経営者は夢を語らないといけない!!

中小企業の経営者が頭を痛める問題があります。
今や、どこも人不足。
だから相応の費用や時間をかけて、若者を何とか採用したいと中小企業は頑張ります。
しかしその結果、たった3年以内で5割の若者が辞めていくのだといいます。

私の身近にもそんなケースがありました。
その会社では、今後の番頭格というつもりで若手社員を育てていました。
しかしその若手社員、就職から三年を待たず退職してしまいました。
理由を問うと、こういったそうです。

「この会社に未来は感じられない」

実はこの話、この会社に限ったことではありません。
こういった理由が波紋を呼び、連鎖退職が起こる会社も多いそうです。

 

かつては、石の上にも三年と言われたものです。
しかしこれを真っ向否定する人がいます。
ホリエモンこと堀江貴文さんです。
彼はその著書「多動力」をはじめ、さまざまなところで修業ほど無駄なことはない、といいます。

 

一方、中小企業では、そこそこ社員が一人前になるのに3年はかかる、暗黙の了解みたいなものがある。
このギャップというのは、経営サイドと社員との間の大きな隔たりなのかもしれません。

 

ところで、会社というのはいったい何なんでしょうか?
これをある人は、幻想でしかない、と言います。
会社の事務所や、製造機械、そこに集う社員は実体があります。
それは会社そのものではないのはご承知の通り。
しかし、それらを結び付ける「カイシャ」というものには実態がありません。

じゃあ、カイシャってなんだろう?と考えると、わかることがあります。
それはある目的をともに達成するために作られた組織です

 

で、ここで問題が明確になります。

あなたの会社は、何を達成したいのですか?

ということです。

 

ここで多くの中小企業経営者は、
・売り上げ目標●億円
・社員数●百人
・事業所数●箇所
・上場
なんていうことをあげたりします。

 

それ、社員さんが
「おー!社長!その目標、サイコー!」
と思うでしょうか?
たぶん、多くの方はしらけちゃいますよね。

 

結果として、会社がどうなるとしてもとりあえず自分の報酬が確保できれば・・・
なんていう思考に落ち着かざるを得なくなる。
すると、自分の報酬がどうすればどう増えるかを考える。
で、「結局この会社に居たら、たいして増えないんじゃないの?」という思いに至る。
すると急速に、会社で働くことがバカバカしくなる。

だったら、もっと条件のいいところに行こうよ、と。

 

とはいっても、今の若者の多くは、本心は報酬ありきじゃないんです。
なぜなら、報酬のないボランティアは、一生懸命やる人とかいますよね。
それよりも、夢中になる夢を一緒に見られる仲間が欲しいのです。
本来は、会社がそうなることが、一番交通整理がしやすい。

けど、会社の中には夢はないわけです。
たぶんこういう若者には、
「一緒に世界を変えていこうよ」
という社長が必要なんじゃないかと思うのです。

 

それは、口だけだと大体、バレます。
社長は本心から出た言葉を語らないといけません。
で、社長、あなたは成し遂げたいんですか?

こういう質問をしても、頭を抱えて顔をしかめる。
「ええ・・・なんだろう・・・」
日頃考えることのない質問だから、難しいのはわかります。
けど、これからの会社を引っ張っていくには、あなたが人生をかけて打ち込むミッションが必要です。

 

それはどこかに落ちてるものでしょうか?
実はそうではない。
それはたいてい、社長の心の奥深くにあるものです。
しかし日ごろは、そこにアクセスるることがあまりないので、忘れてしまっているだけです。
それを思い出すこと。
それがあなたの人生をより豊かにし、会社をも発展させるカギとなるはずです。

それを見つける手助けとなるのが、NLPです。

半信半疑だとしても、体験セミナーであればたった3,000円でNLPの一端に触れていただくことが可能です。
今の状態を抜け出す行動をするのか、
今まで通りを継続するのか。
あなたにとって、今がまさにその決断のときなのかもしれません。

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自分を愛そう

いよいよ今年も終わりに近づいてきました。
この一年、皆さんにとっていかがでしたか?

 

きっと、皆さんは”反省”をする癖がついていませんか?

今年は〇〇しようと思っていたのにできなかったな。
年初こんな風に決意したのに、できてないな。
△△を始めようと思ったけど、結局手が付けられていない。

などなど。

 

私たちは、いつのころからか「反省」する癖をつけられています。
さいきんでは、PDCAなんていうことを言われますが、
これ、単なる反省会になっている場合も多いようです。

会議でもできなかったことをピックアップして、犯罪者探しをする。
家でも、家族のできないことに目が行く。

 

こういう習慣って、習慣で身についてきた部分もありますし、
人の特性でもあります。
うまくいかなかったことに目が行くんですね。

よく言う話ですが、人は力を入れたいときに、そこに集中します。
つまり、反省会は、問題に力を与えてしまいます。
問題、うまくいかなかったことばかりに集中してしまい、なんとなくげんなり。

 

フラットに1年を顧みるとすれば、できたこともきちんと検証する必要、ありませんか?
あなたは、この1年で成し遂げたことがたくさんあるはずです。
新しいチャレンジだったり、よりよくするための努力だったり。
なにより、今のあなたが風吹く公園のベンチに寝泊まりしていない状況であるなら、
この一年間、毎日何かをやり遂げているはずです。

もう一つ考えてみましょう。
人は成長した時、成長した自分を基準に物を考えます。
だから、自転車に乗れるようになった人は、自転車に乗れなかった自分を忘れてしまいます。
自転車に乗れるのは当たり前。
もっと上手に乗るとか、力強く焦げるようになるとか、そういう目標を未来に掲げます。
しかし、仮にそれが達成できなかったとしても、少なくとも、自転車に乗れなかった自分からすれば、
格段の成長を遂げていることになります。

 

この「反省」という習慣。
もちろん悪いことではありません。
しかし、自分を承認することなく、悪い部分ばかり見てしまうと、それは自己否定につながりがちです。
ああ、こんなことさえできなかった。
俺ってやつは、私って人は、どうしようもない人間だ・・・と。

いえいえ。
そこまでの自分になったのは、過去のあなたの努力の結果です。
だから、まずは自分をほめたたえてください。
1年でやり遂げたことをリストアップしてみてください。
すると、今の自分が発展途上ではあるけど、きちんと成長していることを実感できるはずです。

 

自分を愛そう。
そんなことを言われてもピンとこないとしたら、ここから始めましょう。
あなたは十分、すごい。
できたことリストを埋めていき、そこに来年何が追加できるかな、なんて楽しい夢を見てください。
人は自分に厳しすぎるのです。

あなたは大丈夫。
それが2017年を締めくくるにあたって、私からお伝えしたい最後の言葉です。

では、よいお年を。

お金に関する目標しかなければ「つましい生活」を送るって本当!?

先日読んでいた本、
『自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング』(アラン・ピーズ)
に書かれてあった事が余りに衝撃的だったので、ここで共有したいと思います。

・目標や計画をきっちりと紙に書いているアメリカ人      3%
・人生の目標についてしっかりした考えを持っているアメリカ人 10%
・お金に関する目標しかないアメリカ人            60%
・目標がなく、将来の事もほとんど考えていないアメリカ人   27%

一方、同じ調査でこんなことがわかっているそうです。

・かなりの成功を収めている人                3%
・まあまあ順調な人生を送っている人             10%
・いわゆる「つましい生活」を送っている人          60%
・公的支援や施しを受けて何とか生活している人        27%

この奇妙な数字の符合。
皆さんはどう考えられますか?

もちろん、目標や計画を書いている人が3%で、かなりの成功を収めている人が同一人物かどうかはわかりません。
とはいえ、これだけ数字が符合しているというのも何らかの関連性を疑わずにはいられません。

 

とはいえ、目標や計画を紙に書いたからと言って、それが100%かなう訳ではないのでしょう。かなう人もいれば、かなわない人もいるはずです。しかし、とても大事なのは、そういった意識を持っているか、そういった目標に集中できているかという事ではないかと考えています。少なくとも、目標を全く持たない人と比べて、目標を持っているほうが感覚的に「うまくいきそう」な気がします。

 

すこしNLP的に考えると、目標や計画が明確になることで、人は無意識にその答えを探し始めます。脳は有能なナビゲーションシステムですから、その目的地設定をしてやればそこへの道筋を見つけるため、フル回転し始めます。その機能を発動させるスイッチが、目標や計画を紙に書く、という事なんだと思います。

 

たとえば、私たちは仕事を「生活の糧を得るために」やっている、と考えている人は多いようです。逆に言えば、私たちは毎日の半分以上を、生命活動のために過ごしているわけです。これでは、狩猟時代と何ら変わりません。いえ、むしろ、狩猟時代の方が自分の時間を持つことができていたと言えそうです。

もはや世捨て人として生きたほうが、よっぽどか楽なのかもしれません。

 

しかし、私たちは毎日働きます。
じゃあ、その意味はどこにあるのでしょうか。
生活の糧を得るため、と考えている人は、生活の糧を得ることを目標にしているのです。
だから、仕事がつまらないし、苦痛だし、出来れば辞めたい、やりたくないことリストのトップに入ってしまうわけです。
月曜日がゆうつなのであれば、まずは、働く意味を考えていく事が重要なのかもしれません。

NLPのワークなどを活用して、色々と自分に問いかけてみると、意外なことがわかることがあります。子供のころからこんなことがやりたかったのに、いつしか社会に適合するため、やりたくもない職業に就いたとかいう話もあるかもしれません。

それも、そもそもやりたくない仕事というより、いやいややるからやりたくない事なのかもしれない、という事を考える事はあったでしょうか?実は、この仕事を通じて、こんなことがやりたかったんだ、とかいう話もある。逆に、こんな仕事は今すぐやめて、違う仕事を得るべき、起業すべき、と考える事もあるでしょう。

 

しかし、それらは衝動的に考えるのではなく、自分の本質的なコアにアクセスした上での結論が必要になります。その時でた答えなら、きっと紙に書きさえすればかなう夢なのでしょう。なぜなら、本当にやりたい事だからです。

 

お金が欲しい、というのは往々にして、見かけの目標です。
もちろん、初めのうちはそれを目標にしてもいいのですが、お金自体は何の価値もありません。得たいのは、お金を使って何かをする、という状態ですよね?
フェラーリが欲しいなら、お金がなくても手に入れることができるかもしれません。
彼氏や彼女が欲しいというのも、お金がなくてもできるかもしれません。
マイホームだって、何かの拍子でポンっと手に入れられることもあるかもしれません。

手段は今はどうだっていいのです。
まず、そもそもあなたはどんな状態になれば幸せなのか?
そこを掘り下げていく事から始めてみてはいかがでしょうか。

そうやって出てきた目標は、達成の価値があるし、きっと達成するものだと思います。

 

あなたは、どんな人生を望みますか?

 

モチベーションと価値観の関係 LABプロファイル

社員のモチベーションが上がらない。
まんトレに持ち込まれるご相談の中で比較的多いものです。

一般論から言えば、目標を定めよ。
そんな風に言われます。
しかし、目標を持つことでやる気が出るというのは、全体の40%に満たないと言われています。

 

まず、目標にコミットできないという事が多いのではないでしょうか。
あのライザップの「結果にコミット」のCM。
どうしても痩せたい。
今すぐ成果を出したい。
そういった人にはとても響くものだと思います。
逆に言うと、あのキャッチコピーはそういった人たちに向けたものだといえるでしょう。

 

ぼんやりと、痩せなきゃいけないよなぁ。
そう思っている人にとっては、むしろ、あのスパルタな雰囲気漂うCMはちょっと敬遠してしまうかもしれません。

 

人がそこまで決意するには、たいてい、それなりの動機があるわけです。
例えば、こっぴどく自分の容姿を馬鹿にされたとか、
彼氏・彼女に容姿の事で振られたとか、
健康上の理由とか。

 

 

これ、苦痛から逃げる動機ですね。
とくに、痩せろとうるさい相手から距離を置く、というのは典型的な話。
うるさく言われるのが嫌だから、痩せる・・・

さて、どちらにせよ、
「やらなければならない」
という衝動で何かをやるには、苦痛が伴います。

やりたくもないトレーニングをしたり、食事のコントロールをしたり。
苦痛が伴うからやる気が必要なわけです。

 

しかし、一方で、ウェイトコントロールを喜んでやっている人もいるわけです。
タンパク質はささみで摂取したり、けっこう食べ物に気を使います。
毎日何時間も厳しいトレーニングをやります。
誰に強制されるでもなく、楽しんでやっているわけです。

結果、体脂肪率数パーセントとかいうとんでもない状況に行っちゃうわけです。
他人から見るとストイックに見えることも、彼らは割と普通にやってしまいます。
この人たちからすると、そういった努力をしている事こそが自分にとって心地よい状態なのかもしれません。

 

 

 

 

目標を定める事で燃える人もいれば、問題回避能力が高い人もいる。
こういう人たちに、目標必達だ!といったって、響く人もいれば響かない人もいるのは当然です。

ひとそれぞれ。
ですから、チームを一つの言葉や施策で動かす事は難しいのです。
それぞれの特質を知り、その人が強く認識をする動機を刺激して動かさなければなりません。

しかし、相手がどんな価値観、どんな動機で動くかわからない。
それを知り、相手に合わせた声掛けをする。
その手助けをするのが、LABプロファイルというものです。

 

これは、相手が使う言葉の傾向から相手の価値観を読み取り、
その価値観に見合った言葉や行動を与えて相手の動機を引き出す技術。

チームのリーダーで、
「どうも社員の考えている事がわからない」
「目標必達!と叫んで走り出しても、後ろを見れば誰もついてこない」
「皆やる気がどんどんなくなっている」
という状況を感じたとすれば、LABプロファイルの知識と技術は非常にためになると思います。

 

まんトレこと満田明弘は、NLPのみならず、このLABプロファイルも合わせて指導させて頂く事で社内のコミュニケーション、営業スキルの向上に寄与すべく皆様のお問い合わせをお待ち申し上げております。

Google口コミ

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