「ノウハウ」は誰かが通った道

世の中にはいろんな、ノウハウ、ハウ・トゥがあります。
多くの人は、簡単にできて、すぐ効果が出るものを求めます。
そういったニーズがあるので、今や世の中は簡単ですぐ効果が出ることを謳うノウハウがあふれています。

私も、簡単で、すぐ効果が出るノウハウ、大好きです(笑)

そんなノウハウも、だれか試した人がいるわけで、誰かがやらなければそれは世に生まれません。
じゃあ、そのノウハウを開発した人、求めたい結果があってそれに一直線に進めたか?というと恐らくそうではないのだと思うのです。

 

一生懸命考えて、やってみる。
やってみて上手くいかなかったことを変えてみる。
で、気が付いたら何かしら、出来るようになっているわけです。
その道のりを振り返って、まとめたものがノウハウといえるでしょう。

 

ノウハウとして出されるものは、失敗の内容はカットされます。
しかし、実際は、うまく行っていないこともけっこう大事で、うまくいかなかったから成功できた、というケースは結構あるんじゃないかと思うのです。

 

また、目的に沿った結果が出たわけじゃなくて、ある目的に向かって試行錯誤してきた。
しかし、実はできたことは、当初の目的とは違うものだった、という場合もあるようです。
違う場面で使ってみたら、すごくいいノウハウだったって感じですね。

 

どんな形にしても、ノウハウができる過程というのは、間違いなく言えるのは、はじめの一歩があるってことです。
目的をもって、一歩踏み出す。
すると、経験知(経験値ではありません)が見につく。
それをもとに次のステップを踏み出す。

一つ一つ階段を上っていく感じですね。

読者の方は、新しいノウハウを生み出したい、と思っている人ばかりではないでしょう。
それでも、何かを始めて、それを上手にやろうとすると、ノウハウとしてまとめるかは別として、コツを知る必要があります。
それは、実は机上の知識ではなかなか得られないものです。

また、今までと同じことをやっている限りにおいては、結果はそうそう変わるものではありません。
ゴルフの成績が振るわなければ、わずかでもクラブの持ち方、振り方を変えるでしょう。
変えた結果、何が起こったかを分析し、次に何を買えるかを考えるわけです。

 

人生、仕事、勉強、すべてにおいて同様で、まずはやってみる。
そしてそこで知った経験知をもとに次のステップを考える。
それを積み重ねた結果が、ノウハウと呼ばれるものになっていくのではないでしょうか。
経験なくしてノウハウは生まれません。

 

ぜひ、はじめの一歩を踏み出してみてください。
そうすれば、あり得ない刺激に、驚く事でしょう。

その一つとして、NLPも加えて頂けると、とてもうれしく思います。

 

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