成功したければ脳を喜ばせよう

成功人生の秘訣は?
そう聞かれたとき、どんなことが思い浮かびますか?

・勤勉であること?
・努力を惜しまない事?
・一生懸命であること?
・活動的である事?
・積極的である事?
・継続する力を持つ事?
・前向きでいる事?

まあ、いろんなことがあり、どれもこれも正しいと思います。
そういった行動を続けられれば、普通は成功しそうですよね。

 

けど、とっても大事なことがあります。
そこにあなたを突き動かすエネルギーが必要となります。

 

勤勉であることも、努力したり、一生懸命であることも、
活動的であることも、積極的で、継続することも、前向きでいることも、
どれもこれもエネルギーを使います。

力がわいてこなければ、どんな行動もできませんよね?
その根源にある、パワーの源ってどこにあると思いますか?

 

それは、脳にあります。
もうすこしいうと、意志の力。
成し遂げたいことがあるから、力が湧いてくるんです。

 

たとえば、好きな異性がいたとしましょう。
彼女(彼)は、あなたとは全く違う身分だったとします。
アイドルだったり、大富豪の子息・子女かもしれないし、まあそこは何でもいいです。
そんな高根の花。
それでも、世界中どこを探しても、自分が愛せる人は彼女(彼)しかいないとなったら、どうにかお近づきになる方法を考えます。

追っかけ、という人がいますが、これ、大変な労力です。
お金も時間も費やして、少しでも近くに行こうと頑張るわけです。
それを遠めに見て、苦笑いする人もいるかもしれません。
本人、そんなことは承知の上で、なりふり構わず彼女(彼)に少しでも近づくために持てるすべてをなげうって行動します。

 

彼らは、「がんばって、追っかけするぞ」なんて思っているでしょうか。
たぶん、NOでしょう。
目的が明確で、ただその目的に忠実に活動しているだけです。
つまり、アイドルに一歩でも近づくという意志がそこにあるわけです。

 

では、あなたには何があるのでしょうか。
年収1000万円を目指したい?
それもいいでしょう。
では、その1000万円は、あなたになにをあたえてくれるのでしょうか?
優越感?お金に対する自由?なにかモノに変えて楽しむ?
どれもこれも、なかなかうれしいものですね。

それがあなたの本当の意志であれば、年収1000万円を手にしたあなたは幸せでしょう。

 

しかし、ある調査データがあります。
それは年収300万円の人も、1000万円の人も、3000万円の人も、みな一様にこう思っているようです。

「あと3割くらい収入が増えたらうれしいのに」

つまり、年収ってそういうものなんだと思います。
お金ってただの紙。
もっといえば、ただの情報です。
それをこよなく愛し、命を懸けてそれを追い求めても、なんだかむなしいってことがけっこうあるようです。

 

実は、収入が伸びないと悩んでいる人。
成功するための行動が続けられない人。
そんな人たちは、その行動を作り出すエネルギーが足りないのかもしれません。
そしてそのエネルギーというのは、単にお金持ちになるとかいう気持ちとは、ちょっと違うところからもたらされるのではないかと思うのです。

 

じゃあ、どこにあるのか。
それはきっと、あなたの心の中、それも結構奥の方にインプットされます。
多くの場合、それは使命と呼ばれます。
それは誰かから与えられたものではなく、自分が無意識に選び取っているのだと思います。
無意識だから自分でもよくわからない。
脳の奥深くにひっそりとたたずんでいるわけです。

で、厄介なのが、脳っていうのは生存の危機を感じると、パッと視野を狭めてしまう。
生き抜くためにその「危機」に心を集中させるわけです。
生存の危機というのは、病気とか怪我とか、高いところにいるとか、危険な場所にいるって事だけではありません。ストレス、騒音、不快な気候、そんなものさえ生存を脅かせるものに数えられます。
そんな状態では、輝かしい未来をイメージするどころか、目の前の苦しみばかりが意識の中に広がります。そして、肝心な未来につながる情報が見えなくなる。
だから、まずは脳をリラックスさせ、「危険はないよ」と認識させてあげないといけません。

スティーブ・ジョブズ、Googleなどが瞑想を取り入れるのは、まさにそんな理由からなのかもしれません。
さて、瞑想もそれなりに上達すれば、驚くような現実的なアイデアが浮かんだり、安定した心の状態を作る事ができますから、習慣化するとベストだと思います。

瞑想の効果を加速化する方法の一つとして、自分との対話のスキルを磨くことがあげられます。そこはまさにNLPの得意分野。
NLPを習得し、あなたのエネルギーを作り出す源、探してみませんか?

 

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大富豪がエコノミークラスを使う理由

ある本に、映画監督トム・シャドヤックの話が紹介されていました。
かれは、ジム・キャリーと組んで、「ライアーライアー」などのヒット作を手掛け、その後、エディ・マーフィー、ロビン・ウィリアムズ、モーガン・フリーマンなどとともにヒット作を続出させていました。
個人資産は5000万ドルを超えると言われ、移動はプライベートジェット。

まさに憧れの大富豪生活です。

しかしかれは、ある時感じたそうです。
「生活は快適だったが、幸福感が増すことはなかった」と。
むしろ、居心地が悪かったといいます。

彼は巨万の富を得、ハリウッドの華やかな人々がするのと同じように、生活のレベルをどんどん上げていった。
それが自分を幸福にする・・・というより、それが当たり前だと感じられる世界です。

しかしあるとき、彼はそのことに疑問を感じた。
そして、飛行機をエコノミークラスに変え、近所の移動は自転車で。
彼にとってはそれで十分なのでしょう。
映画も、商業主義に徹するのではなく、自分の撮りたいものを撮る。
彼はそういった生活を「自分を満たすため」とインタビューで語っているそうです。

 

さて、この話、信じられるでしょうか?
一般的には、一度上げた生活水準を下げることは非常に難しいと言われます。
しかし彼はいとも簡単にやってのけた。

まあ一つには、一旦、大富豪の生活をしてしまったから「こんなものか」とわかったというのがあるでしょう。
そこを経験しなければ、自分にとって魅力的な生活ではない、ということを知ることができなかったかもしれません。
とはいえ、その快適な世界の中に身を置いてなお、何が足りないのかを導き出したのは彼だからこそ、と言えるのではないかと思います。

 

私たちの多くは、これほどの富を手にしたことはない。
しかし、自分にとって何が必要かを問うことはできます。
富が必要なのか、それともそれ以外のものが必要なのか、ということを。
多くの方は、精神的な幸福を求めているものである、というのが定説ではあります。
しかしそのことを知るには、富みへの盲目的な信仰をいったん捨てる必要が出てきます。
その最短距離は、自分が富める経験をしてみることなのでしょう。

何を選ぶかは、あなたの自由。
富を目指すもよし、それ以外でもよし。
しかし、最も不幸なのは、自分が何を目指したいかがわからず、雰囲気だけで富を得たいと信じている事ではないでしょうか。

その奥にある本心を知るには、ちょっとしたコツが必要です。
そのこつをNLPでお伝えしています。
よければ、NLPの世界に、少し足を突っ込んでみませんか?

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「なりきる」ということ

監獄実験という有名な心理実験があります。
これは、看守役と囚人役のチームに分けて、簡単に言うと「監獄ごっこ」をさせました。
看守役は看守らしく振舞え、囚人役は囚人らしく振舞え、と。
するとどうでしょう、日を重ねるごとに看守は囚人を見下す言動を行い、
囚人役は自分を卑下した言動を行う。

この実験は、あまりにエスカレートしすぎたためストップさせられました。

 

実験を終えるころには、被験者は精神的に非常に危険な状態だったとか。

 

ところで、たとえばお金持ちになりたいとしたら、一張羅を着てホテルのラウンジでコーヒーを飲め、という話があります。
成功したいなら、あこがれる成功者のふるまいを真似せよ、ということも言われます。
実は、これは先に話した監獄実験とも通じる部分があると思っています。

お金持ちになりたければお金持ちのようにふるまえ。
成功者になりたければ、成功者のようにふるまえ。
これ、NLPという心理学では「モデリング」というテクニックの1つとして紹介されています。

 

バカバカしい・・・
そう思う人もいるかもしれません。
しかし、もう一度監獄実験を思い出してください。
善良なる市民が、たった数日で残虐な看守になったり、卑屈な囚人になる。
逆のパターンだってあり得るわけです。

 

その時に大事なのは、「なりきる」ということが一つ。
そして二つ目に、場面設定が大事だと思います。
自分がどうふるまうということももちろん大事なのですが、周囲の環境を整えるのはとても大事だと思います。
人は、そういった肌で感じる雰囲気というのでしょうか、私は「場」と呼んでいますが、これが「なりきる」ためにはとても重要なものの一つだと思います。

高級ホテルのラウンジでコーヒーを飲むというのも、周囲に高所得らしき人が行き交い、高級な調度品があり、卓越したサービスがあるという状態が重要なのだと思います。
そういった環境で、目指す人のとるであろう仕草、目指す人がとるであろう選択を行う自分を認識した時、あなたは成功の階段を一歩上がるのでしょう。

監獄ごっこはいただけませんが、成功者ごっこは悪くない遊び。
月に一度は試してみてはいかがでしょうか。

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「成功したい」という言葉が本当かを試す2つの質問

皆さんは、成功したいですか?
皆さんは、幸せになりたいですか?

それは本当でしょうか?

 

なぜこんなことを聞くのかを少しご説明させていただきます。
ちょっとした実験にご協力ください。
大丈夫、5分もかかりませんから。

 

では、あなたに質問です。
今の状況において、考えうる問題点やあなたにとっての障害を5つピックアップしてください。
手元のメモ用紙でも、このページをプリントしてもいいので、書き出してみてください。
できる限り具体的に書いてみてくださいね。

1.

2.

3.

4.

5.

できましたか?
時間は大体どれぐらいかかったでしょうか?
たぶん、1分もかからず5つくらいは出てきたのではないでしょうか?
連鎖的に次から次へと浮かんで、メモするのが大変だったかもしれませんね。

 

では、次の質問にうつります。
あなたにとって、3年後こうなりたいという状況はどんな状況でしょうか?
あ、一つだけ注意点があります。
「1億円手にする」とか「年収1千万円」とかいうのはナシですよ。
なぜなら、お金自体には何の価値もないから。
その1億円や、年収1千万円を得るのが目的ではなく、そうなったときにどんな生活をしたいか?
っていうことがあなたの望みのはずです。
まさにその望みを書いてください。

ではなくて、預金通帳の数字を眺めているだけで幸せ・・・
というなら別ですが。

いきますよ?
では、はじめ!

1.

2.

3.

4.

5.

はい、書けましたか?

いかがでしょうか。
問題点を書いたときと、3年後の自分を書いたとき。
どちらが難しいと感じましたか?
たぶん、ほとんどの人は、3年後のありたい自分の姿を書くほうが難しかったんじゃないでしょうか。
つまり、これが、幸せになり切れず、思ったような成功に至らない原因です。

 

かんがえても見てください。
問題点は、質問された瞬間、すらすらと具体的に浮かんでくるのに、
未来に自分がどうなっていたいか?ということになると頭の中で引っかかって出てこない。
これ、日頃から「問題のことばかり考えている」ということではないでしょうか。

それで「成功したい」「幸せになりたい」というのは、本当ですか?
と聞いたわけです。

 

しかし、無理もありません。
これは、人の脳の機能に由来するのです。
というのも、人は、危険や問題に対して敏感です。
こうありたい、という思いより、問題点に意識が行きます。
それはなぜかというと、まずは生存を脅かす危機を排除しようとするわけです。
だから未来の夢より、今の危機・問題に注目するように人間はできているわけです。
無意識に問題には目を向けるけど、意識しなければ夢には目がいかない。

このしくみを知っていれば、自分にとってありたい未来というのは、意識しなければならないもの、ということがわかると思います。
はじめに、「成功したいか?」「幸せになりたいか?」と聞きましたが、まずはあなたにとって成功とは何か、幸せとは何かを定義しなければなりません。
そしてそれを常に意識することが必要となります。

 

さて、NLPのワークでは、1000年後のあなたがどうなっているか?をイメージしていただくものがあります。
100年後の間違いではありません。
1000年後です。

こいつ、何言ってるの??
と目を白黒させる人もいるかもしれませんが、この問いは非常に重要な問いです。
なぜならば、あなたの本質に触れる質問だからです。
今、「1000年後のあなたは?」と問いかけられてもピンとこないかもしれません。
しかし、「場」の設定を行い、順序立ててこの問いを頭に投げかけることで、人それぞれのイメージが頭の中に描かれるようになります。
その時に、涙を流す人もいれば、人生の使命を感じ取る人もいます。
そういった、コアになる価値観をとらえられると、ぶれることがなくなります。

自分は何のために生まれてきて、この世に何を残すのか。
それを知れば、あなたにとっての幸せとは何かを知ることができるでしょう。

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成功への近道は?

新しい年の初めに、今年こそは!
そんな決意を新たにされている方もたくさんいらっしゃると思います。
そこで、その決意の成功率を高める方法は、じつは「失敗」がとても重要なのです。

たくさんの”失敗”を経験する

私たちは、潜在的に失敗を恐れています。
その根底には、
「失敗したらかっこ悪いなぁ」
「無能な奴と思われるの、嫌だなぁ」
「うまくやらないと叱られる」
なんていう思いがあります。

これは思考のクセです。
たとえば、私たちは小さいころ、
「やってはいけない!」
ということを親からたくさん教わっています。
危ないものを触ってはダメ。
夜に勝手に出歩いてはダメ。
親の目の届かないところへ行ってはダメ。

ダメ、ダメ、ダメ、ダメ・・・

成長過程で、禁止ばかりされてきて、
叱られることはやらない
という癖がついています。
しかも学校でも、学校が指定する「正しいこと」に
合致することでしか褒められることはありません。

つまり、叱られることというのは、失敗です。
そして失敗すると、自分自身の価値が下がると考える癖がついています。

 

失敗は人に魅力を与える

そこで考えてほしいことがあります。
それは、人は失敗にもがく人に輝きを感じる、ということ。

たとえば、高校野球。
プロ野球に比べ、技術的にはまだまだ発展途上。
なのにプロ野球には関心がなくとも、高校野球には夢中になる人はけっこういます。
それはなぜなのでしょう。
私は、完ぺきではないからだと思っています。
どこかしら危なっかしくて、どっかしら不安定。
だから人の目を引き付けて離さないのです。

で、先ほどの話に戻りましょう。
人は失敗すると、自分の価値が下がると考えがち、という話がありました。
しかし、失敗しても、何度も起きてくる人をなぜか応援したくなります。
昔ながらのスポコンドラマはまさにそんな展開しかありません。
どちらかといえば、完ぺきな人って、主人公のライバルでしか出てきませんよね。

ここ、とても大事なんです。
皆さんも、完ぺきな人より、どこか足りない人を応援したくなる。
なのに、自分は完ぺきで失敗のない人でありたい。
なんだか矛盾してませんか?

自分が好きな姿に、自分がなろうとしない。
ちょっと不思議ですよね。

本当の自分と仮面をかぶった自分

完璧じゃない人を応援したくなるのに、
完ぺきな自分になりたい問題。
この矛盾がどこにあるのか。
これを追求すると、実は圧倒的にあなたの計画の成功率は高まります。

 

人は誰しも、何かしらの仮面をかぶって生きています。
たとえば、親から常に厳しくしつけられてきた人は、
失敗することを悪とし、失敗する姿を人に見せないようにします。
本当は努力家なのに、努力している自分を嫌います。

けどそれは本質的な自分でないことが多い。
本当は、失敗しながら、けどへこたれず成功に向かっていくタイプなのに、
なんだか失敗することが悪のように感じてしまう。
それを正当化するために、巧妙に自分に言い訳をし始めます。
「そういうこと、興味ないから」
「そんなことに一生懸命になっても無駄」
「自分がやりたいことはこれではない」
などなど。

 

失敗しない自分であるために、失敗を受け入れようとしません。
もう、失敗を受け入れちゃったら、自分のアイデンテティ崩壊!っていうくらいの危機感。
これを少しずつでも緩めていきましょう。
失敗するのも自分だし、あきらめがちなのも自分。
それが良いとか悪いとかではないのです。
そういった等身大の自分を感じ、認めてあげてください。

そうすると、あなたの心の中にある本当のあなたが、少しずつ顔を出し始めます。
「几帳面な自分」
を演じている人は、ちょっとルーズな自分が出てくるかもしれません。
「仕事に対して真摯な自分」
を演じている人は、ふざけた自分が出てくるかもしれません。

 

それってまずいことじゃない?と思うかもしれません。
けど、心配ありません。
それをどんどん出しちゃってください。
すると、周囲の反応が変わり、あなたのポジションも変わります。
今まで、右利きの人が左手で成功しようと思っていたのが、
このように自分を出し始めると、きちんと右手で成功をつかもうとする方向に動き始めます。

結果は火を見るより明らかですね。

確かに怖い

このような仮面を、あなたは何十年もかぶってきました。
少なくとも、7歳くらいまでに作られたあなたの仮面は、その後の人生にわたってあなた自身として表現しているものです。
それを変えるなんて、とんでもない。
はじめはそんな風に思われるかもしれません。

たとえば、「自分は男っぽい」という女性ほど、
なかみは女性としての魅力にあふれていることが多い。
そしてたいてい、周囲の人はそのことに気づいています。
気づいていないのは本人だけ、というのはよくある話。

「まじめでそつがない」と自分でいう人ほど、
どんくさいけど大胆なアイデアを持っている。
そんな人も多いですね。
彼に引き寄せられる人の多くは、「まじめでそつがない」彼ではなく、
その奥にあるどんくさいけど大胆な彼に惹かれているはずです。

 

NLPのワークなどで、こんな自分を発見した人の多くが、自分自身の本当の姿を出し始めて驚かれることがあります。
「思ったほど周囲は、驚かなかった」
ということ。

まさに潜在意識が発するメッセージを、あなたの身近な人はきちんと受け取っているのだと思います。

 

長くなりましたので、最後に結論を。
あなたの本当の姿を見せてください。
そのためには、「失敗をたくさんする」というのが、
一つのきっかけになります。

失敗は、考える時間を作り、考えることで変化が起こります。
変化はこれまでと違う行動を作り、
これまでと違う行動が、これまでと違う結果を生み出します。

 

この1年でどれだけの失敗を重ねられるか。
それこそがあなたを成功に導く、重要な行動の指標となります。

 

 

「成功」は迷路の「ゴール」

私は子供のころ、一時期ずいぶん迷路にはまったことがあります。
まあ、小学生の低学年では、多くの人が楽しんだ遊びだと思います。

迷路には必ず、スタートとゴールがあります。
プレイヤーがやることは、ゴールに向かう道を見つけること。
時には袋小路にはまることもあるし、
時には、ずいぶんと後ずさりしなければならないこともある。
それでも行きつ、戻りつしながらも最後にはゴールにたどり着く。

どんなに難解な迷路でも、簡単な迷路でも、共通しているのは、
必ず一つ、ゴールにたどり着く道順がある、ということ。

 

さて、この迷路。
うまく抜けるコツってあるのでしょうか?
たとえば、リアルな巨大迷路。
人間が入って歩く迷路ですね。
これではよく、
「左手(もしくは右手)を壁にずっとつけながら歩くと、必ずゴールにたどり着く」
と言われます。

しかし、これは誤りです。
迷路の作り方によっては、これではゴールにたどり着かないものもあるのです。
じゃあどうするか。
とにかく、あれもこれも試してみるというのが一番手っ取り早い方法のようです。

 

あれもこれも試すというのは、何をやっているか?というと、
ダメな道を消していく作業です。
思いがけず、すっと通り抜けられればいいのですが、ふつうそううまくはいかない。
すると、あの道はだめだった。
だから次の道を試す。
この連続なんですね。
ゴールに続く道を見つけるには、ゴールに続いていない道を一つ一つ消し込んでいく作業をしているわけです。

 

さて、私たちが学んでいるNLP(神経言語プログラミング)においては、
「行動」が非常に重視されています。
その「行動」を促すことにNLPを活用されている方も多いと思います。

なぜ行動なのかというと、先ほどの迷路の例を見ていただくとわかりやすいと思います。
あなたにとっての「成功」というゴールを定めたとします。
それは例えば、年収1千万円にしたいとか、ベンツを買いたいとか、一軒家を持ちたいとか、
可愛い彼女(彼氏)が欲しいとか、友達を増やしたいとか、資格試験に合格したいとか、
まあいろいろあるんだと思います。

そんなゴールを設定したとしたら、だれしも一直線に成功に至る方法はないか?と探し始めます。
しかし、みんな知っているはずです。
成功につながる一直線の道なんてないことを。
何度もつまずきながら、登っていく。
そのことは、過去の経験から知っているはずです。

 

そこでやるのが、行動なのです。
どんなものでもいいから、とにかく成功につながりそうな行動をとってみる。
あとは、迷路と同じです。
成功というゴールにつながっていなさそうな道を消し込んでいけばいい。
そうやって、消して、消して、消した挙句に残った道こそが、成功というゴールにつながる道です。

それをより早く見つけるには、より多くの行動を迅速に行う必要があるわけです。
NLPという心理学を学んで成功する人はたくさんいます。
その理由は、他人のことがわかるとか、他人を操ることができるとかいうことではなく、
本当のところを言えばNLPによって自分の行動を促すことができるからです。

 

あなたも、成功への道を見つけたいとすれば、
より多くの行動を行ってください。
それがおそらく、最短距離で成功につながる道なのだと思います。

 

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