よく連絡を取る人と自分の年収

よく言われる話ですが、最も連絡を頻繁にとる人の平均年収が自分の年収とリンクする、と言われます。
しかし、携帯電話の通話履歴を見たとき、「ああ、あんまり収入おおくなさそうだな・・・」とがっかりする。

この話、正確かどうかはわかりませんが、納得する部分はあります。
たとえば、いつもつるんでいる友達が、毎週のように海外に行く人ばかりだったとします。
友人10人のうち、一人は今日は香港にいて、一人はベトナムにいる。
もう一人はハワイにいて、さらにもう一人はシンガポール・・・
そういう中にいると、感覚として「海外に行くのは当たり前」という感じになります。

逆に、まったく日本から出たことのないグループにいると、日本に出ないことが当たり前になります。

 

例えば私の場合、もともとやっていたビジネスが地元密着型です。
となると、基本的にその地を出ることがありません。
しかし、たまたま仲良くなった友人は、同じ仕事をしているのに、しかも事業規模は自分より小さいのに、やたらと出張に出かけている。

今月は東京、来月は福岡、再来月は名古屋・・・という具合です。
不思議に思って彼に尋ねてみました。
「いつも何しに行ってるの?」と。

彼は言います。
本などを読んで参考になった人のセミナーに参加しに行っているということ。
彼がそんな感じだから、私もじゃあ、ということで重い腰を上げました。
たとえば東京の往復が3万円くらいかかったとしましょう。
かつては、3万円も!と思っていましたが、行き慣れてくると3万円以上の価値を持って帰る前提で旅立ちます。
それがわかると、はじめに出す3万円の旅費は痛くもかゆくもなくなります。

そんなことを繰り返しているうちに、人脈は広がり各地に友人ができました。
そして何より、ビジネスを地元だけにとどめておくことがバカバカしくなってきました。
日本が狭くなってきたわけです。

 

支出や時間は、同じようにかかるわけですが、感覚が変わっただけでいとも気軽に上京するようになりました。
こんどは、香港に行くくらいは、東京に行くぐらいの感覚で行けるようになるかもしれません。

 

自分より一歩先を進む友人を持つと、今まで大きく感じられた壁がだんだんと小さく感じられるようになってきます。
よじ登るぐらいの高さが、ひょいっとまたぐぐらいの壁に感じられます。
冒頭の友人の平均年収の話は、きっとこういうことなんだろうな、と思ったわけです。

 

こういった友人は、すぐに入れ替えられるものではありません。
そこでお勧めするのが、SNSの活用です。
今や、さまざまな有名人が、twitterやFacebook、インスタグラムなど、様々なSNSを活用しています。
彼らの行動や考え方をそういった媒体で身近に感じましょう。
そうすることで、ああ、自分って結構小さい考え方してたな、と感じる時が来るのではないでしょうか。
そうして、今まで高く感じていた壁を低くしていきましょう。
最後の最後、その壁を乗り越えるかはあなたの判断ですが、少なくともその時にはよじ登る高さではなく、跨げる高さの壁になっているのではないでしょうか。

 

NLPではモデリングというテクニックをお伝えしています。
目指す人のようにふるまうという個のテクニックもまた強力です。
ぜひ、学びに来てくださいね。

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ミラーリングあなたは誰を模範にしていますか?

あなたは、「ミラーニューロン」というものをご存知ですか?
これは脳にある神経細胞。
ざっくりいうと、見たままをマネしようとする神経細胞です。

たとえば、目の前の人が右手を挙げたとします。
するとそれを見ている自分の脳内では、右手を上げる動作をしたときと同じような電気信号が神経細胞内に流れるとか。

まあこれだけでも不思議なのですが、例えば暗闇の中においてもその反応はあるそうです。
つまり、相手のことが見えていないのに、ミラーニューロンは見えない相手のマネをする。
なんだか超能力みたいですね。

 

さらに言うと、自分は相手の心の中にある自分の姿に忠実になろうとする性質があるようです。
たとえば、母親があなたのことを「いつまでたっても頼りない存在」と思っていたとしましょう。
あなたはその様子を敏感に察知し、いつまでたってもどこか頼りない存在になってしまうというのです。

 

そういえばこんな心理実験があります。

ある教師に一つの暗示をかけます。
クラスAは、とても優秀な生徒ばかりで、クラスBは普通の生徒を集めたクラスである、と教師に思い込ませました。
実際は、クラスAもクラスBも、ごく普通の生徒があつまったクラスであるにもかかわらず、です。

で、1年たって成績を検証してみたところ、教師が「優秀な生徒たち」と信じていたクラスAはぐんぐん成績が上昇。
ぎゃくに、普通と思っていたクラスBは普通に終わったといいます。

 

このことからわかるのは、教師の思い込み1つで担当するクラスの成績は変わる、ということです。

 

 

さて、あなたは誰の思い込みの中で生きているのでしょう?
あなたに身近な、ご両親?
それとも配偶者?
それともお子さん?

何にしても、私たちは自分の人生を生きていない可能性がある、ということです。

 

 

ところで、このミラーニューロンの機能を活かしたNLPテクニックがあります。
このミラーニューロンの同調を意識的に行うことで、親和性を高めようというものです。
それをミラーリングと言います。
相手の仕草をマネすることで、相手と親密になる。

 

また、モデリングというテクニックもあります。
これはなりたい憧れの人のふるまいをマネすることで、自分をそういう状況に持っていくというもの。

 

NLPというのは、こういった脳科学、神経科学、心理学などの知見を体系化し、よりよい人生を送り、よりよい人間関係を創り出すテクニックです。
自分を思い通りに動かし、人生を思い通りの状態にするもの。
そろそろ、NLPを学ぶ時期に来ているのではないですか?
うまくいかないこと、思ったほど成果が得られない、そう感じたときはぜひ、NLPを学んでみてください。

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地方で暮らすメリットとデメリット

ある友人は、学生時代から大阪に暮らしています。
実家は四国にあるのですが、実家には帰りたくないといいます。

なぜか?と問うと「人の目が多くて窮屈だ」といいます。

 

ある歯科医師がいます。
岐阜県の町はずれに住んでいるのですが、フェラーリを所有されています。
しかし、それを地元の人に知られないよう、少し離れた場所に駐車場を借りています。
わざわざ隣町の駐車場までセカンドカーで走っていき、フェラーリに乗り換えるそうです。

なぜか?と問うと「近所の人に見られると面倒だ」と言います。

 

地方の良さは、わりと人同士がつながっていて、独特の安心感があります。
たとえば、車にキーをつけっぱなしでも盗難されることはなく、うちのカギを締めたことなどないという人もいまだに多いようです。
誰もが顔見知りであることと、少し語弊がありますが監視しあうことで、安全な「場」となっているのかもしれません。

 

しかしそこには弊害もあるようです。
仲間意識というのは厄介なもので、仲間とそうでない人に線を引くことです。
だからよそ者が来ると警戒する。
また、仲間の中から、その輪を飛び出そうとした人には、白い目を向ける。
皆が同じであることが、仲間の中では重要なようです。

 

だから、少数民族が多数存在する地では、言語も民族の数だけあるといいます。
使う言葉で、仲間かそうでないかを見分けるためです。
日本の地方に伝わる方言も、もしかしたらそんな機能があるのかもしれません。

 

仲間意識というのは、一歩間違うと、異質なものを排除するコミュニティになります。
その結果、地方でフェラーリに乗ってはまずいとか、目立った行動をすると変な噂が立つとか、そんなことを気にしながら生きていくことになります。
それでも不自由がないからと、その中で身を置き、仲間の外の世界を見ようとしない。
なぜなら、外が見えると、自分の生活がどこか物足りないものに見えそうで怖いからではないでしょうか。

NLPでは、人と自分を比較することはあまりお勧めしていません。
誰かがフェラーリに乗っているとか、豪遊しているとか、贅沢をしているとかを気にかける必要はありません。
しかし、気を付けたいのは、日々自分が成長しているのか?という問いは必要だと考えています。
なぜならば、自らの成長は、人間が本来持っている重要な欲求だからです。

 

思い出してみてください。
初めて自転車に乗れたとき。
難しい試験に合格した時。
自動車の免許を取った時。
会社で大きな業績を上げたとき。
きっと、湧き上がる喜びをかみしめたのではないでしょうか?

こういった目に見える成果だけではありません。
人にやさしくできたとき、頑張っている自分を感じたとき、いつもより早起きできたとき、人は気分が爽快なのではないでしょうか。

 

大人になると成長を感じる機会はだんだんと減ってきます。
子どものころは、無理やりでもチャレンジさせられてきたことも、大人になれば自分でやろう、と思わなければチャレンジは起こりません。
その時に足を引っ張るのが、いわゆる「仲間」だったりすることではないでしょうか?
いえ、仲間からつまはじき者にされるのでは?というあなた自身の恐れではないでしょうか。

だとしたらとてももったいない事をしているのかもしれません。
なにしろ、人生の喜びを感じる機会を捨ててしまっているのですから。
かなり損をしている、というのが”中の人”とまんトレの共通した認識。

 

たくさんの体験と、たくさんの刺激の中で、日々成長する人生を実感する。
もしそんな希望が少しでもあるとしたら、NLPの門をたたいてみてください。

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大富豪がエコノミークラスを使う理由

ある本に、映画監督トム・シャドヤックの話が紹介されていました。
かれは、ジム・キャリーと組んで、「ライアーライアー」などのヒット作を手掛け、その後、エディ・マーフィー、ロビン・ウィリアムズ、モーガン・フリーマンなどとともにヒット作を続出させていました。
個人資産は5000万ドルを超えると言われ、移動はプライベートジェット。

まさに憧れの大富豪生活です。

しかしかれは、ある時感じたそうです。
「生活は快適だったが、幸福感が増すことはなかった」と。
むしろ、居心地が悪かったといいます。

彼は巨万の富を得、ハリウッドの華やかな人々がするのと同じように、生活のレベルをどんどん上げていった。
それが自分を幸福にする・・・というより、それが当たり前だと感じられる世界です。

しかしあるとき、彼はそのことに疑問を感じた。
そして、飛行機をエコノミークラスに変え、近所の移動は自転車で。
彼にとってはそれで十分なのでしょう。
映画も、商業主義に徹するのではなく、自分の撮りたいものを撮る。
彼はそういった生活を「自分を満たすため」とインタビューで語っているそうです。

 

さて、この話、信じられるでしょうか?
一般的には、一度上げた生活水準を下げることは非常に難しいと言われます。
しかし彼はいとも簡単にやってのけた。

まあ一つには、一旦、大富豪の生活をしてしまったから「こんなものか」とわかったというのがあるでしょう。
そこを経験しなければ、自分にとって魅力的な生活ではない、ということを知ることができなかったかもしれません。
とはいえ、その快適な世界の中に身を置いてなお、何が足りないのかを導き出したのは彼だからこそ、と言えるのではないかと思います。

 

私たちの多くは、これほどの富を手にしたことはない。
しかし、自分にとって何が必要かを問うことはできます。
富が必要なのか、それともそれ以外のものが必要なのか、ということを。
多くの方は、精神的な幸福を求めているものである、というのが定説ではあります。
しかしそのことを知るには、富みへの盲目的な信仰をいったん捨てる必要が出てきます。
その最短距離は、自分が富める経験をしてみることなのでしょう。

何を選ぶかは、あなたの自由。
富を目指すもよし、それ以外でもよし。
しかし、最も不幸なのは、自分が何を目指したいかがわからず、雰囲気だけで富を得たいと信じている事ではないでしょうか。

その奥にある本心を知るには、ちょっとしたコツが必要です。
そのこつをNLPでお伝えしています。
よければ、NLPの世界に、少し足を突っ込んでみませんか?

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新しいことをする不安が解消できない時は・・・

何かあたらあしいことを始めるときは不安で仕方ないものです。
失敗したらどうしよう・・・
うまくいかなかったらどうしよう・・・
しょうがないとはいえ、そんな思いで夜も眠れなくなる。
そうすると、当然、本番でのパフォーマンスは下がりがち。

そういう時にできる対処法、いくつかお教えします。

「私はできる」と3度つぶやく

はい、いきなりバカバカしい話に思えるかもしれません。
しかしこれがけっこう効くのです。
実は私自身、さまざまな人前での発表の機会があります。
その時にやっぱり多少は緊張するわけです。

でその時に、これをやります。

すると、スーーーっと緊張が取れていく・・・わけではありません(苦笑)
相変わらず、緊張はするのですが、本番でのパフォーマンスに差がつきます。
ためしに、つぶやいたときとつぶやかなかったときを比較すると、つぶやいたときのほうがアンケートの結果が良かったりします。

これはどういうことかというと、潜在意識に自分ができるということを刻み込んでいるのではないかと思います。

潜在意識というと怪しげに聞こえるかもしれませんが、その効果を試す簡単な方法があります。

身体をどこまで回せるか?

もっとも簡単な方法は、たって、身体をひねります。
腰の悪い人はやらないほうがいいと思いますし、決して無理をしないでくださいね。
そこで、身体がどこまでひねれたかをおぼえておきます。
目が壁のどのあたりを見ているかを目安にするといいでしょう。

そしていった元の姿勢に戻ります。
そこで目をつぶって深呼吸をし、イメージをしていただきます。
自分の身体がさっきのねじり方を超えて、グルグル一回転するイメージ。
さて、はっきりとイメージ出来ましたか?
できたらそのまま、先ほどの通り実際に身体をひねってみましょう。

あら不思議。
からだは、以前より大きくねじることができたのではないでしょうか?
しかも、ラクラクです。

これ、潜在意識に自分ができているイメージを見せることで、実際に身体がそのように動くようになるごく簡単な一例です。
こういったことを、NLPのセミナーではいろいろと体験していただきます。
もしよかったら、体験セミナーからでも遊びに来てくださいね。

イメージでも言葉でも

もちろん、成功のイメージをしっかり描けるならそのほうがいいでしょう。
しかし、精神統一してイメージを作る時間がない時でも、念仏のように「私はできる」と唱えるだけでもOK
十分効果はあります。

一度その効果を実感すると、次回からはかなり楽になります。
なにしろ、上手くいくことはわかっているわけですからね。
ぜひ試してみてください。

リアルにできること

さて、これだけでは心配、ということであればあとはチェックシートを作るとか、実際にどう行動するかを脳内でシミュレーションをするとか、いろいろ方法があります。
ただ、不安を完全に消し去ることは難しいでしょう。
ですから、その不安を味方にしてほしいと思います。

不安を感じるというのは、「注意して進め」ということです。
不安を感じて、気になることがあれば一つ一つ再確認をする。
それは、普段と違う状況の警報装置ですから、慎重に対応しなさいよ、という合図です。
この合図にしっかり耳を傾けることで、物事は完ぺきに近づいていきます。

不安があなたの足を引っ張るものという考えを、不安はあなたをアシストしてくれるもの、と考えるだけでずいぶん楽になるのではないでしょうか。

では、成功をお祈りしております!

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86歳の老人は何を感じていたのだろうか?

ある86歳の一人暮らしの老人がいます。
彼は、自宅の一室で一日を過ごします。
食卓の上にテレビを置き、そこから手の届くところに冷蔵庫を置く。
椅子に座ったまま、ほとんどの用事を済ませることができます。

たまたま、私が訪問するとこんなことを言っていました。
「わしゃぁ、何のために生きてるんやろな」

 

その方は、現役時代は、ちょっとした化学工場を経営していました。
社員も40名ほど抱え、そこそこの事業です。
とはいえ、時代の波についていくことができず、70歳のときに会社を締めました。
決して貧しくはないけど、特別裕福でもない。
そんな状態で、奥様を亡くし75歳から独り暮らし。

わりと頑固な人だったので、子どもとの関係はあまりよくありません。
一人になった時、彼はそのことを後悔していました。
「とはいえ、ワシにもプライドがあるからな」
と自分から仲直りを言い出せません。

 

まあ、それはそれとして、彼が繰り返し言う言葉は
「何のために生きているのか」
ということ。
それなりに仕事にまい進してきた。
一時期はそれなりに羽振りもよかった。
けど、人生が終盤に差し掛かってはじめて、自分が生きている意味を考え始めました。

「いったい何のために生きてきたんやろ」

そんなことをつぶやきながらも、
「もう早くお迎えが来てほしい」
そういつぶやきます。

 

そして、先日。
彼は87年の人生の幕を閉じたと連絡を受けました。

彼は、人生に満足を感じて最後のときを迎えられたのでしょうか?

 

 

ある人は言います。
「死なないために生きている」
どうも投げやりに聞こえますが、実際はそういう人、多いのではないでしょうか。

今安定した仕事についている。
これは、「飢えない=死なない」ためにやっている事。
それなりに平和な家庭を気付いている。
それがすべてならいいのですが、家族はいずれそれぞれの道を歩みます。
今が幸せならいい、というのは間違いではないと思います。
しかし、その幸せは永遠に続くものでしょうか?

 

一方、使命を見つけた人は強い。
使命とは、命を使うと書きます。
自分の生涯をかけて、何かをやり遂げることです。
大げさに聞こえるかもしれませんが、誰しもが、今の世の中に何かしらの影響を与えることができます。
100年後、1000年後の自分のあり方を考えていくことで、それが明確になることもあります。

 

単に日々を平和に過ごすことを選ぶのも一つの道です。
しかし、それを積極的に選んでいるのか、一度自分に問いかけてみる必要はあるような気がします。
ちなみに、死を前にした人が後悔したことの中で、割と多いのが「やったこと」に対する後悔ではなく、「やらなかったこと」に対する後悔だといいます。
あなたは、やり残したことはありませんか?
そもそも、本当に何をやりたいかに気づいていますか?
もし、モヤモヤとして見えないのなら、NLPでそれを見つけるお手伝いができます。

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ビジネスの発展に重要なのは人?物?金?

ちょっと、質問します。

ビジネス発展に必要な3大要素として、人・物・金というのがありますが、中でもどれが一番大事と思いますか?
この質問をすると、かなりの割合で人と答える人が多いです。

次の質問では、どれくらい人が大事と思っていますか?
すると、やはり多くの人がかなりの比重で大事と答えます。

それでは、最後の質問です。

そんなに大事と思われている人のことを今まで、どれくらい学びましたか?
ここで、多くの人は答えられなくなります。

これが、現状です。

つまり、口では人がとても大事と言いつつも実際はそこまで大事と思っていないということなりますね!!

そんなことはない、絶対に大事だよという方でまだ学んだことが無い人はまんトレのセミナーにきてくださいね!!

 

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心理学はビジネスにこそ役立つ

ビジネスで、心理学は活用できない。
今でもそんな風に激しく主張される方もいらっしゃるようです。
なんだか不思議です。

というのも、経済活動というのは人の営みです。
企業対企業の取引だったとしても、中にいるのは人間です。
株式会社〇〇サンという人が意思決定するわけではない。
意思決定はあくまで人間の仕事です。

 

そして興味深いことに、人間は合理的にはできていない。
そこにはやっぱり、心理学の入り込む余地があるわけです。

 

たとえば、企業に向けて販売したいものがあるとします。
今まで触れたことのない情報に目を留め、社内に提案するのは誰でしょう?
間違いなく会社の中にいる人でしょう。
そのためには、その人の目の留まる場所に、目に留まる情報を出さなければならない。
ここに合理性とかは全く関係なくって、人の感情を如何に揺さぶるかが重要になります。

まあ、広告なんかをやる人は、意識しているかしていないかは別として、
結果として心理学的な考察をしているわけです。

 

例えば、大抵のビジネスパースンの元には、毎日100通を超える何かしらの情報が入るのではないかと思います。
メール、FAX、電話など。
この膨大な情報の中で、何に注目するかはその担当者の判断にゆだねられます。
その時に、その情報に目を止めてもらい、自分に最適な情報だと受け取っていただき、情報に関心を持っていただく。
この過程では、やはり人の心理を推察しなければ、情報が届かない。

大きな会社なら、意思決定のプロセスは合理性を追求しているかもしれませんが、
そこに情報を届けるのは、やはり人の感性が大きく影響してきそうです。

 

また、社内のマネジメントも同様です。
人は合理的には動かない。
たとえば、成果報酬が一時期はやりましたが、
日本国内でそれがまともな形で今も残っているのはどれだけあるでしょうか。

一見、合理的な制度ですが、それでは人のやる気に火をつけることはできなかった。
やはり、人は合理的には動かないということで。
それを無理やりに動かそうとすれば、今の時代ならブラック企業。
人が動きたくなる仕掛けを作っていかざるを得ません。

報酬につられて人は動くと思っていたら、うまくいかなかった。
じゃあ、どうするか、です。
やっぱり人の本質を知らなくてはならない。
その道の1つが、心理学ということです。

 

このところ、ビジネス書や、ビジネス雑誌においては、
「脳」「心理学」といった言葉が随分と踊っています。
Googleでは、瞑想が社員の生産性を高めるということを突き止めたりもしましたね。
今、人の在り方が問われる時代に入ってきました。
もし、未だにビジネスに心理学はいらない、という考えがあるとすれば、
ちょっと時代とは逆行しているのかもしれません。

かつてパソコンを使えない人が、会社で必要になってパソコン教室に通った。
社内で英語が公用語になって、英会話教室に通った。
そして、これから、管理職になるために心理学を学びに行く。
そんな時代はすぐそこなのかもしれません。

一歩先んじるなら、今しかないのではないでしょうか。

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見聞きすることと、自分で経験することの違い

経験というものは大事なものです。

 

皆さんは海外旅行に行ったことがありますか?
今の時代、どの国でも、
写真を見たり、グーグルアースなんかで旅行気分になれたり、
旅行記や、ドキュメンタリーテレビでなんとなく海外に行った気分になれます。

それでも、実際に行った時の心の動きは、圧倒的に違うと感じることはありませんか?
それは単純に、テレビやネットや画像では伝わらない、
ニオイや、肌に感じる空気や、町の喧騒、
砂埃の埃っぽさや、湿っぽさ、
刻々と変わる情景など、
いつもとは違う刺激があるものです。

 

海外旅行と言わずとも、自ら経験するのと、
経験を外から眺めることでは、
雲泥の差があると思います。

自動車教習所に行けば、自動車の練習はできます。
しかし、路上教習に出たときの感覚。
また、免許証を手にした後、自分一人で運転する感覚。
「安全」な教習所内の感覚とは、全く違うはずです。

 

私たちが生きていく中で、
「知ってるつもり」というのは怖い話です。
たとえば、NLPに関して語る人の中には、
実際に学び・活用している人もいれば、
本の中の知識で終わっている人もいます。

しかし残念ながら、本やネットにある知識はあくまで、
「ハワイの画像」のようなもの。
本当のハワイを知りたければ、足を運んでみる以外ないのと同様、
NLPに限らず、さまざまなノウハウやスキルは、使ってみて初めて理解できるものです。

 

そして残念ながら、講座の中でわかった気になる人が一定数いるのも事実。
これは教習所内で車を運転しているのと同じです。
本当に自分の力として使っていくには、教室の外で自ら試し、改善していくことが重要です。
学習というのは、外の世界で試行錯誤していくところまでを含んでいます。

 

NLPを本やネットで知り、関心を持ったならぜひ、体験セミナーへお越しください。
そうすると、「教則本」レベルから、「教習所」レベルの入り口に入ることができます。
そこで、「これはつかえるかも」、と思ったならプラクティショナーコースにお越しください。
ここで免許を受け取った状態です。
そしてそのあと、使いこなしていくためには、自ら試行錯誤していく過程が必要です。

その結果、本当のNLPの価値に気づくことになります。
教室の中で起こることは始まりでしかありません。
ぜひ、次のステップに進んでください。
現実の世界をNLPで変えてみてください。

あなたは、世界を変えるポテンシャルを持っているのですから。

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「成功したい」という言葉が本当かを試す2つの質問

皆さんは、成功したいですか?
皆さんは、幸せになりたいですか?

それは本当でしょうか?

 

なぜこんなことを聞くのかを少しご説明させていただきます。
ちょっとした実験にご協力ください。
大丈夫、5分もかかりませんから。

 

では、あなたに質問です。
今の状況において、考えうる問題点やあなたにとっての障害を5つピックアップしてください。
手元のメモ用紙でも、このページをプリントしてもいいので、書き出してみてください。
できる限り具体的に書いてみてくださいね。

1.

2.

3.

4.

5.

できましたか?
時間は大体どれぐらいかかったでしょうか?
たぶん、1分もかからず5つくらいは出てきたのではないでしょうか?
連鎖的に次から次へと浮かんで、メモするのが大変だったかもしれませんね。

 

では、次の質問にうつります。
あなたにとって、3年後こうなりたいという状況はどんな状況でしょうか?
あ、一つだけ注意点があります。
「1億円手にする」とか「年収1千万円」とかいうのはナシですよ。
なぜなら、お金自体には何の価値もないから。
その1億円や、年収1千万円を得るのが目的ではなく、そうなったときにどんな生活をしたいか?
っていうことがあなたの望みのはずです。
まさにその望みを書いてください。

ではなくて、預金通帳の数字を眺めているだけで幸せ・・・
というなら別ですが。

いきますよ?
では、はじめ!

1.

2.

3.

4.

5.

はい、書けましたか?

いかがでしょうか。
問題点を書いたときと、3年後の自分を書いたとき。
どちらが難しいと感じましたか?
たぶん、ほとんどの人は、3年後のありたい自分の姿を書くほうが難しかったんじゃないでしょうか。
つまり、これが、幸せになり切れず、思ったような成功に至らない原因です。

 

かんがえても見てください。
問題点は、質問された瞬間、すらすらと具体的に浮かんでくるのに、
未来に自分がどうなっていたいか?ということになると頭の中で引っかかって出てこない。
これ、日頃から「問題のことばかり考えている」ということではないでしょうか。

それで「成功したい」「幸せになりたい」というのは、本当ですか?
と聞いたわけです。

 

しかし、無理もありません。
これは、人の脳の機能に由来するのです。
というのも、人は、危険や問題に対して敏感です。
こうありたい、という思いより、問題点に意識が行きます。
それはなぜかというと、まずは生存を脅かす危機を排除しようとするわけです。
だから未来の夢より、今の危機・問題に注目するように人間はできているわけです。
無意識に問題には目を向けるけど、意識しなければ夢には目がいかない。

このしくみを知っていれば、自分にとってありたい未来というのは、意識しなければならないもの、ということがわかると思います。
はじめに、「成功したいか?」「幸せになりたいか?」と聞きましたが、まずはあなたにとって成功とは何か、幸せとは何かを定義しなければなりません。
そしてそれを常に意識することが必要となります。

 

さて、NLPのワークでは、1000年後のあなたがどうなっているか?をイメージしていただくものがあります。
100年後の間違いではありません。
1000年後です。

こいつ、何言ってるの??
と目を白黒させる人もいるかもしれませんが、この問いは非常に重要な問いです。
なぜならば、あなたの本質に触れる質問だからです。
今、「1000年後のあなたは?」と問いかけられてもピンとこないかもしれません。
しかし、「場」の設定を行い、順序立ててこの問いを頭に投げかけることで、人それぞれのイメージが頭の中に描かれるようになります。
その時に、涙を流す人もいれば、人生の使命を感じ取る人もいます。
そういった、コアになる価値観をとらえられると、ぶれることがなくなります。

自分は何のために生まれてきて、この世に何を残すのか。
それを知れば、あなたにとっての幸せとは何かを知ることができるでしょう。

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