はもう夕方。
ある仕事に取り掛からなくてはならない。
それは、単純作業ではなく、ちょっと頭を使わなければならない仕事。
今日やってしまえた方がよいのは良いけど、明日スタートしても何とかなるだろう。

こんなとき熱血漢で、
「明日やろうはバカ野郎」
なーんて言いながら取り掛かる。
これ、非常に効率や判断力が下がる可能性があります。

 

この言葉、あくまでルーチンワークというか、
単純作業を指して言っているんだと思います。
もう勢いだけでできちゃう仕事。
それなら夕方はじめてもオッケーです。

 

しかし、NLP的仕事術としては、戦略なく今始めるより、
明日の朝いちばんですぐに取り掛かれる体制にしたうえで、
明日の朝やる、という事をおすすめします。
それが何かしらの、新たな企画だったり、決断が必要だったり、
創造的な仕事の場合は、ですよ。
そのほうがずっと効率よく、クオリティも高いはずです。

もしよければ、夕方始めた場合と、朝始めた場合で比較してみてもいいかもしれませんね。
そうやって自分なりの仕事の進め方を学んでいくのです。
スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグがそうやって仕事の仕方を作ってきたように。

 

NLPは、数々の心理学上の経験や実験を、戦略的に組み上げるツールです。
私達が今まで意識しなかった、脳の特性や、行動の特性を学び、自分流のやり方を作り上げるベースになります。

スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグがNLPを学んだかどうかはわかりませんが、彼らは彼らのやり方で、自分のパフォーマンスを最大化させる方法を編み出しています。
(スティーブ・ジョブズはマインドフルネス瞑想が有名ですね。)
あなたも、あなたの奥底に眠る本当の能力を開花させるために、NLPを学んでみませんか?

 

あなたが妄信している組織マネジメントは本当に正しいのか?

まんトレが相談を受けるなかで、多いものの一つが組織のマネジメントです。
社員がやる気を出してくれない。
社内の雰囲気が良くない。活気がない。
社員の自発的な行動が起こらない。

 

しかし、ここに打つ手がイメージできない。
だからお金の問題かもしれない、とインセンティブを与えるとか、
意見を出せ!と強要するとか、
社員に研修を受けさせるとか、
そんな事を試す方は結構多いです。

それ、上手くいきましたか?
と聞くと、やったときはいい、という方はたまにいらっしゃいます。
けど半年、1年たって、良かったかといえば元の木阿弥。
実は心理学的には、元の状態より悪くなっている事の方が多いはずです。
誰もが知っている管理手法の多くは、上手くいかないことが心理実験で明らかにされているからです。

 

こんな間違いがなぜ起こるかというと、多くの場合、誰がやっても、短期間で、目に見える効果が表れるノウハウばかりを追い求めるからです。
手っ取り早く解決したいという欲求は、根本的解決を遠ざけがちです。

まず、考えてみましょう。
ある父と思春期の娘の関係を想像してみてください。

Aという家庭では、父が「よし、みんなで食事に行こう!」といえば、娘は大喜び。
ワクワクする夕食タイムが待っています。
しかし、Bという家庭では、父が同じことを言うと、娘はこういいます。
「えーー、一緒に行くのは嫌。お金をちょうだい。」
父は頭を抱えてしまいます。

 

だいたい、組織の問題で悩みを持っているリーダーというのは、Bという家庭と似たような状況ではないでしょうか?

 

じゃあ、どうするかなのですが、このBの家庭で父はこういいったとしましょう。
「一緒に来なければ、こずかいはもうやらない。」
これ、企業で言えば、強引な強制です。減俸の恐怖で社員を管理する手法。

「一緒に来れば、好きなものを買ってやろう。」
これ、企業で言えばインセンティブです。

なんだかおかしいですよね?
家庭と会社では、基本的な環境が違うという人もいるかもしれません。

 

じゃあ、逆に、Aという家庭はなぜこんなに雰囲気がいいのか。
強制してるわけでもなく、インセンティブを渡しているわけでもない。
こういう時によく出る話は、
「娘の性格による。」
という話。

 

しかし、その娘を育てたのは一体誰なのでしょう。

敢えて厳しい言い方をさせて頂くと、娘であれ、社員であれ、それを相手の責任にしているうちは何も良くはなりません。アイツの問題だから、インセンティブで釣ろうとか、アイツの問題だから無理やりでもやらせようとか。これで社内の風通しが良くなるわけがありません。

 

だから、人間関係が重要なのです。
アイツがどうするかではなく、リーダーであるあなたがどうするかなのです。

どんなモチベーションアップ策も、部下と上司の信頼関係なくしてうまく機能することはありません。だから、どんどんとその場しのぎの策に傾倒していきます。けっか、やればやるほど人間関係は崩壊していく。

 

もし、社内の雰囲気が良くない、と感じるのであればまずやることは、給与体系の改定でも、社内の賞罰制度の改定でもありません。部下との人間関係を構築する事です。

 

実際に、崩壊寸前の企業が、社長がNLPを学び、社員一人ひとりを「人」として見るようになってからは劇的に改善したケースもあります。

 

まんトレがNLPを学び、広めようとしたのはそこに理由があります。
人間関係が上手くいくなら、NLPでなくても何でもいいのです。
しかし、まんトレとしてそれを作り上げる最短距離がまさにNLPである、という判断からそのトレーナーをしています。

 

会社を活性化させたいなら、社長がまずはNLPを学び、日々の習慣として使いこなす。
たったこれだけで、劇的に会社の状況は改善します。
騙されたと思って、門をたたいてみてはいかがでしょうか。

Google口コミ

Google口コミ