株価って何で動いてると思いますか?
会社の業績とか、
景気の動向とか、
社会の動きとか、
温度感のない合理的な判断だけが根拠なのでしょうか。
ある心理学者は断言します。
株価は、感情で動いている、と。
いろんな変数はありますが、確かにそんな気配が見えることはあります。
例えばある会社の株価がさがり始めると、一気にそれが進むこともあります。
ある程度値がさがり始めると少し戻す。
そういった動きには、多くの人がどう判断するか?
という傾向がやっぱり見えてくるようです。
たとえば、今貰える1万円と、半年後にもらえる1万5000円をを選んでもらうと、
多数派は今貰える1万円に群がります。
合理的に考えると、半年待ったほうが得なのに・・・。
早い話が、人は合理的に判断しない(できない?)生き物で、
感情で動いているというのが一般的です。
逆に言うと、商売上で人とつながるには、人の感情を学ばなくてはならない、といえるのではないでしょうか。
理詰めで売り上げが上がることも確かにあります。
しかし、それだけではないんですね、やっぱり。
たとえば、交渉事もそうです。
条件を提示して、落としどころを見出すわけですが、そこでも感情に支配されることはあります。
仕事上のプライドだったり、それで勝ったとか負けたとかいう印象だったり。
一見おかしな条件でも「勝った」と思わせることが交渉が有利に運ぶことがあります。
また、その交渉のテーブルに、「不信感を持って席に着くか」「信頼関係を持って席に着くか」で、やはり結果は変わるでしょう。
前者であれば、相手を打ち負かすことが目的になってしまいますし、
後者であれば、お互いがいかに解決に導くかが目的になります。
つまり、ビジネスにおける多くのことは、人が何をどうとらえるかによって結果が変わります。
それなのに、私たちはこれまで、そういうことを学ぶ機会があまりありませんでした。
これを学ぶこと。
それが組織やチームをバージョンアップさせる一つの方法なのではないか。
そんな風に思っています。
NLPはそんなバージョンアップをお手伝いできる一つのスキルだと信じています。
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士