ちょっとイメージしてみてください。
もし、宝くじで100万円当たったらどうしますか?
3分以内で使い道を決めてください。
しかも使い切らなければなりません。
そうしなければ、その権利は失います。
そんな風に言われたらどうするか、手元のメモ用紙にでもパパっと書き出してみてください。
まあ、100万円程度だったら、すぐに使い道、決まっちゃいますよね。
ローンの繰り上げ返済するとか、夏に備えてエアコンを買い替えるとか、かなり現実的な用途が浮かんでくるんじゃないでしょうか。
じゃあ、1000万円だったらどうでしょうか?
1億円なら?
この辺までなら、割と現実的な話が多いと思います。
都市部に住んでいたら、ちょっといい住宅を買えば、5000万円とかしますからね。
で、ここで一気にレベルを上げちゃいましょう。
1兆円なら?
10兆円なら?
100兆円なら?
実際にやってみました。
100兆円あったら何するか。
さすがに3分では難しいので、30分くらいかけてもいいでしょう。
けどね、100兆円なんて早々使えるものではありません。
そこそこ有名な企業だって、時価総額数百億円くらいですよ。
大企業を買っても、まだまだ余る。
GoogleとかAmazonとかの世界企業、2社買うとさすがに100兆円をオーバーしてしまいそうですが、1社なら何とか・・・。
何を馬鹿なこと言ってるんだ?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実際に手元に100兆円があるわけではないし、100兆円といえば日本の国家予算。
それを「たら、れば」ばなしで夢想して、何の意味があるのか、と。
けどやってみるとわかるんです。
そんなありえない単位のお金のことを感じ始めると、自分の今の望みがどれだけ小さいかを実感します。
かんがえても見てください。
サラリーマンの夢であるマイホームが、5000万円だったとします。
50,000,000円です。
100兆円を表してみると、
10,000,000,000円です。
並べてみると、こんな感じ。
50,000,000円
10,000,000,000円
ケタがこれだけ違います。
この程度の家を何件買えば、100兆円使い切るのでしょうか(笑)
ここで大事なのは、自分の基準をどこに持つか、ということです。
自分は、5000万円のマイホームを買うのもやっとなんだ、と思っていたら5000万円って大変なことです。
けど、自分は100兆円の価値をもつ人間なんだと思えば、5000万円なんて鼻くそレベルです。
さらに重要なのは、意識が変われば行動が変わるということです。
売り上げ目標が1億円の時と、100億円の時なら、同じ行動はとりませんよね?
自分の最終目標が、5000万円の人と、100兆円の人なら、やっぱり全然行動が変わるわけです。
たまたまお金という価値がわかりやすいから、お金の話をしていますがこんな考え方もできます。
私たちは多くの場合、1年からせいぜい5年後を見ながら今の行動を決めてます。
しかし、このタイムスパンを100年とか1000年にしたらどうでしょうか。
実はそんなワークがNLPにはあります。
現実の枠を外したときに、本当に自分がやりたいことがわかるもの。
この「枠を外す」というのは意外に簡単にできるものです。
コツは、非現実的な妄想の中に身を置いてみる、ということ。
そうすることで、現実に立ちはだかる問題が、小さな小さなことに見えてくる。
そういう視点を獲得した時点で、目の前の問題はもはや解決したも同然になってしまうのです。
嘘っぽく見えますか?(笑)
これは記事を読んでるだけではピンとこないかもしれませんが、実際に、そういう空気の中でワークをやってみると「そういうことか!」というアハ体験を感じることができます。
ぜひ、気軽な体験セミナーを体感してみてください。
きっとあなたは一瞬で変わることができますから。
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士