自分を知ってもらうことから始めよう!!

営業の教科書によくある言葉の一つに、

「商品を売るな、自分を売り込め!」

なんていう言葉があります。

実は、若いころ、この言葉には惑わされました(^^;

新人セールスマンでしたから、社会経験はほぼゼロ。
なにか人に誇れるものがあるわけでもなく、普通に遊びほうけた学生時代。
そんな私が、ビジネスパースン相手に何を売り込めるんだ!って話ですよね。
若いセールスパースンの多くは、そんな風に思ったりしませんか?

 

そうすると、何が起こるかというと、自分を自分以上に大きく見せようとするんです。
まだまだ商品知識もひよっこのくせに、専門家ぶってはなしてみたり、
年上の相手に知ったかぶって、難しい話をしてみたり。

はい、これ、嫌われ者への第一歩ですよね?(笑)

 

普通に、友達がそんなそぶりしてたら、知ったかぶりはばれますよね?
大物ぶった態度は、嫌がられますよね?

なのに、お客さんにはそれがまかり通ると思いますか?
そんなわけないですよね。

 

実は、他人との信頼関係を築くステップの一つとして、NLPに限らず心理学上は、自己開示が必要だと言われています。自分はこんな人間なんです、という事を知って頂く事ですね。
まぁ、いきなり自分アピールしてもお客さんは引いてしまうと思いますので、出し方は気を付けないといけませんが。

 

それが、卓越した業績や表彰されたことがあるとか、めちゃくちゃ難しい資格を持っているとか、そういう事ではありません。あなた自身がどんな人間かを知って頂く事で関係性は深まります

 

少したとえ話をしましょう。
あなたは映画が好きですか?ドラマでも、マンガでも、小説でもいいです。
好きな物語に触れているとき、大抵主人公はどこかでつまづきます。
弱音を吐いたりするシーン、結構ありますよね。

そのシーンを見ていて、あなたはどう感じますか?
普通は、応援したくなったり、感情移入したり、その主人公を他人とは思えなかったりしませんか?主人公がピンチになると手に汗を握り、肩はこわばり、ぐっと体に力を入れている事でしょう。

 

その主人公は、あなたと何の関係もない、しかも実在しない人間です。
実写の映画やドラマなら、俳優が好きとか言うこともあるでしょうが、マンガやアニメなら、この世界ではあり得ない二次元の存在ですよ。
そんな主人公に、あなたは感情移入するのはなぜでしょう。

恐らく、その主人公が、何か目的をもって生きており、そこに向かうために幾つもの苦難を乗り越えてたどり着いく過程で感情移入が始まりませんか?
物語の始まりは、何の思い入れもない主人公ですが、その人格がわかり、何を求めているかを知ることで応援したくなるのです。

 

お客様との関係も同じです。
自分を売り込むという事は、あなたの内面にあるものをお客様に伝えることです。
もっといえば、スーツを着てお客様の前に立つあなたはどんな人間かを伝えることです。

どこかのタイミングで、なぜあなたが今の職に就いているか。
その職に就くことで何を成し遂げようとしているか。
そういった事をお客様に伝えることで、お客様はあなたのファンになっていくのではないでしょうか。

 

そこで気を付けたいのが、ウソをついたり、格好つけてはいけません。
嘘は必ずばれます。
だから、あなたの本音をお客様に知って頂く事を意識してみてください。
信頼関係を築く、とても重要なきっかけになるはずです。

ぜひ試してみてください。

 

 

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社会では、営業じゃなくても営業が必要。

世の中の職種の中で、あまり人気のないものの一つが営業職。
とはいっても、実はみなさん、普通に営業をやってること、気づいてないみたいですね。
たとえば、総務の仕事をしていて、社員全員から年末調整の書類を回収するとき。
企画の仕事をしていて、それを役員に認めてもらおうとするとき。
どんな仕事であれ、皆さんは営業をしています。

実は、子供だってやってるんです。
親に、何かを買ってほしいとねだるとき。
そういう意味では、恋人同士の語らいの中でも、営業してることがよくあります。

 

自分の想いを相手に伝え、
そこに向かって動いていただく行為。
それを営業とするとすれば、営業しない人なんて一人もいないでしょう。

 

だれしも、自然にやっているわけです。
うまいか、下手かは別としてですけどね。
そう、誰もがみんなセールスパースンなわけです。

 

生きている以上、一人で何もかも完結するわけではありません。
だからこそ、誰もが営業の本質を知る必要があります。

 

ところで、営業というと、自分たちの商品を売り込むことだと勘違いしている人が多い。
それが例えば、100円や200円のお菓子だったり、
1,000円程度の文具だったりであれば、その良さをアピールして、
「絶対あなたの役に立ちますから。」なんていって売る、という方法もあります。

商店の売り子さんだったら、そんな売り方を学ぶかもしれませんね。

 

けど、人は「売りつけられた!」という思いを持つと、やはり不快な感情が湧き出てきます。
「買った」のではなく、「買わされた」という状態ですね。
そういうお店からは基本的に足は遠のくものです。

それでも、例えばですよ、文具店の店員さんが、常連のあなたにこういったとします。
「お客さん、いつも新しい文具を探してますよね?ちょっとかわいいやつとか、斬新なやつとか。もしかしたら、これなんかお好きじゃないですか?」
なんていわれるとどうでしょう。

これ、多分、買うかどうかは別として悪い気はしないと思うんです。
なぜかというと、その店員はあなたの事をよく知っているわけです。
いつもあなたが関心を示すもの、いつもあなたが手に取るものを知っていて、覚えている。
そこから類推したあなたの価値観を、この店員は言い当てたわけです。

 

あなたは、きっと、「私はこのお店の特別な存在」だと感じるんじゃないでしょうか?
少なくとも、その他大勢のお客さんでないことは確かでしょう。
そうやって、知ってもらえているだけでうれしくなるわけです。

このお店が、あなたの好みを熟知して、あなたが知らない商品を教えてくれるとしたら、
きっとそのお店に通うでしょう。
Amazonで買えばいいものでも、わざわざそのお店に足を運ぶ可能性が高いのではないでしょうか?場合によっては「あのお店のために、あのお店で買わなければならない。」と思えるようになるかもしれません。

 

営業は、押し付ける事ではありません。
力で相手をねじ伏せる事でもありません。
相手が、買いたいと思っていただけるつながりを持つ事なのです。
ぜひ、そんな営業を学んでみませんか?

 

 

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