「いまの生活に、特に不満はありません」
「まあ、こんなもんでしょう」
地方に住む人と話をしてると、こんな言葉を耳にします。
今の状態で十分。
けど、不思議なことがあります。
自分達の仲間の愚痴や陰口、けっこう耳にすることもあります。
というか、人が集まると、そんな話ばっかり、なんていうこともあります。
他にも、政治が悪いとか、経済が悪いとか、なんだか常に悪者を探しているように思えることさえあります。
なのに、不満はない、という。
いやいや、めっちゃ不満だらけですやん(笑)
社会への不満、政治への不満、経済への不満。
そして、仲間の誰かが、その輪から飛び出そうとすると、陰口が始まる。
「あいつ、最近変わったよね」
「なんか、怪しいことやり始めた」
「ちょっとおかしくなったんじゃない」
話題は常に、「自分以外のこと」です。
じゃあ、あなたはどうなんですか?
そう聞くと、やっぱりいうわけです。
「まあ、普通の暮らししてますから。特に不満もありませんし」
うーーーん、やっぱり矛盾してる。
不満がないなら、愚痴なんてではないはずですよね。
けど、口を突いて出るのは愚痴が多い。
他人の話が多い。
他の人と自分を見比べて、安心したいんでしょうね。
抜け駆けされたくないから、常に人を監視する。
監視して、抜け出しそうな気配を見ると、攻撃するわけです。
「そんなことしても、いいことないよ」
「どう見てもうまくいくとは思わないけど」
いわゆるドリーム・キラーというやつです。
さて、本当にそんな人たちが不満のない人生を送っているなら、それはそれでいいと思います。
けど、もし、愚痴を口にしたり、他人を批判したりしがちだとしたら、ちょっと立ち止まって考える必要がありそうです。
「あなたは、今の生活、人生、仕事に、満足なんかしていないんじゃないですか?」
もっと良くしたいという思いを一生懸命抑えているんです。
なぜなら、よりよくなろうとすると出る杭になるから。
周囲の評判を気にせず、自分の道を進んでいる人を見ると、ムカッと来ませんか?
あいつ、周囲の輪を乱しやがって!とか
自分勝手な奴!とか。
ムカッと来るってことは、うらやましいってことです。
心の奥底では、自分もそうしたいことが多いのです。
にわかには受け入れられないかもしれませんが、たいていはそういうものです。
だから他人も出る杭にならないよう、他人の足も引っ張るわけです。
しかし、どうせなら、みんなで「出る杭」になったほうが建設的じゃないですか?
自分だけじゃなく、友達も、その友達も変わればいい。
もし、あなたがそんな思いに素直になった時、あなたの想いを加速する方法があります。
その一つが、NLPといえるでしょう。
まずは、あなたが何も満足できてないことに気づいてください。
そして、大事な友達をぜひ誘ってください。
こんな世界もあるんだよ、と。
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士