押さなくても売れる営業術

書店に行くと、
『完璧に事務処理をこなすたった一つのポイント』
とか
『税務調査で文句を言わせない経理担当者が知るべき5つのコツ』
みたいな本って、あまり見かけません。

 

しかし、営業に関する本は、数限りなくありますよね。
『ぜったいNOと言わせないクロージングの技術』
『成約率98%の営業術』
『これを言えば必ずお客さんが振り向く魔法の営業トーク』
とか(笑)

あ、もちろんここに挙げたタイトル例は実在のものではなく、私が勝手に考えたものです。

 

事務作業をうまくやる方法は、本としてまとめられていないのに、
営業についてはたくさん出版されている。
この違いは、なぜかわかりますか?

 

答えは簡単です。
誰でも絶対に上手く行く方法がない、という事です。

もう少しいうと、
悩んでいる人がなくならないジャンルである、という事なんです。

 

ダイエットの話をすると、わかりやすいと思います。
世の中では、いろんなダイエットが次から次へとブームになります。
相変わらず、本、雑誌などで様々なダイエット法が公開されていますね。

実は、ダイエットはシンプルに言ってしまえば、
摂取カロリー < 消費カロリー
となればほぼ確実に実現できるはずです。
原理はシンプルなんです。

 

だけど、それが大変だから、楽な方法はないかと皆さん次から次へと探す。
その受け皿として、新しいダイエット法が必要になり、本や雑誌が売れる、というカラクリです。

 

営業もまた同様です。
どんな本を読んでも、トレーニングを受けても、営業のお悩み状態から卒業できる人はごく一部。
大多数の人は、やっぱり上手く行かないから、と別のノウハウを探し続けるんです。
結果として、いろんな方法が求められて、ビジネスが成り立つわけです。

 

ダイエットにも、営業にも、決定版は当面のところはありえないのです。

 

さて、営業で上手く行かないのは何が原因なんでしょう。
実はその内容です。

かつては最も多かったのが、トップセールスマンが書いた自身の自伝的ストーリー。
最近は減ってきたように思いますが、これは一番参考にならない部類のものです。
読んで感動し、明日から頑張ろう!という気持ちになるかもしれません。
しかし、明日になって出社したら、何をしていいかわからなくなりいつもの日常に戻っていきます。

あと「ああ言えばこう言え」的な説得技法も、結構危険です。
というのも、言葉は発する相手が変わればその重みも変わります。
誰でも使える方法ではありません。

他にも気づかいとか、きめ細かな対応とか、いろんな主張がありますが、やれる人とやれない人がいます。
まぁ、ご自分に合った方法を探してみるといいでしょう。

 

ただ、営業という仕事をシンプルに骨組みでとらえてみましょう。
そうするとこうなるのではないでしょうか。

  1. お客様に聞く姿勢になってもらう
  2. 商品の説明をする
  3. 購入の行動をしてもらう

さて、ここで重要なのは、どこでしょうか?

 

私は、セールスの8割以上は、1で決まると思っています。

お客様が、関心をもって耳を傾けてくれさえすれば、その後の事は決して難しい事ではないのです。

 

しかし、多くの人が間違うのが、2に関する勉強ばかりするのです。
商品知識だったり、その周辺知識だったり。
確かに、それも大事です。
正確な提案のために欠かせない知識ではあるのです。

たとえば、まんトレが営業マンとして活躍した保険業界では、生命保険を販売するために、税金や社会保険の知識は欠かせないものでした。
それを一生懸命勉強するわけですが、ある時気付くのです。
この勉強を活かせるシチュエーションに全く遭遇していない!と。
どんなにいい商品も、どんなにいいサービスも、そしてあなた自身がどんなにプロとしての知識を詰め込んでいても、お客さまにとって関心を持てない話題なら何の意味もないのです。

そもそもNLPという心理学を学ぶきっかけの一つだったのかもしれません。

 

営業の最大のコツは、目の前にお客様が落ち着いた状態で正座をし、
「ぜひ、続きを聞かせてください。」
という状況を作る事にほかなりません。

「ああ言えばこう言う」的な説得術も、日々のロープレも、生きてくるのはそのあとです。
多くの人は、一番重要な部分を抜かして、先回りしすぎているのです。

 

また、身だしなみや気遣いはあくまでも、あなたが信頼に足る人間だと見せる所作です。
これも難しいのは、ノーネクタイを好まない人もいれば、気にしない人もいる。
靴が汚れていれば、ルーズな人と見る人もいれば、一生懸命営業してると評価する人もいます。

 

そういった個人の主観と関わらないところで、お客様の信頼を得る方法というのが、あります。

それこそがNLPなのです。

影響力のある人物になる簡単な方法

さて、皆さんはFacebookなどのSNSはやってますか?
これで、影響力がどう働くかを知る簡単な実験ができます。
ちょっとやってみませんか?

 

どうやるかというと、やり方はとても簡単。

  1. Facebook友達のうち、日ごろあまり交流のない人を何人かピックアップします。自分も相手に「いいね!」とかコメントはあまりしないし、相手も自分にそういった投げかけがない相手です。
  2. その友達の投稿に対して、どんなものでもいいのでコメントを入れてみてください。

実験の仕込みは以上。
カンタンでしょ?

 

で、その日のうちに自分のタイムラインに、何か記事を投稿してください。
内容は、他人が「いいね!」を押しやすいものがいいですね。
たとえば、綺麗な青空や風景の写真を投稿して「気持ちいい―」とかいうシンプルなものでいいです。
ペットの写真でもいいし、お子さんの写真でもいい。
何か、研修に参加している写真とか、おいしいものを食べてる写真でもいい。

普通の感覚で、「いいね!」が押せるものならどんなものでもいいです。
時間を分けて、2~3の投稿をしてみると実験結果が見えやすいと思います。

 

するとどうでしょう、日ごろほとんど交流のなかったFacebook友達(あなたが事前にコメントを入れた相手)から、「いいね!」やコメントが入っていませんか?

 

まぁ、全員が全員コメントやいいね!を返してくれるわけではありませんが、相手が友達5000人という人気者や、自分の商売だけでFacebookやってる人でなければ、かなり高い確率でいいね!やコメントが入るはずです。

 

 

これ、どういうことかわかりますか?
今まで交流がなかったあなたが突然コメントをくれた。
少なくともその瞬間、相手はあなたに注目します。

 

そうして、「コメント」してくれたあなたの好意に対し、好意を返そうとしてくれます。
よく言われる、返報性の原理というものです。

 

ここで注目してほしいのは、あなたがいくらFacebook上で過激発言をしたとしても、きっとそのFacebok友達はあなたに反応しなかったのではないかと思います。
彼(彼女)にしてみれば、あなたはただの他人だからです。
しかし、彼(彼女)の投稿にコメントをくれた時点で、親密な友人ではないにしても、何かしら関係を結んだ友人に近い関係になります。
そうすると、彼(彼女)は、あなたの事を認識します。

さらに、コメントをくれた事に対するお返しがしたくなります。
その結果が、コメント返しという行動に現れます。

 

 

現実の人間関係でも同じことが起こります。
あなたと、例えば部下の一人。
現状はただの上司と部下なのかもしれません。
しかし、あなたがその部下の悩みを親身に聞いてあげたとします。
すると部下は、あなたの事を「普通の人とは違う」人、と認識します。

さらに、あなたがその部下の話を聴くことで、部下は「承認欲求」が満たされます。
こういった行動を繰り返していくと、部下にとってあなたはとても大事な上司になります。
いつか、あなたに恩返しをしたい、と考えはじめます。

 

そんな時、あなたがどうしてもやり遂げたいことがあったとしましょう。
その部下に相談してみると、その部下はきっとこう思うでしょう。
「やっと上司の役に立てるチャンスが来た!」
結果は、見るまでもありませんね。

 

人は、自分の影響力を高めたいと考えると、どうしても自分の強さを誇示しようとします。
上司という立場であったり、自分の作ってきた実績かもしれません。
オレは、お前より上なんだ!という事を、知らしめることが影響力である、と考える人が少なからずいます。

それは、場合によっては有効なことかもしれません。
しかし、誰にでもできる方法ではありません。

 

誰もができることがあるとすれば、部下の話をしっかり聞いてあげることです。
そのことが、結果として影響力につながり、部下はあなたのために働きたいと考えます。

もちろん、部下の話を聴くにはコツがいります。
相手の話をさえぎらず、批判せずに一旦は受け入れる。
態度、表情、姿勢、すべてを相手に集中します。

「話を聴くよ」
と言っておきながら、PC画面から目を離さない状態では、部下にしてみたら
話を聴いてもらった内には入らない、という事になります。

 

さて、この影響力を高めるための傾聴のコツ、NLPでは重要なスキルの一つとして学ぶことができます。
NLPを学び、あなたの影響力を最大化させませんか?

 

感情をコントロールしてみる。

今朝、駅の階段をほんの少し力強く歩いてみました。
踏みしめる足に力を入れて、階段を踏み抜くイメージ。
何気なくやってみたんですが、不思議なことに、顔は笑顔になってるんですね。

 

朝の満員電車って、みんなつまらなそうで、人と関わりたくなさそうで、なんとなくどんよりした雰囲気を感じませんか?
私もその一人だったりするのですが、今朝はちょっとだけ行動を変えてみたわけです。
重い足を引きずるように歩いていた階段を、ガシッ、ガシッを踏みしめる。

そうすると、なんだか力が湧いてくるんですね。
足にみなぎるパワー、身体全体に伝わる振動。
そしていつもなら、冷たいだけの風が、熱い体を程よく冷やしてくれる爽やかささえ感じるんです。

 

いつでも、だれでもできる事なので、試してみて頂きたいのです。
ちょっと悩み事があるときとか、気にかかることがあるときとか、ちょっとうんざりしてるときとかに、力を込めて歩いてみる。
すると、妙な無敵感があって、何でもできるぞ!っていう気分になるんです。

 

実は、人の心と体はつながっているといわれます。
よく言われるのは、スキップしながら悲しい気持ちにはなれない、という事ですね。
身体を動かしていると、身体に集中するから、少しだけでも悩み事が消えたりもします。
口角を上げて、無理やりにでも笑顔を作ると、なんとなく楽しくなってくる。

 

結構人の心と体って、シンプルなものなんですね。
これを扱うのがNLPという心理学。
たとえば、ウソをついている人は、目を見ればわかるんです。
よく言う、視点が定まらずきょどってるとかそういうのではなく、明確にある特定の動きをします。
考え事をしている人もまた、目を見ればわかります。
それは、やはり考え事をしている人は、目が特定の動きをするんです。

寒いときには、誰もが体を縮めますよね?
それと同じように、心が特定の動きをすると、身体もそれに連動して動きます。

 

話を初めに戻します。
力を込めて歩けば、心の底から力が湧いてきます。
そうすると、見える世界は一変します。
どんよりとした顔で満員電車に乗っていると、窓の外の景色もどこか曇ったどんよりした景色に見えませんか?
しかし、自分に力がみなぎっているとき、外の景色はきらびやかに見えるかもしれないし、可能性に満ちていると感じられるかもしれません。

誰かに言われた一言も、うんざりするときもあれば、それがエールに聞こえる時もある。

 

何が言いたいかというと、私たちの目の前の世界は、私たちの感情でいかようにでも変わる、という事なんです。
どんよりした顔で見る景色は、どんよりしていて、そこに可能性は見出しにくいかもしれません。
どちらかといえば、ネガティブな情報ばかりが自分の目に飛び込んでくるのではないでしょうか。
逆に、生き生きとした自分がいれば、周囲で起こることはすべてが意味ある事のように感じられる。

 

うつむいてとぼとぼ歩くか、上を向いて元気に歩くかの違いだけで、それだけ世界が変わるのです。

 

実は、私たちは身体の状態を変えることで、気分だけではなく、自分を取り巻く世界までを変えてしまっているのです。

 

だとすれば、体と心をコントロールすることがどれだけ重要なことか、お分かりになるのではないかと思います。
ウソだと思うなら、ほんのちょっと試してみてください。
歩き方を少し大げさに変えてみる。
すると、表情が変わる。
世の中の見え方が変わり、
周囲の反応が変わります。

たった1日、いえ、数時間で変化を実感することができます。

 

この仕組みを解き明かしたのがNLP(神経言語プログラミング)です。
これを活かして、人生を満喫しませんか?

もし、上手く行かないことがあったら”アレ”を疑ってみよう!

世の中には、頑張っても頑張っても、なかなかうまくいかない人がいます。
たとえば、”中の人”の古い友人でこんな人がいました。

非常に勉強熱心で、コツコツ毎日勉強している彼は三浪で私立大学法学部の合格通知を手にしました。
日々頑張っているものの、やっと成果が出た形です。

で、その友人、その後の成績は良かったかといえば、仲間の中では最下位。
かなり綱渡りの成績で、やっとこさなんとか4年で卒業することができました。
その後、彼は法律家を目指して、司法試験にチャレンジを始めます。
文系最高峰といわれる国家資格ですから、1年や2年で受かることは、当時はあまりありませんでした。
案の定、彼も4回チャレンジし、結局失敗。
里に帰って、今ではいやいやながらも家業を継いでいます。
あんなにまじめに勉強しているのに、彼はなぜ成果が出ないのだろう?と。

 

またある経営者は、一生懸命経営の勉強をされています。
毎週のように、全国あちこちで開催されている勉強会に飛び回っています。
前向きな勉強はしているのに、その経営者の課題は全く改善されないようです。
周囲の人はこういいます。
あれだけアクティブに行動しているのに、なぜ問題を抱えているのだろう?と。

 

実は、この二人はある共通点があります。
シンプルに結論を言ってしまうと、
「本当は望んでいない事のために勉強していた。」
という事なのです。

 

もう少し詳しく説明しましょう。

勉強しても、その成果が表れない友人は、実家暮らしを非常に嫌がっていました。
地方出身という事もあり、街中では誰もが知合いです。
地元の名士であったお父様の事もあり、彼自身も地元を歩けば誰かに声をかけられる。
その狭い世界が嫌だ、と彼は語っていました。

つまり、高校時代に1回目の大学受験を失敗してからは、故郷を後にし、大阪で暮らしていました。
大阪の予備校に通い、大阪の大学に通い、司法試験受験という盾を取り、法律専門学校に通う生活を続けていました。
それだけで、彼の本当の望みである、実家と離れて暮らすという事を実現していたわけです。

 

そう、彼は本当の望みはすでに叶えていたのです。
司法試験も、確かに一つの目標だったかもしれませんが、それは、実家を手っ取り早く離れる言い訳だったのではないかと思っています。
なぜなら、普通に就職活動をするのであれば、家業を持つ実家では「そんなことをせず家に帰ってきて、家業を手伝え」というに決まってます。
そうやって、実家に近寄らない選択を通すために、彼は大学受験も、司法試験も無意識に失敗し続けていた可能性があるのです。

 

一方、勉強熱心だけど、課題解決ができない経営者はどんな心理があるのでしょうか。
彼もまた、会社を良くしたい以上に、自分が注目される存在でありたい、という思いが強いようです。
会社の中では、社長という立場ですから、確かに注目はされるでしょう。
しかし、その会社の中に大きな問題があることで、経営者仲間からは同情の目が寄せられます。

もちろん、彼の会社は非常に業績もよいので、そういった注目もされるのですが、それ以上に同情の目のほうが明らかに強い注目を感じるのです。
だから、どうしても社内はいつもガタガタしています。
人が辞めたり、クーデターがおこったり。
しかし、それを「つらい」と経営者仲間に話すことで、みんなは自分をやさしくしてくれる。
そういったサイクルを繰り返しているように見えてなりません。

 

いずれのケースも、はたから見れば、
「まさか」
と思う事でしょうが、人は実際にそういった事を繰り返してることは少なからずあります。

ダメな彼氏(彼女)ばかりと付き合う人がいたり、
いつも誰かに騙されている人がいたり、
変な部下に付きまとわれ続けていたり、
会社が伸びたと思ったら、事件発生で売り上げが減少するとか、
普通は、「そんなこと望まないでしょ?」という事を、無意識に引き寄せている人は多いのです。

 

こういった事を防止するには、どんな方法が考えられるでしょうか?
それは、自分が本当は何を望んでいるかを知ることです。
似たような問題が繰り返し起こる、という人はそこを深堀する必要がありそうです。

そのためには、やはり心理学の力を借りることが必要でしょう。
様々な手法がありますが、NLPという心理学は、自分の本質に迫るスキルもありますので、
自分自身を解明する手掛かりになるかもしれません。

 

私たちには、自分でも見えない本心が隠れていることがあります。
繰り返し上手く行かないことがあるとしたら、その見えない本心を疑ってみたほうがいいかもしれません。

 

脳の解説書を手に入れませんか?

NLPってなに?

まったくNLPという言葉を耳にしたことのない人も、まだまだ多いかもしれません。
で、「NLPってなに?」と聞かれることもあります。

まあ、シンプルに言うと「実践で使える心理学」というかんじでしょうか。

 

心理学というと、どんなイメージがあるでしょうか?
ちょっと怪しげな、ブラックな印象を持たれている人もいるかもしれません。
洗脳とかいうイメージでしょうか。

何となくつかみどころのない学問、というイメージを持つ方もいるでしょう。
たとえば、夢診断において、夢でネクタイをみると、それは男性自身の象徴だ、なんてはなしも時折耳にします。

あとは、性格診断とか、ちょっとゲーム的な印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

 

実は、心理学という学問は非常に広範囲で利用されています。
教育の世界においては、まさにそうですね。
スーパーの陳列方法だったり、いろんな商品のパッケージだったり、自動販売機のジュースの配列、
道路標識や、交通整理、その他さまざまなシーンで心理学の知見をもとに設計されたものがあります。
刺激的なCMのキャッチコピーも、週刊誌の見出しも、心理学的に検証された方法に則って作られていたりします。

 

それらを作る人は、もしかしたら心理学を意識していないかもしれませんが、体験的に知っているんですね。
こうすれば人の注目を引くことができるとか、こうすれば人はこう動きやすいとか。

 

どうすれば、人はどう動く。
この人の行動の動きをとらえて、ある程度法則化を試みるのが心理学の一つの流れです。
そして、NLPというのはまさにその一つの体系といえます。

詳細はこちらも合わせてお読みください→NLP(神経言語プログラミング)とは?

一歩踏み出す勇気がないとすれば、一歩踏み出すにはどうすれば可能か。
自分の限界値が低く感じる人が、それをどうすれば打ち破ることができるか。
悩みが多い人が、その悩みを持たないようにするにはどうすればいいのか。
自分のありたい姿に近づく行動をするにはどうすればいいのか。

 

NLPは「人間の心理というのはこういうものだ」ということを解説することを目的としたものではありません。
実戦で、使えることが基本となっています。
きちんと学び、実践すれば多くの人が実績をあげています。

営業成績を上げる、
夫婦関係をよくする、
同僚や上司とのコミュニケーションをよくする、
部下との信頼関係を築く、
こういった事はもちろん、
自分の限界を広げる、
本当の自分の想いを知る、
使命を探る、
といったことまで、続々と成果が報告されています。

 

正直、知っておかなければ損をしているのでは?とさえ思うのがNLPの技術です。

もし、知らないとしたら、この機会を逃すのはもったいない気がするのですが・・・。

学んだことが上手く行かないとき

一生懸命勉強しているんですが、それが成果につながらない。
結構そういう人っているものです。
けどね、よくよく話を聞いてみると、確かにそれでは成果は出ないですよね、って方、結構多いです。

 

例えば、営業の仕事をしている人。
一生懸命専門知識を勉強されます。
保険セールスだったりすると、保険商品のみならず、税金の事だったり、社会保険の事だったり、FPの知識だったり。
資格を取ったり、セミナーに参加したり、皆さんとても頑張ってらっしゃいます。
それは確かに素晴らしいことだな、と感心してしまいます。

けど、そのせっかく学んだ知識、実は生かせてない人が多いように思います。

 

どういうことかというと、その知識が必要なお客さんに会えてないんじゃないですか?ってことなんです。

 

たとえば相続対策の保険の知識を持っていても、相続対策が必要な人に会わなければその知識はあまり働いてくれません。
自分の顧客層とあった学びをしなければ、効率があまり良くないんですね。
いつか必要になるかもしれないから勉強しておく、っていうのももちろん大事です。
けど、突然訪れたその機会にきちんとお客さんにお話しするためには、常に知識の刷新をしておかないといけませんよね。
だから、知識を学ぶのは、今必要な知識を優先して学ぶのがいいんじゃないかと思います。

 

もう少し違った視点で見てみましょう。
どんな専門知識も、その話題をお客さんから引き出すことができなければ、これまた宝の持ち腐れになってしまいます。
相続対策の知識はある、相手は相続の対策が必要であろう開業医だった。
ここまでは、いい感じです。

けどそこから先です。
「先生、相続対策のご検討はどんな状況ですか?」
なんてストレートに聞いてみたとき、相手はどんな反応するでしょうか。

 

相手の頭の中にはこんな思いが渦巻くのでしょうか。
「あぁ、保険屋さんが相続対策といえば、生命保険なんかを売り込まれるんだろうなぁ・・・。」
そこですかさず防御反応が出ます。
「うん、それは税理士と相談してちゃんとやってるから。」

 

こういう防御反応が出ると、それ以上の情報を引き出すのは至難の業です。

 

勉強しても、勉強しても、それが成果としてあらわれにくいのは、

  1. その知識が必要とするお客さんと会えていない
  2. その知識が必要なお客さんの本心が引き出せていない

という可能性があるわけです。

 

前者については、客層を変えるか、そもそも自分の客層が必要とすべき情報に集中して学ぶのが効率が上がりそうです。
そして、後者については、お客さんが喜々としてあなたに情報を差し出す状況を作り出さなければなりません。
そのためには何ができるでしょうか?
お客さんが身を乗り出すような話を一番初めにする、いわゆるつかみを研究するとか、「コイツなら安心だ」とお客さんから信頼頂ける状況を作るか、といった方向になるでしょう。

 

つまり、知識以前に、お客さんを安心させ、前のめりにさせるにはどうすればいいか?という事を知っていることが、最も重要なスキルといえます。
難しい知識の前に、コミュニケーションを学ぶのが、営業の正しい在り方ではないでしょうか。

そんなコミュニケーション技術なら、NLPがとても役に立つ学びとなるはずです。

世の中の成功法則は本当か?

もう20~30年くらい前からか、日本でもいろんな「成功法則」が紹介されるようになりました。
眠りながら成功できたり、トイレ掃除したら成功できたり、いろんなパターンがありますね。

それを否定する気は全くないのですが、気を付けたほうがいいのは多くの成功法則は、
「後付け」のものが多い、という事。

 

実際に見ていて思うのは、成功する人というのはいろんなことを試してます。
あれもやり、これもやり、そういう人が振り返って本を書こうとすると、「あれもいいし、これもいい」という訳にはいかない。
結局、一番聞いたであろう一つのノウハウを書籍にしている可能性が多いと思われます。

 

ただ、すべての成功者に共通するのは、恐らく、

  • 色々試した
  • 試したことを一定期間続けた

という部分ではないでしょうか。

 

世の中の成功法則は、恐らくすべて正しいのです。
人によって合う、合わないはあるかもしれませんが、やり続けるとそれなりに結果が出る可能性は高いでしょう。

 

ただ、一つ、注意があります。
それは、同じ本を見ても、同じノウハウを見ても、人によって見えてるものが違う、という事です。
例えば、成功の目標を決める時、

  • 年収を3倍にするぞ!

というのと、

  • 世界の貧困をなくすぞ!

というのでは根っこから違います。
前者は自分を満たそうというもので、後者は世の中の役に立とうというモチベーション。
この二つのうち、多くの応援者が付くのはどちらかは明らかですよね。

 

じゃあ、俺も世界の貧困をなくすために、年収を30倍にするぞ
というのもちょっと短絡的かもしれません。
それ、本心からコミットできますか?ってところですよね。

 

じゃあどうすればいいのか。
本質的な話をすると、年収が3倍になったら、一般的にはそれでも足りないと感じるはずです。
何を隠そう、年収が200万円の人も、1000万円の人も、みな一様に
「あと30%年収が増えれば楽になるのに」
と考えているそうです。

だからどこまで言っても終わりがないわけです。
もちろん、200万円の人は1000万円、1000万円の人は3000万円の世界を見ておいたほうがいい事には越したことはありません。
そういった方向での努力は通過地点として必要でしょう。
そのために何をすべきかといえば、手数を増やすという事です。

人による能力の違いは、実は成功とはあまり大きな関連性がない、という研究結果もあるそうです。
となれば、どれだけ多くの行動をするかが、成功するか否かの分かれ目です。
だからとにかく行動する。

ほとんどの成功法則は、行動したうえで必要なことが説かれていると考えるのが現実的でしょう。

 

さて、その結果、何もかもが手に入ったとき、人はほぼ共通して人のために何かをなしたいと考えるようです。
「いやぁ、私はそんな風には思えない。」と感じる人もいるでしょう。
しかし、NLPを学ぶ過程で、自分の本当の生きがいを知る方も多数いらっしゃいます。

 

まずは、一歩踏み出してみませんか?

「あの人が許せない!」その感情、必要ですか?

最近は、よくブログやtwitterで起こっている人をよく見かけます。
トランプ大統領が嫌いとか、
こんなことをする政府が許せないとか、
添加物を大量に使う企業が許せないとか、
どこかの国が許せないとか。

この手の話はまだいい方法で、
〇〇という芸能人は常識知らず、
こうあるべきではないか?とか。

さらには、ご近所の××さんの教育方針はおかしいとか、
△△さんは、周りに気を遣えないとか。

そんな話を見聞きすると、こう問い返したくなります。
「で?あなたはそれを改善するために、何をしますか?」

こういった世間の気に入らない部分、
政治家や芸能人の許せない部分、
ご近所や友人のちょっとしたスキャンダル。

 

そうやって、人は自分の外の世界の「負の部分」にフォーカスしやすい。
それを、仲間内で「それはいけない事だ」と呟いていても、
世界は何一つ変わらない。

つまり、あなたは怒り続ける反面、世の中はあなたの感情とはかかわりなく動いていきます。
あなたが怒ることで、何かが変わるのならOKです。
けど、怒るだけでは大抵何も変わらないものです。

 

もし、その怒りを力の源として、
「自分がこの理不尽な世の中を変えてやる!」
という思いを持てるなら、それは価値のあることだと思います。

誰かを批判する暇があるなら、あなたは、あなたのやるべきことに集中すればいいのです。
そして、この世の中に対して、具体的な行動を起こしたとき、はじめて世の中が動きます。

 

NLPであなたの本当の力を解放しよう!

NLPを学んだと思われる有名人とは誰?

NLPが結構いろんな分野で広まっている、という話はよくありますが、実際どんな人がNLPを学んで活用しているのか調べてみました。

オバマ大統領など誰もが知っているような大物をはじめ、実に多くの著名人、各界の実力者たちがNLPの知識をもっているようですよ。
実際にそれがどういった人たちなのか、お名前を調べてみました。

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社員教育にビビってませんか?

先日、ある経営者の集まりにオブザーバーとして参加してきました。
そこで、びっくりしたことがあるんです。

その顛末をお話ししましょう。

この経営者の集まりは、同業者の経営者の会合で、お互いの経営上の悩みを共有し、ともに解決していこう、という趣旨のものです。

A社長はおっしゃいます。
「営業担当者は、私の指導通りの事をしないんですよ。けど、怒っちゃいかんと思ってグッと飲み込むんですけどね。」
それをきいたB社長はこう同意しました。
「そうそう、ウチの社員も時間にルーズなんで困ってるんです。怒るとよくないというから、注意するにとどめてるんですが。」

なんかおかしくないですか?
どうやら、社員を叱ることはまかりならん!という風潮がこの業界には蔓延してるんでしょうか。

この話、私的には2つの点で違和感を感じました。

まず、言葉の使い方です。
「怒る」と「叱る」はマネジメントにおいては、区別してとらえるべき問題です。
辞書で調べると、その違いは見て取れるともいます。

【怒る】

1 不満・不快なことがあって、がまんできない気持ちを表す。腹を立てる。いかる。

 2 よくない言動を強くとがめる。しかる。

デジタル大辞泉

【叱る】

目下の者の言動のよくない点などを指摘して、強くとがめる。

デジタル大辞泉

簡単に言うと、怒るというのは不快な感情を相手にぶつける、という事。
叱るというのは、部下の悪い点をとがめるという事。

「怒る」というのは、それだけで管理者失格の烙印を押されても仕方のないぐらい、大人げない行為というのがご理解いただけると思います。
だから、確かに、社員に対して「怒って」はいけないのです。

しかし、会話の流れからすると、A社長もB社長も、「叱る」事さえもよくないことと考えているようです。
そりゃあ、叱らずに済むならそれに越したことはありません。
とはいえ、上司の指示に従えなかったり、時間にルーズだったりというのは不注意で起こるミスではありません。
たまたま起こったミスをいきなりしかりつけるのはどうかと思いますが、根本的な考え方が誤っていることに対して叱らないというのは、ある意味無関心ととられかねない状況です。

なぜこの経営者の方々は、叱ってはいけないと考えるのでしょう。

恐らく、社内の雰囲気が悪くなるとか、一方的に叱っても前向きには変わらないと思うとか、パワハラで訴えられるとか、理由はいろいろあると思います。
けどそれって、やっぱり社員との線を引いて、距離を置いていることの言い訳のようにも思えます。
早い話が、きちんと社員とのコミュニケーションが取れてない、ってことなのではないでしょうか。

本気で向き合えてないから、叱ることができないんじゃないですか?と思うのです。

社員との関係で、腰が引けてる状態でいきなり叱る(というより怒る)から、パワハラだ!なんて訴えられるんです。
まずはその前に、きちんとした関係づくりを学んでみてはいかがかな?と私的には思うのですが。

NLPで、叱れる経営者になりませんか?

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