誰でも嫌われたくないと思うものですよね。
ですが、嫌われたくないという気持ちが強すぎると人目を気にしすぎてメンタルがやられてしまいます。
それだけでなく、嫌われたくないと思えば思うほど、余計に嫌われてしまう皮肉な事態にも陥りかねません。
こちらの記事では、嫌われたくないと周りを気にしすぎる人の特徴と心理に触れながら、嫌われたくないと思う人ほど嫌われてしまう理由について掘り下げていきます。
嫌われたくないと周りを気にしすぎる人の特徴
嫌われたくないと周りを気にしすぎる人の特徴としては、他力本願のようなマインドを持っているのが考えられます。
自分の評価を他人に預けてしまっているので、周りの目を気にしてしまうのです。
言い方を変えると、他者依存とも言えます。
嫌われたくないという気持ちが強い人ほど優しい性格のように思えますが、実は違うのです。
自分のことしか考えないわがままマインドであるケースがほとんど。
自分の人生を他人に委ねることで上手くいかないことがあれば、自分の責任ではないと思い込む思考回路が出来上がってしまっているのです。
厳しい話をしてきてしまいましたが、自分の心を鍛えてこなかったツケが生きづらさを感じるマインドを作ってしまっています。
人間は認められたいという承認欲求を持っているので、嫌われたくないという気持ちを持つのは当然のことです。
ですが、本当に認められるためには、自分の信念を持って夢や目標に向かう姿を見せる必要があるのです。
人間は千差万別ですし、全ての人に好かれようとしていても無理な話です。
だとしたら、自分のありのままを受け入れてくれる少人数と仲良くしていけば良くないでしょうか?
嫌われたくないという気持ちが先行してしまっている状況は、自己責任マインドが薄く、他者依存マインドになっている恐れがあるので、気持ちを改めていきましょう。
何か自分の力でゼロから成し遂げるような挑戦をしていくと、自己責任マインドは養われていきますよ。
自分でビジネスを立ち上げるでもいいですし、筋肉を鍛えて重いものを持ち上げられるようにするでもいいですし、やりきったと思える体験をしていきましょう。
嫌われたくないと思う人の心理状態3選
嫌われたくないと思う人の心理状態はいくつかありますので紹介していきます。
自分に自信がない
自信がない人ほど嫌われたくないという思いが強いものです。
ネガティブかつ消極的な考えを持って生きているのでなかなか本音を打ち明けることができません。
自信がないからネガティブな考え方をするので、負のループにはまってしまいます。
どこかのタイミングで勇気を振り絞って、行動を変えなければ、自信を持つことなんてできないのです。
自信を持つためには小さな成功体験を積んでいくことが大切です。
他の人ができない事をやってのければ、自信はついてくるものです。
何も大それたことをやれと言っているわけではなく、小さなことをコツコツやるだけでも他の人ができないことをできていることになります。
何でもいいのですが、思いつかなければ毎日日記を書いてみてはいかがでしょうか?
日記を書くだけなら誰でもできるように思えますが、毎日続けるとなるとやっている人は少ないものです。
私が毎日日記を書いているのですが、他の人に話したら感心された経験があるので、何も取り柄がないと自信を持てない人には手っ取り早く自信をつける方法だと感じています。
人から認められたい
嫌われたくないということは、自分の存在を認めてほしいという気持ちに置き換えることもできます。
先述しましたが、人間には承認欲求があるので、認められたいし、褒められたいものです。
でも、自分は褒められたいし認めらたいと思っている人は多いのですが、逆に他人に対して褒めたり認めたりする人は少ないのです。
褒められた相手や認められた相手に対しては好意をいだくもの。
本当に嫌われたくないのなら、認められることを期待するのではなく、まずは自分から他人のことを認めてあげましょう。
生きていくなかでこれを意識するだけでだいぶ人生が好転しますよ。
孤独になりたくない
嫌われたくないと思う心理には「孤独になりたくない」という心理が働いている人も大半です。
意外に思われるかもしれませんが、孤独が長く続いていると健康に害をもたらすという統計もあります。
しかも、喫煙するよりも健康を害するという恐ろしい状態でもあるのです。
人間は集団で生きてきた生き物なので、本能的に誰かと生きていくことを求めているのでしょうね。
大事な人は数人作っておくといいですよ。
親友と呼べるような友達を作ると、人生は良い方向に向かっていきます。
よく友達を作りましょうという話をすると、友達作りに精を出す人がいますがこれは本末転倒です。
友達は自分が一生懸命、何かに取り組んでいると自然とできあがってくるものです。
自分の信念や考え方に共感してくれた人だけが集まってくるので、人生がとても生きやすくなります。
大切な仲間を見つけるためにもまずは、自分の夢を洗い出して、死にものぐるいで夢を追ってみてください。
これだけで人生変わりますよ。
嫌われたくないから話せないでいると逆に嫌われる理由
嫌われたくないという人は嫌われないようにするために”誰とも話さない”という選択をとるケースがあります。
ですが、話さない選択をとるのは逆効果です。
これはむしろ、嫌われてしまう可能性を高める恐れがあります。
もちろん、嫌われるような話し方もあるので話す際には気をつけなければいけないのですが、話さないでいると自分の気持ちは伝わりません。
人間は知らない事柄や人物に対しては強い警戒心を覚えます。
自分の本音を語らないでいると、いつまでも要注意人物扱いをされて関係が良くなっていきません。
嫌われないように波風立てずおとなしくしていようという考え方は合理的な判断ではありません。
誠意を込めて話しかければ相手にも好意は伝わるので、勇気を持って話しかけに行ってみましょう。
「嫌われてもいいや」
これぐらいの気持ちを持つぐらいがちょうどいいです。
前もって、嫌われるという最悪の事態を想定して対策を練っておくと、嫌われることはそんなに大したことではないと気付けるはずです。
まとめ
・嫌われたくない人の特徴は他者依存
・嫌われたくない人の心理状態は承認欲求が強く出ている
・嫌われたくないからと言って話さないでいると嫌われてしまうのは、自分の事を知ってもらう機会が無くなってしまうから
嫌われたくないという気持ちは分かりますが、そればっかり気にしていると幸せにはなれません。
本文中でも随所に話していますが、キーワードとなるのは『勇気』です。
個人心理学を提唱している心理学者アルフレッド・アドラーも勇気を持つことを強く推奨しています。
勇気は誰でもエネルギーを使えば振り絞れるものです。
勇気を出す挑戦をしていけば、きっとあなたの人生も好転していきますよ。
そして、NLPセミナ-では勇気の出し方もワークを通じて学ぶことができます。
興味のある方はセミナ-ページをご覧ください。