皆さんこんにちは。
まんトレスタッフ”中の人”です。
先日、友人が親知らずが痛み出し、
いい歯医者さんを紹介してくれないか?
と聞いて回っていました。
それぞれ、お気に入りの歯医者さんの名前を出します。
けどね、詳しく聞いてみると、その理由が面白いんです。
- あの先生は優しいから
- この先生はちゃんと説明してくれるから
そんな理由で薦めるんです。
本当は、歯医者さんって技術職ですから、
腕のいい歯医者さんが絶対いいわけです。
けど、誰も技術のことなんか一言も言いません。
かろうじて「痛くしない」というくらいでしょうか。
それもそのはずですよね。考えてもみてください。
私たち素人に、歯医者さんの技術の良しあしなんて、
わかるわけもありません。
この話は歯医者さんだけじゃなくって、例えば、
整体師さんや、自動車などの機械整備士、美容師、
その他の専門技術職や、FPや税理士、弁護士、
保険募集人、といった専門職の多くの方に当てはまるんだと思います。
誤解を恐れず言うと、お客様は、
あなたの技術よりも、あなたの接し方を評価している
と言えます。
もちろん、必要最低限の専門知識や技術は必要です。
けど、どれだけ専門家として高い技術を持っているかは、
お客さまにはわからないことが多いのです。
ある調査で、こんなことが判明したそうです。
医療過誤で訴えられるか、訴えられないか。
この違いは、医師のミスの内容や、技量の問題ではない。人として大事に扱われたか、そうでないかが分かれ目である。
実は、この事は医療訴訟だけの話ではありません。
ある弁護士の話によると、労使間で訴訟が起こるケースも、
多くが社員と経営陣のコミュニケーションがうまくいっていないことが
ほとんどなのだといいます。
わかりやすい話が「セクハラ訴訟」ですよね。
大企業の管理職クラスの人は、女子社員の結婚のこと、
子供を作るとか作らないとか、そういった話に踏み込むことに
びくびくされているケースも少なからずいらっしゃるようです。
あくまで、「セクハラ」というのは、受けた側の主観(感情)がベースになるといいます。
であれば、同じことを聞いたり、話したり、してもセクハラになる人と、
ならない人がいる、という事なんです。
その根底にあるのは、人間関係です。
潤滑な人間関係が出来上がっていれば、多少きわどい話があったとしても、
いきなり訴訟なんかにならないのが常識的ですよね。
少し極端な表現になるかもしれませんが、訴訟というのはケンカのようなものです。
真っ向から、ケンカを仕掛けてくるというのは、そのことだけではなく、
それまでの不満が積もり積もった結果といえるでしょう。
お客さまやとの関係、
患者様との関係、
上司との関係、
部下との関係。
これがうまくいかなず、訴訟やトラブルに陥る背景には、
無意識にとっているコミュニケーションの問題がある可能性があります。
その無意識のコミュニケーションについて考える時、
NLPのワークはその問題を気付かせてくれるいい機会になります。
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士