営業という仕事のマニュアルはなぜないのか?

もう3月も終わり。
3月末を年度末としている企業は多いと思います。
そこで気になるのが、この1年の売り上げ。

業績が良かったとか、悪かったとか。
結果を見て一喜一憂しているころでしょうか。

 

ところで、私自身、今まで非常に不思議に感じていることがあります。
たとえば、事務職の場合、基本的にはマニュアルがあります。
このソフトを立ち上げて、ここにこの数字を入力してOKボタンを押す。
そういった一連の流れは、文書としてマニュアル化されていなかったとしても、
やりかたを先輩が知っていて、指示通りやれば一定の結果が出てくるわけです。

それ、営業の世界ではありますか?
たぶん、ないですよね。
先輩の言う通りやるにしても、先輩によってやり方が全然違う。
本を読んだり、研修を受けても、みんな微妙に違う。
それってなぜなのでしょう。

 

単純に考えれば、事務仕事は長年の経験の結果、効率のいいやり方がわかっている。
だから教えた通りやってください、というわけです。
しかし、営業に関しては、会社としての経験が蓄積されていないのです。
すべては個人レベルの経験。
だから、初心者はなかなか使い物になれないし、その営業社員が育つか育たないかはその人任せ。
これ、会社としては、相当なリスクです。
なにしろ、莫大な費用と時間をかけて、採用・教育してきた人が、使えるかどうかは何年もまたないと結果が出ないわけですから。

 

これをマニュアル化していく方法は実はあります。
たとえば、すべての営業社員の行動を管理し、データ化し、最も効率の良い方法を導き出すのです。
どんな顧客に、どんなタイミングで、どんな形でコンタクトし、
どんな話から始め、どんな話につなげ、どんなクロージングを行う。
こういったことを統一し、やってみて、反応をチェックして、改善を試みていく。
こうすれば、大雑把な必勝マニュアルはできるわけです。

とはいえ、です。
小さな会社でこれをやるのは、至難の業です。
このマニュアル化は、営業の現場を知り、データを扱えて、社員をコントロールできる人間が相応の時間を費やさなければできるものではありません。
そこまでの投資ができる中小企業は限定的でしょう。
だから困っている。
それが現実だと思います。

 

営業のマニュアル化の難しさは、こちらの呼びかけに対し、顧客の反応が人によって変わってくる、という部分にあります。
そこに臨機応変性が求められ、それが成果のバラツキにつながります。

そこで提案したいのが、人にどんな言葉を投げかければ、どんな反応を示すかという原理原則を学ぶということです。
詳細な反応まではマニュアル的に対応できるわけではありませんが、原理を学べば応用ができます。
たとえば、フィットという車を運転できれば、ベンツを運転することもできるのと同じです。
サイズ感や、操作は多少の違いがあれど、走る、曲がる、止まる、という運転に求められる基本動作を知っていれば応用ができます。
新車を購入しても、すべての機能を一から教わらなくとも運転できますよね?
それは基本的な操作を知っているからです。

営業という対人能力の原理原則は、人の話を聞き、信頼関係を築き、受け入れてもらうことです。
その原理原則はすでに出来上がったマニュアルがあります。
それが、NLP(神経言語プログラミング)です。
これを学ぶことで、対人能力が底上げされますから、結果にも差が出るはずです。

それが、営業社員の研修として、NLPが頻繁に利用される理由です。

お客様が「お客様」でなくなる 究極のコミュニケーション術

 

物事は感情論で動いている!?

株価って何で動いてると思いますか?
会社の業績とか、
景気の動向とか、
社会の動きとか、
温度感のない合理的な判断だけが根拠なのでしょうか。

ある心理学者は断言します。
株価は、感情で動いている、と。

 

いろんな変数はありますが、確かにそんな気配が見えることはあります。
例えばある会社の株価がさがり始めると、一気にそれが進むこともあります。
ある程度値がさがり始めると少し戻す。
そういった動きには、多くの人がどう判断するか?
という傾向がやっぱり見えてくるようです。

たとえば、今貰える1万円と、半年後にもらえる1万5000円をを選んでもらうと、
多数派は今貰える1万円に群がります。
合理的に考えると、半年待ったほうが得なのに・・・。

 

早い話が、人は合理的に判断しない(できない?)生き物で、
感情で動いているというのが一般的です。

逆に言うと、商売上で人とつながるには、人の感情を学ばなくてはならない、といえるのではないでしょうか。
理詰めで売り上げが上がることも確かにあります。
しかし、それだけではないんですね、やっぱり。

 

たとえば、交渉事もそうです。
条件を提示して、落としどころを見出すわけですが、そこでも感情に支配されることはあります。
仕事上のプライドだったり、それで勝ったとか負けたとかいう印象だったり。
一見おかしな条件でも「勝った」と思わせることが交渉が有利に運ぶことがあります。
また、その交渉のテーブルに、「不信感を持って席に着くか」「信頼関係を持って席に着くか」で、やはり結果は変わるでしょう。
前者であれば、相手を打ち負かすことが目的になってしまいますし、
後者であれば、お互いがいかに解決に導くかが目的になります。

 

つまり、ビジネスにおける多くのことは、人が何をどうとらえるかによって結果が変わります。
それなのに、私たちはこれまで、そういうことを学ぶ機会があまりありませんでした。
これを学ぶこと。
それが組織やチームをバージョンアップさせる一つの方法なのではないか。
そんな風に思っています。

NLPはそんなバージョンアップをお手伝いできる一つのスキルだと信じています。

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やる気があるか無いかは誰が決めるの

部下や社員が、ヤル気がない。
そう悩んでおられる、経営者・マネージャーは非常に多い。
しかし、そのヤル気っていったい何なのでしょう?

ある経営者は、とにかくガツガツ仕事に向かう姿勢をやる気という。
あるマネージャーは、積極的に発言する姿勢をやる気という。
たしかに、どちらもやる気がある風の姿です。

しかし、おとなしく考えている人はやる気がないのでしょうか?
やたらと走り回ろうとしない人はやる気がないのでしょうか?
それは一概に言えないように思います。

 

さて、ヤル気ってどこから出てくるのでしょうか?
それがわからないと、刺激する方法も見つかりません。
昔から、「上司は嫌われてナンボ」といわれてきたように、メンバーを怖がらせて仕事をさせますか?
これをやり切らなければ、首だ!とか、降格だ!とかいうとか、
恥をかかせるような罰を与えるとか。
残念ながら今までのマネジメントって、そういう恐怖支配だったわけです。
だから、メンタルヘルス不全が発生します。

 

実は、会社で起こるうつ病は、労働時間の長さが問題ではありません。
だってそうじゃないですか。
起業家は、睡眠時間3時間~4時間で、土日もなく働いてますよ。
彼らがうつ病というのはあまり聞きません。

なぜかというと、そこにはウィルパワー(意志の力)があるからです。

 

意志の力、つまりここに到達したい、これをやり遂げたい、という強い思いがあるかないか。
それが本質的なやる気となります。
その思いを奮い立たせることができれば、いちいち強制しなくてもひとりでにやり始めます。
逆に、止めるのが難しいくらいになります。

本来、経営者やマネージャーは、そのウィルパワーを引き出すことが仕事の1つです。
しかし、その方法をだれも教えてくれない。
なぜならば、みんな知らないからです。

 

工業化の社会の中では、強制され、統率された中で仕事をするのがベストでした。
だから恐怖で人を従わせました。
これは奴隷制度にもみられる方法ですね。

しかし、今の時代は、未来が不確定。
そうなると、それぞれが意見を出し合って新しい道を模索する必要があります。
その時に、恐怖支配はうまく機能しないんですね。
だから、ヤル気を出させたい、積極的に発言させたいのに、強制するからますます発言がなくなる。
そんな負のスパイラルが発生しています。

 

じゃあ、そのウィルパワーを引き出すものは何なのか。
一つが、経営理念やミッションといったものです。
それが単なる掛け軸として埃をかぶっているわけですが、それを呼び覚ます必要があります。
もう一つの方法は、一人一人の人間として備わっているうちなるものを呼び覚ますわけです。
これはNLPで学ぶことができます。

よかったら、一度覗いてみてください。
まずはあなた自身の燃えるような思いを見出してみるところから。

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大企業が本当は信用できない理由

あまり詳しくないジャンルの買い物をしよう、と考えたとします。
例えば、家を建てたい、と思ったとき。
あなたはどんな業者を選びますか?

割とありがちなのが、
「大手で、名前をよく耳にする会社」
というのが出てくるのではないでしょうか?

とりあえず大手だから安心、
大手だから変なことはしないだろう、
などなど。

 

しかし、実際のところはどうでしょう。
サラリーマンの実態を見ればよくわかることがあります。
彼らのすべてではないものの、かなりの人は、
「自分の保身のために働いている」
という印象を持ちませんか?

自分の職場を見回してみて、なによりもお客様を優先している人がどの程度いるでしょうか。
お客様の利益になることは、たいていは会社にとっては不利益(とまではいわないまでも、利益率が低い)なことが多い。
会社としては、そんなものより、もっと利益率の高い商品を売れ、ということになります。
サラリーマンでいる以上、その圧力には耐えられません。
そこに反発した人は、たいてい、出世コースから外れている。

 

一般の認識では、大手企業の偉い人というと、非常に信用できる人に見える。
しかしサラリーマンの世界を垣間見ると、お客様の立場としての良し悪しを考えると微妙なことは多いと思います。

 

それでも、中小・零細企業の場合、非常に顧客想いの会社は存在します。
一方、そうでないところのひどさは、とんでもないものがある。
結局、大企業は、最低ラインがある程度担保されている(ように見える)だけでもまだましなのかもしれません。

 

そうなったとき、個人の重要性というのはますます高まってくると思います。
A株式会社との付き合いではなく、A株式会社のXさん。
Xさんでなければならない、という時代が始まりつつあります。

 

一つの流れは、AIの実用化です。
たとえば、WEBサイト上のチャットの向こうには、人間がいるのか、コンピューターが自動応答してるのか、
だんだんと見分けがつきにくくなりました。
そのうち、電話の向こうの相手が、機械なのか人間なのかがわからなくなってくるでしょう。
テレビ電話的なスキームがあったとしても、その画像に映る人は実体のある人かどうかわからない。

そして、機械であるいじょう、その会社のプログラムに忠実です。
その会社が、自分の会社の利益確保を優先にしているとすれば、電話やチャットの向こうの機会は会社に有利なないようをもっともらしく提案するでしょう。
そこに不信感を感じたとしても、消費者はなんの対策も打てない。

 

そんな風潮が広まった時に、リアルに会える〇〇さん、という固有名詞で語れる存在はとても頼りになる。
私たちはますます、物やサービスや会社ではなく、人を選ぶ時代に突入しているのだと思います。
すると、消費者があなたを探す手段が必要になります。
ネットに顔出しをし、価値観をさらけ出している人がいるとすれば、そこから「この人こそ私の求めていた人」といます。
しかし、いま、大企業に勤めていればSNSは禁止され、「私はここにいます」といえる場所が奪われています。

最近の副業ブームという流れも、結局はそこにつながってくるんじゃないでしょうか。
あれとこれに深い知識を持ち、こんな価値観を持った〇〇さん。
彼と、彼女とつながりたい。
そう思える人が何人いるかが、これからの時代の成功を決めていくのではないでしょうか。

 

そんな時に、会社の部品でい続けることは、非常にリスクが高い。
特にホワイトカラーの仕事は、あなたでなくてもできるものがほとんど。
となると、本当の意味で自分を活かすためには、なにができるか?ということを考える必要があります。
そして、それは恐らく、あなたにとって生涯をかけて果たす使命につながってくるのではないでしょうか。
その使命を浮き彫りにするワーク、NLPにはあります。

一度試してみてはいかがでしょうか。

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事故の交渉係、医師、彼らに共通して必要なスキルとは?

時々不思議になることがあります。
たとえば、保険会社の事故交渉の係の人。
自動車事故のようなシチュエーションでは、人間の本性みたいなものが出やすくなります。

 

めったに経験しない状況
今後のことに不安な状況
自分の権利を守らなければ、と心を閉ざす状況
相手からできる限り得ようという状況

普段は、穏やかな人が、事故相手とのこうしょうとなると、
かなり感情的になる人も少なからずいます。

 

こういった少しとがった感情に対してどう対応していくか。
これ保険会社社内でも、一般的な流れみたいなものはあるようです。
ざっくりと、こうあるべきという方法論はあるようです。

しかし、実際のところは「十把ひとからげ」でくくってしまって、
個別にどう対応すべきかが教えられていないようです。

 

他にも、例えば医療の現場。
実は、医師というのは相手の感情に配したコミュニケーション能力は高いほうではないことが多いようです。
きっと、理系の勉強をしているので、論理的思考と論理的な言葉でのコミュニケーションをとられるのでしょう。
しかし、人の感情は必ずしも、ロジカルではありません。
実際に、アメリカで医療訴訟を突き付けられる医師の特徴を見たところ、コミュニケーション能力の問題であり、医療技術の問題ではなかったという調査結果もあるようです。
うまいか下手か、失敗したかしてないか、情報提供したかしなかったか、というよりもむしろ、きちんと相手の感情に配してコミュニケーションがとれているかが訴訟が起こるかの境目だというのです。

これは、金融や保険の世界でも同様ですね。
言った言わない、というトラブルが多発する。
だから、確認書にサインをとって、説明した記録を残しましょう、と。

これって責任逃れであって、お客さんの不満が減るわけではない。
むしろ、「あの時サインしたでしょ?」なんて言われると、もうお客さんはかんかんですよね。

 

ほとんどの場合、人と人は言葉を介したコミュニケーションを行います。
そのときに、実は、その人の価値観というのが言葉に現れるのです。
たとえば、こちらが折れて頭を下げれば、義理堅い人だと認めてくれる場合もある。
分かりやすい説明を丁寧に行えば、信用していただける場合もある。
ただただ、お客さんの話を頷きながら聞けば、それだけで納得する場合もある。

状況は様々ですが、お客様にとって何が大事と考えているのかを知り、
そこを満たしてあげることで、その後のお話はかなりスムーズになるはずです。

 

よくテレビなどでも訴訟が起こされた・・・的話を耳にします。
確かに賠償を目的として訴訟してることも多いでしょう。
けどたまにあるのが、「こんな程度の賠償金しか取れない訴訟に意味があるの?」と思えるもの。
これって結局、誠意ある対応を引き出したい。
そんな思いが裏になるんじゃないかと思うのです。

 

さて、いずれにおいても、トラブルの前提となりそうな医療過誤の恐れや、事故の交渉担当。
こういう時に、話の内容から、相手の心の「地図」がわかっていれば対応しやすいと思いませんか?
相手が本当のところは何を望んでいるのか。
謝罪の言葉なのか、やっぱりお金なのか、それ以外なのか。
そういった心の地図を、相手が使っている言葉から判断していく技術としてLABプロファイルというものがあります。
これと相手とのラポール(信頼関係)構築の技術としてのNLPが融合すると、かなり役に立つものじゃないかと思います。
ドクターや、保険会社や保険代理店においては、全員必ず学ぶべき、といっても過言ではないと思っています。
きっと、大ごとになる問題は、これだけで減らすことが可能じゃないかと思います。

 

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ビジネスの発展に重要なのは人?物?金?

ちょっと、質問します。

ビジネス発展に必要な3大要素として、人・物・金というのがありますが、中でもどれが一番大事と思いますか?
この質問をすると、かなりの割合で人と答える人が多いです。

次の質問では、どれくらい人が大事と思っていますか?
すると、やはり多くの人がかなりの比重で大事と答えます。

それでは、最後の質問です。

そんなに大事と思われている人のことを今まで、どれくらい学びましたか?
ここで、多くの人は答えられなくなります。

これが、現状です。

つまり、口では人がとても大事と言いつつも実際はそこまで大事と思っていないということなりますね!!

そんなことはない、絶対に大事だよという方でまだ学んだことが無い人はまんトレのセミナーにきてくださいね!!

 

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今の自分に満足できない人のために

最近、多いんです。
取り立てて何かに不満があるわけではない。
もちろん、もっと年収が欲しいとか、
いい家や車が欲しいとか、
素敵な恋人がほしいとか、
ぼんやりとした願望はある。

けど、今どうしても何とかしたいほど困っていることがない状態。

なのに、なぜか満たされない想いがある、という人。
とても多いと思います。

 

それなりに幸せなんだけど、
何かが足りないような気がする。
自分が嫌いというわけではないけど、
もっとできることがあるような気がする。

 

たぶんね、そういう思いが副業ブームなんかにつながっているんだと思います。

主婦なんだけど、もっと社会で認められたいとか、
サラリーマンとして仕事は頑張ってるけど、もっとできることがあるんじゃないか?とか、
経営者なんだけど、このままでいいんだろうか?とか、
こういった漠然としたモヤモヤ、ありませんか?

 

もし、そうだとしたら、きっとあなたは成長したいんじゃないかな、と思います。
あるいは、自分が内に秘めた才能を、もっと社会に役立てたいんじゃないかな、と思います。

たとえば、今は主婦をしてます。
夫は優しく、子どもに囲まれて幸せなんだけど、
自分はこのままでいいのかなぁ、とぼんやり思う。
付き合いの範囲は、子どもを通じてしかなく、
近所の奥さんとは、いつも同じ。
なんだかそれが退屈に感じるときがある。

 

たとえば、普通の会社でサラリーマンをする自分。
それなりに仕事もできるし、会社での立場は悪くない。
けど、今の仕事が自分の持てる能力を最大限出し切ってるのか?とか、
そもそもなんのために働いているのだろう?とか考えだすとなんだかどんよりする。
もちろん、家族のため、生活のための仕事。
だけど、それだけでいいんだろうか?と考え込んでしまう。

 

たとえば、経営者。
会社はそれなりにうまくいってる。
小さなトラブルはあるとはいえ、おおむね順調。
だけど、同じ仕事の繰り返し。
この先に何があるのだろうか。
会社の未来を想像してみる。
売り上げ目標はあるけど、ふと感じることがある。
「売上●億円?だから・・・?」
と考えるとどこか虚無感を感じる。

 

たぶん、いろんな価値観の転換点にあります。
昔は働く意味なんて考える必要もなかった。
与えられた役割をこなせばそれでオッケーだったんです。
しかし、物質的に豊かになり、日本では飢えることが難しくなった。
すると、私たちは、自分たちの仕事や役割の意味を感じ始めます。
その結果、何かが足りない、と感じ始める。

 

その時に、足りないものは何か。
これはご自身で探求していくしかありませんが、
ヒントの一つになりそうなのは、私たちが求める未来はどんな世界なのか?
を考えていくことだと思います。

AIに支配されるとか、年金制度崩壊とか、
マスコミはリスクばかりあおります。
そして、悪者探しをする。
しかし、訪れる未来の責任は、官僚にあるのでもなく、科学者にあるのでもない。
私たち一人ひとりの責任です。
じゃあ、私たちは、どんな未来を作りたいのですか?

提示された未来にダメ出しするのは簡単です。
しかし、あなたが能動的に作り出す未来はどんなものでしょうか。
その未来のためにあなたができることは何でしょうか。
そういったことを考える時間というものが、実は私たちに必要なのかもしれません。

 

これは言葉を変えると、人生のミッションです。
今は、そんなもの思いつかない?
たぶん多くの人がそうです。
それを探るワークが、NLPにはあります。
方法は、NLPだけではありませんが、一つのツールとしてのぞき見してみてはいかがでしょうか?

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専門分野A×専門分野Bが生み出すもの

まんトレの周囲にはまじめな人が多いです。
まじめゆえ、一つの道をどんどん掘り下げていきます。
もう一般人には見えないところまで、深く深く(笑)
もちろん、プロとしては大事なことです。

ただ、その深さは顧客には理解しがたい部分もあります。
いくらそれをアピってもお客さんには伝わりにくい。
まあこの人に任せておけば安心かも、なんていう信頼関係を結ぶにはいいかもしれませんが。

 

ただ、同じ分野を掘り下げている人はあなただけではありません。
その業界業界において、どんどん深く深く追及していく。
すると、いつの間にか、お客さんがついてこれない世界にいってしまう。
周りを見回せば、そこまで深い世界に来てるのはライバルだけだった。
そういうこと、当たり前にありますね。

ライバルの中で競争してどんどん業界がよくなっていくことはいいことです。
そして、競争を勝ち抜いて、その業界のリーダーとなるのも一つの道です。
けどそれはけっこう大変な道ですね。
なにしろ、たくさんの人の中の一番でなければならないのですから。
まんトレが知る世界で言うなら、保険業界では200万人の人が切磋琢磨してます。
その200万人のトップに立つ。
これは相当大変そうです。

 

そこで、考えてみたいのが、新たな業種・業界を創り出すことです。
たとえば、保険業界では1番にはなれなくても、保険×心理学で新たな業界を作る。
こんなアイデアが出るかもしれない・・・という一例を示してみましょう。

保険は、万一の危険を経済的に補填するものです。
一方で、顧客は「怖いなー」と思っていることが現実にならないほうがハッピーなわけです。
それはつまり、顧客である企業が危険にさらされることを未然に防ぐ提案ができれば、
顧客にとっては保険をたくさん売られるよりハッピーでしょう。

たとえば、先日こんな話を聞きました。
最近の若い社員は口の利き方を知らない。
それが原因で顧客とのトラブルが生まれがちだ、と。
小さないさかいをトラブルに発展させないためには、相手の言葉を聞く技術が効きます。
それを教えられたら、まさにリスクをトータルに管理する、というところに一歩近づきます。

ほかでも、人の行動の傾向を読むことで、事故を未然に防ぐということも可能かもしれません。
また、人のパフォーマンスを上げる方法を指導してあげれば、その会社の未来を明るいものにできるかもしれない。

 

これまでは「保険を売り、事故が起こった時に対処する」というのが保険代理店の仕事でした。
しかし、「事故を未然に防ぎ、企業の元気を取り戻す」という仕事にすることだって可能です。
その結果、どうしても起こってしまう災害に備えるために保険が必要ですね、と。

 

私たちは複数の専門分野を掛け合わせることで、新たなビジネスジャンルを作ることを求められているような気がします。
そういったときに、あなたが持っている今の能力と、心理学という能力を身に着けることで新たなビジネスを生み出すことだって可能です。
そんな思いがある人にとっては、行動をベースとした心理学、NLPはきっとお役に立てると確信しています。

 

心理学はビジネスにこそ役立つ

ビジネスで、心理学は活用できない。
今でもそんな風に激しく主張される方もいらっしゃるようです。
なんだか不思議です。

というのも、経済活動というのは人の営みです。
企業対企業の取引だったとしても、中にいるのは人間です。
株式会社〇〇サンという人が意思決定するわけではない。
意思決定はあくまで人間の仕事です。

 

そして興味深いことに、人間は合理的にはできていない。
そこにはやっぱり、心理学の入り込む余地があるわけです。

 

たとえば、企業に向けて販売したいものがあるとします。
今まで触れたことのない情報に目を留め、社内に提案するのは誰でしょう?
間違いなく会社の中にいる人でしょう。
そのためには、その人の目の留まる場所に、目に留まる情報を出さなければならない。
ここに合理性とかは全く関係なくって、人の感情を如何に揺さぶるかが重要になります。

まあ、広告なんかをやる人は、意識しているかしていないかは別として、
結果として心理学的な考察をしているわけです。

 

例えば、大抵のビジネスパースンの元には、毎日100通を超える何かしらの情報が入るのではないかと思います。
メール、FAX、電話など。
この膨大な情報の中で、何に注目するかはその担当者の判断にゆだねられます。
その時に、その情報に目を止めてもらい、自分に最適な情報だと受け取っていただき、情報に関心を持っていただく。
この過程では、やはり人の心理を推察しなければ、情報が届かない。

大きな会社なら、意思決定のプロセスは合理性を追求しているかもしれませんが、
そこに情報を届けるのは、やはり人の感性が大きく影響してきそうです。

 

また、社内のマネジメントも同様です。
人は合理的には動かない。
たとえば、成果報酬が一時期はやりましたが、
日本国内でそれがまともな形で今も残っているのはどれだけあるでしょうか。

一見、合理的な制度ですが、それでは人のやる気に火をつけることはできなかった。
やはり、人は合理的には動かないということで。
それを無理やりに動かそうとすれば、今の時代ならブラック企業。
人が動きたくなる仕掛けを作っていかざるを得ません。

報酬につられて人は動くと思っていたら、うまくいかなかった。
じゃあ、どうするか、です。
やっぱり人の本質を知らなくてはならない。
その道の1つが、心理学ということです。

 

このところ、ビジネス書や、ビジネス雑誌においては、
「脳」「心理学」といった言葉が随分と踊っています。
Googleでは、瞑想が社員の生産性を高めるということを突き止めたりもしましたね。
今、人の在り方が問われる時代に入ってきました。
もし、未だにビジネスに心理学はいらない、という考えがあるとすれば、
ちょっと時代とは逆行しているのかもしれません。

かつてパソコンを使えない人が、会社で必要になってパソコン教室に通った。
社内で英語が公用語になって、英会話教室に通った。
そして、これから、管理職になるために心理学を学びに行く。
そんな時代はすぐそこなのかもしれません。

一歩先んじるなら、今しかないのではないでしょうか。

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何はともあれ、卒業パーティでの受講生さんのお気持ちや意見を見てください!!

 

 

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