あなたの満足度を測る質問

今日は、ちょっとしたお遊びをしてみましょう。
以下の穴埋め問題の、____のところ、一度埋めてみてください。
あ、じっくり考えてはいけませんよ。
一番初めに頭に浮かんだことを、そのまま書き出してください。
「〇〇円」というところは、自分の収入をイメージしていただければOKです。

では、どうぞ!

私の収入が〇〇円なのは、_______________からです。

さて、____のところにはどんな言葉が入りましたか?

 

 

ここに、例えば自分のスキルが非常に高いから、とかポジティブな内容が一番に思い浮かんだとしたらいい感じですね。
自分の能力と、収入がある程度合致していて、そこそこ満足している状態ではないでしょうか?

 

しかし、実際は、ネガティブな言葉が入った方も多いのではないでしょうか。
たとえば、
「自分の仕事に関する能力が低い」
「会社が自分の能力を正しく評価していない」
「自分の力を使い切れる環境にない」
といった答えが入ったとしたら、収入に不満を持っている可能性が高いでしょう。

 

ここからがちょっとした考えどころなのですが、収入に不満を持っているとして、あなたはそれを解決しようとするかどうかです。
多くの方は、自分が撮れるだけの収入を得られていないとしても、何もしません。
何もしないから、当然、収入は変わりません。
いつか、会社が、世間が、自分を評価してくれる時が来る。
そう信じて待ち続ける人というのが多数派かもしれません。

いやいや、そんなこと言ったって、何をやっても評価は変わらない。
そういう人もいるかもしれません。
これだけ頑張っているのに、会社や上司は評価してくれない。
お客様は自分の努力を分かってくれない。

こうなるとかなりまずいと言わざるを得ません。
なぜなら、他人に結論をゆだねているからです。
会社が、評価する。
お客様が、わかってくれる。
いずれも、主語は他人です。

 

他にも、こんなものがあるかもしれません。
景気が悪い業界にいる。
変化の激しい状況である。

経営者でもよくおっしゃられる話ですが、
「いったい今は、どの業界が景気がいいんですか?私たちの業界はさっぱりで」
と、どこかに楽園があると思い込んでいらっしゃるんですね。

 

こういう方に私はいつもこういいます。
どの業界がいいとか悪いとかより、業績のいい会社は積極的にチャレンジしてるということだけは間違いないと思います。
実際に、そんな風にしか見えないのです。
たまたま扱っている商品が、売れるモノとか、売れないモノとかいうことではありません。
会社として、前進しようとしているか、していないかです。

この穴埋め問題で、主語を自分以外にした方はちょっと考えてみる必要がありそうです。
会社が悪いとか、業界が悪いとか、社会が悪いとか。
そんなことを考える以前に、自分はいったい何をしたのか、ということを。

 

すると、きっと反論されることでしょう。
「俺は、まじめにコツコツやってるよ」
今の時代、そのまじめさは、時に毒になります。
世の中が変わり、特定の業界がごっそり消えていくことが当たり前にさえなっている時代です。
かつての「勝ち組」だったメガバンクでは、数万人単位のリストラ計画が発表されています。
列を正して歩いていると、先頭が海に落ちれば、ドボドボと後続の人も海に飛び込むことになります。

だから今こそ、あなたの行軍が、正しいのかどうかを考える機会が必要になります。

 

「たった一行の穴埋め問題で大げさな」
そんな風に思う方もいるかもしれません。
しかし、このような言葉やイメージを通じて、人は自分の脳をプログラムしています。
こういった言葉によるプログラムの積み重ねが、人の行動パターンを生み出します。
だから、一言一言の言葉がとても大事になります。

 

さて、NLP(神経言語プログラミング)という心理学があります。
これは、脳をプログラムするプログラム言語ともいえる実践的心理学です。
たとえば、今の年収が思うような金額でなく、環境の問題だと考えているのは今のプログラムが
「自分のことは防御し(責めないようにし)、他人のせいにすることで安心する」
というプログラムが走っている可能性があります。
すると、周囲が変わらなければ、あなたの人生は変わりません。

しかし、NLPはあなたのプログラムを書き換えることができる技術です。
「今の環境の中で、自分がとれる最善の方法をとる」
と書き換えることで、行動し、状況を変える事が可能になります。

今まで無意識に書き込まれていた脳のプログラムを、あなたが思うままに書き換える体験をしてみませんか?

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営業テスト、してますか?

ネット販売の業界では、
「ABテスト」
というのがあるのをご存知ですか?

広告やキャッチコピーなどを、
いくつかのパターンを試してやってみます。
Aパターンと、BパターンのABテストです。
実際にやった結果、反応がいいものを残すのです。

 

これをやっていくと、1件の販売に対してかかる広告費に
数倍の開きが出ることが多いそうです。

 

もうひとつ面白いのは、予想不可能だという事。
広告屋さんは、経験豊かです。
その世界のセオリーもあります。
そのセオリーに則った広告よりも、
まったく外れているものが反応が高いことも
けっこう頻繁にあるそうです。

 

広告というのは、お客さんの顔色をみながら
変更することができないので、
パターン化して試すわけです。

 

逆に、リアルな営業だと、
臨機応変な対応が可能です。

 

こういう話をしたら、お客さんが少し引いた。
じゃあこの話にしよう。
そんな風に、現場で微調整ができます。
だから、ついつい一つのパターンが固まると、
同じような流れを取りがちです。

 

しかし、もしかしたら、
もっといい話の展開があるかもしれません。
はじめの一言、資料の出し方、
値段を出すタイミング・・・。
場合によっては、赤いネクタイの時が売れやすいとか、
視線の出し方によって売れる売れないの差が出るとか。

 

自分が信じている方法が最善、と思っているのかもしれませんが、
もしかしたらもっといい方法があるのかもしれません。

 

細かなニュアンスは、なかなか難しいのですが、
お客さまへの初めの一言。
これを社内のチームでいろいろテストすることは可能です。

30歳代主婦なら、この話から入ると身を乗り出す。
中小企業の経営者は、たいてい、こういった話に関心を示す。

話題の出し方を、チームでいろいろ試してみて、
反応を調査する。
こういった事を繰り返すことは、
チーム全体の成果を上げるきっかけにもなるかもしれません。

 

その過程で、他人からは見えない、
「先輩は何を話しているんだろう?」
という事を会議で共有する事ができます。

 

リアル営業での、ABテスト、
企画してみてはいかがでしょうか。

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