学ぶということはアウトプットすることである

私の周囲には、お金のビジネスにかかわる人がけっこういます。
保険、FP、税理士などなど。
こういう人たちは、総じて勉強熱心です。

こういう方々に最近どんなセミナーに参加したか聞いてみたことがあります。
・同業者の体験談ややってうまくいったことの話
・仕事に関する技術的な知識の話
この二つのパターンが多いのではないでしょうか。

そしてどんな気持ちになったかと聞くと、
・明日から頑張れる
という言葉が圧倒的でした。

 

さらに聞いてみます。
「で、あなたは何をするんですか?」
となると、ちょっと微妙な感じでした。
気持ちが前へ向いているのはとてもいいことだと思います。
けど、気持ちだけで、具体的に何をやるかが決まっていないのです。

 

私がおすすめするセミナーの聞き方があります。
それは、その時間内で聞いた話から連想した具体的なアクションを、一つか二つピックアップする。
そしてそこだけ忘れないように帰り、翌日からそのアクションをスタートさせることです

 

というのも、人間の集中力には限界があります。
諸説ありますが、15分くらいが限界とも言われています。
そうすると、あれもこれもと欲張っても、どれもこれも中途半端になりがちです。
そもそもセミナーというのは知識を蓄える場所ではないのが一般的だと思います。
そこで得た情報を、自分のものにし、加工し、ビジネスや人生でどう活かしていくかが重要です。
1時間であれば、1時間の内容を丸暗記することが必要なのではなくて、取りこぼした情報があったとしてもひとつ、ふたつ、未来につながる”行動”があれば十分なわけです。

しかし逆に、多くの場合、気持ちが高揚するのはいいとして、そんなものは三日すれば消えてなくなります。
その時に残るのは、行動です。

そして新たな行動を習慣化し、定着させ、成果につなげるなら何十個もの行動はできるはずがありません。
セミナーでは、一つか二つ。
多くて三つ。
必ず実行することを考えながら聞いてください。

 

この話は自分が受け取るとしたらどういう意味だろう?
この方法は自分の会社でやるとしたらどのような効果をもたらすだろう?
一見自分達と関係ないように見えるこの情報を、自分たちが応用するとどうなるだろう?
そうやって考えながら聞くことが重要です。

 

私たちは、教科書の1ページ目から、最終ページまでをマスターするよう癖づけられています。
しかし、覚えるだけならいざ知らず、現実社会に応用するならそんな量の学びは不可能にちかい。
だから、そのセミナーの価値を最大化させるためには、一つの行動を始めるつもりで聞いてみてください。
そうすれば、セミナー代金を大きく上回る価値を感じることができるはずです。

 

NLPのセミナーにおいても同様で、すべてを網羅しようと思ってもそれは難しい。
始まりは、ちょっとしたノウハウからでいいのです。
これを継続的に繰り返し、効果を確認しながら、自分のものにしていく。
そうすることで、人生そのものを変化させるきっかけになるはずです。
ある人は、仕事を変えました。
ある人は、会社の方針を変えました。
すべてきっかけは、小さな小さなことの実践から始まりました。

ぜひ、あなたの学びを、世に問う行動を行ってください。

 

 

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正しいママをやめて楽しいママになろう心理学セミナー
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成績を上げたげれば成績を上げてる人の真似すればいい

営業チームを同業績をあげさせるか。
これ、リーダーの悩みの一つですね。
良くやるのが知識研修。
知識の幅を持たせて、色んなバリエーションの問い合わせに対応できるようにしよう。
そんな意図をもってされるのかもしれませんね。

しかし、それではなかなか上手くいかない現実があります。
客層がマッチしていなかったり、今一つ自身がなくて踏み込めなかったり。

 

そこで一つ提案があります。
それは、最も優秀なセールススタッフのマネをさせるという事。
成績が優秀な人間の振る舞いを、一から十まで真似をさせるのです。

これ、NLPのスキルの1つであるモデリングといいます。

よく、ロープレとかはやりますよね。
お客さんのところに行って、どんなやり取りをするのかを練習する。
これも悪くはないのですが、「言葉」だけに頼りすぎると効果は限定的です。

 

たとえば、自動車の運転をしたことのない人が、フェラーリの魅力を語ってもしっくりきませんよね。
それと同じで、単に言葉をなぞるだけでは、人を動かすほどの力を持ちません。

 

何度かご説明したことがありますが、NLPに限らず、心理学においては人の印象は言葉だけではないことがわかっています。というより、何を話すかよりも、その人のしぐさや見かけ、表情などを相手は読み取っていると言われています。

 

それを証明するために、ある実験が行われました。
それは、音声をカットした映像を見せられます。
その映像は、セールスパースンとお客さんの動画です。
被験者は、その音声のないセールスのシーンを見て、セールスが成功したかどうかを判断します。実はこの判断は、かなり正確であったといいます。

何を言っているかがわからなくとも、セールスが上手くいったかがわかるわけです。

 

皆さんも、経験ありませんか?
自分には聞こえない場所で話をしている人たちを見て、なんとなくその内容がわかる、という事。
つまり、私たちは、物事を言葉以上に、視覚情報で判断している事が多いわけです。

 

となると、言葉だけをなぞっても上手くいかない。
だから、トップセールスパースンの振る舞いを全員が真似るのです。
それだけでチームの売り上げが30%もアップしたケースもあるようです。

 

これは、一度や二度の練習ではできるものではありません。
毎朝、5分でも10分でも練習する時間をとってみてください。

 

さて、その時にコツのようなものが発見できるかもしれません。
それこそまさに、NLPで学ぶコミュニケーション技術そのものであることが多いようです。
私たちは何を言うかばかりに気を取られていますが、五感に訴えなければならないのです。

NLPはそのヒントを提供してくれます。
一度体験していただくと、その意味が解ると思います。

 

 

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意外に使えない人との話が好きな営業

営業というと話し上手。
ペラペラと雑談からはいって、気が付いたらセールスされてた。
なんとなく、営業のイメージってそんな風な捉え方をされてるようです。

だから、古いイメージだと、口下手な人は営業に向かない、なんていう迷信ができているような気がします。果たしてそれって本当なのでしょうか?

 

私の2年先輩に、なかなかセールスで目の出ない人がいました。
とても地味な方で、言葉も少ない。
日頃は存在さえも意識されないくらい目立たない人です。
本人も、セールスには向いてないのかなぁ、なんて悩んでいました。

けど、この方、その数か月後、すごい勢いで業績を上げ始め、チームでトップになりました。
彼が一体どう変わったのか、ちょっと気になりますね。

 

実は、彼は全く変わっていません。
相変わらず存在感は、ほとんどありません。
言葉も少ない。
私が、「すごいですね!」と声をかけると、ポツリポツリと話し始めます。
「やっと営業の面白さがわかってきたよ。」
なんてはにかんだ笑みで言ってました。

 

諸説ありますが、私は、セールスに雑談は不要だと思っています。
もちろん、やってはいけないというものではありませんが、お互い仕事です。
無理にする雑談で時間を浪費するくらいなら、ずばり、相手にメリットのある話題をしたほうがいいと考えています。

雑談は確かに、アイスブレイク(心を解きほぐす)ために、お互いを知るためにできればいいに越したことはありませんが、「雑談しなきゃ!」なんて義務感でしてもいい効果は見込めません。

 

私自身のセールスは非常に時間が短いです。
たとえば、新規のお客さんのところで何を言うかといえば、
「なぜ、私のようななんのかかわりもない人間に合ってくださっているんですか?」
と聞くわけです。
これ、心理学的に言うと、認知的不協和の状態なのです。
認知的不協和というのは、Wikipediaによると、こうあります。

人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態、またそのときに覚える快感を表す社会心理学用語。 アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された。 人はこれを解消するために、自身の態度や行動を変更すると考えられている。

お客さんは、セールスマンなんかと会うつもりはないわけです。
しかし、電話アポイントの結果、会う事になってしまった。
すると、会うつもりがないのに、会ってしまっている事実とのギャップを埋めるために、会ってしまった理由を考えるのです。

 

そうすると、私の名刺(仕事内容)と、お客さん自身の過去の体験を結びつけ、
「実は、以前こんなことがあって、気になってたんで聴きたいと思って…」
といったあった理由を話し始めます。

 

これは、一見心理操作に見えますが、実はそうではありません。
そもそもお客さんは無意識に、何かを期待してアポイントを受け入れたのです。
しかし、その時の理由は無意識なのでわからないか、覚えていない。
自分ではなぜかわからないけど、口では「あってみようか」という返事をしていたはずなのです。

心理操作ではなく、お客さんの心の奥底にある思いを意識上に引き上げただけなのです。

 

さて、冒頭の地味な営業の先輩。
実際には何をやっていたかというと、こうおっしゃっていました。
「自分ではしゃべれないから、ただただ真剣にお客さんの言葉に耳を傾け、お役に立てることがないかを必死に探したんだよ。」
ということですね。

なーーんだ、って感じかもしれません。
しかし、本質ってそういうものではないでしょうか。
それをどこまで徹底できるかで、結果は変わってくるものではないかと私は信じています。

お客様が「お客様」でなくなる 究極のコミュニケーション術

 

臭いものに蓋をし続けた私の限界!!自分が不幸だと思っている人へ

~自分が不幸だと思っている人へ~

ぽるとSolutionスタッフの佐川です。

私たちぽるとSolutionのスタッフが日々感じる
NLPを学んでいてよかったと思うことなどを書いていきます。

 
 
実体験であり、全てフィクション。
 
そしてこんなタイトルなのも理由があります。

その理由はNLPを学んでいただいたらきっとわかるでしょう・・・

臭いものに蓋をし続けた私の限界!!

あなたはこの質問に答えられますか?

例えば…
私は、どんなことが嬉しいですか?

私は、どんなことが悲しいですか?

私は、どんなことに嫉妬しますか?


私は、どんなことで笑顔になりますか?


私は、どんなことに腹が立ちますか?
 
10年前、私は楽しむことを忘れてました。
 
幼少期から「よく気が利く子と育ったせいか
自分がどう見られているのか、どんな印象を持たれているのか世間体重視の人間でした…
(・・・今も多少ありますよ!笑)
とにかく、「よく見られたい」という感情が強かったので、2度の離婚のことは何年も隠してました…

 

やがて限界が・・・

 
NLPは自分と向き合うアイテムです。
 
まずは自分に嘘をつかないためにも、自分を知ることは重要です。
 
臭いものに蓋をしても、それは一時しのぎで限界はあります。
 
 
 
嘘をつくことはしんどい!!
 
 
 
自分しか知らない心の闇を開放することで、素直な自分が現れます!
 
自分に嘘をつかない素直な自分には成長があります!
 
NLPを学んで良かったことは自分を許せるようになったこと(^^)
 
毎日が自分発見で楽しくなりました♪
 

 

 

NLPプラクティショナーコースのご案内

 

生きることがスムーズになるNLPを学んでみませんか?

 

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まずはNLPに触れて、自分の中にどんな変化が起こるか・・・

体験しに来てみてはいかがでしょうか?

何かを購入するときは感情に語り掛けている

営業って、どんなイメージがありますか?
雇う側としては、まあハッキリ言って人気のない職種です。
やりたがる人は少ないです。

なんでなんでしょうねー、と考えてみると、答えは簡単です。
ノルマがあるからです。

 

事務仕事や、作業、その他もろもろの仕事って、仕事の結果が測りにくい。
だって、「書類30枚作製したら優績」なんて話、聞かないでしょ?
事務や作業の仕事が、単純に数値化できないのは、数をこなせば質が下がるからです。
大抵誰でもできる量があって、それ以上は望まない代わりに、それくらいはやって当たり前。
だから、平均的な仕事ができればそこそこ評価されるんです。

もちろん、高い評価を得るには、数値化されにくい分営業より難しいかもしれません。

 

逆に営業は、仕事がもたらした結果が評価の対象です。
極端な話、週に1度しか仕事しなくったって、与えられた目標以上の仕事ができればばっちり評価されます。

 

わかりやすく整理すると、営業は上手い下手が数字でばっちり出ちゃう。
その反面、事務や作業は上手い下手が評価されにくいわけです。

 

だから、「自分は上手く出来ないかも・・・」と思っている人にとって、営業という仕事はしり込みしちゃう職種なんですね。

しかも、大抵ノルマとか、目標とかは、毎年毎年上にあげられますから、自分が成長できなければ即ダメ評価を頂くこともあります。そういったシビアな世界なんですね。

 

そうはいっても、営業に配属されちゃったら、まあやらないわけにはいきません。
けど、先輩がやり方を手取り足取り教えてくれるか?といったら、多分そういうの、あんまりないんじゃないですか?
実は、上手く行ってる先輩も、自分がなぜ上手く行ってるかがよくわかってない場合が多いんです。営業って経験と勘だ!とかいって、誰もマニュアル化してこなかった職業ジャンルの一つです。

また、相手が毎回変わるわけなので、一般化しにくい、っていうのもありますね。

 

そんな事もあって、どうも一筋縄ではいかない職種なわけです。

 

ただ、基本というものはあります。
基本というか、原理原則ですね。
たとえば、お客さんの心の動きは大体パターン化できます。

簡単に言うと、

①おっ!と目をとめる。
②ちょっと興味がわく。
③その商品を知ろうとする。
④欲しくなる
⑤検討する
⑥買おうとする

っていう流れですね。

 

少し事例を考えてみましょう。

①おっ!と目をとめる。 「ある芸能人のブログで、みるみる痩せていく写真を発見」
②ちょっと興味がわく。 「こんなふうにして痩せました。というブログを読み込む。」
③その商品を知ろうとする。「こんなサプリを飲んだ、と書いてあったので調べてみる。」
④欲しくなる      「値段を見て試してみようと思う。」
⑤検討する       「自分の小遣いなら続けられそうだ、とか具体的に考える。」
⑥買おうとする     「申し込みボタンをポチする。」

といった感じですね。

 

この事例は、WEBサイト経由のイメージですが、リアル営業でも基本的な流れは同じ。
それをどう演出するだけです。

 

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正しいのは私ですよね!!

昨日、最終日を迎えた「12期ビジネス心理学NLPプラクティショナー」

また新たな、認定資格取得者が増えました。

彼女が最初に悩んでいたことは、自分が正しいのか正しくないのかということ

経営者として人材育成に
母として子育てに
妻として夫婦関係に

どこに行っても自分だけの居場所などない状態。
働くママには本当に頭が下がる。
これが、小さいお子様がいるならなおさらだ。

自分の時間なんか全く取れないまま、1日1日が過ぎていくうちに余裕がなくなってしまう。
気が付けば、旦那さまやスタッフとの関係性にも疑問を持ち始めてしまい、いつのまにやら物事の判断基準が正しいか正しくないかという
判断しか出来なくなってしまっている。

学びはじめて最初に気づいてもらったのが、世の中にはこれが正しくてこれは正しくないという判断基準は無いということ。

だって、正しいって思うのは誰?正しくないって思うのは誰?

そうすべて自分基準で決めているだけで、周りには関係のないこと。。

正しいか正しくないかの判断基準を持っていると、残念ながら視野がどんどん狭くなってしまい、ますますイライラが募ってしまう。

そんな考え方もあるよねー
そんな生き方もあるよねー
そんなやり方もあるよねー

という風に思えれば思えるほど、どんどん自分の視野が広がっていき気が付けば何かもがうまく回り始めている。

この世に正しいことなどはない。
この世に正しくないこともない。

あるのは、出来事に対してどう解釈しているかだけ。

色即是空、空即是色

この世のすべてに色を付けているのは、すべて自分なのだ。

だから、正しいのは自分の中でだけであって人から見たらそれも正しくないことなのだよ。

正しいか正しくないかよりも、楽しいか楽しくないかを求める方がより健全で、運もツキも巡ってくるということを知ってほしい。

 

個人向けセミナー

人間を動かすのは心だ!!

組織について考える時、世の中にはいろんな技術が氾濫しています。
簡単に言うと、権限を委譲するとか、仕組化をするとか。
そうやって、ある程度のルール化をしていく事が、組織をまとめるという考え方です。

しかし、いくら技術を弄してみても、思うように組織が動かない。
他所で上手く行ってるやり方を取り入れても、やはりうまくいかない。
やり方がまずいのだろうか?
徹底できていないのだろうか?
そんな風に悩んでおられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

最近の組織論では、そういった事の根本的な原因を解明しつつある、と言われています。
たとえば、組織マネジメントにおいては多く引用されている、ロバート・キーガン博士の

なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践

という書籍ではある重要な視点が抜け落ちていたことを指摘しています。

 

それは、簡単に言うと、人のココロです。

 

つまり、どんな仕組みもルールも、人の心の状態が整わなければ、組織を変えることは難しいと言えそうです。
考えてみれば、ルールという檻に囲まれた中で、人が変容していくとはとても思えません。いわば、リーダー側の押しつけがましい考え方が世の中に広がっていたのかもしれません。

 

本書では、人が行動を起こさないには、相応の理由があるといいます。
やろう、やりたいと思う感情がある一方で、それを阻害する行動をとってしまいがちです。
その阻害行動の奥底にあるのが、その人の持つ固定概念である、と論じます。

 

この本は、400ページに及ぶ大著で、理解も難しいのですが、根本的なないようとして、組織を変えるためには人を変えなければならない、という大前提が必要という事をまずは理解することが重要かと思います。

 

では、具体的にどうするのか。
これはやはり、組織を構成する人たちとのダイアログ(対話)が重要なように思います。自ら学習し、変容を遂げる組織を作るには、きちんと一人一人のメンバーと向き合う必要がありそうです。

 

そんな際には、NLPのコミュニケーション技術は、きっとお役に立てると思います。

 

個人向けセミナー

社会で通用しない大人に社会のことは教えられない

今日で高校生の多くは1学期が終わり。
我が子も
高校生になったばかりの息子がいるが帰ってくるなり突然、学校を辞めたいと言い出した。

いろいろと理由を聞いてみると、先生にいじめられているという。
もちろん、子供の言うことがすべてではないので真相を確認してみないとということで、学校にお話を聞きたいと連絡!!

驚いた、来週の予定を聞いたのだが本日、突然、担任の先生と責任の先生が会社に現れる。
この時点で、学校にも落ち度があると思っているのかとよぎる。
そして、お話を始めるとまあ、しゃべるわしゃべるわ、しかもいいわけばかり・・・・。

あのときはこうだったとか、あれはこうだからこうしたなどなど。

うーん、うちがお客様に対してこんな話ばかりしているとお客様に怒られるだろうなぁ~なんて想像しながらも、先生の一方的をお話を聞いてみる。

結論からすると、息子の言い分がすべて正しいわけではないが、学校も突っ込まれると気まずい部分もあることは確かなんだなという感じ。。。。

そこで、ふと感じたこと。。。

まあ、社会ではおそらく通用しないであろう先生という職種の人が社会で通用する育成など難しいだろうなあってこと。

今の日本が、社会人になってすぐにメンタルヘルスになる人が多いのも何となく頷けてしまう。

今までの学校という在り方ではいけない時代になったのではないだろうか??

いい学校に行って、いい会社に勤めて、メンタルヘルスになったら果たしてそれは今までの人生に対してどう思うのだろうか。

やっぱり、大事なのはコミュニケーションだなぁ~。

そして、社会で通用するコミュニケーションをしっかりと教えてやるのは先生ではなく親じゃないかなぁ。
って改めて思うわけです。

学校という閉鎖的な場所でしか生きてきてない大人に社会で通用するコミュニケーションを教えることは難しいと思いませんか。

もし、そうだと思うのであれば、我が子にコミュニケーションを教えてあげれるのはだれですか?

もし、教え方がわからないのであれば、下記のセミナーにご来場してみてくださいね!!

個人向けセミナー

誰かが何とかしてくれるが組織のデメリット

「一致団結すれば百人力!」

「1+1は2ではない、3だ!」

そんなセリフ、よくありますね。

ここで残念なお知らせがあります。
人は集団になると、力が発揮できない生き物なのです。

 

その証拠になりそうな、2つの心理実験をご紹介しましょう。
一つ目は、リンゲルマン効果、社会的手抜きなどと言われるもののもとになる実験です。

1人でロープを全力で引いてもらいました。
結果として、63キロの力が加わりました。

3人になると、一人当たり53キロ、
8人になると、一人当たり31キロ。

つまり、一人当たりの力は、人が増えるほど力は小さくなっていきます。

 

単純に考えると、ロープを引く環境や状況によって、力が入りやすかったり、入りにくかったりがあります。そういった要素を排除するため、別の実験車による実験が行われたそうですが、結果の傾向はほぼ同じでした。

人は、集団になると、無意識に手抜きをするようだ、というのがこの実験の結論です。

 

 

もう一つの実験は、困った人を助けるか否か。
道端で具合の悪い人を見かけたとき、
自分一人が通りかかった場合、85%の人はその人を救助しました。
通行者が5人以上で実験すると、35%まで減りました。
傍観者効果と呼ばれるこの傾向は、自分でなくてもだれかやるという考えから助ける人が減ったと言われています。

 

誰かがやる

こうやって、責任を”無意識に”逃れるのが人間の傾向。
この集団がどんどん大きくなると、無責任体質が目立ってきます。
それを律するため、大企業は社員を管理する。
ルールで縛り付けることで、辛うじて秩序を保とうとしているのかもしれません。
しかし、ルール、つまり強制は人のモチベーションを奪います。
ここをどうバランスをとっていくかが、リーダーとしての難しいことろだと思います。

 

方法の一つは、集団の中にいる、個人の役割を明確にすること。
プロジェクト全体はチームで回るわけですが、そのうちのどの部分を誰がやる、というのを明確にするのが重要です。意外とここが明確になっていないチームは多いように思います。

誰がトスを上げて、誰がスパイクを打つのか。
スポーツの場合はそこが明確です。
しかし、ビジネスにおいてはそれが曖昧なことが多く、全員にオールラウンドプレイヤーである事を求められがちです。

ここを得意な部分と、そうでない部分を社内で明確にし、それぞれが担うべき役割を明確化していく事は社内のモチベーションマネジメントには欠かせない要素だと思います。

 

あなたのチームのAさん。
彼が、彼女が、果たすべき責任は何ですか?

 

個人向けセミナー

SNSは心理学の宝庫

先日、twitterで興味深い投稿を見かけました。
その内容はこんなものです。

ガン保険のCMで男の人が「ガンで入院したら1日10000円もらえるんですか!?それはうれしいですね!」って満面の笑顔で言っていたが、もう少し冷静に考えたほうがいいと思う。ガンだぞお前。

なるほど(笑)

 

私はこのCMを見たことがないのでわかりませんが、おそらくそのCMは”男の人”がガンになっているわけではなく、ガン保険を検討する中で「(この保険料で)1日10000円っていいですね」という意味なのだと想像します。

ですからこのつぶやきは、すこしナナメ目線といえるかもしれません。

 

ただ、このツィートにはけっこう「いいね」がついています。
共感する人が結構いらっしゃる、ってことなのでしょう。

 

きっと、保険業界にいて、ガン保険を販売する立場の人は、このツィートを馬鹿にするかもしれません。けど、消費者の立場から見たこのCMは、そのように映るという事実はあるわけです。

 

保険業界にいる方にとって、お客さんにガン保険を提案し、契約していただいて、その方が本当にがんになったとき、こう感じるでしょう。
「お役に立てて良かった。」と。
これは決して間違いではないと思うのですが、本来のお客様の希望ではないはずです。
本当は、ガンにならないほうがいいに決まってます。

ここの意識のギャップ、結構重要じゃないかと思います。

 

保険に限らず、自分たちの扱う商品を、最高!と思っている人は沢山います。
しかし、お客様は必ずしもそうとは限りません。
この感覚の隙間を埋めていく努力が、営業担当者としては必要になります。

だから、営業に限らず、サービスや商品を提供する業者は、素人であるお客様の感覚を忘れてはなりません。

 

「この商品は最高です!」
この感覚をお客様に押し付けようとすると、お客様は腰が引けてしまいます。
そもそも、皆さんも経験ありませんか?
「なにからなにまで良い」
という営業ほど怪しいものはありませんよね(笑)

 

だから、お客さんに語ってもらわなければならないのです。
お客様の価値観、お客様の商品に対する考え方、お客様が何を求めているのか。
往々にして、営業マンはしゃべり過ぎのキライがあります。
沈黙が怖いんですね、きっと。

 

営業の現場では、お客様にどんどん語ってもらいましょう。
そうすることで、築くことができる信頼関係があります。

 

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