あなたの仕事は何ですか?
こう聞かれた時、あなたはどうこたえるでしょうか?
〇〇という商品を扱ってます。
〇〇業で働いています。
〇〇サービスをやっています。
こうやって、職種や業種で答える人が多いと思います。
もう少し具体的に・・・というと、
伝票整理をしています。
営業をしています。
こんなサービスを提供しています。
といった風に、仕事の内容をお話ししてくれる方が多いと思います。
ところで、割と多くの自己啓発書にこんなたとえが出てきます。
たとえば、住宅建設の仕事に携わっているとしましょう。
ある人は、「壁を塗っている」という。
ある人は、「建物を建てている」という。
ある人は、「ここで暮らす人の平和な暮らしを作っている」という。
まあ、パターンは様々あれど、だいたいこんな人たちがいて、たいてい成功するのは最後の人じゃないか、という話。
じゃあ、なぜ最後の人は成功しやすいのでしょう。
実はこれは脳科学的に実証されていると言っても過言ではありません。
それは、人の「学習」の過程と深くかかわっています。
人が何かを学ぶとき、とても重要なのが「意義」です。
たとえば、高校生を対象にこんな実験が行われました。
Aグループ「今まで通り勉強してもらった」
Bグループ「今やっている勉強が、世の中をよくするのにどうかかわるかの作文を書いたうえで、勉強してもらった」
結果は、Bグループの生徒のほうが、Aグループに比べて2倍も自主的に勉強したそうです。
つまり、自分がやっていることの意義がわかった時、人は自主的に学び始めるということです。
では、「壁を塗っている」ひとはどんな状態でしょう?
恐らくですが、自分がやっている仕事の意義を考えることなく、日々壁を塗っている事でしょう。
彼の仕事はあくまで壁を塗って、その対価に給料をもらうということ。
なかなかモチベーションは上がるものではありません。
一方で、建物を建てるという小さな意義を感じている人は、その間精度に応じてそれなりに喜びを感じているかもしれません。
さらに、最後の「人々の暮らし」を作っている人は、自分だけではなく他人を幸せにする、という意義を感じています。
とうぜん、意義を感じてやるなら、モチベーションは上がります。
そしてその目的意識から、全体像を想像しながら仕事をすることになります。
当然その仕上がりも、コツなどの学習速度も、圧倒的に変化してきます。
結果として、最後の人は、かなりな成功を収める。
そんなストーリーではないかと思います。
さて、そんな前提で、もう一度尋ねます。
あなたの仕事は何でしょうか?
どんな言葉が頭に浮かんだでしょうか?
実はこのことを考えることこそ、人生のミッションを考えることに他ならないのではないかと思います。
人生もまた、異議を感じて生きるのと、ただたんに時間を消費するのでは充実度は変わります。
あなたの人生を、より輝かせるためにも、NLPを学んでみませんか?
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士