SNSで自分の心理が分かる

みなさんは嫌いな人、いますか?

ときどき、SNSなどでは見かけるのですが、
あの「スマホ1台、一日〇時間の作業だけで、億万長者」
的な案内を異様に嫌う人がいますよね。

それって大雑把にみると、二つのパターンがあると思います。
一つは、詐欺くさい案内にたいしての拒否反応。
もう一つは、楽してお金持ちになろう!的な考え方に関する浮ついた(?)考え方への嫌悪感。

 

まず、詐欺くさいという話。

正直、私はその案内の内容についてはよく知りません。
とはいえ、まあ楽して儲かるって話は、そうそうないだろう、というのが常識的なものの見方。
それはそれとしていいと思います。
ただ、そういった嘘くさい話に対して、異常に反応してしまうというのは、やっぱり何かあるわけです。

単に正義感が強いだけかもしれません。
しかし、そういった社会規範を重んじる人は、心の奥底で
「ああ、あの人、自由でいいな」
と思っている可能性が結構高いと言われています。

よく言われる話ですが、痩せてる人が「デブ」
と言われたところで、痛くもかゆくもありません。
反応もしなければ、人によってはうらやましいとさえ感じる人もいるでしょう。
つまり、自分が気にしていないことは、何を言われても腹は立ちません。

 

しかし、世の中の常識を覆すような話。

「スマホで簡単に儲かる」

という一般常識に外れた話に対し、嫌悪感を感じるとすれば、
実は自分はもっと自由に生きたい!という思いが隠れている可能性があります。
だけど、自分にはできない。
だから無性に腹が立つ。

 

もう一つの可能性として、お金に関する何かしらの思い込みがあるかもしれません。
たとえば、お金を得るには、苦しい労働をしなければならない、とか。
そういった場合、楽してお金を手にすると、それは罪悪感を引き連れてきます。
つまり、楽して儲かることが精神的にきつい。
だから、手にしないように、手にしないように、無意識に行動してしまう。
そういった可能性もあるわけです。

 

どちらにせよ、心がざわつく、なぜか嫌悪感を抱く、
といったのは無意識からのメッセージです。
嫌い、苦手、避けたいと思う、人やものやこと、
ここにはあなたの何かしらの思い込みがある可能性があります。
きっと今までそういうシグナルを無視してきた人は多い。

これを心理的なブロックと呼ぶことがあります。

この心理的なブロックを知り、対処していくことで、現実的な日々の生活がよくなっていくことが結構多いのです。
人はこういった思い込みの中で生きている人がほとんどです。
そこから心を開放するためには、まずは自分の思い込みがどこにあるかを知ることから始める必要があります。

こういったシグナルを受け取り、活かしていくと、人生は激変します。

 

こういった嫌悪感だけでなく、自身の思い込みを知る方法はあります。
NLP(神経言語プログラミング)は、もともと心理カウンセリングから生まれた行動心理学。
これを学んでいくと、あなたのターボスイッチを見つけることができるかもしれません。

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なぜ謝られているのに余計に腹が立つのか?

なぜか誤っているのに、余計に相手が腹を立てる。
そんな経験ありませんか?
これ、場合によっては、ご自身の潜在意識(無意識)が影響している可能性があります。

たとえば、こんな感じの誤り方あるんじゃないでしょうか。
「ごめんね。でも、〇〇ちゃんがこうやってくれたらよかったのに」
「申し訳ありません。お客様が××とおっしゃったと思いましたのでつい」
これって、謝ってますか?
冷静に考えてみると、自分が悪いと本気で受け入れていないんです。
〇〇ちゃんがどうのとか、お客様がどうとか、ようは責任逃れをしているのです。

さすがに自分は悪くないとは言っていませんが、自分が間違ったのは相手のせいだ
と主張しているようなものです。

 

他にも、いろんなパターンがあります。

「あなたがそんな風に受け取るとは思わなかった。ごめんなさい。」

なんていうのも、なんだかスッキリしません。
これも、”あなた”が勝手に怒ってるんじゃないの?的責任転嫁。

 

こういった言葉って、じっくり意味をとらえていくとさらっと自分の謝意から話をそらしています。
そうするのは大抵、自分が本当に謝るべきだとは思っていないことが多い。
聞いているほうも、なんだかわからないけど、謝られている気がしない、と感じたりするものです。

それは、心がこもっているかとかいう話よりもむしろ、
本心が言葉に現れている
と考えるのが現実的なような気がします。

 

人は、自分が責任逃れをするために、
「ごめんね。でも・・・」
とかいう言い回しを意識的にするわけではない。
逆に、
「ごめんね。でも・・・」
といわれて、この言葉から「この人は責任逃れをしている」と認識することはまれかもしれません。
しかし、無意識(潜在意識)は、ちゃーんと自分の心の内を言葉にしているし、受取手もその言葉の真意を受け取っている。
だから
「よくわからないけど、気持ちが収まらない」
ということになるのです。

 

「誠心誠意謝る」という言葉がありますが、それは見かけだけのことではなく、謝罪すべき事柄を心の奥底にいったん受け入れることが重要です。
すると、このような変な言い回しはしなくなります。
もし、謝っているのに炎上した、という経験がある人はチェックしてみてください。

 

さて、言葉と感情というのは、これくらい濃密につながっています。
無意識レベルの感情が言葉に現れるし、言葉に現れた無意識レベルの感情を相手は受け取ります。
あたかも超能力のようですが、腹の底で考えていることが、言葉には出やすいのです。
女性は勘が鋭いと言われることが多いですが、多くの場合こういった無意識の言葉や動作をうまく読み取っているのだと思います。

 

こういった無意識レベルをコントロールして、自分と環境をうまく作り上げていくのがNLPです。
そのNLPを学ぶ機会を各種用意しておりますので、弊社セミナー告知ページを適宜チェックしていただければ幸いです。

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営業という仕事のマニュアルはなぜないのか?

もう3月も終わり。
3月末を年度末としている企業は多いと思います。
そこで気になるのが、この1年の売り上げ。

業績が良かったとか、悪かったとか。
結果を見て一喜一憂しているころでしょうか。

 

ところで、私自身、今まで非常に不思議に感じていることがあります。
たとえば、事務職の場合、基本的にはマニュアルがあります。
このソフトを立ち上げて、ここにこの数字を入力してOKボタンを押す。
そういった一連の流れは、文書としてマニュアル化されていなかったとしても、
やりかたを先輩が知っていて、指示通りやれば一定の結果が出てくるわけです。

それ、営業の世界ではありますか?
たぶん、ないですよね。
先輩の言う通りやるにしても、先輩によってやり方が全然違う。
本を読んだり、研修を受けても、みんな微妙に違う。
それってなぜなのでしょう。

 

単純に考えれば、事務仕事は長年の経験の結果、効率のいいやり方がわかっている。
だから教えた通りやってください、というわけです。
しかし、営業に関しては、会社としての経験が蓄積されていないのです。
すべては個人レベルの経験。
だから、初心者はなかなか使い物になれないし、その営業社員が育つか育たないかはその人任せ。
これ、会社としては、相当なリスクです。
なにしろ、莫大な費用と時間をかけて、採用・教育してきた人が、使えるかどうかは何年もまたないと結果が出ないわけですから。

 

これをマニュアル化していく方法は実はあります。
たとえば、すべての営業社員の行動を管理し、データ化し、最も効率の良い方法を導き出すのです。
どんな顧客に、どんなタイミングで、どんな形でコンタクトし、
どんな話から始め、どんな話につなげ、どんなクロージングを行う。
こういったことを統一し、やってみて、反応をチェックして、改善を試みていく。
こうすれば、大雑把な必勝マニュアルはできるわけです。

とはいえ、です。
小さな会社でこれをやるのは、至難の業です。
このマニュアル化は、営業の現場を知り、データを扱えて、社員をコントロールできる人間が相応の時間を費やさなければできるものではありません。
そこまでの投資ができる中小企業は限定的でしょう。
だから困っている。
それが現実だと思います。

 

営業のマニュアル化の難しさは、こちらの呼びかけに対し、顧客の反応が人によって変わってくる、という部分にあります。
そこに臨機応変性が求められ、それが成果のバラツキにつながります。

そこで提案したいのが、人にどんな言葉を投げかければ、どんな反応を示すかという原理原則を学ぶということです。
詳細な反応まではマニュアル的に対応できるわけではありませんが、原理を学べば応用ができます。
たとえば、フィットという車を運転できれば、ベンツを運転することもできるのと同じです。
サイズ感や、操作は多少の違いがあれど、走る、曲がる、止まる、という運転に求められる基本動作を知っていれば応用ができます。
新車を購入しても、すべての機能を一から教わらなくとも運転できますよね?
それは基本的な操作を知っているからです。

営業という対人能力の原理原則は、人の話を聞き、信頼関係を築き、受け入れてもらうことです。
その原理原則はすでに出来上がったマニュアルがあります。
それが、NLP(神経言語プログラミング)です。
これを学ぶことで、対人能力が底上げされますから、結果にも差が出るはずです。

それが、営業社員の研修として、NLPが頻繁に利用される理由です。

お客様が「お客様」でなくなる 究極のコミュニケーション術

 

見聞きすることと、自分で経験することの違い

経験というものは大事なものです。

 

皆さんは海外旅行に行ったことがありますか?
今の時代、どの国でも、
写真を見たり、グーグルアースなんかで旅行気分になれたり、
旅行記や、ドキュメンタリーテレビでなんとなく海外に行った気分になれます。

それでも、実際に行った時の心の動きは、圧倒的に違うと感じることはありませんか?
それは単純に、テレビやネットや画像では伝わらない、
ニオイや、肌に感じる空気や、町の喧騒、
砂埃の埃っぽさや、湿っぽさ、
刻々と変わる情景など、
いつもとは違う刺激があるものです。

 

海外旅行と言わずとも、自ら経験するのと、
経験を外から眺めることでは、
雲泥の差があると思います。

自動車教習所に行けば、自動車の練習はできます。
しかし、路上教習に出たときの感覚。
また、免許証を手にした後、自分一人で運転する感覚。
「安全」な教習所内の感覚とは、全く違うはずです。

 

私たちが生きていく中で、
「知ってるつもり」というのは怖い話です。
たとえば、NLPに関して語る人の中には、
実際に学び・活用している人もいれば、
本の中の知識で終わっている人もいます。

しかし残念ながら、本やネットにある知識はあくまで、
「ハワイの画像」のようなもの。
本当のハワイを知りたければ、足を運んでみる以外ないのと同様、
NLPに限らず、さまざまなノウハウやスキルは、使ってみて初めて理解できるものです。

 

そして残念ながら、講座の中でわかった気になる人が一定数いるのも事実。
これは教習所内で車を運転しているのと同じです。
本当に自分の力として使っていくには、教室の外で自ら試し、改善していくことが重要です。
学習というのは、外の世界で試行錯誤していくところまでを含んでいます。

 

NLPを本やネットで知り、関心を持ったならぜひ、体験セミナーへお越しください。
そうすると、「教則本」レベルから、「教習所」レベルの入り口に入ることができます。
そこで、「これはつかえるかも」、と思ったならプラクティショナーコースにお越しください。
ここで免許を受け取った状態です。
そしてそのあと、使いこなしていくためには、自ら試行錯誤していく過程が必要です。

その結果、本当のNLPの価値に気づくことになります。
教室の中で起こることは始まりでしかありません。
ぜひ、次のステップに進んでください。
現実の世界をNLPで変えてみてください。

あなたは、世界を変えるポテンシャルを持っているのですから。

個人向けセミナー

やらなければならないことと、やりたいこと。

皆さんはいろんな願望や夢があると思います。
それは自由自在に実現できていますか?
それともうまくいきませんか?

今はそういった「願望実現」に関する、
様々なノウハウが出回っています。
引き寄せの法則とか、
潜在意識の活用とかいう
ちょっとスピリチュアルな話から、
手帳活用とか、
時間管理術とか、
といった現実的なものまで。

 

それだけ多くの本やノウハウが出ているということは、
それだけうまくいかない人が多い、ということなのでしょうね。
みんながみんな願望実現しちゃったら、そんな本は売れませんから。

 

さて、私からは非常にシンプルな方法をご提案したいと思います。
それは、あなたの優先順位について確認をしたいと思います。
あなたが今、何をおいてもやる、と手を付けてること。
これは、「やらなきゃならないこと」でしょうか?
それとも「やりたいこと」なのでしょうか?

 

一日の行動を振り返ってみてください。
やらなきゃいけないことにどれくらい時間をかけて、
やりたいことにどれくらい時間をかけたでしょうか。
やりたいことに、ほとんど時間をかけていないのではないですか?
そもそも、うまくいかない人の多くはこの行動レベルの判断に問題があります。

 

他にも
緊急の仕事を優先し、
重要な仕事を後回しにする
というパターンもありますね。

 

失礼を承知ではっきりと申し上げるなら、
願望実現のための行動がほとんどできていないのです。
それで、願望が実現するとはなかなか思えません。

 

もちろん、組織の中で勝手なことばかりはできません。
しかしそもそも、やりたいこと、重要な仕事を優先させる努力はどれだけしているでしょうか?
私が見る限り、多くの方は、ただ流されるまま緊急の仕事、やらなければならないことをやってきた順番にこなし、
それが終わった頃には疲れ切ってやりたいことに着手できない。
そんな人が多いのではないでしょうか。

やらなければならないことや、緊急なことを自分がやるべきことと考えていると、
いつまでもそのことをやり続けるでしょう。
しかし、自分はそれをやり続けることを望むのではなく、やりたいことをやる前提で個の緊急案件をこなしている、と考え始めると考えが変わる部分が出てきます。
自分が緊急案件に対応しないで済む方法はないか?
緊急案件が起こらないようにするにはどうすればいいか?
そこに着手するはずです。

なのにほとんどの場合、目の前の仕事に翻弄される。
それは、本当の意味で、意識の中心に「夢見る世界」がないからです。
心のどこかで、自分は目の前のことをこなすことが役割である、と決めつけてしまっているわけです。

 

しかしひとたび、「望む世界に行くために自分は生きている」と明確にすれば、
今目の前の義務化されたことや、ただせかされることへの接し方は変わります。
つまり、思考が変われば、行動が変わるのです。
行動が変われば、現実の反応は変わります。
現実が変われば、新たな展開が訪れます。
あとは、その時々の波に乗ればいい。

引き寄せの法則を考える前に、そもそもあなたの人生の中心に「やりたいこと」があるのか?
「やらねばならぬこと」「緊急のこと」があるのか?
そこをしっかりと考えてみてほしいのです。
たったこれだけで、数か月後、あなたがいる場所はずいぶん変わっているはずです。

 

思考が変われば行動が変わり、
行動が変われば現実が変わる。
これはNLPでもよく言われることで、
NLPは主に、その思考をどうコントロールしていくか?
ということを学びます。

NLPが願望実現に効く、と言われるのはそこが理由です。

もし、今実現されない願望があるとすれば、
NLPの門をたたいてみませんか?

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「成功したい」という言葉が本当かを試す2つの質問

皆さんは、成功したいですか?
皆さんは、幸せになりたいですか?

それは本当でしょうか?

 

なぜこんなことを聞くのかを少しご説明させていただきます。
ちょっとした実験にご協力ください。
大丈夫、5分もかかりませんから。

 

では、あなたに質問です。
今の状況において、考えうる問題点やあなたにとっての障害を5つピックアップしてください。
手元のメモ用紙でも、このページをプリントしてもいいので、書き出してみてください。
できる限り具体的に書いてみてくださいね。

1.

2.

3.

4.

5.

できましたか?
時間は大体どれぐらいかかったでしょうか?
たぶん、1分もかからず5つくらいは出てきたのではないでしょうか?
連鎖的に次から次へと浮かんで、メモするのが大変だったかもしれませんね。

 

では、次の質問にうつります。
あなたにとって、3年後こうなりたいという状況はどんな状況でしょうか?
あ、一つだけ注意点があります。
「1億円手にする」とか「年収1千万円」とかいうのはナシですよ。
なぜなら、お金自体には何の価値もないから。
その1億円や、年収1千万円を得るのが目的ではなく、そうなったときにどんな生活をしたいか?
っていうことがあなたの望みのはずです。
まさにその望みを書いてください。

ではなくて、預金通帳の数字を眺めているだけで幸せ・・・
というなら別ですが。

いきますよ?
では、はじめ!

1.

2.

3.

4.

5.

はい、書けましたか?

いかがでしょうか。
問題点を書いたときと、3年後の自分を書いたとき。
どちらが難しいと感じましたか?
たぶん、ほとんどの人は、3年後のありたい自分の姿を書くほうが難しかったんじゃないでしょうか。
つまり、これが、幸せになり切れず、思ったような成功に至らない原因です。

 

かんがえても見てください。
問題点は、質問された瞬間、すらすらと具体的に浮かんでくるのに、
未来に自分がどうなっていたいか?ということになると頭の中で引っかかって出てこない。
これ、日頃から「問題のことばかり考えている」ということではないでしょうか。

それで「成功したい」「幸せになりたい」というのは、本当ですか?
と聞いたわけです。

 

しかし、無理もありません。
これは、人の脳の機能に由来するのです。
というのも、人は、危険や問題に対して敏感です。
こうありたい、という思いより、問題点に意識が行きます。
それはなぜかというと、まずは生存を脅かす危機を排除しようとするわけです。
だから未来の夢より、今の危機・問題に注目するように人間はできているわけです。
無意識に問題には目を向けるけど、意識しなければ夢には目がいかない。

このしくみを知っていれば、自分にとってありたい未来というのは、意識しなければならないもの、ということがわかると思います。
はじめに、「成功したいか?」「幸せになりたいか?」と聞きましたが、まずはあなたにとって成功とは何か、幸せとは何かを定義しなければなりません。
そしてそれを常に意識することが必要となります。

 

さて、NLPのワークでは、1000年後のあなたがどうなっているか?をイメージしていただくものがあります。
100年後の間違いではありません。
1000年後です。

こいつ、何言ってるの??
と目を白黒させる人もいるかもしれませんが、この問いは非常に重要な問いです。
なぜならば、あなたの本質に触れる質問だからです。
今、「1000年後のあなたは?」と問いかけられてもピンとこないかもしれません。
しかし、「場」の設定を行い、順序立ててこの問いを頭に投げかけることで、人それぞれのイメージが頭の中に描かれるようになります。
その時に、涙を流す人もいれば、人生の使命を感じ取る人もいます。
そういった、コアになる価値観をとらえられると、ぶれることがなくなります。

自分は何のために生まれてきて、この世に何を残すのか。
それを知れば、あなたにとっての幸せとは何かを知ることができるでしょう。

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なぜ?を問い続けてみる

中小企業の経営者にありがちなのは、
「なにをするか?」
ばかりに気を取られているパターン。

たとえば、ある保険代理店さんは同業他社を見て、さっそくこれをやろう!
と持ち帰ったアイデアがあります。
それは、来客のお名前を書いたウェルカムボート。
たしかに、訪問した会社の入り口に、
「まんトレスタッフ”中の人”さん、ようこそ!」
なんて書いてあったらうれしくなります。

ある時、これをやる保険代理店さんの数がけっこう増えてきました。
けど、最近はだんだんとすたれてきたように思います。
ふと、我に返った時に
・うちのオフィスにそんなにお客さん来ないし
なんてことになったんじゃないでしょうか。

 

参考となる取り組みを真似をすることは悪いことだとは言いません。
ただ、せっかくですから、それを取り入れる際に考えてみてはいかがでしょうか。
「なぜ、それをやるのか」
ということを。

例えばこんな感じです。
「友人の会社に、ウェルカムボードを出してるところがあってすごくよかった。ウチもやろう!」
なぜ?
「そりゃあ、来客に喜んでもらったほうがいいじゃない」
なぜ?
「そりゃあ、居心地がいいほうがいいじゃない」
なぜ?
「また来たいと思ってもらえることが必要だから」
なぜ?
「こちらから訪問するのではなく、来店していただいて手続きしてもらいたい」
なぜ?
「お互い、効率が良いから」

 

・・・とここまでくると、会社として、お客さんに訪問している現状を、
お客さんが来店してくれる状況に変えたい、という本音が出てきます。

じゃあ、その機能をウェルカムボードが果たしてくれるのでしょうか?
これは微妙ですね。
なにしろ、この会社に来たことがない人は、その気分の良さを知らないのですから。
つまり、単にウェルカムボードを掲げるだけでなく、それを広く知らしめるとか、
お客さんが事務所に立ち寄ってくれる工夫が必要になります。

ウェルカムボード単体では、本当にやりたいことが機能しない可能性が高いと言えそうです。
また、再度の来店を促すという目的があるとしたら、それなりにもう一工夫必要になります。
単なるマネでは思いつかないことに、思い至るようになるはずです。
逆に、意味を考えず、見かけだけを真似するのは、かなり危険です。

 

これは会社の運営だけの話ではありません。
個人レベルにおいても、よくこういったことが起こっています。
たとえば、「仕事で成果を上げたい」と感じたとします。
なぜ?と問うてみましょう。
「そりゃあ、認められたいから」
なぜ?
「だって、会社で出世するためには必要でしょ?」
なぜ、出世が必要?
「収入を増やしたい」
なぜ?
「豊かな暮らしがしたい」
なぜ?
「あれも買いたいし、これも買いたいし」
なぜ?
「そりゃあ、いいもの持ちたいじゃない」
なぜ?
「勝ち組として見られたい・・・からかな」
なぜ?
「・・・」

なんていう風に見ていくと、だんだんと自分の本質に近づいていきます。
あるところまで掘り下げると、たいていは同じような回答がぐるぐる回り始めます。
実はそこから先に、隠れている自分が見え隠れすることが多い。
あるいは、見たくない自分と言えるかもしれません。

観たくない自分、といっても、決してどす黒いものではないことが多いので安心してください(笑)
ただ、自分にとっては、何かの理由で封印した自分の個性です。
子どものころは、子の個性を発揮して、無限の可能性を持っていた自分を、成長の過程で閉じてしまったのです。
理由は簡単です。
社会の中に埋もれるためです。
特に日本の教育は、社会の中で目立たない人を作る教育です。
人と同じにすることが求められ、人の輪を乱さないことを求められます。
小さいころ、縦横無尽に発揮していたあなたの個性は、そんな大人の事情の中では強くて大きすぎた。
だから、その能力をかたい殻の中に封印して大人になりました。

 

たしかに、子どものころは、分別がつかないので大人がその個性を封印する方向へもっていったのは理解できる話です。
しかし、今はもうあなたは分別のある大人。
自分の個性をどこまで発揮し、どこでセーブするかをコントロールすることは可能なはずです。
だから、そろそろその個性を表に出してもいいころ合いだと思います。
封印されたあなたの個性の、ほんのわずかでも、この世界に噴出させることができればOK
自分探しで言う”自分”は、外にはありません。
あなたの内の中にあります。

それを引き出すために、海外を旅して日頃受けない刺激を受けるのも一つの方法です。
しかし、その気になれば、たった一つの質問でも、あなたの本質を引きずり出すことが可能です。
それは「なぜ?」という質問を繰り返すこと。

それいがいでも、NLPではそういったかたい殻の中に包まれた自分の本当の姿を外の世界に引き出す手法が数多くあります。
生まれ変わりたい。
そう思うなら、NLPを学んでみてはいかがでしょうか。

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経済人には心理学は必要ないという誤解

時々、こんなお話を伺うことがあります。
自分は経済に生きる人間だから、
自分は会社経営にかかわる実務家だから、
心理学の勉強なんて必要ない、と。

 

実は、見ていてすごいな、と思うのは経営者やビジネスリーダーの中には、
心理学の知識なんかなくてもきちんと人の心をつかめる人はけっこういます。
人が何を考え、どう行動し、どこへ向かおうとしているのかを敏感に察知し、
会社のマネジメント、マーケティング、戦略策定などにうまく生かしている。
こういった天才的な感性を持っている人は確かにいます。
しかし、それは全体のごく一握り。
きっと、100名のビジネスリーダーがいても、その域に達している人は1名いるかどうかでしょう。

 

しかし、実際、例えば株価は人の心理で動くことがあるようです。
特定の株がある程度上がる。
すると周囲の人は、それを買うか買うまいか逡巡する。
この勢いだからまだまだ上がると考える人が多いと、株はさらに上がる。
ココがピークだと考える人が多いと、株は売られる。
株価が下がり始めると、乗り遅れまいと、根拠の乏しい状態でもつられて売る人が続出。

けっかとして、株価の変動は加速されていきます。

これは株だけでなく、最近の仮想通貨の価値でも同様ですね。

 

実は、人の行動の多くは、合理的判断に則っていないと言われています。
それを見抜いた一人が、ダイエーを一代で築き上げた中内功さんでしょう。
徹底的に安い特価品を設定すれば、その商品自体は赤字かもしれない。
しかし、それで店を訪れたお客さんは、特価品だけを買って帰るわけではない。
それを見越して、戦略的な価格設定を行ったのがスーパーマーケットのビジネスモデルの起点だと思います。
その後、次につながる戦略が打ち出せず、ダイエーは買収されてしまいましたが、間違いなく一時代を作り上げたビジネスモデルでしょう。

たんなる大学生の自己紹介ページが、これだけ巨大なビジネスになったFacebookもまた人の心理をうまく救い上げた結果でしょう。
「いいね!」ボタンや、写真機能、チャットや過去の思い出機能など、うまく交流を促進させ、承認欲求を満たす工夫が行われています。

誰かが財布のひもを緩めるとすれば、その誰かは常に人です。
なのに、人を知らずにビジネスをやるというのは、かなり危険と言わざるを得ません。

 

けっかとして、世界有数のビジネススクールにおいては、何らかの形で心理学を収めた人が研究に従事していることが多いようです。
実際に、ここ数年のビジネス書のベストセラーにおいては、人の心理を扱うものが多いような気がするのは私だけではないでしょう。
ブラック企業なんていう言葉が普通に使われるようになりましたが、これも問題は単なる長時間労働だけではありません。
メンタルの問題が、実は大きいウェイトを占めているのではないでしょうか。
どんなに労働時間を短くしても、ブラック企業は、ブラック企業。
そんな気がしてなりません。

経済人、経営者、ビジネスリーダー。
そういった人にとって、心理学はもはや必須科目。
私はそう考えていますが、いかがでしょうか。

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社員から会議で意見が出ないときどうすればいいか?

中小企業経営者の悩みを聞くと、割と多いのが社員に自主性がない、というお話。
たとえば、会議においても、アイデアを出そう!といってもなかなかアイデアが出ない。
それを見た社長はこう思うわけです。
「こいつら、真剣に考えてないな!」

もうすこし場の空気を読むのがうまい社長はこう考えるかもしれません。
会議の場がシーンとしている。
この中で意見を言うのは、なかなか難しいよな。
もう少し会議の場を活発にしたほうがいいな。

しかし、やり方がわからない。
そんなお悩みが多いようです。

 

さて、まずアイデアが出ないのには理由があります。
それは、どうしても頭が固まってしまっている状態だと考えられそうです。
その原因の一つとして考えられるのがストレス。
人はストレスを感じていると、自由な発想が難しくなります。

後者の、「場」の空気の問題については、社員さんがリスクを感じているのでしょう。
たとえば、こんなことを言ったら叱られるかもしれない。
こんなことを言ったら、バカにされるかもしれない。
こんなことを言ったら、無知・勉強不足と言われるかもしれない。
こんなことを言ったら、却下されるかもしれない。
そんな恐れを感じるから、頭に浮かんだ言葉も口にできなくなってしまいます。

 

逆に考えてみましょう。
皆が平等な、友達同士の場合はいかがでしょうか。
バカにされるとか、勉強不足とか、却下されるとか、
気にせずに発言できる空気というのがあったりしませんか?

そしてそういう場所では、ちょっとズレた話でも、
遠慮なく言えたりしますから、少し大胆な意見が出ることもあります。

 

 

ところで、心理学のある実験では、こんなことがわかっています。
何か解決したいことがあるとき、現実的な意見をブラッシュアップしていくより、
はじめはあり得ない解決策からスタートしたほうが画期的なアイデアになりやすい、
という現実があります。

たとえば、会議において何か問題を解決したいときに、
・できそうなことでなければ発言してはいけない
・無茶な意見は却下
という姿勢をとっていると、画期的なアイデアは出にくくなります。

 

この状態を緩めるには、本来的には会議の中だけではなく、
常に社内でのコミュニケーションを頻繁にすることが必要となります。
また、社長なり、上司なりが、部下を受け入れる姿勢が必須です。
部下は、この上司になら、何を言っても安全、と感じる状態が必要になります。

それはそれとして努力するとしても、今すぐ会議を何とかしたい。
そういう要望もあるかもしれません。
そんな時には、会議の本来の話とは別に、「雑談」をうまく仕掛ける必要があります。
以前紹介したことがありますが、Good&Newというワークがありますが、それも方法の1つです。
24時間以内に自分に起こった、よかったことや、新しい経験を共有しあうワーク。

 

大事なのは、全員が、同じ分量だけ、平等に話をする機会を意識するということ。
また、彼らの発言を無条件に受け入れるということ。
これが仕事の話だと、常に受け入れるというのも難しいかもしれないので、仕事以外の話がベストです。

他にもこんな方法があります。
もはや会議を遊びやゲームにしてしまうということ。
解決策を議論したいとすれば、その課題解決に近いことが優秀なのではなくて、
最も面白いアイデアを出した人を表彰する、といったもの。
チーム制にして、アイデアを競わせると面白いかもしれませんね。

 

ということで、会議の場づくりというのは、結構難しい。
難しい一方で、やれることはけっこうあります。
とはいえ、あくまでその場しのぎで終わらないよう、日頃のコミュニケーションを見直してみましょう。

個人向けセミナー

 

あなたの「苦手」が世の中を変える

NLP(神経言語プログラミング)を学びたい、
もっと知りたい、
使いこなしたい。

こう考える人は、どんな人が多いと思いますか?
私どものセミナーなどの門をたたく人には、
ある特徴があります。

 

ところで、皆さんは何かしらの悩みや苦手があるのではないでしょうか。
まったくない、という人もいるでしょうが、それは幸せでもあり、不幸でもあるように思います。
実は、悩みや苦手は、社会を変える大きな原動力になるからです。

わかりやすいたとえ話をしましょう。
例えば、そもそもどれだけ食べても太らない人がいたとします。
生涯でダイエットという悩みを持ったことが一度もない人です。
この人が、
「私がスリムな理由を明かします!」
といっても、体形の悩みを持つ人にとってはピンと来ないのではないでしょうか。

どうせ、太らない体質なんでしょ、と。

 

逆に、
「ピーク時に110kgあった体重を45kgに落としてそれを維持する簡単な方法」
なんて言われたら、
もしかしたら自分にもできるかも!?
なんて思うかもしれません。

 

そもそも、太りやすいという悩みを持っていた人は、そこから抜け出そうと、
相当勉強もし、実践もし、試行錯誤して、やっとの思いでスリムな体系を手にしたんじゃないかと思います。
そして、その過程こそが、人の役に立つわけです。
逆に言えば、太るということで悩んだことがない人は、太った人がやせる過程を知りません。
だから人に教えることができないのです。

 

さて、ダイエットだけではなく、ビジネスシーンではいろんな悩みがあります。
●口下手で人と話すのがつらいプロ講師
●人と会うことがストレスでパーティーなどでは部屋の隅でひっそりと過ごしたい営業マン
●うそをつくことが嫌いで似合ってないお客さんに「似合ってますよ」なんて言いたくない店頭販売員
●数字が苦手で会社の経理が苦痛で仕方がない経営幹部
●人にペースをあわせるのが苦痛で社員をマネジメントできない経営者
●思い付きはあるけど続けることができないリーダー
などなど。
まあ、挙げればきりがないでしょう。

しかし、必要な役割があって、そこに必要と言われるスキルや性格を持ち合わせていない。
それが苦手意識となるのでしょうが、こういった人たちも何とか現実に自分を合わせていきます。
あるいは、自分を変えることなく、現実をうまく回す方法を編み出したりします。
実はその過程こそが、同じ悩みを持つ人の参考になるわけです。

 

はじめの話に戻りましょう。
NLPを学びたい、と私どものセミナーの門をたたく人はこんな悩みを持っています。
●社内のコミュニケーションがうまく取れない
●会社の中が殺伐としている
●リーダーが指し示す方向に、メンバーが同意できていない
●リーダーの言葉がメンバーに伝わらない
●思ったように営業ができない
●そもそも営業でお客さんと会うのが怖い
といった外とのコミュニケーションの問題をはじめとして、
●自分がやりたいことがわからない
●自分が思うように動けない
●やる気が起こらない
●現実逃避をしがち
●自分をコントロールできない
●何を目指して生きていいかわからない
といった個人のメンタル的な問題を抱えている人もいます。

こういった、何かしら自分の苦手な部分、弱い部分を認識している人は強い。
なぜなら、「課題発見」の能力が優れているのです。
というのも、多くの人はこういった問題を抱えつつも、その問題を直視しようとしないのです。
目をそらし、問題がないかのようにふるまう。
だから解決への行動もできないし、同じ問題で延々と足止めを食らうのです。

 

もし、自分自身の、また自分の関わる組織の問題を認識しているとすれば、
それはとても大切な一歩を踏み出している証拠です。
ぜひ私たちとともに、その解決手段を探ってみませんか?

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