皆さん、個性心理学ってご存知ですか?
羊とか、ペガサスとか、ライオンとか、コアラとか。
あまり詳しくはないのですが、動物占いと同じような枠組みのようです。
私の周囲の人間が結構ハマっていて、いろいろ教えてくれます。
これがなかなか面白いのです。
個性心理学は、まず、生年月日でその人の属性をみます。
たとえば、本質は羊で、外に出す部分はペガサスで・・・
みたいな感じで、人の本質、前面に出やすい性質、一人に一つの診断というよりその人自身の様々なシーンでの特性を読み解くようです。
そうやって、自分の個性を知ります。
そして、相手の個性も知ります。
たとえば、未来の心配事が気になってしょうがない人と、
そんな思考は全く持ち合わせない人がいたとしましょう。
未来が心配の人の事は、未来の心配をしない人には全く分かりません。
だから気楽に言うわけです。
「そんな、起こるかどうかわからい事、しんぱいしたってしょうがないじゃない!」
なんてバンバン背中を叩かれる。
しかし、心配なものはしょうがない。
心配するなと言われても、そういう思考回路なのだから仕方がない。
なぜあの人はわかってくれないのだろう…。
そんなところから、仲の良い人、良くない人が出てくるわけですね。
あの人はわかってくれない、と。
いろいろ話をきいていて、この個性心理学、なかなか面白いな、と思いました。
四柱推命学なんかをベースにしているという事ですから、いわば統計学ですよね。
今でいうビッグデータなわけです。
さて、これにハマった知人は、周囲の人間の生年月日から、どの動物に当てはまるかを次々とチェックしていきます。その結果を見ながら、
「なるほど~。」
「あの人を見ててイライラするのはこういう事だったのか。」
「うんうん、あの人、そういう部分ある。その背景にはこんな思いがあったのか。」
そんな風に人間理解を深めているようです。
合う人、合わない人がいて、合わない合わない理由がある。
そんなことがわかり始めると、今までなら
「なんであの人はあんな振る舞いをするの!」
と腹立たしかったことが、今なら納得できるといいます。
「あの人にはああいう個性があり、価値観があるから、ああいう行動がとれるんだな。」と。
どちらかといえば、ネガティブ思考で、なぜ自分だけがこんな苦しい思いをしなければならないのか?と言っていたその知人。
見る見るうちに、表情が明るくなるのがわかりました。
しかし、この個性心理学で、困ったことがあるといいます。
相手の生年月日がわからないと、相手のタイプを明らかにすることができないのです。
もちろん、やっているうちに、なんとなくあたりをつけることはできるようにはなるようです。けど、やっぱりちゃんと確認したい。
そんな思いがつのって、生年月日を聞くそうです。
聞ける相手ならいいのですが…。
この話をきいて、ある事を思い出しました。
それが、LABプロファイルというものです。
LABプロファイルも、分類の仕方は個性心理学と同じかどうかはわかりませんが、人をある程度特性に応じて分類します。
その分類を判定する方法は、生年月日ではなく、相手が使う言葉です。
つまり、SNSやブログへの投稿、メールやLINEでのやり取り、そして日常交わされる会話。
こういったものを手掛かりに、相手の価値観を明確にしていきます。
ですから、今目の前で会話していなくとも、ある程度習熟すれば過去の会話を振り返る事でも、相手のタイプを概ね判定することが可能です。
知人は今のところ個性心理学に夢中です。
そこからもう一歩追求したくなった時には、LABプロファイルを学ぶことをお勧めしたいな、と思っています。
面白いのは、ネガティブ思考を無理やりポジティブにしなくとも、人を知ることで考え方が前向きになるのはよくある話です。なぜなら、人の悩みのほとんどはお金と人間関係である、と言われているからです。
そんな悩みのループから抜け出したいなら、NLPやLABプロファイルを学ぶのは、人生のショートカットにもなりえる事じゃないかな、と思います。
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タイプ別!人に影響を与える言葉の使い方を伝授します 言葉と行動から、他人の”心のスイッチ”を押せるようになります
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士