SNSで自分の心理が分かる

みなさんは嫌いな人、いますか?

ときどき、SNSなどでは見かけるのですが、
あの「スマホ1台、一日〇時間の作業だけで、億万長者」
的な案内を異様に嫌う人がいますよね。

それって大雑把にみると、二つのパターンがあると思います。
一つは、詐欺くさい案内にたいしての拒否反応。
もう一つは、楽してお金持ちになろう!的な考え方に関する浮ついた(?)考え方への嫌悪感。

 

まず、詐欺くさいという話。

正直、私はその案内の内容についてはよく知りません。
とはいえ、まあ楽して儲かるって話は、そうそうないだろう、というのが常識的なものの見方。
それはそれとしていいと思います。
ただ、そういった嘘くさい話に対して、異常に反応してしまうというのは、やっぱり何かあるわけです。

単に正義感が強いだけかもしれません。
しかし、そういった社会規範を重んじる人は、心の奥底で
「ああ、あの人、自由でいいな」
と思っている可能性が結構高いと言われています。

よく言われる話ですが、痩せてる人が「デブ」
と言われたところで、痛くもかゆくもありません。
反応もしなければ、人によってはうらやましいとさえ感じる人もいるでしょう。
つまり、自分が気にしていないことは、何を言われても腹は立ちません。

 

しかし、世の中の常識を覆すような話。

「スマホで簡単に儲かる」

という一般常識に外れた話に対し、嫌悪感を感じるとすれば、
実は自分はもっと自由に生きたい!という思いが隠れている可能性があります。
だけど、自分にはできない。
だから無性に腹が立つ。

 

もう一つの可能性として、お金に関する何かしらの思い込みがあるかもしれません。
たとえば、お金を得るには、苦しい労働をしなければならない、とか。
そういった場合、楽してお金を手にすると、それは罪悪感を引き連れてきます。
つまり、楽して儲かることが精神的にきつい。
だから、手にしないように、手にしないように、無意識に行動してしまう。
そういった可能性もあるわけです。

 

どちらにせよ、心がざわつく、なぜか嫌悪感を抱く、
といったのは無意識からのメッセージです。
嫌い、苦手、避けたいと思う、人やものやこと、
ここにはあなたの何かしらの思い込みがある可能性があります。
きっと今までそういうシグナルを無視してきた人は多い。

これを心理的なブロックと呼ぶことがあります。

この心理的なブロックを知り、対処していくことで、現実的な日々の生活がよくなっていくことが結構多いのです。
人はこういった思い込みの中で生きている人がほとんどです。
そこから心を開放するためには、まずは自分の思い込みがどこにあるかを知ることから始める必要があります。

こういったシグナルを受け取り、活かしていくと、人生は激変します。

 

こういった嫌悪感だけでなく、自身の思い込みを知る方法はあります。
NLP(神経言語プログラミング)は、もともと心理カウンセリングから生まれた行動心理学。
これを学んでいくと、あなたのターボスイッチを見つけることができるかもしれません。

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「これしかない」という思い込み

今まであんなにこだわっていたことが、ある日突然、どうでもよくなることってありませんか?
たとえば、私は音楽が大好きでした。
中学時代は、ビートルズ、それもポール・マッカートニーの大ファンでした。

彼の影響で、ベースを弾き始め、日々練習していました。
ただ、やっぱりロック系の音楽ってベースが目立たない。
より目立ちたい私は、ジャズの世界に魅了され、そこそこうまくもなりました。

たぶん、自宅にいて、寝るかご飯食べる時間以外はベースを弾いていました。

 

けど、あるタイミングを機に、まったくベースを弾くことに関心を失いました。
クルマを買おうと毎日バイトに明け暮れていた時期です。
昼間は工場で働き、夜にはファミレスで働く。
そんな日々を繰り返しているなかで仲良くなった女の子とデートする。
毎日が、バイトとデートで埋め尽くされました。
もうすっかり、楽器を弾くことはやめてしまいました。

とはいえ、デートと車と音楽というのは当時は切っても切れない縁。
ということで、CDだけは毎週のように買いました。
(当時は音楽のMP3とかの配信はなかった時代です)

 

で、仕事を始めると、紆余曲折はあるものの、仕事に夢中になりました。
するともう音楽はどうでもよくって、クルマに乗っていてもfmを流す程度。

 

そんな折、古い友人から電話がありました。
中学時代の友人です。

「こんど、ポール・マッカートニーが来日してライブをやるんだけど、一緒に行かない?」と。
私は丁寧に断りました。

もうあんまり関心がなかったんです。
あの時はそれがすべて・・・と思っていたような気がしてたんですが(苦笑)

 

まあ、そういった有名人や、モノや音楽。
夢中になっているときは、それを奪われたら生きていけないとさえ思います。
けど実際は、どうなんでしょう。
今私は、ポール・マッカートニーの音楽が聴けなくても、ベースが弾けなくても、あんまり気になりません。
同じ人間なのに、どうしてこうも変わってしまうのでしょうか。

 

私に関して言えば、心の空白を埋めるものが常に必要だったのかもしれない、と今なら思います。
何かに夢中になっていないと、生きてる実感が感じられないんです。
これが友達といつも一緒にいてそれが楽しいなら、それもあり。
運動をするのが楽しいなら、それもあり。
漫画を描くのが楽しいなら、それもあり。
まあなんでもいいのですが、心の空白を、人は何かで埋めたくなる。

 

私の場合、どちらかというと器用貧乏。
どれも圧倒的にうまいわけじゃないけど、下手でもない。
そこそこ、中の上ぐらいまではできるようになる器用さはあります。
だから、熱中する対象は変わってもあんまり問題がない。

ただ、いわゆる不器用で「これしかできない」と思う人はどうすればいいのでしょう。
たぶんですけど、その人は素質からして不器用か?というとそうでもないと思います。
その人の心の中にあるストーリーは、不器用な自分はどれだけ頑張ってもなかなかうまくいかない、という自分像があるんじゃないかと思います。
唯一できるのがこれなんです、というのは案外思い込みじゃないかな、と思うのです。

 

そこそこ器用を自負する私が言っても説得力はないと思いますが、上手くいかない時はジャンルや場所を変えてみるとうまくいくことはけっこうあります。
それは例えば、職場を変えることかもしれないし、学校を変えることかもしれない。
「どこに行っても同じ」と感じることもあるかもしれないけど、その環境そのものがあなたをそう思い込ませている可能性はけっこうあると思います。

そして「これしかない」と思うのは、困ったくらいの思い込みです。
あなたの可能性は無限です。
これしかない、ということなどありえない。
その思い込みを外したとき、新たな人生が見え始めるのではないでしょうか。

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