何かあたらあしいことを始めるときは不安で仕方ないものです。
失敗したらどうしよう・・・
うまくいかなかったらどうしよう・・・
しょうがないとはいえ、そんな思いで夜も眠れなくなる。
そうすると、当然、本番でのパフォーマンスは下がりがち。
そういう時にできる対処法、いくつかお教えします。
「私はできる」と3度つぶやく
はい、いきなりバカバカしい話に思えるかもしれません。
しかしこれがけっこう効くのです。
実は私自身、さまざまな人前での発表の機会があります。
その時にやっぱり多少は緊張するわけです。
でその時に、これをやります。
すると、スーーーっと緊張が取れていく・・・わけではありません(苦笑)
相変わらず、緊張はするのですが、本番でのパフォーマンスに差がつきます。
ためしに、つぶやいたときとつぶやかなかったときを比較すると、つぶやいたときのほうがアンケートの結果が良かったりします。
これはどういうことかというと、潜在意識に自分ができるということを刻み込んでいるのではないかと思います。
潜在意識というと怪しげに聞こえるかもしれませんが、その効果を試す簡単な方法があります。
身体をどこまで回せるか?
もっとも簡単な方法は、たって、身体をひねります。
腰の悪い人はやらないほうがいいと思いますし、決して無理をしないでくださいね。
そこで、身体がどこまでひねれたかをおぼえておきます。
目が壁のどのあたりを見ているかを目安にするといいでしょう。
そしていった元の姿勢に戻ります。
そこで目をつぶって深呼吸をし、イメージをしていただきます。
自分の身体がさっきのねじり方を超えて、グルグル一回転するイメージ。
さて、はっきりとイメージ出来ましたか?
できたらそのまま、先ほどの通り実際に身体をひねってみましょう。
あら不思議。
からだは、以前より大きくねじることができたのではないでしょうか?
しかも、ラクラクです。
これ、潜在意識に自分ができているイメージを見せることで、実際に身体がそのように動くようになるごく簡単な一例です。
こういったことを、NLPのセミナーではいろいろと体験していただきます。
もしよかったら、体験セミナーからでも遊びに来てくださいね。
イメージでも言葉でも
もちろん、成功のイメージをしっかり描けるならそのほうがいいでしょう。
しかし、精神統一してイメージを作る時間がない時でも、念仏のように「私はできる」と唱えるだけでもOK
十分効果はあります。
一度その効果を実感すると、次回からはかなり楽になります。
なにしろ、上手くいくことはわかっているわけですからね。
ぜひ試してみてください。
リアルにできること
さて、これだけでは心配、ということであればあとはチェックシートを作るとか、実際にどう行動するかを脳内でシミュレーションをするとか、いろいろ方法があります。
ただ、不安を完全に消し去ることは難しいでしょう。
ですから、その不安を味方にしてほしいと思います。
不安を感じるというのは、「注意して進め」ということです。
不安を感じて、気になることがあれば一つ一つ再確認をする。
それは、普段と違う状況の警報装置ですから、慎重に対応しなさいよ、という合図です。
この合図にしっかり耳を傾けることで、物事は完ぺきに近づいていきます。
不安があなたの足を引っ張るものという考えを、不安はあなたをアシストしてくれるもの、と考えるだけでずいぶん楽になるのではないでしょうか。
では、成功をお祈りしております!
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士