たくさんのセミナーをやっていると、
時々出くわすタイプの人がいます。
もういかにもやる気ありません!
という気持ちを体全体から発散している人(笑)
椅子に浅く腰掛け、のけぞって、
少し体を斜めにして、
ポケットに手を突っ込む。
一昔前のヤンキーの態度と似ていたりします。
それでも、講座が進むにつれ、だんだんと前のめりになる場合も多いのですが・・・。
セミナーというのは、やっぱり学ぶ態度で受け取るものは変わってきます。
特に、NLPのセミナーは、心理学に基づいて設計されていますので、
参加された誰もが一定の効果を実感できるように仕立てられています。
それでも、はじめから前のめりな人と、
ちょっと者に構えている人とは若干ではあれ差が出てくるのだと思います。
この、明らかに「拒絶」を示す態度。
こういう人は、多くの場合、会社の費用で受けている人に多い。
それも、自分で積極的に参加を選んだというよりも、
上司からの命令で仕方なく参加している、というパターンですね。
NLPのセミナーではまずありませんが、講座の途中で居眠りするのも、
拒絶の姿勢であることはけっこうあります。
たとえば、学生時代の授業、眠かった人は多かったと思います。
いくら十分な睡眠をとっていても、眠い。
これ、講座の内容を自分の心が拒絶しているんですね。
だとすると、これはもったいない話です。
なにしろ、やる気があろうがなかろうが、時間は同じように消費されていきます。
むしろ、ヤル気ナッシングな人ほど、時間が長く感じられる。
だとすると、どんな形であれ、セミナーに参加したのであれば、
前向きな姿勢で取り組んだほうが得ですよね。
じゃあ、逆に、一生懸命な人って、どんな人でしょう。
ほぼ間違いなく言えるのは、自分で身銭を切ってやってくる人。
やっぱりお金を払うと、その費用に準じたものを持って帰りたい。
そういう思いが根本にあるのでしょうね。
また、目的意識を持った人。
これは、自分の悩みや希望が明確にあって、
それを打開したり、かなえたりするためにNLPが必要だと考えている。
そうすると、この講座の時間がその人にとって自分を今の状況から救い出す、
救世主になるであろう時間です。
そうすると、相当な集中力もあり、目的意識がない場合と比べて得るものも圧倒的に変わります。
どうせやるなら、前向きに参加したいものですね。
お得度が圧倒的に変わります。
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士