あなたの「苦手」が世の中を変える

NLP(神経言語プログラミング)を学びたい、
もっと知りたい、
使いこなしたい。

こう考える人は、どんな人が多いと思いますか?
私どものセミナーなどの門をたたく人には、
ある特徴があります。

 

ところで、皆さんは何かしらの悩みや苦手があるのではないでしょうか。
まったくない、という人もいるでしょうが、それは幸せでもあり、不幸でもあるように思います。
実は、悩みや苦手は、社会を変える大きな原動力になるからです。

わかりやすいたとえ話をしましょう。
例えば、そもそもどれだけ食べても太らない人がいたとします。
生涯でダイエットという悩みを持ったことが一度もない人です。
この人が、
「私がスリムな理由を明かします!」
といっても、体形の悩みを持つ人にとってはピンと来ないのではないでしょうか。

どうせ、太らない体質なんでしょ、と。

 

逆に、
「ピーク時に110kgあった体重を45kgに落としてそれを維持する簡単な方法」
なんて言われたら、
もしかしたら自分にもできるかも!?
なんて思うかもしれません。

 

そもそも、太りやすいという悩みを持っていた人は、そこから抜け出そうと、
相当勉強もし、実践もし、試行錯誤して、やっとの思いでスリムな体系を手にしたんじゃないかと思います。
そして、その過程こそが、人の役に立つわけです。
逆に言えば、太るということで悩んだことがない人は、太った人がやせる過程を知りません。
だから人に教えることができないのです。

 

さて、ダイエットだけではなく、ビジネスシーンではいろんな悩みがあります。
●口下手で人と話すのがつらいプロ講師
●人と会うことがストレスでパーティーなどでは部屋の隅でひっそりと過ごしたい営業マン
●うそをつくことが嫌いで似合ってないお客さんに「似合ってますよ」なんて言いたくない店頭販売員
●数字が苦手で会社の経理が苦痛で仕方がない経営幹部
●人にペースをあわせるのが苦痛で社員をマネジメントできない経営者
●思い付きはあるけど続けることができないリーダー
などなど。
まあ、挙げればきりがないでしょう。

しかし、必要な役割があって、そこに必要と言われるスキルや性格を持ち合わせていない。
それが苦手意識となるのでしょうが、こういった人たちも何とか現実に自分を合わせていきます。
あるいは、自分を変えることなく、現実をうまく回す方法を編み出したりします。
実はその過程こそが、同じ悩みを持つ人の参考になるわけです。

 

はじめの話に戻りましょう。
NLPを学びたい、と私どものセミナーの門をたたく人はこんな悩みを持っています。
●社内のコミュニケーションがうまく取れない
●会社の中が殺伐としている
●リーダーが指し示す方向に、メンバーが同意できていない
●リーダーの言葉がメンバーに伝わらない
●思ったように営業ができない
●そもそも営業でお客さんと会うのが怖い
といった外とのコミュニケーションの問題をはじめとして、
●自分がやりたいことがわからない
●自分が思うように動けない
●やる気が起こらない
●現実逃避をしがち
●自分をコントロールできない
●何を目指して生きていいかわからない
といった個人のメンタル的な問題を抱えている人もいます。

こういった、何かしら自分の苦手な部分、弱い部分を認識している人は強い。
なぜなら、「課題発見」の能力が優れているのです。
というのも、多くの人はこういった問題を抱えつつも、その問題を直視しようとしないのです。
目をそらし、問題がないかのようにふるまう。
だから解決への行動もできないし、同じ問題で延々と足止めを食らうのです。

 

もし、自分自身の、また自分の関わる組織の問題を認識しているとすれば、
それはとても大切な一歩を踏み出している証拠です。
ぜひ私たちとともに、その解決手段を探ってみませんか?

セミナー一覧

自分で進路を決められなかった人、自分で進路を決めた人

私の知人にこんな人がいます。
中学を卒業し、高校を受験。
高校は特にどこに行きたいという希望もなく、
先生から「受かりそうな学校」をピックアップしてもらい、
そこを受験。

高校ではバレー部に所属。
それなりに慎重もあり、実績も残したので、
スポーツ推薦で大学へエレベーター式に進学。
大学では、身体を壊し、居づらくなって学校に行かなくなった。
当然卒業はできず、ぶらぶらしていたところ、
親にとがめられる。

煮え切らない様子を見て、親は自分の知人の経営する専門学校の入学を進める。
彼はそれに従い、無事専門学校を卒業。
その後も職に就くことなくぶらぶらする。
親は見かねて、自分の経営する会社に入社させる。

 

彼は決して不真面目な男ではありません。
やれと言われたことは、それなりにやります。
けど、何か足りないものがあります。

彼に話を聞くとこんな風に言います。
「どんな状況であれ、その中で精いっぱいがんばる」

 

彼には決定的に足りないものがあります。
それは何かというと、自分で考え、選択し、決める、という意志の力。
波が揺れるまま、風が吹くままに任せて生きているのは、
自分の人生ではなく、他人に言われるがままの人生。

彼は自分では気づいていないかもしれませんが、
いつもため息ばかりついています。

さて、彼が仮に明日命を失うとしましょう。
果たして、
「この人生やり切った!」
と爽快な気分でこの世を後にできるでしょうか。
恐らくそうではないでしょう。

今、本人が気づいているかどうかはわかりませんが、
何をするにもどこかモヤモヤとした、
落ち着かないというか、何かやり残しているというか、
言葉には表現しにくい感情があるのではないでしょうか。

 

だから、いつもため息をついているのです。

 

彼は今も、誰かの従者です。
指示されるままに生き、
じぶんでは何も決められない。
決めない癖をつけてしまっているから、
そもそも自分の意志がどこにあるかもわからない。

 

ところで、私が初めて「意志の力」を発揮したのは高校受験の時です。
中学では勉強する気も起らなく、成績は5段階評価の1~3ばかり。
2教科ほど「3」がありましたが、それいがいは「1」と「2」です。
しかし、高校を決める段階で、決めざるを得ない環境が訪れました。
私の学力で行ける学校は、不良の巣窟のような学校ばかり(汗)
そこに行けば、いじめにあうのは必至。

しかも、高校生活といえばバラ色のイメージを強く持っていた私。
その私が、自分の学力で行ける共学の学校がなかった。
灰色の青春、決定です。

 

ということで、一念発起しました。
学区内では、学力は中の上くらいの公立高校。
ここへ行くためには、成績表は「3」を中心に、「4」と「5」が必要。
そのために、夏休み以降必死で勉強しました。
平日は帰宅してから、4~5時間。
休日は8時間以上は勉強していました。
けっか、2学期の成績はほとんどが「4」。
ときおり「5」と「3」という状態です。

晴れて私はその学校に進学できるようになりました。

 

今まで、まともに机に向かったことのなかった私ですが、
なぜそんなに急に長時間の勉強をするようになったのでしょうか。
恐らくそれは意志の力。
本当にこうなりたい、と思ったときには意外な集中力を発揮できるのだ、
ということを知った初めての経験でした。

 

しかし、高校に進学してからは成績は急下降(笑)
成績を上げたいという欲求がなかったんですね。

 

さて、はじめの話に戻りましょう。
マジメだけど自分で決めることのない彼。
彼が果たして、そういった意志の力を発揮できるでしょうか?
たぶん難しいでしょう。
しかし、意志の力をもたずして、そこそこのことができる実力を持っているわけです。
そんな彼が、意志の力を発揮できたとしたら、ものすごいポテンシャルを持っているように思います。
その意志の力を発動させるには、自分の気持ちに素直になることが必要です。
遠慮して、自分の気持ちを抑え込んでいるのではなく、
どんどん自分の気持ちを外に表現していくこと。
他人の決定に従うだけではなく、自分が決めるという勇気と覚悟を持つこと。

それをやらない生活をしていると、だんだんと自分の意志が見えなくなってくるのです。

 

実は、NLP(神経言語プログラミング)には、こういった見えなくなった自分の意志を穿り出すワークなどもあります。
すると何が起こると思いますか。
その人は、人が変わったかのように目の色を変えて、自分のミッションに取り組み始めます。
けっか、当然成功率は高まっていきます。

この意志の力、活用しない手はありません。
ぜひとも、自分の本当の気持ちに気づいてください。

 

NLP・コーチングなど人の可能性を伸ばす事業をされている方にお知らせ!!

〇NLP
〇心理学
〇カウンセラー
〇コーチング
〇企業研修
〇瞑想

上記のようなお仕事をされている方、もしくは今後お仕事にしようと思われている方だけにお知らせです。

上記のようなお仕事をされている方の最大の悩みに集客の難しさがあるのではないでしょうか?
私自身も集客には今でも悩まされており、どうすれば人を集められるのかと日ごろから模索しております。

そこで、思いついたアイディアが一人で集客するよりも多くの同じ悩みを持たれている人と一緒に集客すればいいのではないだろうかという考えです。。

幸いにも、このホームページは改良がいくらでも可能ですので同業の方にも十分に使っていただけるのではないかと思っています。

下記のようなことをお考えの方は、ぜひ一度ご連絡してください。

 

〇現在、自分のことを発信する媒体が無い
〇申し込みサイトを持っていない
〇集客で困っている
〇これからどうすればいいか迷っていた
〇同じような仲間と成功体験・失敗体験など情報交換がしたい
〇定期的に学んでいきたい

 

これらのような悩みを持たれている人って潜在的に多いと思います。
そして、せっかく資格など取得したにも関わらず、それがたくさんの人に伝えることが出来ないのはとても重大な損失になりかねません。

今後の日本では、コミュニケーションや自分の改革など人に対するビジネスはどんどん発展していくことが予想されます。
しかし、その時にご自身のことがしっかりと宣伝が出来ていなければクライアントさんが見つけることもできません。

このメッセージをご覧になっていただいてピンと来られた方は一度、メールでご連絡ください。
何か一緒に情報交換するだけでも、いいアイディアが浮かぶと思います。

 

みなさまからのメールをお待ちしております!!

 

成功への近道は?

新しい年の初めに、今年こそは!
そんな決意を新たにされている方もたくさんいらっしゃると思います。
そこで、その決意の成功率を高める方法は、じつは「失敗」がとても重要なのです。

たくさんの”失敗”を経験する

私たちは、潜在的に失敗を恐れています。
その根底には、
「失敗したらかっこ悪いなぁ」
「無能な奴と思われるの、嫌だなぁ」
「うまくやらないと叱られる」
なんていう思いがあります。

これは思考のクセです。
たとえば、私たちは小さいころ、
「やってはいけない!」
ということを親からたくさん教わっています。
危ないものを触ってはダメ。
夜に勝手に出歩いてはダメ。
親の目の届かないところへ行ってはダメ。

ダメ、ダメ、ダメ、ダメ・・・

成長過程で、禁止ばかりされてきて、
叱られることはやらない
という癖がついています。
しかも学校でも、学校が指定する「正しいこと」に
合致することでしか褒められることはありません。

つまり、叱られることというのは、失敗です。
そして失敗すると、自分自身の価値が下がると考える癖がついています。

 

失敗は人に魅力を与える

そこで考えてほしいことがあります。
それは、人は失敗にもがく人に輝きを感じる、ということ。

たとえば、高校野球。
プロ野球に比べ、技術的にはまだまだ発展途上。
なのにプロ野球には関心がなくとも、高校野球には夢中になる人はけっこういます。
それはなぜなのでしょう。
私は、完ぺきではないからだと思っています。
どこかしら危なっかしくて、どっかしら不安定。
だから人の目を引き付けて離さないのです。

で、先ほどの話に戻りましょう。
人は失敗すると、自分の価値が下がると考えがち、という話がありました。
しかし、失敗しても、何度も起きてくる人をなぜか応援したくなります。
昔ながらのスポコンドラマはまさにそんな展開しかありません。
どちらかといえば、完ぺきな人って、主人公のライバルでしか出てきませんよね。

ここ、とても大事なんです。
皆さんも、完ぺきな人より、どこか足りない人を応援したくなる。
なのに、自分は完ぺきで失敗のない人でありたい。
なんだか矛盾してませんか?

自分が好きな姿に、自分がなろうとしない。
ちょっと不思議ですよね。

本当の自分と仮面をかぶった自分

完璧じゃない人を応援したくなるのに、
完ぺきな自分になりたい問題。
この矛盾がどこにあるのか。
これを追求すると、実は圧倒的にあなたの計画の成功率は高まります。

 

人は誰しも、何かしらの仮面をかぶって生きています。
たとえば、親から常に厳しくしつけられてきた人は、
失敗することを悪とし、失敗する姿を人に見せないようにします。
本当は努力家なのに、努力している自分を嫌います。

けどそれは本質的な自分でないことが多い。
本当は、失敗しながら、けどへこたれず成功に向かっていくタイプなのに、
なんだか失敗することが悪のように感じてしまう。
それを正当化するために、巧妙に自分に言い訳をし始めます。
「そういうこと、興味ないから」
「そんなことに一生懸命になっても無駄」
「自分がやりたいことはこれではない」
などなど。

 

失敗しない自分であるために、失敗を受け入れようとしません。
もう、失敗を受け入れちゃったら、自分のアイデンテティ崩壊!っていうくらいの危機感。
これを少しずつでも緩めていきましょう。
失敗するのも自分だし、あきらめがちなのも自分。
それが良いとか悪いとかではないのです。
そういった等身大の自分を感じ、認めてあげてください。

そうすると、あなたの心の中にある本当のあなたが、少しずつ顔を出し始めます。
「几帳面な自分」
を演じている人は、ちょっとルーズな自分が出てくるかもしれません。
「仕事に対して真摯な自分」
を演じている人は、ふざけた自分が出てくるかもしれません。

 

それってまずいことじゃない?と思うかもしれません。
けど、心配ありません。
それをどんどん出しちゃってください。
すると、周囲の反応が変わり、あなたのポジションも変わります。
今まで、右利きの人が左手で成功しようと思っていたのが、
このように自分を出し始めると、きちんと右手で成功をつかもうとする方向に動き始めます。

結果は火を見るより明らかですね。

確かに怖い

このような仮面を、あなたは何十年もかぶってきました。
少なくとも、7歳くらいまでに作られたあなたの仮面は、その後の人生にわたってあなた自身として表現しているものです。
それを変えるなんて、とんでもない。
はじめはそんな風に思われるかもしれません。

たとえば、「自分は男っぽい」という女性ほど、
なかみは女性としての魅力にあふれていることが多い。
そしてたいてい、周囲の人はそのことに気づいています。
気づいていないのは本人だけ、というのはよくある話。

「まじめでそつがない」と自分でいう人ほど、
どんくさいけど大胆なアイデアを持っている。
そんな人も多いですね。
彼に引き寄せられる人の多くは、「まじめでそつがない」彼ではなく、
その奥にあるどんくさいけど大胆な彼に惹かれているはずです。

 

NLPのワークなどで、こんな自分を発見した人の多くが、自分自身の本当の姿を出し始めて驚かれることがあります。
「思ったほど周囲は、驚かなかった」
ということ。

まさに潜在意識が発するメッセージを、あなたの身近な人はきちんと受け取っているのだと思います。

 

長くなりましたので、最後に結論を。
あなたの本当の姿を見せてください。
そのためには、「失敗をたくさんする」というのが、
一つのきっかけになります。

失敗は、考える時間を作り、考えることで変化が起こります。
変化はこれまでと違う行動を作り、
これまでと違う行動が、これまでと違う結果を生み出します。

 

この1年でどれだけの失敗を重ねられるか。
それこそがあなたを成功に導く、重要な行動の指標となります。

 

 

自分を愛そう

いよいよ今年も終わりに近づいてきました。
この一年、皆さんにとっていかがでしたか?

 

きっと、皆さんは”反省”をする癖がついていませんか?

今年は〇〇しようと思っていたのにできなかったな。
年初こんな風に決意したのに、できてないな。
△△を始めようと思ったけど、結局手が付けられていない。

などなど。

 

私たちは、いつのころからか「反省」する癖をつけられています。
さいきんでは、PDCAなんていうことを言われますが、
これ、単なる反省会になっている場合も多いようです。

会議でもできなかったことをピックアップして、犯罪者探しをする。
家でも、家族のできないことに目が行く。

 

こういう習慣って、習慣で身についてきた部分もありますし、
人の特性でもあります。
うまくいかなかったことに目が行くんですね。

よく言う話ですが、人は力を入れたいときに、そこに集中します。
つまり、反省会は、問題に力を与えてしまいます。
問題、うまくいかなかったことばかりに集中してしまい、なんとなくげんなり。

 

フラットに1年を顧みるとすれば、できたこともきちんと検証する必要、ありませんか?
あなたは、この1年で成し遂げたことがたくさんあるはずです。
新しいチャレンジだったり、よりよくするための努力だったり。
なにより、今のあなたが風吹く公園のベンチに寝泊まりしていない状況であるなら、
この一年間、毎日何かをやり遂げているはずです。

もう一つ考えてみましょう。
人は成長した時、成長した自分を基準に物を考えます。
だから、自転車に乗れるようになった人は、自転車に乗れなかった自分を忘れてしまいます。
自転車に乗れるのは当たり前。
もっと上手に乗るとか、力強く焦げるようになるとか、そういう目標を未来に掲げます。
しかし、仮にそれが達成できなかったとしても、少なくとも、自転車に乗れなかった自分からすれば、
格段の成長を遂げていることになります。

 

この「反省」という習慣。
もちろん悪いことではありません。
しかし、自分を承認することなく、悪い部分ばかり見てしまうと、それは自己否定につながりがちです。
ああ、こんなことさえできなかった。
俺ってやつは、私って人は、どうしようもない人間だ・・・と。

いえいえ。
そこまでの自分になったのは、過去のあなたの努力の結果です。
だから、まずは自分をほめたたえてください。
1年でやり遂げたことをリストアップしてみてください。
すると、今の自分が発展途上ではあるけど、きちんと成長していることを実感できるはずです。

 

自分を愛そう。
そんなことを言われてもピンとこないとしたら、ここから始めましょう。
あなたは十分、すごい。
できたことリストを埋めていき、そこに来年何が追加できるかな、なんて楽しい夢を見てください。
人は自分に厳しすぎるのです。

あなたは大丈夫。
それが2017年を締めくくるにあたって、私からお伝えしたい最後の言葉です。

では、よいお年を。

何を言っているかよくわからない人との接し方

いろいろと仕事や、プライベートで接する人の中で、
「何を言っているのかよくわからない人」
というのはいるものです。

これ、傾向としてはNLP的に言うと体感能力が高い人にありがちです。
少し解説します。
NLPでは、人が得意とする感覚で、
3つのタイプに分けることがあります。
これをVAKモデルと呼びます。

Vは視覚(Visual)。
Aは聴覚(Auditory)。
Kは体感覚(Kinesthetic)。

だれしもこの三つの感覚で、環境をとらえているのですが、
特に重視する器官が人によって違うのです。

 

たとえば、視覚が強い人は言葉で聞くより、
文字や図表で説明されたほうがわかりやすい。
聴覚の強い人は、文字を読むより人の話を聞くのがわかりやすい。
体感覚が強い人は、動きなどで理解をしやすい。

一番多いといわれるのが、Vのタイプ。
例えば、電話セールスで話を聞いて、それなりに納得をしたとしましょう。
それでもなお、パンフレットが欲しい。
なにか資料を見せてほしい。
こういった要望をされるのが、Vタイプにありがちなパターンです。

 

さて、Vの人も、Aの人も、目から入るか、耳から入るかの違いがあるだけで、
言語能力はそこそこたけている人が多い。
しかし、Kの人は、一般的に、思いを言葉にするとか、文章にするのが苦手な人が多い。

よく言われるのが、長嶋茂雄さんがこのタイプらしい。
なるほど、「ずばぁと打つんですよ」とか「ビシッと振る」とか、
言葉にその雰囲気が現れていますね。

 

このKタイプの人の特徴は、大体落ち着きなくいつも動いています。
じっと椅子に座って人の話を聞くのが苦手なタイプ。
また、場の空気を読むのが苦手なことも多いようです。
一方で、行動力はぴか一で、とにかく体を動かす実務には圧倒的な能力を発揮します。

こういった部下だったり、友人を持った場合、彼らの能力をうまく引き出せると非常に強い味方となってくれます。
逆に難しいのはコミュニケーション。
相手の言っていることがいまいちわからないのです。

 

そういったときのコツとしては、まずは落ち着いて、
「具体的にはどういうこと?」
と訊ねてみましょう。

たとえば、
「すごいこと思いついたんだ。人を集めてみんなに話をしようと思うんだけど」
なんて言い出したら、
「へー、すごいことなんだ。それって、具体的にどんなこと?」
と聞いてください。

すると一瞬考えて、あれこれと説明する努力をしてくれます。
引っかかったことを一つ一つ、そうやって深く掘り下げていくと、
だんだんと彼(彼女)の言いたかったことの全貌が見えてきます。

 

この「具体的には?」という質問は、結構いろんなシーンで使えます。
相手が言っていることで今ひとつピンとこないことがあれば、
この質問、ぜひ使ってみてください。

きっと、今まで理解できなかったあの人のことも、
より理解できるようになるかもしれませんよ。

 

「成功」は迷路の「ゴール」

私は子供のころ、一時期ずいぶん迷路にはまったことがあります。
まあ、小学生の低学年では、多くの人が楽しんだ遊びだと思います。

迷路には必ず、スタートとゴールがあります。
プレイヤーがやることは、ゴールに向かう道を見つけること。
時には袋小路にはまることもあるし、
時には、ずいぶんと後ずさりしなければならないこともある。
それでも行きつ、戻りつしながらも最後にはゴールにたどり着く。

どんなに難解な迷路でも、簡単な迷路でも、共通しているのは、
必ず一つ、ゴールにたどり着く道順がある、ということ。

 

さて、この迷路。
うまく抜けるコツってあるのでしょうか?
たとえば、リアルな巨大迷路。
人間が入って歩く迷路ですね。
これではよく、
「左手(もしくは右手)を壁にずっとつけながら歩くと、必ずゴールにたどり着く」
と言われます。

しかし、これは誤りです。
迷路の作り方によっては、これではゴールにたどり着かないものもあるのです。
じゃあどうするか。
とにかく、あれもこれも試してみるというのが一番手っ取り早い方法のようです。

 

あれもこれも試すというのは、何をやっているか?というと、
ダメな道を消していく作業です。
思いがけず、すっと通り抜けられればいいのですが、ふつうそううまくはいかない。
すると、あの道はだめだった。
だから次の道を試す。
この連続なんですね。
ゴールに続く道を見つけるには、ゴールに続いていない道を一つ一つ消し込んでいく作業をしているわけです。

 

さて、私たちが学んでいるNLP(神経言語プログラミング)においては、
「行動」が非常に重視されています。
その「行動」を促すことにNLPを活用されている方も多いと思います。

なぜ行動なのかというと、先ほどの迷路の例を見ていただくとわかりやすいと思います。
あなたにとっての「成功」というゴールを定めたとします。
それは例えば、年収1千万円にしたいとか、ベンツを買いたいとか、一軒家を持ちたいとか、
可愛い彼女(彼氏)が欲しいとか、友達を増やしたいとか、資格試験に合格したいとか、
まあいろいろあるんだと思います。

そんなゴールを設定したとしたら、だれしも一直線に成功に至る方法はないか?と探し始めます。
しかし、みんな知っているはずです。
成功につながる一直線の道なんてないことを。
何度もつまずきながら、登っていく。
そのことは、過去の経験から知っているはずです。

 

そこでやるのが、行動なのです。
どんなものでもいいから、とにかく成功につながりそうな行動をとってみる。
あとは、迷路と同じです。
成功というゴールにつながっていなさそうな道を消し込んでいけばいい。
そうやって、消して、消して、消した挙句に残った道こそが、成功というゴールにつながる道です。

それをより早く見つけるには、より多くの行動を迅速に行う必要があるわけです。
NLPという心理学を学んで成功する人はたくさんいます。
その理由は、他人のことがわかるとか、他人を操ることができるとかいうことではなく、
本当のところを言えばNLPによって自分の行動を促すことができるからです。

 

あなたも、成功への道を見つけたいとすれば、
より多くの行動を行ってください。
それがおそらく、最短距離で成功につながる道なのだと思います。

 

NLPの終極の目的とは?(私見)

もし、NLP(神経言語プログラミング)が
ビジネスの上で使えるとしたら、
何に使いますか?

営業に活用する?
それとも社員のマネジメント?
銀行や外部の業者との交渉?

もちろん、コミュニケーション技術ですから、
これらのいずれにおいても活用可能です。

 

ただ、ちょっとだけ考えてほしいのです。
それはあくまで、個人の技術としての活用です。
つまり、自分がやるという範疇を超えていない。

 

こういった視点で見ていくと、
NLPを使って、人をコントロールしよう、
という考え方になっていきます。
仮にです。
仮に、NLPが人を操り人形のように操る
魔法のようなスキルであったとして、
あなたがその手綱を握っているとします。

 

そこには、実は限界が生じます。
なぜなら、あなたが考える以上の変化は起こせないからです。
例えばあなたが組織で実現したいことがあるとします。
その方法はあなたが知っているかもしれないし、
知らないかもしれない。
いずれにおいても、何かしらの方法でそれを実現しようとする。
その手足として部下を使う。

けど、ほかにもいっぱいプロジェクトはある。
人は同時に複数のことを考えられるほど器用ではありません。
プロジェクトの数だけ人が増え、
人が増えるほどに一人一人に何をさせるかを考えなければならない。
あなたの指示がなければ、そこここで動けずに困る部下が出る。

なんとも非効率ですね。

 

NLPを使う一つの目的は、
人を操ることでもなければ、
人を動かすことでもない。
私はそう考えています。

 

それは何かというと、その人の可能性を引き出すこと。
それこそがNLPの究極のミッションなのではないかと思います。

 

自分自身の核心に触れ、自分のミッションを見つけると、
人はだれかに指示されずとも自ら動き始めます。
そしてその動きは非常に強い。
あなたが手綱を話す瞬間です。

いちいちあなたが指示を出さなくとも、
どんどん動き始めます。

 

NLPというのは、そういった人の可能性を引き出すツール。
私はそんな風に考えています。
それだけ強力だからこそ、悪用もできてしまうかもしれません。
しかし、NLPを学ぶ過程で、ご自身のライフワークを見出すセッションのようなものもあります。
そこに気づいてしまえば、破滅的な考えは入る余地がない。
私はそう考えています。

 

そして、まんトレこと、トレーナーの満田はそんな世界を目指しています。
あなたが目覚めることで、世の中はよくなる。
少なくとも、世界の変化が始まります。

一緒に、世界を変えていきませんか?

 

できるまでやるか、時間を決めてやるか。

 

 

12月ともなると、何もなくても気ぜわしい(笑)
けど、いろいろあるから忙しい。

 

さて、そんなときの仕事の進め方、どうされてますか?
たとえば、仕上げてしまわなければならない仕事が目の前にあります。
これをやるには相当時間がかかりそうだ。

こんな時、二つの方法が考えられると思います。
一つはとにかくできるまでやろう、と決意する。
そしてもう一つは、時間を区切ってやる、ということ。

私は多くの場合後者をお勧めしています。
例えば、目の前の仕事を仕上げるのに、ざっくりとどれくらい時間がかかるかを見積もります。
1時間ぐらいでできそうかな・・・
とか
3時間はかかるかも・・・
とか
そんな感じです。

 

で、一応、時間を図ります。
1時間でできると見積もったとしましょう。
1時間でアラームを鳴らす。
その時に、仕事の進捗状況を見て、まだ終わらないな、とおもったら、
その時点であとどれくらい時間が必要かを決めます。
あと30分くらいかな・・・
と見積もったとしましょう。

そうすれば、30分後にまた進捗状況を確認し、残り時間を設定します。

 

これは何をやっているのかというと、脳に適度なプレッシャーを与えているのです。
自分で決めた時間があるなら、脳はその時間内に終わらせようと、フル回転を始めます。
これが何の縛りもない状態だと、だら~っとやってしまいますが、時間の区切りをつけると割と効率的に仕事を進められることが多い。

ただ、このプレッシャーも度が過ぎれば単なるストレス。
だから、その時間内にできなければ、延長してもいいよ、という許可を与えることでストレスを一定程度回避できます。

また、こうやって、時間を見積もって仕事をすることで、だんだんと自分の仕事のペースを把握できるようになってきます。
ああ、この程度の仕事なら1時間あればできるな、とか、
これだけの複雑な仕事は、2時間かかるかな、とか。
これを何度も繰り返しているうちに、だんだんと正確な見込みができるようになってきます。

 

年末の大掃除も同じですね。
この部屋の掃除は、30分で済まそう。
窓ふきは、20分でできるかな。
そんな風に時間を見積もってやると、その時間内の作業の濃さは断然濃くなっていきます。

 

会議といった、共同作業でも同様。

 

この「タイムプレッシャー」をかけて仕事をする。
そんなことを続けることで、効率はずいぶんよくなるし、パフォーマンスは上がる。
まあ、これは私の個人的な感覚ではあるのですが、一度お試しください。

 

来年の決意!成功率の高い決意の方法

いよいよ年末。
年末年始の予定にワクワクしたり、
仕事納めに向けて忙しかったり。
いろんな意味で気ぜわしい時期です。

さて、この時期、ちょっと耳に入れておきたい話があります。

 

この時期、1年を振り返って、来年に思いをはせたりすること、あると思います。
来年はこんな風にしよう。
来年こそはこれを始めよう。
来年は・・・

さて、そんな1年の決意をするときにお勧めしたいのが、
頑張りすぎないこと
なのです。

 

たとえば、ダイエットを決意したとしましょう。
毎日のトレーニング、
食事制限、
生活習慣の改善。
あれもやって、これもやって。
すぐに結果を出したいから、いろいろと頑張ってしまいがち。

 

しかし、これ、心理学的にはちょっと微妙です。
なぜかというと、人は変化を好まない生き物だからです。

 

脳は、人が安全に生きることを無意識に選びます。
まず、今までの行動。
これをやっていて、今、無事に生きている現実があります。
脳はその状態を学習していますから、
今の状態を保とう、保とうとします。

意識の上では、出っ張ったおなかを何とかしたい、と思うかもしれないけど、
脳の深い部分で「変化を起こすことは、もしかしたら危険があるかもしれない」
という危険信号を発し続けます。

結果として、トレーニングを続けるのが嫌になったり、
食事制限が、ある日突然ばかばかしくなったり、
そんな風になるのです。

 

短期的にみれば、体重がグングン減ったかもしれないけど、
リバウンドが生じて、食欲は前以上。
そんな風になる人が多い。
これは、脳がそうさせているのです。
元の体重に戻そう、戻そうと働くのです。

 

かつて、90日間続ければ習慣化するとか、
21日間続ければ習慣化すとかと言われていました。
しかし、最近の研究では、本当の意味で習慣化するには、
数百日必要なことも多いようです。
ちょっとがっかりですね。

 

ではどうすればいいか。
それは、スタート時には目標を小さな小さなものにする、ということ。
たとえば、ダイエットをするというなら、ご飯を一口分だけ残すとか、
おかずの盛りをほんの少しだけ減らすとか。

トレーニングをするのであれば、腕立て伏せ1回だけするとか、
腹筋を1回だけするとか。

 

で、できたら自分をほめてあげましょう。
今日もできた。
すごいね、って。

 

「ご飯を一口残しただけで、ダイエットにならないじゃないか!」

そう思われるかもしれません。
確かにそうです。
しかし、別に、毎日一口だけ残す必要はありません。
その日はあまりおなかがすいていないなら、たくさん残せばいい。
腕立て伏せも、気分が乗ったなら10回でも100回でもやればいい。
けど、決めるのは「1回だけでいい」という状態にしておくのです。

ただし、どんなに気が乗らない時でも、
一口でも、一回でも、これだけは最低限守る。
これを半年、一年と続ければ、
やらない日は気持ち悪い、というくらいの習慣になります。
そして、そうなる前に、楽しくなってくるはずです。

 

やりはじめる、変化を起こすときの心理的な障害を取り除くシンプルでパワフルな方法です。

 

ぜひ、試してみてください。

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