「営業辞めたい…」
そんな風に思っていたら相当追い詰められている可能性が高いです。
判断力も鈍っているので、ストレスの原因すらも掴めていないかもしれません。
ストレスを軽減させたほうが良いのは言うまでもないのですが、ストレスの正体が分からなければ対処も難しいです。
そこで、営業職でよくあるストレスの原因を掘り下げていきながら、自分に当てはまる項目を見つけていってください。
後半では具体的なストレス解消法は現状打破の方法についても紹介しているので参考にしてみてくださいね。
営業で辞めたいと感じるストレスの原因5選
まずは営業職が抱えやすいストレスの原因について紹介していきます。
ここでは考えられる5つを厳選しました。
- 商品が心から好きになれない
- ノルマのプレッシャー
- 理不尽なクライアント
- 社内の人間関係
- 長時間労働・休日出勤
それでは一つずつ見ていきます。
商品が心から好きになれない
商品を心から好きになれないのに、お客さんに勧めているとストレスになってきます。
嘘をついているような感覚になって、良心が傷むからです。
人間には必ず良心がありますし、心で思っていることと異なる行動をとると呵責を覚えるものです。
それがストレスとなり、心身に支障をきたしてしまいます。
「全然商品が良いところがないのに、なんで売り込んでるんだろう...」
と、思い悩んでいるなら、心から勧めたい商品だけを営業で売り込むようにするといいですね。
ノルマのプレッシャー
営業はとにかく売りこむことがメインテーマの職種です。
売れなければどれだけ頑張っても営業職としての価値を見いだすことはできません。
そのために各社ではノルマを課していると思うのですが、それがプレッシャーとなってストレスになっている人もいるのではないでしょうか。
適度なプレッシャーならパフォーマンスを発揮して、良い効果をもたらしますがキャパが小さい人ならすぐにつぶれてしまいます。
元々スポーツとかをやっていて、ライバルに勝ちたいという思考の癖がついている人だったらノルマがあると実力を発揮できるかもしれません。
しかし、勝負事が苦手だという人はノルマを課せられることにものすごい抵抗感を感じるおそれがありますね。
内向的な人ほど人からのノルマを課せられるとストレスを感じるものなので、気にしない方がいいでしょう。
むしろ、内向的な人は一人で黙々と作業をこなしていくので、放っておいてもノルマ以上の成果を出すことだってありますので。
理不尽なクライアント
営業なのでクライアントととの接触は避けられません。
相手が理不尽な要望を言い出したり、横暴な態度をとったりすることもあるでしょう。
個人で営業しているのであれば、切ってしまえば問題ないのですが、会社に雇われているリーマン営業職の人だとそうはいきません。
理不尽なクライアントに対しても我慢して誠実な対応をしていかなければなりませんよね。
それが、ストレスとなって潰れてしまうケースもよくあります。
もしあなたが女性でクライアントがセクハラ親父だったら最悪です。
その場合は、すぐに上司など会社の人に相談しましょう。
労働組合を通じて訴えるという方法もあります。
社内の人間関係
リーマン営業職なら組織で動いていく必要があります。
商品の説明をするために、開発者から詳らかに特徴を聞き出さないといけません。
それが専門的な説明ばかりで分かりにくかったら余計にストレスになります。
さらに、エンジニアと接する時は特にそうなのですが、コミュニケーションがあまり得意でない人との接触はストレスに感じるものです。
人間関係が悪化しているところに割って入るということだってありえます。
営業職は社内社外と板挟みになるポジションなのです。
当然、ストレス要因の数は増えますよね。
長時間労働・休日出勤
営業は足で稼げ!
という時代はとうの昔に通り過ぎているように思えてもまだまだその風潮は残っています。
特にベンチャー企業や中小企業にはその節があります。
こういった小さい会社だと、成果報酬型であることが多いからです。
なので大きい会社でも成果報酬型だったら、心身を削って仕事をする人が多いのが現状です。
本人が好きでやっているのなら問題ないのですが、
「ここで働かないと明日のメシも食えなくなる」
というプレッシャーが常にのしかかっているのなら、ストレスの原因になっていることは間違いありません。
ブラック企業認定なので、抜け出す努力をしましょう。
営業のストレスを解消する対処方法3選
続いて営業で抱えたストレスを解消する方法を紹介していきます。
こちらでは以下の3つを厳選しました。
- 苦手な人間関係を排除する
- 他の営業の方法を探す
- 他部署へ異動の申請
一つずつ解説していきます。
苦手な人間関係を排除する
ストレスの多くの原因は人間関係です。
ベストセラーにもなった「嫌われる勇気」にも全てのストレスは人間関係だと主張するくらい相当大きな要因となっていることが分かります。
ぜひ読んでみてくださいね。
多少のストレスはどんな人間と接しても感じるものですが、
「本当に無理!」
っていう人もいるはずです。
生理的に無理だったり、トラウマを植え付けられたりと顔を見るだけで嫌な人とは遠ざけたほうがいいです。
でも、仕事の関係で遠ざけるわけにいかないことだってあると思います。
その場合は、上司に相談して人や担当を変えてもらうように打診してみましょう。
他の営業の方法を探す
電話が苦手という方も多くなりました。
電話をかけて営業をかけるという方法は一般的に広まっていますが、何もこれが全部正しいやり方とは言えません。
営業にも多様なやり方があっていいと思います。
例えば、
- ブログを立ち上げてSEOからの検索流入できた人をメルマガに登録させる
- ネットで企業のホームページを検索して興味のある会社だけに問い合わせを送る
といったやり方だってあるはずです。
電話が嫌ならば電話以外のやり方を考えるべきです。
制限がかかって不利のように思えるかもしれません。
ですが、逆です。
制限がかかっている人こそ、思考を深く巡らせるので、新しい手法を開拓していくものなのです。
他部署へ異動の申請
営業が死ぬほど嫌だと思っているのなら、部署移動を申請してみましょう。
なかなか営業職から専門職へ就くのは難しいかもしれませんが打診してみなければ可能性はゼロのままです。
ダメ元でもいいので行動することが大切。
打診する時には、今までの仕事の努力と就きたい職種への熱意を伝えることが大切です。
後ろ向きというよりポジティブな理由を添えるといいですね。
これらの対処法を試してもダメなら転職しましょう。
営業職30代~40代でも転職が可能な人の特徴
30代や40代で営業職の人は転職しようとしてもなかなか難しいと考えてしまうのではないでしょうか。
専門的なスキルが身についているという実感がない人が多い印象があります。
でも、ある条件を満たしていれば営業職出身でも他の職種への転職は可能です。
それは副業や趣味でスキルを磨いている人です。
何もスキルを磨いていないというのなら今すぐに転職するというのは難しいでしょう。
まずは小さくてもいいので、何か初めてみてください。
プログラミングでもいいし、イラストでもいいし、ブログでもいいし。
ここで選ぶべきポイントは
- 汎用性が高い
- ポートフォリオを組める
という点です。
ポートフォリオとは、自分の実績を提示する資料のようなものです。
ここを抑えておかないと、転職は難しいです。
現代において、重宝されるスキルはIT関連のものです。
個人でも気軽に始められるので、ぜひ挑戦してみてください。
転職も嫌なら独立しよう
営業職も嫌、転職も嫌
こんな風に思っていたら思い切って独立の道を切り拓いてみてはいかがでしょうか。
いきなり独立……
と尻込みしてしまう気持ちも分かります。
ですが、人生一度きりなので、今の現状を変えていきたいですよね。
独立は現状を変えるのに手っ取り早い方法です。
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