よく連絡を取る人と自分の年収

よく言われる話ですが、最も連絡を頻繁にとる人の平均年収が自分の年収とリンクする、と言われます。
しかし、携帯電話の通話履歴を見たとき、「ああ、あんまり収入おおくなさそうだな・・・」とがっかりする。

この話、正確かどうかはわかりませんが、納得する部分はあります。
たとえば、いつもつるんでいる友達が、毎週のように海外に行く人ばかりだったとします。
友人10人のうち、一人は今日は香港にいて、一人はベトナムにいる。
もう一人はハワイにいて、さらにもう一人はシンガポール・・・
そういう中にいると、感覚として「海外に行くのは当たり前」という感じになります。

逆に、まったく日本から出たことのないグループにいると、日本に出ないことが当たり前になります。

 

例えば私の場合、もともとやっていたビジネスが地元密着型です。
となると、基本的にその地を出ることがありません。
しかし、たまたま仲良くなった友人は、同じ仕事をしているのに、しかも事業規模は自分より小さいのに、やたらと出張に出かけている。

今月は東京、来月は福岡、再来月は名古屋・・・という具合です。
不思議に思って彼に尋ねてみました。
「いつも何しに行ってるの?」と。

彼は言います。
本などを読んで参考になった人のセミナーに参加しに行っているということ。
彼がそんな感じだから、私もじゃあ、ということで重い腰を上げました。
たとえば東京の往復が3万円くらいかかったとしましょう。
かつては、3万円も!と思っていましたが、行き慣れてくると3万円以上の価値を持って帰る前提で旅立ちます。
それがわかると、はじめに出す3万円の旅費は痛くもかゆくもなくなります。

そんなことを繰り返しているうちに、人脈は広がり各地に友人ができました。
そして何より、ビジネスを地元だけにとどめておくことがバカバカしくなってきました。
日本が狭くなってきたわけです。

 

支出や時間は、同じようにかかるわけですが、感覚が変わっただけでいとも気軽に上京するようになりました。
こんどは、香港に行くくらいは、東京に行くぐらいの感覚で行けるようになるかもしれません。

 

自分より一歩先を進む友人を持つと、今まで大きく感じられた壁がだんだんと小さく感じられるようになってきます。
よじ登るぐらいの高さが、ひょいっとまたぐぐらいの壁に感じられます。
冒頭の友人の平均年収の話は、きっとこういうことなんだろうな、と思ったわけです。

 

こういった友人は、すぐに入れ替えられるものではありません。
そこでお勧めするのが、SNSの活用です。
今や、さまざまな有名人が、twitterやFacebook、インスタグラムなど、様々なSNSを活用しています。
彼らの行動や考え方をそういった媒体で身近に感じましょう。
そうすることで、ああ、自分って結構小さい考え方してたな、と感じる時が来るのではないでしょうか。
そうして、今まで高く感じていた壁を低くしていきましょう。
最後の最後、その壁を乗り越えるかはあなたの判断ですが、少なくともその時にはよじ登る高さではなく、跨げる高さの壁になっているのではないでしょうか。

 

NLPではモデリングというテクニックをお伝えしています。
目指す人のようにふるまうという個のテクニックもまた強力です。
ぜひ、学びに来てくださいね。

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