あなたは嫉妬深い性格ですか?
嫉妬を抱いている自分に対して嫌気がさす瞬間があることもあるでしょう。
そういった嫉妬は上手に活用することによって、悪感情を消滅させることができます。
また、周りに嫉妬深いと思われていたりもしませんか?
嫉妬深いと周囲の人間に思われているだけでも損してしまうことがあるので、自分の嫉妬度チェックや隠れ嫉妬人間になっていないのかも探っていきましょう。
こちらの記事では、嫉妬深い性格の直し方と隠れ嫉妬人間の特徴など、掘り下げていきます。
普段の生活にお役に立ててくださればと思います。
嫉妬の感情はなぜ生まれるのか?
嫉妬の感情には2種類あると言われています。
「ネガティブな感情」から来る嫉妬と「独占欲求」から来る嫉妬です。
ネガティブな感情から来る嫉妬は、自分と似たような人に対して抱きます。
会社の同僚が副業で本業以上の収入を稼いでいる時などに抱く嫉妬はこれに該当します。
同僚だと普段から顔を合わせているので、自分にも届きそうな理想だと考えるのが人間の性。
陰の努力を知れば、そこまで嫉妬の感情を抱くことはないのですが、表面上しか分からないので、嫉妬の感情を抱くケースが多いのです。
コミュニケーションをとって相手の苦労話も聞くと、嫉妬から共感へ変わっていくものですよ。
独占欲求から来る嫉妬は、依存欲求とも言われており、自分が大切だと思う人を自分だけのものにしたいという思いが強すぎることで生じてきます。
独占欲求は殆どの場合、恋人やパートナー、つまり異性に対して抱くもの。
恋人やパートナーが自分以外の異性に対して、色目を使ったり、褒めるような言動をとると、こういった独占欲求は生まれやすいと言われています。
この原因は、二人の間での絆が深まっていない、すなわち十分に信頼しあっていないからです。
コミュニケーション不足が考えられるので普段からたくさん会話をしましょう。
嫉妬深い性格の直し方3選
嫉妬深い性格の直し方を3つ紹介していきます。
これらを実践すれば、煮えたぎる嫉妬の感情は収まりやすくなるのでぜひ活用してくださいね。
嫉妬の感情を夢や目標に変換する
嫉妬の感情は何も悪いことだけではありません。
自分の成長のために活用することができます。
よく、
「自分のやりたいことが見つかりません」
という悩みを抱えている人が多く見られます。
その時には、自分がどんな時に嫉妬を抱くのか振り返ってみるといいでしょう。
嫉妬をするということは、自分が欲しがっている姿である可能性が高いです。
もし、夢や目標が見つからないという場合は、嫉妬を抱く場面を思い返して、新しい夢や目標を定めるようにしましょう。
そして、嫉妬を抱いた対象に近づくための計画を立てていってください。
計画を立てたら、目標に向かって努力するだけです。
自分のやるべきことが明確になって、目の前のことに集中すれば醜い嫉妬の感情は軽減されていきます。
嫉妬を抱いている対象と仲良くする
嫉妬を抱いている相手から褒められるようなことがあると嫉妬感情はなくなると言われています。
というのも、嫉妬を抱いているということは、相手の方が自分よりも優れていると認めているので、そういった相手から褒められるようなことがあると嬉しくなるからです。
褒められるような状況を作りだすためには自分のことを知ってもらう必要があります。
そのためにはコミュニケーションをたくさんとるべきです。
人は二人っきりの時間をある程度作ると親密な友人になれるという実験結果が得られています。
平均だと、
50時間:カジュアルフレンド
90時間:気の合う友達
200時間:親密な友達
という傾向が見られたそうです。
ですが、無理やり会ってもあまり意味がありません。
自分が会いたいと思った状態で上記の時間を二人っきりで過ごさなければなりません。
なので、相手の趣向を見極めて、どういった人物に対して好感を持っているのかを把握して関わり方を研究するようにしてくださいね。
自信を持てるようにする
嫉妬を抱くということは、他人と比較する癖がついていて、劣等感を感じている可能性が高いです。
ですので、自己肯定感を高める必要があります。
自己肯定感とは、自分のことを否定しないで肯定してあげる感覚のことです。
自己肯定感を高めることでメンタルが強くなり、自信も出てくるようになると言われています。
自己肯定感を高めるためには、いろいろな手法がありますが、一番の方法は小さな成功体験を積み上げることです。
どんなに小さなものでもいいので成功体験と思えるものを日々積み上げていきましょう。
例えば、
・掃除をした
・料理を作った
・日記を書いた
こういった誰でもできるところから始めたらいいです。
そうやって段々自己肯定感を高めていき、大きな成功体験をつかめるように挑戦していきましょう。
これで他人に対して嫉妬を感じにくくなるのです。
自分の嫉妬度チェック
自分の嫉妬度をチェックしてみましょう。
ここでは、ネガティブ感情と独占欲求(依存欲求)の嫉妬度をチェックしていきます。
ナンバーワンになりたい思いが強い
成功している人を見ると妬ましく思う
自分はあまり持っているものが少ない
運が悪いほうだ
何をやっても上手くいかないと感じる
ブランド物や最新アイテムが好き
あらゆるものに対して執着心が強い
他人の成績がいつも気になり、よく比較する
仲の良い友達が第三者のことを褒めると不快感を感じる
没頭できるものがない
チェック数:◯個
好きな人が異性の友達と合うのを阻止したい
好きな人が褒めた人に対して敵対心が湧く
思い込みが激しい方だ
恋人が他人の話をしているだけでソワソワする
好きな人が他の異性の名前を呼ぶのは絶対に嫌だ
恋人ができたとしてもすぐに振られる気がする
自分は打たれ弱い
よく妄想する
自分の評価がとても気になる
好きな人の異性の友達は苦手
チェック数:◯個
嫉妬度は、チェック数に10を掛けて、パーセンテージにしてください。
これがあなたの嫉妬度です。
当てはまった項目につきましては、意識的に直すように努めてくださいね。
まとめ
・嫉妬には「ネガティブ感情」と「独占欲求」の2種類がある
・ネガティブ感情の嫉妬は同性に対して感じ、独占欲求は異性に対して感じる
・嫉妬の性格を直すには、「夢や目標を持つ」「嫉妬対象と仲良くする」「自信を持つ」方法がある
嫉妬の感情が無くならないのであれば、良い方向に活かすようにしましょう。
心理学を学べば、今まで負の感情だと思っていた考え方も良い作用をもたらすようにできます。
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