さて、世の中にはやけに「常識」を重視される方がいらっしゃいます。
「これは常識的に考えて、普通なのかどうなのか?」
「あの人は常識がなくて困る。」
といったように、世の中の常識を価値判断の基準とされる方です。
で、常識って何なのでしょう?
昔々の話だと、病気は魔物が起こすというのが常識でした。
かつては太陽が地球の周りをまわるという地動説が常識でした。
相続では、長男がすべてを引き継ぐのがかつての日本の常識でした。
かつて運動部では、練習中に水を飲んではいけないというのが常識でした。
これって、今では非常識ですよね?
いやいや、そんな事じゃなくて、マナーのもんだいでしょ?
なんていう声も聞こえてきそうですが、それだっておんなじです。
人が「常識」と思って信じ込んでるものは、多くの場合、世間の平均値みたいなものです。
場合によっては、マスコミが非常識を常識と信じ込ませていることも結構あるかもしれません。
どっちにしても、問題なのは
あなたの常識を、世の中に合わせてていいのですか?
という事なのです。
世の中の常識に、あなた自身を合わせるとすれば、恐らく平均的な人生しかないでしょう。
常識の内側でしか生きていないのに、成果だけは非常識なレベルを望むなんて、都合のいい話です。
非常識な成果が欲しければ、あなたは世間の常識に合わせていてはいけないのです。
人は物事を自分のフィルターでしか見ていません。
例えば、一人のタレントを見て、素直にかわいいと思う人もいれば、ぶりっこしてると嫌悪感を抱く人もいます。
嫌悪感を抱く人は、あるいは過去あまりいい思い出のない知人とだぶらせてそう感じているかもしれません。
あなたはそのタレントのいったい何を知ってるんですか?と聞かれると、口ごもることが多いのではないでしょうか。
人であれ、仕事であれ、物であれ、そのことをよく知らずに嫌悪感を感じるとしたら、それはあなた自身のなかに何か気になるところがある証かもしれません。
もし、そんなことに危機感を感じたとしたら、「常識」という洗脳から抜け出すタイミングなのかもしれません。
特に今の人生は望むものではない、今、人生がうまく回っていないなんて悩むのであれば今まで自分ではそれは違うと思ったことにTRYするといいでしょう。
他にも、どうしても捨てることが出来ないということを捨てるのもいいかもしれません。
何を捨てればいいのか、自分の常識って一体何なのか、こんな疑問が起きるなら、心理学を学んで、自分を知ることがいいのかもしれません!
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士