気合で決める

みなさんは、きちんと「決断」してますか?
これ、意外とできる人、少ないんです。

たとえば、今日のお昼は何にしようか?
そんなことを思い浮かべたとします。
「焼肉定食もいいけど、ハンバーグ定食も捨てがたい」
延々と悩む人もいますし、直感で決めちゃう人もいます。

悩むときっていうのは、決定打がないんですね。
あの焼き肉のたれも捨てがたいけど、
ハンバーグと半熟目玉焼きのハーモニーも捨てがたい。
まあ、両方食べれば解決するのでしょうが、そこまでの食欲はない。
結局、「捨てるもの」を選びきれないのが、まさに決められない時でしょう。

多くの選択肢には、たいていリスクや不利益の可能性があります。
たとえば、転職について。
今の会社で仕事を続けていても芽が出ない。
けど、起業するのは怖い。
「芽が出ない」「怖い」というネガティブな要素のうちどっちをとるかです。

だからたいていぐるぐる回るんですね。
転職したい、けどしたくない。
そんなことを数か月続けたり、場合によっては何年も続ける。
けど、その結果選ぶのは、たいてい

「えいや!」

で決めざるを得ないんですね。

論理的に考えたって答えは出ないんです。
だから最後は気合(笑)

締め切りに追われて、決めてしまわざるを得ない。
締め切りがあるときはいいのですが、締め切りがない問題は延々と堂々巡り。
だから、転職や、起業といった決心はなかなかつかない。
10年、20年と悩み続けている人も結構いらっしゃいます。

さて、決めることを躊躇する。
このことにリスクはないのでしょうか。
いまさら言うまでもありませんが、決められないことのリスクもまた少なからずあります。

新たなことを始めていたら得られたであろう恩恵、
時間、
チャンス、
などなど。

面白いことに、何かを始めた人に聞くとたいていはこうおっしゃいます。
「こんなことだったら、もっと早く始めておくんだった」
なんていう言葉ですね。
それはけっこう本質をついているんじゃないかと思います。

今は、新しいことを始める環境が、一昔前より整っています。
副業を解禁する会社が増えてきたり、ゼロ円起業ができるような様々な無料サービスがあったり。
ネットでうまくやれば、事業は拡散し、拡大されていく。
そんな状況を見ていると、決められないことがリスクだ、というのは納得感のある話です。

もしみなさんが決められないことを持っているとしたら、一つ提案したいと思います。
どうせ考えても、論理的には結論が出ない問題だとするなら、ぜひ期限を決めてください。
今月中には決める、今年中には決める、明日には決める・・・などなど。
その期限を順守すべく、考えがまとまろうとまとまらなかろうと、決めてしまう。
そして動き出してしまえば、決めなかったことがうそのように感じることもあるのではないでしょうか。

特に考えてわからない問題は、思い切って決めてしまいましょう!

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あなたのそばにもいる!クレクレ星人の恐怖!?

たまに見かけるのが「クレクレ星人」と呼ばれる人。
え?クレクレ星人って何?って感じですよね。

ざっくりいうと、人に何かを求め続ける人。

 

たとえば、ある業界の有名人の方がこんなことをおっしゃってました。

「いやぁ、俺、あの人苦手なんだよね」

とおっしゃいます。

 

私が見る限り、取り立ててひどい性格でもないし、
それなりにマトモな人です。
しかし、その有名人はこういいます。

「あの人、俺にあうと、いろんな事根掘り葉掘り聞くんだよね。で、聞いて終わり」

どういうことかというと、同じ業界の中にいる人同士です。
会えば仕事の話をすることもあるでしょう。
こんな課題はどう解決してますか?とか、
これをどうやればうまくいきますか?とか。

 

その有名人は、有名人なわけですから、聞かれることには慣れているはずです。
業界の集まりに行けば、いろんな人から質問される。
わりとサービス精神旺盛の人なので、聞かれれば答える。
いつも質問攻めなのに、ある特定の人だけには「ウンザリ」というのです。

 

そこに関心を持って私は彼に聞きました。
「ほかの人にはいろいろ質問されても気持ちよく答えておられるのに、なぜその人にだけは教えてくなくなるんですか?」
有名人は答えます。
「そりゃあ、彼がクレクレ星人だからだよ」
うーーん、今ひとつピンときません。

 

そこで、私も根掘り葉掘り(苦笑)聞いてみました。
その中でわかったことを列挙してみます。

1.そのクレクレ星人さんは、まずは自分が知りたいことから会話が始まる

そのクレクレ星人さんは、有名人と会うといきなり自分が知りたいことを質問します。
「こんにちは。ちょっとお聞きしたいのですが、〇〇ってどうやればうまくいくんですか?」
といった感じなのだそうです。

人とのコミュニケーションの中で、質問するのはとても有効だという話があります。しかし、それはあくまで相手のことを知りたいという質問です。相手に関心がありますよ、という前提があるわけですよね。
しかし、このクレクレ星人さんは相手のことはお構いなし。自分の知りたいことだけを聞こうとするようです。

2.そのクレクレ星人さんは、聞いたことに対する回答をしっかり受け取っていない

クレクレ星人さんがきいてきたことに対して、有名人は彼の知っていること、経験を話します。
しかし、有名人にとってクレクレ星人さんが自分の言うことを聞いているようには思えない、というのです。

やはりこれもコミュニケーションの問題ですね。一応耳は傾けてはいるけど、聞く姿勢がうまくいっていないのでしょう。相手の言葉への反応が希薄であるとかいうことが予想されます。

3.そのクレクレ星人さんは、自分の自慢話をしたがる

クレクレ星人さんは、自分がきいたことに対する回答への反応はそこそこに、「自分のところではこんなことをやってるんです」と自慢話(?)のつもりのような話を長々と始める。
そもそも、有名人さんはそういう話をするつもりも、聞くつもりもなかったのに、自分で勝手に質問して、自分で勝手に自分の取り組み例を話し始める。
有名人さんはこの辺りで会話を切って、その場を後にすることが多いそうです。

どうやら、クレクレ星人さんは、自分の話をしたいがために有名人さんに話を振ったようですね。

 

この全体の流れを見ていくと、クレクレ星人さんは、実は、
「情報をクレクレというクレクレ星人」
ではなくて、
「話を聞いてクレ、というクレクレ星人」
だったのかもしれません。

 

このことで学ぶべきことは二つ。
一つは、コミュニケーションの質が、その人の印象を大きく損なうことがある、ということ。
そしてもう一つは、人に話を聞いてほしくて仕方がない人がいる、ということ。
この人に話を聞いてほしい人というのは、日常的に使う言葉で言うと寂しがり屋と考えられます。
しかし、心理学的に考えると、「自己肯定感が低い状態」という可能性が高いのです。

どういうことかというと、自分に自信がないから、誰かに認めてもらいたい。
認めてもらうために、自分のことをあれこれと話をする。
その相手が有名人なら、より大きな自分の自信になりますよね。
そのことを無意識に計算して行っている行動と考えることができそうです。

たとえば、その有名人さんがクレクレ星人さんを育てる立場だとすれば、
クレクレ星人さんのやる気スイッチは、彼の自己肯定感を高める言葉やふるまいとなるのでしょう。

人の内面は、行動に現れます。
するとその対処法も見えてきますね。

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社員から会議で意見が出ないときどうすればいいか?

中小企業経営者の悩みを聞くと、割と多いのが社員に自主性がない、というお話。
たとえば、会議においても、アイデアを出そう!といってもなかなかアイデアが出ない。
それを見た社長はこう思うわけです。
「こいつら、真剣に考えてないな!」

もうすこし場の空気を読むのがうまい社長はこう考えるかもしれません。
会議の場がシーンとしている。
この中で意見を言うのは、なかなか難しいよな。
もう少し会議の場を活発にしたほうがいいな。

しかし、やり方がわからない。
そんなお悩みが多いようです。

 

さて、まずアイデアが出ないのには理由があります。
それは、どうしても頭が固まってしまっている状態だと考えられそうです。
その原因の一つとして考えられるのがストレス。
人はストレスを感じていると、自由な発想が難しくなります。

後者の、「場」の空気の問題については、社員さんがリスクを感じているのでしょう。
たとえば、こんなことを言ったら叱られるかもしれない。
こんなことを言ったら、バカにされるかもしれない。
こんなことを言ったら、無知・勉強不足と言われるかもしれない。
こんなことを言ったら、却下されるかもしれない。
そんな恐れを感じるから、頭に浮かんだ言葉も口にできなくなってしまいます。

 

逆に考えてみましょう。
皆が平等な、友達同士の場合はいかがでしょうか。
バカにされるとか、勉強不足とか、却下されるとか、
気にせずに発言できる空気というのがあったりしませんか?

そしてそういう場所では、ちょっとズレた話でも、
遠慮なく言えたりしますから、少し大胆な意見が出ることもあります。

 

 

ところで、心理学のある実験では、こんなことがわかっています。
何か解決したいことがあるとき、現実的な意見をブラッシュアップしていくより、
はじめはあり得ない解決策からスタートしたほうが画期的なアイデアになりやすい、
という現実があります。

たとえば、会議において何か問題を解決したいときに、
・できそうなことでなければ発言してはいけない
・無茶な意見は却下
という姿勢をとっていると、画期的なアイデアは出にくくなります。

 

この状態を緩めるには、本来的には会議の中だけではなく、
常に社内でのコミュニケーションを頻繁にすることが必要となります。
また、社長なり、上司なりが、部下を受け入れる姿勢が必須です。
部下は、この上司になら、何を言っても安全、と感じる状態が必要になります。

それはそれとして努力するとしても、今すぐ会議を何とかしたい。
そういう要望もあるかもしれません。
そんな時には、会議の本来の話とは別に、「雑談」をうまく仕掛ける必要があります。
以前紹介したことがありますが、Good&Newというワークがありますが、それも方法の1つです。
24時間以内に自分に起こった、よかったことや、新しい経験を共有しあうワーク。

 

大事なのは、全員が、同じ分量だけ、平等に話をする機会を意識するということ。
また、彼らの発言を無条件に受け入れるということ。
これが仕事の話だと、常に受け入れるというのも難しいかもしれないので、仕事以外の話がベストです。

他にもこんな方法があります。
もはや会議を遊びやゲームにしてしまうということ。
解決策を議論したいとすれば、その課題解決に近いことが優秀なのではなくて、
最も面白いアイデアを出した人を表彰する、といったもの。
チーム制にして、アイデアを競わせると面白いかもしれませんね。

 

ということで、会議の場づくりというのは、結構難しい。
難しい一方で、やれることはけっこうあります。
とはいえ、あくまでその場しのぎで終わらないよう、日頃のコミュニケーションを見直してみましょう。

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痛みを避ける選択がもたらす結果

世間の荒波の中で生きていると、時に八方ふさがりになることがあります。
プランAを採用すれば、今まで通りだけど、あまり面白みを感じない。
プランBを採用すれば、今の悩みは解消されるかもしれないけど、同時に人から批判されるかもしれない。
どっちにすればいいかわからない。

具体的な例で考えてみましょう。
●今の職場は殺伐としていやだ。
 プランA それでも今まで通り働く。
 プランB 転職する。転職先も殺伐そしてるリスクがあるし、勝ち組と言われた会社を辞めることで親せきからはボロカスに言われそう。

●今の配偶者とは一緒にいたくない。
 プランA それでも子供のために何とか仮面夫婦でやり過ごす。
 プランB 離婚する。子どもには寂しい思いをさせるし、世間の目があるからどうしたものか。

こんな感じです。

 

たとえば、転職の例だと、
「とにかく副業を始めて、うまくいったら独立する」
という選択もあるのかもしれません。

ここで注目したいのは、
「痛みを感じない方法」
を私たちが探しがちだということ。

もちろん、それは悪いことではありません。
しかし、度が過ぎると・・・ということはあります。
八方ふさがりという人の多くは、
「痛みのない方法が見つからない」
というだけで、本当に打つ手がないわけではないわけです。

 

振り返ってみれば、大人になった私たちもまた、
痛みを避けることで今の状況になっていることが多い。

学生時代、叱られるという痛みを避けるために、勉強した。
音楽をやりたかったけど、食えないという痛みを避けるために、普通の会社に就職した。
仕事の中で、降格という痛みを避けるために、会社の言いなりで仕事をした。
まあ、挙げればきりがありません。
これが連続して、いずれうまく回らなくなることがあります。
それがモヤモヤした、何か物足りない人生、という結果に現れがちです。

 

そこに必要なのは意志の力。
どうしてもこれをやり遂げたい、という希望に向かう力です。
しかしかなしいかな、私たちは痛みを避ける選択に慣れすぎて、
いまや何をやりたいのかもわからなくなってしまうんですね。

そんな時にNLPはお役に立てると思います。
今まで見失ってきた自分の意志を取り戻す方が続々と現れています。
あなたも、そんな体験、してみませんか?

 

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「私はできる」と言ったらできてしまう不思議

受験シーズンが始まりましたね。
もうここまでやったらあとは、実力を出すだけ。
いかに実力を引き出すかに集中したいところですね。

さて、私も御多分に漏れず、受験を経験しています。
ちょっと興味深い出来事があったので共有したいと思います。

 

私が受験した時、同じ大学の3つの学科を受験しました。
一日目が法学部。
二日目が経済学部。
三日目が商学部。

偏差値的には、法学部、経済学部、商学部の順です。
私立の私大でしたので、試験科目は、
1時間目 英語 (200点満点)
2時間目 国語 (200点満点)
3時間目 社会 (100点満点)
という配分でした。

 

1日目は意外と緊張することもなく試験は終了。
問題は二日目です。
この時に、自分が最も得意としていた英語で引っかかりました。
はじめの問題で引っかかってしまいました。
長文問題なのですが、そこに熱中するあまり気づけば時間を相当に使っていました。
けっか、最後までその状態を引きずり、失意の状態で英語の時間を終えました。

当時の私は、英語は得意科目でした。
英語で点数をとれなければ、ほかの科目ではキツイ。
そんな思いを持ちながら、国語、社会、と臨んでいきましたが今一つ。

 

最終日の商学部のテストのときには、気持ちも新たに受けなおせました。
しかし、合格発表を見て、差は歴然。
問題なく受験できた法学部と、落ち着きを取り戻した商学部は合格。
焦ってしまった経済学部は不合格でした。

 

実は、事前の模擬テストでは、
法学部 合格率 70%
経済学部 合格率 90%以上
商学部 合格率 90%以上
と出ていたのに、合格率90%以上の経済学部を落としてしまいました。

 

試験が終わって翌日、経済学部の問題用紙を見直してみると、別に特別難しくなかったのです。
落ち着いてやれば楽々解けるのに、焦ってしまったからガタガタに調子を崩してしまったわけです。
はじめの問題で時間を使いすぎて、「これでは”できない”」と考えてしまったのでしょう。

 

そういったことを防止するためにできることがあります。
それは、試験会場に入る前、一人でつぶやきます。
「私はできる、私はできる、私はできる」
三回も呟けばいいでしょう。
これだけで、ずいぶんと変わるのです。

 

ある、高名なセミナー講師の方がいらっしゃいます。
数百名、数千名の前で、人を魅了する話をするような人です。
この人のお話を伺う機会があり、その方はこんなことをおっしゃっていました。
「セミナーの前はやっぱり緊張します。だから、自分で自分に”私はできる”と言い聞かせてます。」

ばかばかしい、と思う方もいるかもしれません。
しかし、パフォーマンスの結果は圧倒的に変わります。
これが潜在意識の力なんですね。

 

これを簡単に試す方法があります。
たとえば、直立した状態から前屈してみてください。
勢いをつけず、じわじわ身体を前に倒す。
これでどれだけ曲がったかを覚えておいてください。

次に、目をつぶってイメージをしてください。
身体がめちゃくちゃに曲がって、地面を突き抜け、ありえないくらい曲がってるイメージです。
その後、先ほどの前屈をやると、あらふしぎ。
前回以上に楽々曲がってしまいます。
そうなんです。
人は、自分が考えたように体を動かせるし、能力を発揮できる。
けど、できないかも、と思ってるからできないんですね。

 

その能力を最大に発揮させる魔法の言葉。
それが「私はできる」です。
まあ、やって損をすることはありませんので、
ここぞというときに試してみてください。

 

さて、NLP(神経言語プログラミング)というのは、ここで話に出た「潜在意識」を使いこなすテクニックでもあります。
自分の能力を最大限発揮したいのなら、学んでみて損はないと思いますよ。

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AIに仕事を奪われる人、AIに仕事を奪われない人

この2~3年、AI(人工知能)が結構な盛り上がりを見せています。
今や、AIスピーカーなるものが家庭に入り込んできて、
家電をコントロールするような時代になってきました。

ある海外の大学では、AI(人工知能)の発展でなくなる職業リストが発表されて、
その内容はいろんなところで引用されています。
そこに将来への漠然とした不安が重なって、
ああ、自分たちは仕事を失うのではないだろうか・・・
なんていう心配がかなり現実的になってきました。

 

AIが脚光を浴び始めた一つの要因は、ディープラーニングという物が実現されたことにあるような気がします。
これを簡単に説明するとこんな感じじゃないかと思います。

例えば「猫」を認識させたいとします。
以前は、猫の特徴を人間が特定し、プログラムする必要がありました。
四本足で歩き、目が二つあり、耳が二つあり・・・といった感じですね。
難しいのが、猫と犬をどう区別させるか。
そういった、種による見分け方を、人が教えなければなりませんでした。

 

このディープラーニングというのは、たとえば、AIに大量に猫をはじめとする動物の写真を見せます。
そして、これは猫、これは猫ではない、ということをある程度教えます。
すると、だんだんと猫を区別する特徴をAI自身が特定し始め、精度が上がってきます。
けっかとして、自分で猫の区別方法を体得し、実際に区別できるようになっていく、というもの。

 

これが進化すると、たとえば、人が感動する物語を自動的に作り出すとか、
誰かの次の行動を予測するとか、
そんなことが可能になる、ということが期待されます。

 

AIに限らず、機械が得意とすることは、単純作業の反復でしょう。
これはあり得ないスピードでできてしまいます。
けっか、これまで人間がかかわっていた「作業」の大部分は、機械が肩代わりできそうです。
じつは、それはAIでなくても可能ではあったわけですが・・・
あとは大量のデータ(経験)をもとにした考察が必要なジャンルにおいては、
人間以上に高度な処理ができる可能性がある、と言われています。

けっかとして、法律家やコンサルタントといった、頭脳労働と考えられていた分野さえも、
機械でできてしまう(しかも高度な正確性をもって)ということになります。

 

実際に、金融の世界では、株や為替の売買のタイミングをAIが自動的に判断し、売買を行っているそうです。
1秒間に何度もの取引が可能で、金融業界に広がっています。
これまで投資の判断というのは、経験豊かなトレーダーの勘が重要と思われていましたが、
実際にはそれは全く無関係だった、ということが実証されたこともあり、どんどんAIによる取引が広がっています。

 

さて、こう考えていくと、多くの技術がAIに肩代わりされそうです。
すると、私たちは仕事を失ってしまうのでしょうか?

 

まず初めに仕事を失うのは、
決まったルールにのっとり、例外を認めない仕事。
言ってみれば、大企業のマネジメント下で、規則に忠実にこなす仕事と言えそうです。
なにしろマニュアル化されている仕事は、そのまんまプログラムできてしまいますから。

じゃあ、どんな仕事が残るのでしょうか。
これは諸説ありますが、私は人を成長させる仕事なのではないか、と思うのです。
多少なりともNLPの知識を持たれる方にとって、人のコミュニケーションが言葉だけで成り立っていないことはご存知の通り。
VAKモデルにおいては、視覚、聴覚、体感覚をもとにコミュニケーションをとっているといわれています。
人によって優位な感覚は違いますが、多少なりとも複数の感覚を使ってコミュニケーションをとっています。
さすがにこれを満たすロボットが出てくれば、どうなるかはわかりませんが、それなりに感情移入できるロボットが世間に行き渡るとしても、それはずいぶん先の話になるでしょう。
そもそもそのような時代になれば、もはや「働く」という価値観は大きく変わっているはずです。

差し当たって考えるとすれば、人を刺激し、一歩上のステージに導くということ。
そういった意味では、ますますNLPなどの人の革新を目的とした技術には注目が集まる可能性があります。
そんな時代を見据えて、NLPを学んだり、NLPを教えたりということを考えておられる方はいらっしゃると思います。
これからはそういった人たちがますます活躍する時代だと思うのですが、いかがでしょうか。

NLP・コーチングなど人の可能性を伸ばす事業をされている方にお知らせ!!

あなたの「苦手」が世の中を変える

NLP(神経言語プログラミング)を学びたい、
もっと知りたい、
使いこなしたい。

こう考える人は、どんな人が多いと思いますか?
私どものセミナーなどの門をたたく人には、
ある特徴があります。

 

ところで、皆さんは何かしらの悩みや苦手があるのではないでしょうか。
まったくない、という人もいるでしょうが、それは幸せでもあり、不幸でもあるように思います。
実は、悩みや苦手は、社会を変える大きな原動力になるからです。

わかりやすいたとえ話をしましょう。
例えば、そもそもどれだけ食べても太らない人がいたとします。
生涯でダイエットという悩みを持ったことが一度もない人です。
この人が、
「私がスリムな理由を明かします!」
といっても、体形の悩みを持つ人にとってはピンと来ないのではないでしょうか。

どうせ、太らない体質なんでしょ、と。

 

逆に、
「ピーク時に110kgあった体重を45kgに落としてそれを維持する簡単な方法」
なんて言われたら、
もしかしたら自分にもできるかも!?
なんて思うかもしれません。

 

そもそも、太りやすいという悩みを持っていた人は、そこから抜け出そうと、
相当勉強もし、実践もし、試行錯誤して、やっとの思いでスリムな体系を手にしたんじゃないかと思います。
そして、その過程こそが、人の役に立つわけです。
逆に言えば、太るということで悩んだことがない人は、太った人がやせる過程を知りません。
だから人に教えることができないのです。

 

さて、ダイエットだけではなく、ビジネスシーンではいろんな悩みがあります。
●口下手で人と話すのがつらいプロ講師
●人と会うことがストレスでパーティーなどでは部屋の隅でひっそりと過ごしたい営業マン
●うそをつくことが嫌いで似合ってないお客さんに「似合ってますよ」なんて言いたくない店頭販売員
●数字が苦手で会社の経理が苦痛で仕方がない経営幹部
●人にペースをあわせるのが苦痛で社員をマネジメントできない経営者
●思い付きはあるけど続けることができないリーダー
などなど。
まあ、挙げればきりがないでしょう。

しかし、必要な役割があって、そこに必要と言われるスキルや性格を持ち合わせていない。
それが苦手意識となるのでしょうが、こういった人たちも何とか現実に自分を合わせていきます。
あるいは、自分を変えることなく、現実をうまく回す方法を編み出したりします。
実はその過程こそが、同じ悩みを持つ人の参考になるわけです。

 

はじめの話に戻りましょう。
NLPを学びたい、と私どものセミナーの門をたたく人はこんな悩みを持っています。
●社内のコミュニケーションがうまく取れない
●会社の中が殺伐としている
●リーダーが指し示す方向に、メンバーが同意できていない
●リーダーの言葉がメンバーに伝わらない
●思ったように営業ができない
●そもそも営業でお客さんと会うのが怖い
といった外とのコミュニケーションの問題をはじめとして、
●自分がやりたいことがわからない
●自分が思うように動けない
●やる気が起こらない
●現実逃避をしがち
●自分をコントロールできない
●何を目指して生きていいかわからない
といった個人のメンタル的な問題を抱えている人もいます。

こういった、何かしら自分の苦手な部分、弱い部分を認識している人は強い。
なぜなら、「課題発見」の能力が優れているのです。
というのも、多くの人はこういった問題を抱えつつも、その問題を直視しようとしないのです。
目をそらし、問題がないかのようにふるまう。
だから解決への行動もできないし、同じ問題で延々と足止めを食らうのです。

 

もし、自分自身の、また自分の関わる組織の問題を認識しているとすれば、
それはとても大切な一歩を踏み出している証拠です。
ぜひ私たちとともに、その解決手段を探ってみませんか?

セミナー一覧

自分で進路を決められなかった人、自分で進路を決めた人

私の知人にこんな人がいます。
中学を卒業し、高校を受験。
高校は特にどこに行きたいという希望もなく、
先生から「受かりそうな学校」をピックアップしてもらい、
そこを受験。

高校ではバレー部に所属。
それなりに慎重もあり、実績も残したので、
スポーツ推薦で大学へエレベーター式に進学。
大学では、身体を壊し、居づらくなって学校に行かなくなった。
当然卒業はできず、ぶらぶらしていたところ、
親にとがめられる。

煮え切らない様子を見て、親は自分の知人の経営する専門学校の入学を進める。
彼はそれに従い、無事専門学校を卒業。
その後も職に就くことなくぶらぶらする。
親は見かねて、自分の経営する会社に入社させる。

 

彼は決して不真面目な男ではありません。
やれと言われたことは、それなりにやります。
けど、何か足りないものがあります。

彼に話を聞くとこんな風に言います。
「どんな状況であれ、その中で精いっぱいがんばる」

 

彼には決定的に足りないものがあります。
それは何かというと、自分で考え、選択し、決める、という意志の力。
波が揺れるまま、風が吹くままに任せて生きているのは、
自分の人生ではなく、他人に言われるがままの人生。

彼は自分では気づいていないかもしれませんが、
いつもため息ばかりついています。

さて、彼が仮に明日命を失うとしましょう。
果たして、
「この人生やり切った!」
と爽快な気分でこの世を後にできるでしょうか。
恐らくそうではないでしょう。

今、本人が気づいているかどうかはわかりませんが、
何をするにもどこかモヤモヤとした、
落ち着かないというか、何かやり残しているというか、
言葉には表現しにくい感情があるのではないでしょうか。

 

だから、いつもため息をついているのです。

 

彼は今も、誰かの従者です。
指示されるままに生き、
じぶんでは何も決められない。
決めない癖をつけてしまっているから、
そもそも自分の意志がどこにあるかもわからない。

 

ところで、私が初めて「意志の力」を発揮したのは高校受験の時です。
中学では勉強する気も起らなく、成績は5段階評価の1~3ばかり。
2教科ほど「3」がありましたが、それいがいは「1」と「2」です。
しかし、高校を決める段階で、決めざるを得ない環境が訪れました。
私の学力で行ける学校は、不良の巣窟のような学校ばかり(汗)
そこに行けば、いじめにあうのは必至。

しかも、高校生活といえばバラ色のイメージを強く持っていた私。
その私が、自分の学力で行ける共学の学校がなかった。
灰色の青春、決定です。

 

ということで、一念発起しました。
学区内では、学力は中の上くらいの公立高校。
ここへ行くためには、成績表は「3」を中心に、「4」と「5」が必要。
そのために、夏休み以降必死で勉強しました。
平日は帰宅してから、4~5時間。
休日は8時間以上は勉強していました。
けっか、2学期の成績はほとんどが「4」。
ときおり「5」と「3」という状態です。

晴れて私はその学校に進学できるようになりました。

 

今まで、まともに机に向かったことのなかった私ですが、
なぜそんなに急に長時間の勉強をするようになったのでしょうか。
恐らくそれは意志の力。
本当にこうなりたい、と思ったときには意外な集中力を発揮できるのだ、
ということを知った初めての経験でした。

 

しかし、高校に進学してからは成績は急下降(笑)
成績を上げたいという欲求がなかったんですね。

 

さて、はじめの話に戻りましょう。
マジメだけど自分で決めることのない彼。
彼が果たして、そういった意志の力を発揮できるでしょうか?
たぶん難しいでしょう。
しかし、意志の力をもたずして、そこそこのことができる実力を持っているわけです。
そんな彼が、意志の力を発揮できたとしたら、ものすごいポテンシャルを持っているように思います。
その意志の力を発動させるには、自分の気持ちに素直になることが必要です。
遠慮して、自分の気持ちを抑え込んでいるのではなく、
どんどん自分の気持ちを外に表現していくこと。
他人の決定に従うだけではなく、自分が決めるという勇気と覚悟を持つこと。

それをやらない生活をしていると、だんだんと自分の意志が見えなくなってくるのです。

 

実は、NLP(神経言語プログラミング)には、こういった見えなくなった自分の意志を穿り出すワークなどもあります。
すると何が起こると思いますか。
その人は、人が変わったかのように目の色を変えて、自分のミッションに取り組み始めます。
けっか、当然成功率は高まっていきます。

この意志の力、活用しない手はありません。
ぜひとも、自分の本当の気持ちに気づいてください。

 

NLP・コーチングなど人の可能性を伸ばす事業をされている方にお知らせ!!

〇NLP
〇心理学
〇カウンセラー
〇コーチング
〇企業研修
〇瞑想

上記のようなお仕事をされている方、もしくは今後お仕事にしようと思われている方だけにお知らせです。

上記のようなお仕事をされている方の最大の悩みに集客の難しさがあるのではないでしょうか?
私自身も集客には今でも悩まされており、どうすれば人を集められるのかと日ごろから模索しております。

そこで、思いついたアイディアが一人で集客するよりも多くの同じ悩みを持たれている人と一緒に集客すればいいのではないだろうかという考えです。。

幸いにも、このホームページは改良がいくらでも可能ですので同業の方にも十分に使っていただけるのではないかと思っています。

下記のようなことをお考えの方は、ぜひ一度ご連絡してください。

 

〇現在、自分のことを発信する媒体が無い
〇申し込みサイトを持っていない
〇集客で困っている
〇これからどうすればいいか迷っていた
〇同じような仲間と成功体験・失敗体験など情報交換がしたい
〇定期的に学んでいきたい

 

これらのような悩みを持たれている人って潜在的に多いと思います。
そして、せっかく資格など取得したにも関わらず、それがたくさんの人に伝えることが出来ないのはとても重大な損失になりかねません。

今後の日本では、コミュニケーションや自分の改革など人に対するビジネスはどんどん発展していくことが予想されます。
しかし、その時にご自身のことがしっかりと宣伝が出来ていなければクライアントさんが見つけることもできません。

このメッセージをご覧になっていただいてピンと来られた方は一度、メールでご連絡ください。
何か一緒に情報交換するだけでも、いいアイディアが浮かぶと思います。

 

みなさまからのメールをお待ちしております!!

 

成功への近道は?

新しい年の初めに、今年こそは!
そんな決意を新たにされている方もたくさんいらっしゃると思います。
そこで、その決意の成功率を高める方法は、じつは「失敗」がとても重要なのです。

たくさんの”失敗”を経験する

私たちは、潜在的に失敗を恐れています。
その根底には、
「失敗したらかっこ悪いなぁ」
「無能な奴と思われるの、嫌だなぁ」
「うまくやらないと叱られる」
なんていう思いがあります。

これは思考のクセです。
たとえば、私たちは小さいころ、
「やってはいけない!」
ということを親からたくさん教わっています。
危ないものを触ってはダメ。
夜に勝手に出歩いてはダメ。
親の目の届かないところへ行ってはダメ。

ダメ、ダメ、ダメ、ダメ・・・

成長過程で、禁止ばかりされてきて、
叱られることはやらない
という癖がついています。
しかも学校でも、学校が指定する「正しいこと」に
合致することでしか褒められることはありません。

つまり、叱られることというのは、失敗です。
そして失敗すると、自分自身の価値が下がると考える癖がついています。

 

失敗は人に魅力を与える

そこで考えてほしいことがあります。
それは、人は失敗にもがく人に輝きを感じる、ということ。

たとえば、高校野球。
プロ野球に比べ、技術的にはまだまだ発展途上。
なのにプロ野球には関心がなくとも、高校野球には夢中になる人はけっこういます。
それはなぜなのでしょう。
私は、完ぺきではないからだと思っています。
どこかしら危なっかしくて、どっかしら不安定。
だから人の目を引き付けて離さないのです。

で、先ほどの話に戻りましょう。
人は失敗すると、自分の価値が下がると考えがち、という話がありました。
しかし、失敗しても、何度も起きてくる人をなぜか応援したくなります。
昔ながらのスポコンドラマはまさにそんな展開しかありません。
どちらかといえば、完ぺきな人って、主人公のライバルでしか出てきませんよね。

ここ、とても大事なんです。
皆さんも、完ぺきな人より、どこか足りない人を応援したくなる。
なのに、自分は完ぺきで失敗のない人でありたい。
なんだか矛盾してませんか?

自分が好きな姿に、自分がなろうとしない。
ちょっと不思議ですよね。

本当の自分と仮面をかぶった自分

完璧じゃない人を応援したくなるのに、
完ぺきな自分になりたい問題。
この矛盾がどこにあるのか。
これを追求すると、実は圧倒的にあなたの計画の成功率は高まります。

 

人は誰しも、何かしらの仮面をかぶって生きています。
たとえば、親から常に厳しくしつけられてきた人は、
失敗することを悪とし、失敗する姿を人に見せないようにします。
本当は努力家なのに、努力している自分を嫌います。

けどそれは本質的な自分でないことが多い。
本当は、失敗しながら、けどへこたれず成功に向かっていくタイプなのに、
なんだか失敗することが悪のように感じてしまう。
それを正当化するために、巧妙に自分に言い訳をし始めます。
「そういうこと、興味ないから」
「そんなことに一生懸命になっても無駄」
「自分がやりたいことはこれではない」
などなど。

 

失敗しない自分であるために、失敗を受け入れようとしません。
もう、失敗を受け入れちゃったら、自分のアイデンテティ崩壊!っていうくらいの危機感。
これを少しずつでも緩めていきましょう。
失敗するのも自分だし、あきらめがちなのも自分。
それが良いとか悪いとかではないのです。
そういった等身大の自分を感じ、認めてあげてください。

そうすると、あなたの心の中にある本当のあなたが、少しずつ顔を出し始めます。
「几帳面な自分」
を演じている人は、ちょっとルーズな自分が出てくるかもしれません。
「仕事に対して真摯な自分」
を演じている人は、ふざけた自分が出てくるかもしれません。

 

それってまずいことじゃない?と思うかもしれません。
けど、心配ありません。
それをどんどん出しちゃってください。
すると、周囲の反応が変わり、あなたのポジションも変わります。
今まで、右利きの人が左手で成功しようと思っていたのが、
このように自分を出し始めると、きちんと右手で成功をつかもうとする方向に動き始めます。

結果は火を見るより明らかですね。

確かに怖い

このような仮面を、あなたは何十年もかぶってきました。
少なくとも、7歳くらいまでに作られたあなたの仮面は、その後の人生にわたってあなた自身として表現しているものです。
それを変えるなんて、とんでもない。
はじめはそんな風に思われるかもしれません。

たとえば、「自分は男っぽい」という女性ほど、
なかみは女性としての魅力にあふれていることが多い。
そしてたいてい、周囲の人はそのことに気づいています。
気づいていないのは本人だけ、というのはよくある話。

「まじめでそつがない」と自分でいう人ほど、
どんくさいけど大胆なアイデアを持っている。
そんな人も多いですね。
彼に引き寄せられる人の多くは、「まじめでそつがない」彼ではなく、
その奥にあるどんくさいけど大胆な彼に惹かれているはずです。

 

NLPのワークなどで、こんな自分を発見した人の多くが、自分自身の本当の姿を出し始めて驚かれることがあります。
「思ったほど周囲は、驚かなかった」
ということ。

まさに潜在意識が発するメッセージを、あなたの身近な人はきちんと受け取っているのだと思います。

 

長くなりましたので、最後に結論を。
あなたの本当の姿を見せてください。
そのためには、「失敗をたくさんする」というのが、
一つのきっかけになります。

失敗は、考える時間を作り、考えることで変化が起こります。
変化はこれまでと違う行動を作り、
これまでと違う行動が、これまでと違う結果を生み出します。

 

この1年でどれだけの失敗を重ねられるか。
それこそがあなたを成功に導く、重要な行動の指標となります。

 

 

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