仕事に対してイライラすることはありませんか?
イライラしていると集中できませんし、何より楽しくありませんよね。
仕事への生産性を下げかねないので、イライラから解放されたい人は多いと思います。
こちらでは、仕事へのイライラの原因を探りつつ、イライラを解消する対処方法について紹介していきます。
仕事に対するイライラの原因5選
仕事でイライラする原因を5つ厳選しました。
- 上司が理不尽
- 仕事量が多すぎる
- 仕事が思い通りにいかない
- 仕事のできない後輩がいる
- 愚痴を言ってくる同僚がいる
項目を眺めただけで、ピンとくるのではないでしょうか。
一つずつ解説していきます。
上司が理不尽
上司が無理難題を突き付けてくるとかなりしんどいですよね。
就寝時間終わりにタスクをぶん投げてくる。
言われた通りにやっただけなのに、「なんでそんなことするんだよ」と言ってくる。
こんなことが続いたらイライラするのも仕方ないですよね。
仕事量が多すぎる
単純に仕事量が多すぎると気が参ってきます。
「いつになったら終わるのか…」
こんなことを考えていると、精神的にも良くありません。
厳密に言うと、仕事に終わりはありません。
ですが、課せられた仕事量はいくらでも調整できます。
その量が多すぎて、イライラしてしまうということは、仕事を部下に与える上司の管理能力の低さを疑ってしまいますね。
このような時は、自分から上司に対して作業量を減らしてくれるように打診するのもアリですが、上司が理不尽だと状況はさらに悪化しかねません。
作業量を減らすためには上司からの理解も必要なのです。
仕事が思い通りにいかない
人間はどんな時にストレスを感じやすいのか。
予期せぬ不遇なことが起こった時です。
ここで重要なポイントは“予期せぬ”という点です。
不遇な状況に見舞われても予想の範囲内であればそこまでストレスを感じずに済みます。
ですが、予想の範囲を超えた不遇に見舞われると多大なストレスを感じイライラが爆発してしまうことも。
いくら綿密な計画を立てていたとしても、仕事が思い通りにいかないという場面は必ずきます。
何度か上手くいかない経験をしていれば、処世術が身についていると思いますが、経験が浅いもしくは学習能力がなければ、予期せぬトラブルに対して大きなストレスを感じてしまうでしょうね。
何かの仕事に取り組む時には
「まあ、計画通りにはいかないだろう」
と楽観的に構えて、作業に集中していくのがベターです。
仕事のできない後輩がいる
仕事のできない後輩を持った時、ストレスを感じる人も多いです。
「なんでこんなこともできないんだ!」
こんな風に言いたくなる気持ちも分かります。
ですが、部下が仕事ができないのは、教える側にも問題がある可能性も高いです。
潜在的に
「自分の教え方にも問題がある」
と分かっているからこそ、歯がゆい気持ちにもなるのではないでしょうか。
組織で働いている以上、指導する機会は必ず出てきます。
ですので、業務に加えて育てる技術も身に付けていけるようにしましょう。
育てる喜びを感じるようになれば、部下との信頼関係も築けるようになってきますよ。
愚痴を言ってくる同僚がいる
同僚に愚痴を言ってくる人がいると疲れますよね。
たまに愚痴をこぼすくらいなら、聞いていても平気ですが、毎日のように愚痴をこぼすような人との時間は苦痛でしかありません。
しかも、人間は他人の影響を受けやすい生き物なので、愚痴を聞いていると自分の気持ちまで沈んできてしまうもの。
酷い時には健康を損なうこともありますので注意が必要です。
自分の心身を守るためにも常習的に愚痴をこぼしている人とは距離を置くようにしましょう。
仕事のイライラを解消する対処方法5選
仕事へのイライラを解消する方法を5つ紹介します。
- 整理整頓をする
- 外へ散歩に出かける
- 完了主義で仕事を進める
- 深呼吸して心を落ち着かせる
- 紙に書き出して解決策を整理する
一つずつ解説していきますね。
整理整頓をする
あなたのデスクは綺麗ですか。
デスクの上が散らかっていると、注意が散漫となりイライラしやすくなってしまいます。
目の前の作業にも集中できなくなるので、デスクの上はスッキリさせましょう。
普段からデスクを綺麗にする心がけを持つようにして、少しイライラしてきたと思ったら整理整頓をすれば心も落ち着きます。
デスクの上は自分の心の状態を表していると思って、いつもきれいに保つように心がけてください。
外へ散歩に出かける
屋内に居座っていると、気持ちが滅入ってしまいます。
時には外に出て気分転換もしましょう。
職場のルールで業務中に外へ出るのが禁止されているのであれば、トイレに行って一休みするのも大切です。
1~2分程度の休みを挟んだほうが仕事の効率も上がりますので、1時間に1回は小休憩を挟むといいですよ。
完了主義で仕事を進める
イライラしやすい人の共通点として”完璧主義”というものがあります。
どんなことでも完璧にやろうとする考え方のことです。
ですが、完璧にやろうとしても一度に完璧にできることはありません。
しかも、完璧主義な人ほど完璧にできない確率が高いという皮肉な統計結果もあるようです。
完璧主義ではなく、”完了主義”になりましょう。
「60%くらいの出来でいいから、完了させよう」
といった風に、まずは物事を完了させる意識を持つことでイライラを軽減できます。
また、作業スピードが上がり、仕事の効率も良くなるので、”完了主義”になることは必須ともいえるでしょう。
深呼吸して心を落ち着かせる
イライラしたら深呼吸して、自分の心を落ち着かせましょう。
感情的になっている状態だと視野が狭くなり、適切な判断を下せなくなってしまいます。
そこで深呼吸することによって冷静さを取り戻し、客観的に物事を分析できるようになります。
深呼吸することで、”間“をとることができるので、思考する時間ができます。
冷静に考える時間を持つことによって最適な選択をとれるようになるのです。
紙に書き出して解決策を整理する
イライラの原因を紙に書き出してみると、解決策が見えてくることもあります。
頭の中だけで考えているとごちゃごちゃしてしまってなかなか整理されません。
ですが、紙に思考を書きだすことによって頭の中で考えていることを可視化できるので、より客観的に分析することができます。
物事の解決はいつも客観的に分析するところから始まります。
一度、紙に書き出して、最適な解決方法を見つけるように努めましょう。
仕事を辞めたいと思ったらまずすべきこと
まずはすぐに辞めるという決断は下さないようにしましょう。
一時の感情で職を失うのは危険すぎます。
では、どうすればいいのかと言いますと、”長期の休暇をとる“のがオススメです。
イライラが止まらないのであれば、まずは冷静に自分自身を見つめる必要があります。
ですが、毎日仕事に追われていると、自分自身を振り返ることに集中できません。
思い切って有休休暇をとって、1週間ほど休んでみましょう。
この期間はひたすら自分自身を振り返る時間にして、仕事の在り方とか自分が本当にやりたいこととか、整理してみるのです。
本当に今の仕事は必要なのかが見えてくるはずなので、冷静に判断できると思いますよ。
心理学の力を借りて仕事のイライラをなくしませんか
仕事のイライラが治まらないのであれば、心理学の力を利用してみてはいかがでしょうか。
心理学には、自分の心を平穏に作る力があります。
どうせなら仕事も楽しく取り組みたいですよね。
自分の心を上手にコントロールできるようになれば、楽しく仕事をする生活が実現可能となります。
ぽるとでは実践心理学のNLPセミナーを実施しており、受講者からは喜びの声をいただいています。
「仕事でのイライラを解消したい」
「自分の心をコントロールできるようにしたい」
そんな方は、まずセミナ―ページをご覧ください。
あなたとセミナー会場でお会いできることを楽しみにしています。