あなたの「苦手」が世の中を変える

NLP(神経言語プログラミング)を学びたい、
もっと知りたい、
使いこなしたい。

こう考える人は、どんな人が多いと思いますか?
私どものセミナーなどの門をたたく人には、
ある特徴があります。

 

ところで、皆さんは何かしらの悩みや苦手があるのではないでしょうか。
まったくない、という人もいるでしょうが、それは幸せでもあり、不幸でもあるように思います。
実は、悩みや苦手は、社会を変える大きな原動力になるからです。

わかりやすいたとえ話をしましょう。
例えば、そもそもどれだけ食べても太らない人がいたとします。
生涯でダイエットという悩みを持ったことが一度もない人です。
この人が、
「私がスリムな理由を明かします!」
といっても、体形の悩みを持つ人にとってはピンと来ないのではないでしょうか。

どうせ、太らない体質なんでしょ、と。

 

逆に、
「ピーク時に110kgあった体重を45kgに落としてそれを維持する簡単な方法」
なんて言われたら、
もしかしたら自分にもできるかも!?
なんて思うかもしれません。

 

そもそも、太りやすいという悩みを持っていた人は、そこから抜け出そうと、
相当勉強もし、実践もし、試行錯誤して、やっとの思いでスリムな体系を手にしたんじゃないかと思います。
そして、その過程こそが、人の役に立つわけです。
逆に言えば、太るということで悩んだことがない人は、太った人がやせる過程を知りません。
だから人に教えることができないのです。

 

さて、ダイエットだけではなく、ビジネスシーンではいろんな悩みがあります。
●口下手で人と話すのがつらいプロ講師
●人と会うことがストレスでパーティーなどでは部屋の隅でひっそりと過ごしたい営業マン
●うそをつくことが嫌いで似合ってないお客さんに「似合ってますよ」なんて言いたくない店頭販売員
●数字が苦手で会社の経理が苦痛で仕方がない経営幹部
●人にペースをあわせるのが苦痛で社員をマネジメントできない経営者
●思い付きはあるけど続けることができないリーダー
などなど。
まあ、挙げればきりがないでしょう。

しかし、必要な役割があって、そこに必要と言われるスキルや性格を持ち合わせていない。
それが苦手意識となるのでしょうが、こういった人たちも何とか現実に自分を合わせていきます。
あるいは、自分を変えることなく、現実をうまく回す方法を編み出したりします。
実はその過程こそが、同じ悩みを持つ人の参考になるわけです。

 

はじめの話に戻りましょう。
NLPを学びたい、と私どものセミナーの門をたたく人はこんな悩みを持っています。
●社内のコミュニケーションがうまく取れない
●会社の中が殺伐としている
●リーダーが指し示す方向に、メンバーが同意できていない
●リーダーの言葉がメンバーに伝わらない
●思ったように営業ができない
●そもそも営業でお客さんと会うのが怖い
といった外とのコミュニケーションの問題をはじめとして、
●自分がやりたいことがわからない
●自分が思うように動けない
●やる気が起こらない
●現実逃避をしがち
●自分をコントロールできない
●何を目指して生きていいかわからない
といった個人のメンタル的な問題を抱えている人もいます。

こういった、何かしら自分の苦手な部分、弱い部分を認識している人は強い。
なぜなら、「課題発見」の能力が優れているのです。
というのも、多くの人はこういった問題を抱えつつも、その問題を直視しようとしないのです。
目をそらし、問題がないかのようにふるまう。
だから解決への行動もできないし、同じ問題で延々と足止めを食らうのです。

 

もし、自分自身の、また自分の関わる組織の問題を認識しているとすれば、
それはとても大切な一歩を踏み出している証拠です。
ぜひ私たちとともに、その解決手段を探ってみませんか?

セミナー一覧

来年の決意!成功率の高い決意の方法

いよいよ年末。
年末年始の予定にワクワクしたり、
仕事納めに向けて忙しかったり。
いろんな意味で気ぜわしい時期です。

さて、この時期、ちょっと耳に入れておきたい話があります。

 

この時期、1年を振り返って、来年に思いをはせたりすること、あると思います。
来年はこんな風にしよう。
来年こそはこれを始めよう。
来年は・・・

さて、そんな1年の決意をするときにお勧めしたいのが、
頑張りすぎないこと
なのです。

 

たとえば、ダイエットを決意したとしましょう。
毎日のトレーニング、
食事制限、
生活習慣の改善。
あれもやって、これもやって。
すぐに結果を出したいから、いろいろと頑張ってしまいがち。

 

しかし、これ、心理学的にはちょっと微妙です。
なぜかというと、人は変化を好まない生き物だからです。

 

脳は、人が安全に生きることを無意識に選びます。
まず、今までの行動。
これをやっていて、今、無事に生きている現実があります。
脳はその状態を学習していますから、
今の状態を保とう、保とうとします。

意識の上では、出っ張ったおなかを何とかしたい、と思うかもしれないけど、
脳の深い部分で「変化を起こすことは、もしかしたら危険があるかもしれない」
という危険信号を発し続けます。

結果として、トレーニングを続けるのが嫌になったり、
食事制限が、ある日突然ばかばかしくなったり、
そんな風になるのです。

 

短期的にみれば、体重がグングン減ったかもしれないけど、
リバウンドが生じて、食欲は前以上。
そんな風になる人が多い。
これは、脳がそうさせているのです。
元の体重に戻そう、戻そうと働くのです。

 

かつて、90日間続ければ習慣化するとか、
21日間続ければ習慣化すとかと言われていました。
しかし、最近の研究では、本当の意味で習慣化するには、
数百日必要なことも多いようです。
ちょっとがっかりですね。

 

ではどうすればいいか。
それは、スタート時には目標を小さな小さなものにする、ということ。
たとえば、ダイエットをするというなら、ご飯を一口分だけ残すとか、
おかずの盛りをほんの少しだけ減らすとか。

トレーニングをするのであれば、腕立て伏せ1回だけするとか、
腹筋を1回だけするとか。

 

で、できたら自分をほめてあげましょう。
今日もできた。
すごいね、って。

 

「ご飯を一口残しただけで、ダイエットにならないじゃないか!」

そう思われるかもしれません。
確かにそうです。
しかし、別に、毎日一口だけ残す必要はありません。
その日はあまりおなかがすいていないなら、たくさん残せばいい。
腕立て伏せも、気分が乗ったなら10回でも100回でもやればいい。
けど、決めるのは「1回だけでいい」という状態にしておくのです。

ただし、どんなに気が乗らない時でも、
一口でも、一回でも、これだけは最低限守る。
これを半年、一年と続ければ、
やらない日は気持ち悪い、というくらいの習慣になります。
そして、そうなる前に、楽しくなってくるはずです。

 

やりはじめる、変化を起こすときの心理的な障害を取り除くシンプルでパワフルな方法です。

 

ぜひ、試してみてください。

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