怒る人は怒りたいだけだからほっとけ!!

人付き合いとはとかく難しい。
そんなことを言った偉人がいるようですが、それは本当でしょうか。
すっかり有名になった、アルフレッド・アドラーは人の悩みのほとんどは人間関係からもたらされると言っています。

会社での同僚や、部下、上司との関係。
学校での友人や、先輩や部下との関係。
さまざまな状況で、人間関係には悩まされている人が多いようです。

 

さて、たとえばあなたの友人が、あなたとの会話の中で突然怒り出したとします。
果たして、これは誰が問題なのでしょうか?
もしかしたら、あなたはオロオロしてしまうかもしれません。
あなたが言った言葉が、何かしら相手を傷つけたのかもしれない。
あなたの態度が、相手に嫌な思いをさせたのかもしれない。
そんな風に責任を感じてしまう。

そりゃあ、しんどいわけです。

 

ここで少し視点を変えてみましょう。
損なシチュエーションで、「怒っている」のは誰でしょう?
それは、相手ですよね?
ということは、相手は自分で「怒る」という選択をしているのです。

わかりにくいですか?

 

じゃあこんなたとえ話で考えてみましょう。
電車が悪天候により遅延しています。
ホームには人があふれかえり、あなたも約束の時間に遅れるんじゃないかとイライラしています。
あるおじさんが、駅員に食って掛かります。
「どうしてくれるんだよ!?重要な会議に送れるじゃないか!!」

さて、これを見てあなたは何を感じるでしょうか?
そのおじさんがいくら怒鳴ったところで、電車の復旧は早くなるものでもありません。
むしろ、そういった人の対応で駅員が駆り出される、つまり相手の時間を搾取することでより復旧が遅れることもあるかもしれません。
論理的に考えて、そのおじさんの行動は意味のない行動です。
意味がないのに怒り出す。
これは、どう考えても、そのおじさんが「怒ろうと思って怒っている」。
もっというと、「怒りたいから起こっている」といえます。

 

怒るほうだって気分が悪い。
だから、「怒りたい」というのは間違いじゃないか?と思う人もいるかもしれません。
しかし、おじさんは怒りたいんです。
怒るメリットがあるんです。

 

それは何かというと、自分の期待に現実が沿わなかったという事実があります。
これは言ってみれば、自分がないがしろにされた、という感情につながりやすい。
鉄道会社は、自分をないがしろにした。
しかも、自分は会議で必要とされる重要な人物であることを確認したい。
けっか、オレは大事な会議があるんだ!と駅員を怒鳴る。
そうすることで、自分の存在の不安を鎮めているんですね。

おじさんは、怒鳴ることで自分の心の安定を保とうとしているのです。(本人は無意識ですが・・・)

 

私たちは、好きで起こっている人が目の前にいるだけなのに、そのことを引き起こした責任は自分と考えがち。
あの人が起こっているのも、あの人がつまらなそうにしているのも自分のせい。
そう感じがちなんですね。
そりゃあしんどいですよ。
なにしろ、相手が勝手に怒ったり、勝手に退屈したりしている責任を取ろうとしているのですから。

 

もう一度強調しますが、怒っている人は怒りたくて怒っている。
電車が遅延しても怒鳴ることなく「まあ、そういうこともあるよね」「この機会にちょこっと資料を見返しておこう」「面倒な会議に遅れられてラッキー」という感情を選択することだってできるわけです。
それをせずに怒っているのは、その人の問題。
私たちは、他人の心の問題にまで足を突っ込んで責任を感じる必要はないのです。

 

怒りたいのだから怒らせてあげればいい。
これが基本です。
それだけで、すーーーっと心が楽になるはずです。
周囲の人が突然怒り出したらこう考えてください。
「ああ、あの人、怒りたいんだな。かわいそうに」
それで人間関係がおかしくなるかって?
まあまともな相手なら、意外と大丈夫なものです。

もちろん、閉鎖された集団の人間関係は無視はできませんが、いかにも共感するふりをして心で舌を出していればいいのです。
その時少し余裕があれば、「この人は怒りを表現することでどんなメリットを受けているのだろう?」ということを考えてみると、その人の精神構造は理解しやすくなります。
よかったら試してみてください。

 

 

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人間関係に悩んだらすぐにこれを受けてごらん

人間関係に悩んでいる人は、ほんとに多いですね。

先に結論から言いますね!!

よーく、耳をすませて聞いてごらん。。。。

あのね、人間関係に悩んでいる人は、人間関係の学びをしていないだけだよー!!

 

どうですか?

これ、まさしくと思いませんか?

人間関係に悩んでいるという人ってね、あーだこーだって言っているだけで実は本気では悩んでないんですよ。

だって、本当に悩んでいる人はしっかりと学んでるもん。

じゃあ、そんな人は一体何が言いたいのかというと

ただ、ただ、あの人よりも自分の方が正しいとか、間違ってないって言いたいだけなんだよねぇ~。

そんな人の相談に付き合っていると残念ながら、相談に乗っているあなたも周りから最低って見られているから気を付けてね!!

確実にその人の仲間と思われているからね。

親切にしてあげたけど、そんな人は感謝とかもしてもらったとかもな~んも感じていないから、真剣に聞くだけ無駄よ。

もし、あなたの周りにそんな人がいたらこう言ってあげて、

コミュニケーションの学びに行って来ればってね!!

きっと、そこまで悩んでないしって言うはずだからね。

今の世の中、人間関係に悩んでいる人の数は計り知れないのは事実なんだけどそのくせ、学ばない人も計り知れないぐらい学んでないよね。

ということは、本気で悩んでいる人の数というのはたかが知れてるということだもんね。

人間関係って、ちょっと学んだらめちゃくちゃ悩まなくて済むようになる。

 

本気で悩んでいる人だけ先を読んで

 

ここから先は、本気で悩んでいる人向けに言うね。

そもそも、人間関係が複雑になってきた要因として核家族や兄弟がいないという理由が挙げられる。

幼少期に周りの人間に揉まれて生きてきた人からするとどうして、人間関係に悩むのかわからない。

つまり、人間慣れをしているかそうじゃないかだけ。

コミュニケーションが生まれた時から上手い人なんて1人もいない。

みんな、人間に揉まれているうちに身に付いただけなんだよね。

ということは、コミュニケーションというのは先天的なものではなくて、後天的なものということが分かってくれるかな。

コミュニケーションにもスキルがあるし、考え方があって、それらを学んでしまえば人間関係に悩まなくても済むということ。

だから、1人で悩んでないで悩んでいる人と一緒に学んだらいいだけだよ。

1人では学べれないよコミュニケーションというのは・・・・・・。

ここまで読んでくれた人は、きっといろいろと悩みも多いはずだよね。

もうさ、そこで悩んでいるのを卒業してよ。

時間だけが過ぎていくのはほんと、もったいないよ。

早く、そんな悩みから脱出して人間関係に悩まなくなった自分を想像してほしい。

一体、どんな未来がありそう?

そんなことが学べる勉強会をやってますで、お気軽に学びにきてくださいね。

もう一度言うよ、そんなことで悩むぐらいなら学んで終わりにしようね!!

 

個人向けセミナー

 

不満はないけど満たされない人生を送っているとすれば・・・

仕事の環境は、絶好調とはいいがたいけど、悪くもない。
幸いに、サザエさんのテーマ曲を聴いても憂鬱というわけではない。
家庭の人間関係も、サイコー!とは言えないものの、悪くもない。

ただ、何かが足りない気がする。

朝目覚めると、歯を磨いて服を着替えて会社に出勤する。
会社では与えられた仕事を粛々とこなす。
休憩時間や昼休みには、周囲の人間と談笑し、時折彼らと飲みに行く。
その時はそれなりに楽しんでいると思う。

ただ、何かが足りない気がする。

趣味といえるものもいくつかある。
休日にはゴルフに行ったり、映画に行ったり。
スポーツジムで身体を鍛え、たまにはおいしいものも食べに行く。
決して、生活に困っているわけでもないし、それなりに楽しんでいる。

ただ、何かが足りない気がする。

 

そう考えて、自己啓発の本などを開いてみる。
目に飛び込むのは、目標を明確にせよ、とのこと。
目標か・・・。
年収が三倍くらいになったら、いいかもな。
思いつくのはその程度。

ああ、マイカーがベンツとかだったらいいかも。
欲しい時計があるんだよな。

それらがなくても、そこそこ満ち足りた生活をしている自分に気づく。
自分が本当に欲しいのは、こんなものじゃないのかもしれない。

 

ある時に、無謀なチャレンジをする人たちの事がテレビで報じられていた。
〇歳にしてエベレスト登頂、
一念発起して会社を立ち上げた、
自転車で日本一周!、
激しく政治運動に燃える若者、
仕事をなげうってボランティアに励む人々。

そんな人たちを
「なんでそんなことするんだろう。。。」
と嘲笑気味に眺める自分。
自分は安定している今が幸せ。
そんな風に言い聞かせながら、視線を落とす。

 

それでも消えない、人生に不足しているモヤモヤした感情がある。
その正体が、自分でもわからないのだけど、このままではいけないような気がする。
かといって、独立起業を目指すようなリスクはとりたくないし、
世界を冒険するなんてありえない。
頭の中で否定する。

 

一つ、おせっかいをさせてください。
長い間、なにかモヤモヤしたものを感じているとしたら、
あなたはそろそろ変化をするタイミングなのかもしれません。

そのモヤモヤの原因は、小さいころにあなたが押し込めてからの中に閉じ込めた本当のあなたが殻の奥底でもがいているのかもしれません。
「僕はここにいるよ。僕を出して。」

 

人は成長の過程で、社会と折り合いをつける方法を学びます。
子どものころ素直に、「やりたい!」と主張したことは、「我慢しなさい」とたしなめられていたことがたくさんあるでしょう。仮に歌を歌いたい!とおもっても、頭の中のもう一人の自分がこういいます。「年甲斐もなく・・・。お前には今の仕事があるだろう。」と。

もしかしたら、書くことを仕事にした、絵をかきたい、ダンスをしたい、
いろんな思いを殻の中の自分は駄々をこねているのかもしれません。
しかし、大人になった私たちは、そんな駄々っ子の自分を「見ないふりをする」習慣を身に着けています。

 

だから、あなたの考える常識を外れた欲求は、即座にあなた自身が打ち消すのです。
「自分は本当はこんな仕事がしたい!」と思ったものを「なにをいってる。ここまでの地位をえて今さら転職や起業なんてできるはずない」と押し込めているのです。

抑えたあなたの感情があなたの心を揺さぶります。
あなたが、「何か足りない」と感じるのは、心の中に閉じ込めた本当のあなたなのかもしれません。それを解き放つとき、何が起こるのでしょう。
あなたは本当の意味で、人生を味わいつくすことになるでしょう。

 

こわい?
そのお気持ちはよくわかります。
怖いと感じるという事は、それだけ本当の自分が、自己主張を始めているという事なのだと思います。
その本当の自分と会ってみたいと思いませんか?
のびのびと、やりたいことを躊躇なくやる自分と出会いたい。
そう感じませんか?

 

もし、そうだとしたら、おすすめの講座があります。
あなたの心の中の本当の自分と対話することが可能になる、NLPの全容を学んで頂く実践型の講座です。
今までの人生に、一区切りつけてみませんか?

「あなたは思った通りの人間になる」は本当か?

ちょっと面白い実験があります。

あるグループの人たちに、
「白髪」「忘れっぽい」
といった老人をイメージさせるキーワードを見せ、
これを使った文章を作ってもらいました。

その後、このグループの人たちに暫く歩いてもらったのですが、
この作業をしなかったグループの人たちに比べ、
明らかに歩くスピードが遅かったそうです。

 

この事が何を示しているのか?
といえば人は扱った言葉に影響される、
という事です。

 

さて、みなさんなら、この法則をどう活用されますか?

 

たとえば、子育てにおいて、
「ダメな子ね」「なぜこれができないんだ?」
何ていう声掛けをしていたとしたら・・・
これはとても恐ろしい事です。

管理職の方が、社員の方に対して
「これだけの事がなぜできない?」
何て言っていると、出来ない人になっていきそうです。

 

それよりなにより、その言葉を使っている本人こそが、常にその言葉にふさわしい人間になっていきます。

 

少し前から、「口ぐせで人生が変わる」なんていう事も言われるようになりましたが、どうやらこれは心理学的に見ても正しいようです。

 

 

実は、これは言葉だけではありません。
たとえば、苦しくても無理やり笑顔を作ってみる。
前かがみの姿勢を正し、胸を張ってみる。
とぼとぼ歩いているのをスキップに変える。
これだけの事で、あなたは自分の感情をコントロールすることができます。

これは脳科学的にも証明されており、姿勢や表情を変えることで、
ホルモンの状態が変わることが確認されています。

 

さて、NLPでもよく使われる、モデリングという手法があります。
これは、簡単に言うと、あこがれの人を真似すること。
その人のように考え、その人のように振る舞い、その人のように行動する。
これもまた、非常に効果の高い方法と考えられます。

 

NLPというのは、どちらかと言えば外部とのコミュニケーション技術として有名な側面があります。
だから営業に役立つとか、組織の中での自分の立ち位置を確保するのに役立つとか、そういうイメージを強く持たれている方も多いようです。

もちろん、それはNLPの一つの側面です。

 

しかし、NLPにおける真髄の一つは、あなた自身を内面から変えていくという事。
これはつかみどころのない、怪しい話でも何でもない。
上の例でご紹介したとおり、科学的に実証された手法です。

だれがやっても、一定の成果が上がるからこそ、NLPは瞬く間に世界に広がりました。
もし、さまざまな成功法則を試しても、今一つ実感がない方がいらっしゃるとすれば、ぜひいちどその一端に触れてほしいと思います。

 

スピリチュアルな方法論も否定はしません。
しかし、それもまた、あなた自身がどうあるか?が重要である、と認識しています。
つまり、はじめの一歩、変化への一歩を踏み出すのは、誰でもないあなた自身です。
これまで歩んできた道から分岐した場所が存在するとしたら、それを見てみたいと思いませんか?

その入り口として、NLPの体験会にぜひお越しください。
世界は、あなたの決断を待っています。

経営に心理学が欠かせない理由

マサチューセッツ工科大学やハーバード大学といった大学の名前、皆さんも一度は聞いたことがあると思います。世界に名だたる大学なわけですが、この大学のここ数年のレポートを見てるととても面白いことがわかります。

組織を作り、動かす事を専門に研究しているチームがあるのですが、彼らが注目している事は「人」のように感じられます。チームって、人が複数関わるから当たり前でしょ?と言われそうですが、これまでマネジメントや組織について語られるとき、「人」について語られることって少なかったような気がします。

こういう仕組みを導入すれば、組織は活性化します、的なメッセージを見聞きすることは多いのですが、なかなかうまくいきません。その背景には、やはり「人」があるわけです。

システム化をすすめても動かない組織

それを使うのは人

仕組み化や、IT化は10年以上前から、企業・組織・チームにとって大きなテーマでした。いかに効率よく仕事をこなし、いかにコストを下げられるか。こういった事を競い合うように、企業は仕組み化、IT化をすすめていきました。

実は、私もある業界で、すごいIT化のブームがあったのを目の当たりにしていました。素晴らしいシステムを作り、販売する業者が多数現れました。しかし、それで効率が上がったという話をきくことは意外に多くはなかったんです。詳しく聞いてみると、

結局使いこなせず、宝の持ち腐れになっています。

という事でした。

見せて頂くと、システムのデータは空っぽ。誰も入力しないから、そのシステムはいつまでたっても動いているけど、活きていないのです。
どんな素晴らしい仕組み化のアイデアも、それを運用する「人」が動かなければ、成り立ちません。

人を使うのに人を知らないという現実

「やる気スイッチ」なんていう言葉が、CMではやったことがありました。人が組織を作り、動かすという前提に立った時、そのチームメンバーのやる気スイッチをリーダーが握っていればこれほど強い事はない、と感じることはありませんか?

先日、ある企業の方が当社に来社されました。
上司のAさんと、部下のBさんです。
上司のAさんは言います。
「部下のBのやる気スイッチは一体どこにあるんでしょうねぇ。」
なんて私の前で、プレッシャーをかけていました。

その時感じたのは、上司のAさんはおそらく、Bさんのやる気をそぐことばかりやっている可能性が高い。上司Aさんは、人がどんな時にやる気になるかを知らないのです。唯一出来るのは、強制です。言葉を選ばずに言えば、Bさんは強制労働者なのです。

人は強制されると、反発するか強烈なストレスを感じます。本来は、「働かせる」のではなく、「働きたくなる」状況を作るのが上司の務めです。しかし彼はそれを放棄して、働きたくないけど、仕方がないから働かざるを得ない状況を作って、Bさんのやる気をどんどん失わされているのです。

驚くべき現実~管理職は人のマネジメントを知らない

超優良企業の現実

誰もが知る超優良企業。しかも、就職希望ランキングでは常に上位を獲得する企業があります。ここに、「管理職の研修はどんなものですか?」と聞いたことがありました。その課長は渋い顔をして、「形だけの研修はありますが、大した中身は・・・」と顔を左右に振ります。

何が言いたいかというと、大企業においてさえ、人の扱い方を教えていないのです。つまり、管理職はどうすればチームが活性化するかを知らない。結果として、最も手っ取り早い「強制」という形で社員を使います。その結果が、心を病む人が続出する、という現実ではないでしょうか。

超優良企業の女子社員のつぶやき

同じ超優良企業に勤める女子社員。彼女は、仕事を始めて5年を過ぎ、普通で言えば仕事に楽しみを感じる時期でしょう。彼女の未来を伺ってみました。すると、こういいます。
「結婚したら、一旦、会社は辞めると思います。」なるほど、まぁ良くある話ですよね。そのあとに続いた話に驚きました。「けど、どこか違うところで働くと思いますけど。」

つまり、今の会社にはどこかで区切りをつけたい、と思っているわけです。一見勝ち組に見える彼女がその職場を捨てたがっているのです。さらに聞いてみました。じゃあ、どんなところで勤めたい?以前、ある女の子は、スタバで働きたいと言ってたけど?なんていう風に話をすると、彼女はこう話し始めました。「スタバ、良いですね!なんだか今の職場って、殺伐としていて…」

この言葉にすべてがあるのではないでしょうか。彼女は楽しく生き生きと働きたい。しかし、今の職場にはそれがないわけです。超優良企業にもかかわらず、です。

職種にあこがれて人間関係でやめていく

昨日の記事、部下のやる気をそいではいけない!でも書きましたが、人は職種にあこがれ、人間関係でやめていく、という調査結果があるそうです。上記の例を見ると、まさにそんな感じが見て取れるような気もします。その原因の一つは、上司としてのスキルが、強制する事しかない、というのが大きな一因ではないかと思います。

組織を機能させるために不可欠なもの

人はどんな時に動きたくなるか?

かつての人のマネジメント手法は、シンプルです。一つがニンジン方式。ニンジンをぶら下げて、そこに向かって走れという。簡単に言えば、キャンペーンをやって優績者に報奨金を出す、というパターンですね。

これが上手くいかない事は、既に実証されています。正確に言えば、初めのうちは上手くいくのです。しかし、やればやるほど、状況は悪くなります。どういうことかといえば、仕事が報酬と紐づいた瞬間から、人にとっては「やりたくないけどやらなければならない事」になってしまうのです。初めは、上手くいったご褒美のつもりが、そのうちもらえて当たり前のご褒美になり、ご褒美がなければ動かなくなります。

もう一つは軍隊式マネジメントですね。ただただやれ、と強制をする。

内発的動機と外発的動機

人のモチベーションには、内発的動機と外発的動機があるといわれています。外発的というのは、外からの刺激に対応して動き出す動機です。ニンジンや、軍隊マネジメントはまさにこの外発的動機をベースにしたマネジメントです。ニンジンがもらえるからやる、やらないと叱られるからやる、といったものです。

一方、内発的動機というのは、自分の心の内から湧き出す動機です。この内発的動機は、強力で、いったん火がついてしまえば止めたくても止められないくらいの力を持ちます。好きになった異性の事を考えずにいられないというイメージだといえばわかりやすいでしょうか。これに火をつけると、金銭的報酬がなくともやり続けます。

実を危険にさらしてまでボランティアを行ったり、命の危機を冒してまで冒険する人たちはまさにこの内発的動機に従って生きていきます。

組織が最もスムーズに動くのは、この内発的動機を刺激したときです。Googleをはじめとする海外ベンチャーの多くが、縛られた仕事のみでなく、自由に自分の研究をする時間を就業時間内に持たせたりしているのは、この内発的動機を開発の原動力とする仕掛けの一つだと考えています。

Googleのようにならなくてもできる事

さて、さすがに一般の中小企業に、Googleのような就業体形を作るのは難しそうに見えます。しかし、小さな組織でお金がなくともできる事があります。Googleがやっている事は、社員が働きたくなる環境を作っているという事だと思います。それは、物理的なものが重要なわけではありません。

少し前に書きましたが、人間関係で人は辞めていくわけです。実は、チームにとってとても重要なものの一つが、社内の人間関係という労働環境なのです。それを整えるのに、カラフルで楽しげなオフィスは必要ありません。必要となるのは、意識と知識だけです。

そのベースとなる知識を知る事こそが、NLP(神経言語プログラミング)を学ぶ価値だと思います。その結果は、こちらの記事にまとめています。→崩れかけた人間関係が短期間で最強チームに変わったたった一つの理由

「人」をしる。
この重要なミッションの手助けとなるセミナーをご用意しております。
この機会に一度検討してみてはいかがでしょうか。

崩れかけた人間関係が短期間で最強チームに変わったたった一つの理由

数年前。
ある企業には、どんよりとした空気が漂っていました。
社長は、いつも何かに腹を立て、
社内で怒鳴り散らす。
社長が怒鳴れば怒鳴るほど、社員との距離は離れていく。
そうは言っても仕事です。
あからさまにサボる社員はいるわけではありませんが、
何かおかしな空気が流れているのを、社内では誰もが感じていました。

 

そんな矢先、ある不祥事が起こりました。
その不祥事は、会社の存続を揺るがすほどの重大なもの。
途方に暮れた社長は、改めて社内を見回しました。
あちこちで亀裂が入っているのが目に見えるような、
よそよそしい雰囲気。

社長は、社長なりに社員を思いやっているつもりです。
しかし、社員が求めていない気遣いを一生懸命やっていて、
社員が本当に求めているものを与えることはできていなかったのかもしれません。
社長も社員も疲弊し、いつ倒れてもおかしくない状態でした。

 

この状態を何とかしなければ、組織は崩壊だ。
そんな状況に頭を抱え、途方に暮れたとき、社長はある決断をしました。

 

その頃から、社内の雰囲気はみるみる改善。
社長は言います。
「私は、自分なりに社員に思いやりをもって接していたつもりです。
しかし、社員が求めていたものとの行き違いがあったようです。
相手には相手の価値観があることを知った。
会社が変わったきっかけは、そんなことだったんです。」

その企業は、その後快進撃を続けています。

この話には、実在のモデルがあります。
詳しくは触れませんが、恐らく同じような状況に陥る企業はたくさんあるのではないでしょうか。
何時も怒っている社長、社長の逆鱗に触れぬようそれを遠巻きに見る社員、
社長と社員のやり取りを冷ややかに見つめるほかの社員。

恐怖による支配、強制によるマネジメントは、社員を委縮させます。
肩に力の入った社員は、自らの能力を発揮できず、動きがよそよそしくなります。
結果、業績は振るわず、そうなるとさらに社長の檄が飛ぶ。
その負のスパイラルの結果、分裂やクーデターが起こります。

 

しかし、この会社の社長は、崩壊ギリギリのところで食い止めました。
社長は気づいたのです。
「社員とのコミュニケーションの方法が間違っていたのかもしれない。」と。

 

その社長は、会社の幹部を引き連れてコミュニケーションスキルを磨く講座に参加しました。
すると、社員の顔は次第に明るくなっていく。
その社員の顔を見たとき、社長はこの判断が正しかったと確信しました。
社長自身も、社員の微細なサインを見逃すことなく、常に目配りと気配りを怠りません。
結果なにが起こったかというと、会社が回り始めたのです。
社長がいなくても、社員がきちんと運営できる会社になったのです。

そう、コミュニケーションが良くなっただけで、この会社は崩壊寸前から、明るい笑顔が絶えない会社にあっという間に変わってしまいました。

 

その社長が、導入したのがこれからご紹介する、NLP・LABプラクティショナーコースです。
このコースでは何を学ぶかというと、
NLPの理論による、コミュニケーションスキルを学びます。
相手との信頼関係の築きかた、相手の視点と自分の視点の違い、信頼関係が増す相手の話の聞き方といった対人スキル。
また、日ごろあまり意識することのない、自分自身の視点や、潜在的な願望、抑圧された本心に気付くといった自分自身との対話スキル。
さらには、LABプロファイルといった、相手を知る技術についても学びます。
相手の言動から、相手の価値観を知り、その価値観に沿ったコミュニケーションを形作ることが可能です。

このコースは、身体を使う体験型学習です。
教科書で、「こうですよ。」と学ぶのではなく、実際に、相手の心の動きが言動にどう出てくるかを人と接することで体感して頂くワークが中心となります。

 

さて、コミュニケーション力を磨き、組織を活性化させ、業績までもアップさせるスキル。
崩壊寸前の会社が、他者からもうらやましがられるほどのチームワークを発揮するほどの組織となったきっかけとなるツール。

今回のモデルとなった会社の社長は言いました。
この講座、いくらぐらいの価値がありますか?と問うたところ、
「その後の効果を考えたら、300万円でも安い。」
とのこと。

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