管理職が持つべき「影響力の軸」とは?信頼されるリーダーになる心理学的アプローチ

影響力がある管理職と、信頼されない管理職の違いとは?

現場で多くの管理職が抱える悩みとは

  • 指示しても部下が動かない

  • 信頼されていない気がする

  • 部下との距離感がつかめない

  • どこか自分に“軸”がないと感じている

多くの管理職が、リーダーシップに対する不安や、人間関係の難しさを抱えています。
特に「伝えているのに伝わらない」「正しく接しているはずなのに反発される」といった声はよく聞かれます。

こうした悩みを持ちながらも、具体的にどうすればよいかわからず、試行錯誤を続けている方も少なくありません。
マネジメントの正解が見えにくい今の時代、「正しさ」ではなく「あり方」が問われる場面が増えています。


信頼されるリーダーには“心理的な軸”がある

成果を出している管理職に共通するのは、スキル以上に「自分自身の在り方」が確立されていることです。

この“在り方”とは、状況に左右されない「心理的な軸」を持っているかどうか。たとえば:

  • 感情に振り回されず冷静に判断できる

  • 自分の価値観や信念を言語化できている

  • 他者に合わせすぎず、自分のスタンスを保てる

こうした内面の安定が、周囲に安心感や信頼感を与え、「この人についていこう」と思わせる影響力を生み出します。

実際、ある企業で部下との関係に悩んでいた管理職Aさんは、自己理解の研修を受けたことで「自分が何を大事にしていたのか」に気づき、言動に一貫性が生まれました。
結果として、以前は遠巻きにしていた部下たちからの相談が増え、チームの雰囲気が明らかに改善されたのです。


影響力は“テクニック”ではなく“状態”で決まる

「伝え方のスキル」や「部下育成のコツ」など、テクニックに関心が集まりがちですが、
実は影響力の根源は“内面の状態”にあります。

自分の内側が整っていない状態では、どんなに正しいことを言っても相手には響きません。
逆に、自分の状態が安定し、あり方が定まっていると、少ない言葉でもしっかり伝わるものです。

これは心理学でいう「メタ認知」や「非言語コミュニケーション」にも関係しています。
人は言葉の内容だけでなく、声のトーン、表情、姿勢などから多くの情報を受け取っています。
つまり、管理職自身が何を考え、どのような状態であるかは、自然と相手に伝わってしまうのです。


では、どうすれば“軸”を育てられるのか?

そのためにはまず「自分自身を深く理解すること」から始める必要があります。

  • 自分の価値観や信念に気づく

  • 感情のパターンや反応を客観視する

  • 状況によってブレる思考の癖に気づく

これらを整理・明確化していくことで、心理的な土台が整い、“軸”を持ったリーダーとしての影響力が自然と高まっていきます。

たとえば、講座内で行うワークの一つに「自己価値観マップ」があります。
これは、自分が無意識に大切にしている価値観を明文化し、それが行動や判断にどう影響しているかを可視化するものです。
このワークを通じて「自分がなぜイラっとするのか」「何に納得いかないと感じるのか」といった感情の背景が明らかになり、冷静な自己コントロールが可能になります。


ぽるとSolutionの「影響力の軸」心理学講座とは?

この講座では、心理学・NLP・脳科学の知見をベースに、管理職が「自分の軸を育てる」実践的な学びを提供しています。

  • 自己理解を深めるワーク

  • 信念や価値観を言語化するセッション

  • 実際のコミュニケーションでの影響力強化演習

また、座学だけでなく、日常業務での活用方法や、自分の思考パターンを振り返る「マインドトレーニングシート」など、
現場で再現性のあるスキル習得を重視しています。

受講者の声でも、「指導が一貫するようになった」「部下が安心して話してくれるようになった」「自分自身が楽になった」といった変化が報告されています。


組織に与える効果

  • 管理職の判断や発信がブレなくなる

  • 部下が安心して行動しやすくなる

  • 組織内に信頼と一体感が生まれる

  • 離職や人間関係のトラブルが減る

  • 主体的に動くチーム文化が育つ


まずは一歩踏み出してみませんか?

心理的な軸を持ち、周囲に良い影響を与える管理職を目指したい方は、ぜひ当講座をご覧ください。

👉 詳しくはこちら:「影響力の“軸”をつくる 管理職のための心理学講座」ページへ

講座ページでは、さらに詳しい内容やスケジュール、受講の流れをご案内しています。
まずはお気軽にお問い合わせください。

ベテラン社員がクレーム対応できない理由と対策|現場育成に悩むマネージャー必見

クレーム対応するスタッフの特徴と心理、上司がすべきサポートとは?

顧客から「上司を呼べ」「対応が悪い」と言われた現場スタッフを見て、上司としてどう支援できるでしょうか?販売・接客の現場では、スタッフ個々の対応が企業全体の信頼に直結する場面が少なくありません。

▲クレーム対応に悩むマネージャーと、現場で戸惑うスタッフ

最近、企業のマネージャー層からよく聞かれるのが、「新人ならともかく、40代以上のベテランスタッフでも、クレーム対応に困る」という悩みです。指示の理解が遅く、何度言っても同じミスを繰り返し、自主的に改善に取り組む姿勢が見られない…。そのようなスタッフが顧客と直接やり取りをする場面で、信頼を損なうケースが増えています。

とくに「年齢を重ねているからこそ安心して任せたい」という顧客の期待を裏切るような応対があった場合、クレームはより強く、深刻化しやすくなります。そして、こうした現場に直面するマネージャーは「本人にやる気がないのか」「どう育成すればよいのか」と、強いジレンマを感じています。

この記事では、クレームを受けやすいスタッフの心理特性と行動パターンに加え、ベテランスタッフに見られる「対応できない傾向」とその背景、そしてマネージャーが取るべき現実的な対応について、心理学・人材育成の視点を交えて詳しく解説します。

1. ベテランでもクレームを受ける理由とは?

  • 成長の停滞と自己効力感の低下:長年のルーチンワークによって、新しいやり方や変化への適応が難しくなっている。
  • 叱責への耐性の低さ:「今さら怒られたくない」というプライドがフィードバックの受け入れを妨げる。
  • 主体性の欠如:「言われたことだけはやる」という受け身の姿勢がトラブル対応を困難にする。
  • 顧客視点の欠如:「自分の経験が正しい」という思い込みで相手の気持ちに寄り添えない。
  • 自己保身の心理:クレームから逃げたい心理が、問題回避や責任転嫁につながる。

2. クレーム対応で見られる典型的な行動パターン

  • 表面的な謝罪や形式的な対応にとどまる
  • ミスを認めたがらず、状況説明ばかりを繰り返す
  • 「自分では判断できない」と即座に上司を呼ぶ
  • 不安や緊張が表情や声に表れ、余計に顧客の不信感を招く

3. クレーム対応に苦しむスタッフの心理背景

ベテランスタッフが変化に適応できない背景には、「自己効力感の低下」と「現状維持バイアス」が存在します。「自分にはできない」「今さら学んでも意味がない」といった思考パターンが、行動のブレーキとなっているのです。

また、「評価されたいけれど、失敗したくない」という矛盾した感情が、過剰な自己防衛や逃避行動につながりやすくなります。心理的安全性が確保されていない職場では、こうした傾向がさらに強まるのです。

4. マネージャーが取るべき5つの具体策

▲現場の事例を元にスタッフと対話するマネージャー

  1. フィードバックは具体的に、感情を交えず:事実ベースで説明し、相手の感情を逆なでしない。
  2. 自己評価を促す質問:「どう感じた?」「何を意識していた?」と内省を促す。
  3. 小さな成功体験の積み重ね:「今回は○○ができていたね」と達成感を与える。
  4. 役割と期待の明確化:「ここまでは任せる」と範囲を具体的に設定する。
  5. メンタル面のサポート:自己肯定感を高める声かけと、安心できる環境づくりを意識。

5. 実践事例:ある店舗での変化のプロセス

40代後半のスタッフAさんは、以前からクレームを受けやすく、現場でも「任せづらい」と言われていた。しかし、週1回のロールプレイとフィードバックにより、自分の癖や言い回しを見直すようになり、3か月後には「前より話しやすくなった」と顧客から評価されるようになった。小さな成功体験と安心できる上司の関わりが、変化の原動力となったのです。

6. 組織としての長期的アプローチ

▲現場・マネジメント・経営が連携した育成体制のイメージ

  • リスキリング研修の導入:年齢に関係なく「学び直し」を前提とした育成制度。
  • マネージャーへのコーチング導入:感情マネジメントや伝え方の技術向上。
  • 評価制度の見直し:努力や改善プロセスを評価する文化づくり。
  • 経営層のメッセージ発信:「誰もが成長できる場」という価値観を社内に浸透させる。

まとめ:ベテランスタッフ育成は、現場の未来を支える投資

クレーム対応は、企業の印象を左右する最前線の仕事です。そして、対応に課題のあるスタッフを「放置しない」「諦めない」ことこそが、現場の成長に直結します。

マネージャーの悩みは、決して個人の責任ではありません。育成体制・心理的支援・現場と連携した改善アプローチを通じて、ベテランスタッフの変化を促し、顧客からの信頼を回復する道筋を作ることが、今、企業に求められています。

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「上司を出せ!」にどう対応するか?現場スタッフが知っておくべき心理と実践術

「何かあったらすぐ上の者を出せ」と言う人の心理とは?~営業・販売現場での本音と対処法~

はじめに:現場でよく聞く「上司を出せ」の背景とは?

販売・接客業をはじめとする顧客対応の現場で、「上の者を出せ」と要求される場面は決して珍しくありません。クレームや要望対応時にこうした言葉を投げかけられると、対応しているスタッフは戸惑いやプレッシャーを感じるものです。

この言葉の裏には、顧客の苛立ちや不安、信頼感の欠如、さらには過去の経験による固定観念など、さまざまな心理が絡んでいます。本記事では、その心理的背景を探りつつ、現場でできる具体的な対応方法について解説していきます。

▲感情が高ぶったお客様の対応には、冷静かつ共感的な姿勢が求められます。

「上の者を出せ」と言う人の心理構造

「上司を出してほしい」と言う顧客の心には、次のような感情や思考が潜んでいます。

  • 納得できる説明を求めている:担当者では判断が難しそうだと感じたとき、より上位の判断者を求める。
  • 軽く扱われたと感じた:自分の話を真剣に受け止めてくれていないという不満から、権限を持つ人を求める。
  • 過去の経験から学んだ反応:「前回は上司が対応してくれて解決した」という成功体験がある。
  • 責任の所在を明確にしたい:言質や後日の対応を求める際、現場の担当では不足だと感じる。

対応がうまくいかないとどうなるか

このような心理状態にある顧客に対し、否定的な態度や機械的な対応をしてしまうと、感情がさらに高ぶり、大きなクレームや企業への信頼低下につながる可能性があります。逆に言えば、対応の初期段階で顧客の心理に寄り添った受け答えができれば、信頼の回復や満足度の向上にもつながるのです。

具体的な対応ステップ

▲現場の第一線での対応スキルが信頼を左右します。

  1. まずは謝意と共感を示す
    「ご不快な思いをさせてしまい申し訳ございません」と、感情を受け止める言葉を先に。
  2. 顧客の主張を整理する
    「どの点にご不満がございましたか?」と、具体的なポイントを引き出す。
  3. 選択肢と対応案を提示
    「〇〇の対応も可能ですが、いかがでしょうか?」と顧客の主導権を尊重。
  4. 必要な場合は責任者と連携
    「必要に応じて責任者と連携し、責任を持ってご対応いたします」と丁寧に案内。
  5. 最後は再発防止への姿勢も伝える
    「今後このようなことがないよう社内でも共有いたします」と付け加える。

ケーススタディ:実際の現場でのやり取り

たとえば、ある携帯ショップで契約変更に不満を持ったお客様が「上の者を出せ」と要求した場面。

担当者はこう対応しました:「お話の内容、しっかりと伺っております。私の権限内でできる限りの対応をさせていただきたいと思います。もしご納得いただけない場合は、責任者と連携して最善を尽くします。」

この対応により、顧客は「じゃあ、まずはあなたと話を進めてみよう」と態度を軟化させ、結果的にはその担当者の案内で納得して帰られました。

リーダー育成と組織の支援体制

現場対応の質を上げるには、個人のスキルだけでなく、組織としての支援や教育も不可欠です。

  • 現場判断の権限付与
  • 心理学・NLPを用いた共感力トレーニング
  • ケーススタディによるロールプレイ研修

これらの積み重ねが、クレームの初動対応力や顧客満足度向上に直結します。

ご相談・導入をご検討中の方へ

▲「上の者を出せ」という場面を学びに変えるチャンスにも。

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読むだけで終わらせない!知識を“できる”に変える実践的成長法

本を読んだだけで満足していませんか?「知っている」だけの人が成果を出せない本当の理由

こんにちは、ぽるとSolutionです。

みなさん、こんな経験はありませんか?

  • 有名なビジネス書を読んだ
  • セミナーで学んだ
  • 成功者の体験談を何冊も読破した

──だけど実際の毎日は、大きく変わっていない。
これ、実は非常に多くの方が無意識に陥る「分かったつもりの罠」です。

なぜ「本を読むだけ」では変われないのか?

そもそも、なぜ本を読むだけでは成果が出ないのでしょうか?
ポイントは「理解」と「行動」の違いにあります。

人間の脳は、知識を得た瞬間に安心してしまう性質があります。
たとえば新しい健康法の本を読んだとき、「ああ、これで痩せられそうだ」と感じます。
ところが、実際に毎日の運動や食生活の改善が続かなければ当然結果は出ません。

これはスポーツでも同じです。
「素振りの理論書」を読んでも、バットを振らなければスイングは上達しません。
つまり、知識はきっかけであり、変化を生むのは結局「行動と経験」なのです。


「本を読むだけ」で満足せず、行動に変えるのが成功の第一歩

あるコーチの言葉

私たちが関わる選手たちの中にも、「メンタル本をたくさん読んでいます!」という選手がいます。
ところが試合本番では、緊張や焦りで実力が発揮できずに悩む…。

あるベテランコーチがこう言いました。
「知識は薬箱。飲まなければ効かない。」

まさにその通りです。読むだけでは『薬を買って満足している』状態。飲んで初めて効くのです。

知識は『使って初めて資産』になる

例えば:

  • 「褒めて育てよう」と本で学んだ上司が、部下の前で照れて何も言えない
  • 「ポジティブ思考が大事」と知りながら、失敗した瞬間に自信をなくす選手
  • 「傾聴が重要」とセミナーで学んだのに、家族の話を遮る父親

「分かってるはずなのに、できない」──ここが大きな壁です。
これが「行動の壁」と呼ばれるポイントです。


「知っている」から「できる」へ。行動の壁を超えるのが本当の成長

行動の壁を越えるための5ステップ

  1. 本を読む前に『目的』を決める
    たとえば「部下との関係改善に使いたい」「試合前の緊張を抑えたい」など。漠然と読まずに、使う場面を想定すると吸収力が高まります。
  2. 読んだらすぐに3つだけメモする
    完璧にまとめようとせず「これは今すぐやってみたい!」というポイントを3つ。シンプルに整理すると行動に移しやすくなります。
  3. 24時間以内に『小さな実践』を試す
    たとえば:
    今日の打ち合わせで相手の話を最後まで聞く/明日の練習でイメージトレーニングを3分やる/家族に一言だけ感謝を伝える
    本当に小さくて構いません。
    「読んだら動く」このセット習慣が非常に重要です。
  4. 人に話してアウトプットする
    同僚・家族・SNS…どこでもOKです。話すことで頭の中が整理され、実行力が一段上がります。
  5. 定期的にフィードバックを受ける
    独学は偏りやすいもの。コーチ・メンター・トレーナーの視点が入ると、改善ポイントが見えます。


読んだら小さく実践!「最初の一歩」が最大の成長ポイント

知識を実践に落とせた人は、たった3%

某有名研修会社の調査では、ビジネス研修を受けたあと「実際に習った行動を3か月後も実践できている人」はわずか3%だったそうです。
つまり、行動に移せるだけで上位3%に入る可能性があるのです。

スポーツ現場でもビジネス現場でも同じ

ある若手管理職の例を紹介します。
彼は「部下育成」「心理的安全性」について書籍を読み漁っていました。知識は豊富。ところが、部下は委縮して意見を言わない。

そこで私たちの研修で彼が取り組んだのは「沈黙を怖がらず3秒待つ練習」。
すると、部下が自然と話し始めるようになり、会議の空気がガラリと変わりました。

小さな実践が現場を変えた瞬間です。

ぽるとSolutionが大切にしていること

私たちはスポーツ選手、企業管理職、若手ビジネスマンまで幅広くサポートしています。共通するのは、

「知っている状態」から「できる状態」へ、伴走しながら橋渡しをすること。

  • 知識だけなら独学でも得られる
  • 実践は一人では難しい
  • 伴走者がいれば行動が続く

この原理原則に基づいて、私たちは研修・セッション・トレーニングを行っています。

まとめ

  • 知識は武器。だが使わなければ重いだけ
  • 小さくてもいい、読んだら必ず実践する
  • 一人で抱えずフィードバックをもらう
  • 実践できる人こそ成果を得る

あなたも「知っている人」から「できる人」へ、今日から一歩を踏み出してみませんか?

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板挟み管理職の悩みを解決!現場と経営のストレスを軽減するコミュニケーション研修ガイド

なぜ課長・部長は「板挟み」に苦しむのか?
――現場と経営をつなぐ本当のコミュニケーション


「現場と経営、どちらにも顔を立てなければならない…」「板挟みでつらい」。
この苦しみ、実は今の管理職なら誰もが一度は経験しています。

■ “板挟み”管理職のリアル

「現場の声を伝えても経営が動かない」「経営の方針を現場が納得しない」――両方から矢面に立たされるのが今の課長・部長。
しかも、「自分だけ責められている」ような感覚から、孤独や自己否定感に陥ることも珍しくありません。


■ “板挟み”の構造と原因

  • 経営と現場の温度差: 経営は数字や成果、現場は納得感や働きやすさを重視。どちらの価値観にも応える必要が。
  • 信頼関係の難しさ: 若手世代の多様化・納得重視で、従来の指導法が通じにくい。
  • プレイングマネージャー化: 自分も現場業務を持ちながら、管理・育成も同時に求められる。

こうした構造の中で、管理職は「どちらにも本音で向き合えない」という状況に追い込まれやすいのです。

■ “やってはいけない”NGパターン

  • 経営陣の指示を「伝えるだけ」になり、現場が反発
  • 部下の不満を“そのまま”経営に伝えて関係悪化
  • 「全部自分がなんとかしなきゃ」と抱え込み孤立

こうしたNGパターンは組織全体の空気悪化・離職増加の引き金になります。


■ “板挟みストレス度”セルフチェック

  • 会議後もずっとモヤモヤが続く
  • 休日も仕事のことが頭から離れない
  • どちらの顔色も気になり本音が言えない
  • 家族や部下に当たってしまうことがある
  • 「もう限界かも…」と思う瞬間がある

2つ以上当てはまったら、“板挟みストレス”のサイン。まずは気づくことが第一歩です。

■ 今すぐ実践!“板挟み”脱却コミュニケーション

  1. 部下の話は最後まで聴く…途中で評価せず「今どんな気持ち?」と気持ちを引き出す。
  2. 経営の言葉は「自分の言葉」で伝える…「私はこう受け止めた。みんなはどう思う?」と双方向へ。
  3. “翻訳者”でなく「つなぎ役」へ…両者の本音を一度自分で整理し、要点だけを返す。

「〇〇さんの考え、まず整理させてください。ポイントはこういうことですか?」
…この一言が信頼再構築の第一歩!

■ “板挟み”管理職が変われば、組織も変わる

「伝える力・聴く力」を磨くことで、現場も経営も動き出します。
組織変革は“中間管理職”から。まずは小さな一歩から。


 

■ まずは“無料体験”で一歩を踏み出そう!

ポルトソリューションの研修では、現場の“もやもや”に効く体験型研修をオンライン・対面でご用意。
1回の体験参加で「聴く力」「伝える力」「つなぎ役」スキルのコツがわかります。

  • 対象:課長・部長・現場リーダー層・経営者
  • 所要時間:約90分
  • 実践型ワーク+現場ケーススタディ+質問タイム
  • まずは1名~お気軽に参加OK

■ まとめ――“板挟み”は成長のチャンス

あなたの悩みは、決して特別なものではありません。
まず「聴く」「伝える」から、明日から現場が変わります。
組織の変化は、あなたから。

今すぐ、無料体験研修からスタートしましょう。

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やる気よりも大事なのは行動を起こすこと!

仕事でも、締め切りがない、もしくは締め切りが曖昧な仕事ってついつい先延ばししませんか?
営業なんてまさに典型的で、年度末や締め切り間際になると走り回るのに、月初なんかだとちょっとやる気が出ずスローペースだったりする組織って多いですよね。

 

それは、いろんな原因が考えられますが、基本的には
義務感でしかやっていないから
といえるでしょう。

やらなきゃならないから、仕方なくやる、という状態です。
義務というのは何かとの交換で、たとえば、叱られないようにとか、悪い点とらないようにとか、どちらかといえば
ネガティブな状況から逃げるためにやらなければならない、と思い込んでいる状態といえるでしょう。

 

嫌な状態から逃げるためにやるので、嫌な状態がいよいよ迫ってこないとなかなかエンジンがかからないのです。

 

さて、出来ればやりたくないけど、やらなければ困ったことになる仕事、どうすれば手っ取り早く片付けられるでしょう。
巷では、モチベーションをコントロールして・・・なんていう話がよくありますが、それってかなり高度なテクニックです。
だから取り急ぎ試してもらいたいのは、
やる気なんてなくていいからとにかくその仕事に取り掛かってみる、
という事です。

はい、無理やりやってください。
ほんの数分でいいんです。

 

たとえば、面倒だけど部屋の掃除をしなくてはならないとき、とりあえず手近なとこから始めたとしましょう。
すると、あら不思議、なんか途中でやめるのも嫌になりませんか?
ついつい、キリのいいとこまで・・・と熱中しますよね。

 

人間ってそういうものなんです。
何かをやるとき、無理にやる気を出さなくったって数分、やりかけさえすればいつの間にかやる気が出てくるんです。

人の行動というものは、やる気がなければできないものではありません。
むしろ、無理やり作ったやる気・モチベーションは長続きしません。
ただただ、習慣のように粛々と続ければそれでいいのです。
それが初めの第一歩。

 

だから、こういう習慣を作ってください。
面倒くさいなぁ、やりたくないなぁ、と思った事こそ、すぐに取り掛かる。
そういうクセがつくと、すべての行動が変わってきます。
年末の大掃除からでも、ぜひお試しください。

心に余裕をもつことは預金残高が増えていく状態と似ている

人は、心の中に預金通帳を持っています。
新たな人と出会うと、その人用の通帳が一つ作られます。

Aさんが、Bさんに何かしらの心遣いをしたとします。
すると、Aさんの口座残高は減り、Bさんの口座残高は増えます。

この通帳は、基本的に残高「ゼロ」を目指すように人は動きます。

Bさんは、Aさんから受け取った残高を何とか減らしたい。
そうおもって、逆にAさんに何かしらの心遣いをします。

ややこしいですが、ここまで大丈夫ですか?

 

では、上司と部下の関係を考えてみましょう。
よくあるのは、部下が上司のために仕事をします。
部下の心の口座残高はマイナスになります。

上司は、その部下の働きを褒めることで、一旦マイナスになった口座残高をリセットできるはずなのですが、
それがないと、部下の口座残高はマイナスのまま。
そこに加えて、さらに仕事の依頼。
部下の口座のマイナスはどんどん増えていきます。

 

この状態で、上司はこう漏らします。
「最近、部下のモチベーションが上がらない。」

 

で、上司はこう考えます。
給与を上げればモチベーションが上がるかも。
インセンティブ(成果報酬)を出すとモチベーションは上がるかも。

 

しかし、それにたいして、ハーズバーグという心理学者は言います。
「報酬を上げる事で、不満足を減らせることはできても、モチベーションは上げられない事が多い。」
心の預金通帳残高は、金銭的報酬では上げることはできないんですね。

 

上司は、部下に対してどんどん借金を重ねます。
飲み屋で上司の悪口を言うのは、こういう状態だからですね。

この減りきった部下の心の預金残高を増やす方法って、何があると思いますか?
部下を認め、労い、心遣いする事です。
一銭もお金はかからないんです。

 

多くの職場で、心の口座残高をマイナスにした社員があふれています。
それが慢性的になると、心を病んだりするきっかけにもなります。
実は、上司は、部下の話を聞いて、認めてあげるだけで、それを防止する事ができる可能性があります。

 

しかし、部下を認めるといっても、ある程度の作法があるのです。
上司が部下を認めたつもりでも、部下にとって「認められた」と感じることができなければ意味がありません。
そのコツを知るのが、心理学を学ぶ、という事です。

目の動きで相手の心理が読める!アイ・アクセンシング・キュー(アイ・パターン)

アイ・アクセンシング・キュー、いわゆる視線分析でいう、アイは「eye」、つまり目の事です。

人の脳と直結している数少ない器官の一つがまさに目です。
実は、この「目」が脳の働きとかなり連動することがあります。

その動きを見ることで、脳がどの様な状態で働いているかを外から見ることができるとうのが、NLPの理論のひとつです。

ここでは、具体的にその理論がどういったものなのか、ご紹介をします。

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人生を投げだしたくなったらこれを考えてみよう!

人間生きていると、もう投げ出してしまいたいようなことも起こります。

以前、勤めていた仕事先での事です。
上司は理不尽で、もう自分の出世の事しか考えていない。
仕事自体は、悪い仕事ではないんだけど、
何となく自分のやりたいこととはずれているような気がする。
会社を辞めようと思うんだけど、就職のときに親のつてがあったりしたので、
辞めてしまうと親に迷惑をかけるかもしれない。

そんな八方ふさがりの時期があったんです。

やりたいけど、やりたくない?

既にあった結論

八方ふさがりの中で、人に相談をしてみたんです。
もう少し頑張れば?とか、辞めちゃえば?とか、皆さんいろんな意見を言ってくださいます。
けど、どれもこれも、頭ではわかるんだけど、これだ!っていう感じではないんですね。

後から考えてみると、皆さんからいただくアドバイスは、もうすでに自分の中で検討したことばかりだったんです。
自分で考え、人から言われ、けど踏ん切りがつかない(汗)
つまり、おんなじ所をぐるぐる回ってた状態だったんだと思います。

振り返ってみて、この時点ですでに自分の結論は会社を辞めて起業する
という思いを最も強く持っていたように思います。
なのに、なぜ、悩んだふ”ふり”をしていたのでしょうか?

進みたい気持ちと、進めない気持ち

これも、心理学を学ぶ過程でわかってきたのですが、
気持ちの中では会社を辞めて新たなステージに飛び出したい!
っていう気持ちがあるんだけど、そんなチャレンジ、怖いんですよね。

なんだかんだ言って、会社勤めであれば嫌なことを我慢して会社に行ってれば、
決まった給料はいただけるし、誰からも批判されることもない。
起業するなんて言ったら、親からも友人からも、
「やめておいたほうがいい!」
なんていう言葉をもらいそうですし、失敗しようものなら
「ほら、いったとおりじゃない」
なんていわれそうです。

やりたいことは、明確なのに、今の安定を失う事と、
チャレンジに対するリスクに恐れていたんですね。
その恐れが、やりたいことを見えにくくしてしまっていたようです。

迷ったとき・苦しいときの魔法の言葉

はじめの一歩が踏み出せない

自分がどう進みたいかは、なんとなくわかっていました。
けど、押し寄せる未来への不安にあらがう事は非常に難しい事でした。
未来への夢にグっと引き込まれて、気持ちがハイになると、
決まって「とはいってもなぁ」とできない理由が次々頭に浮かびます。

その時に授かった言葉が、
「もし、起業がうまくいくとしたら、あなたなら何ができる?」
という言葉でした。

これは衝撃でした。

その質問への答えを考え始めた瞬間から、成功に集中できたんです。
その後襲ってくる不安もありません。
必死にできることをリストアップしましたね(笑)

視点が変わることの意味

この言葉で、何が起こったかというと、それまでの私は、
会社を辞めて起業することがうまくいくか、いかないか、
という結果にフォーカスしてました。

結果は確かに大事なんですが、どれだけ準備したって上手くいく保証書なんて誰も出してくれません(笑)
不確定な要素に悩むより、
今自分にできることは何か?
という事にフォーカスすることで、行動を起こすことがかなりしやすくなったのを思い出します。

結果として、起業したわけではなく今、まんトレスタッフとして働いているわけですが、
この結果は自分としてはとても満足しています。
きっと、あの時行動を始めなければ、未だに不本意な状態で会社勤めをして、ストレスをためてたんだろうなぁ、と思います。

人の生き方を変える言葉

さて、本文中に出てきた、
もし、○○したとしたら
という表現。

じつは、NLPのレシピの一つです。
人の思考を創造的に変える効果があるといわれており、
アズ・イフフレーム
と名付けられています。

アズ・イフフレームは思い込みを手放すためのNLP心理学のとっておきの方法!

 

人は物事の見方を変えるだけで、こんなにも変われる、という事をまずはこのテクニックで実感していただければと思います。
たった一つの技術が、あなたの行動をどれだけ容易にするかを実感したとしたら、
これらの技術を体系的に学ぶことも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

きっと、即座に「時間がない・・・」「お金の問題が・・・」なんていう思考に至るかもしれません。
それでも、もしあなたの心がNLPを学びたい!と思うのであれば、こう自分に問いかけてみてください。
「もし、NLPを学ぶことが可能だとしたら、自分はどうするだろうか?」

では、ご検討をお祈りします!

オンラインでもいい!顔を合わせて話すことが重要!

今や、スマホやタブレットの普及で、どこででも仕事ができる。
そんな環境になってきました。
リモートワークなんていう言葉もよく耳にするようになりました。

特に、物を書く人やプログラムを書く人などは、どちらかといえば一人こもってやる作業だけに、場所を選ばないイメージがあります。
しかし、そんな中、ちょっと驚くコメントを見つけました。

 

以下、『POWER OF TWO二人で一人の天才』(ジョシュア・ウルフ・シェンク)から引用します。

米ヤフーは従業員に、在宅勤務をやめてオフィスで働くように指示している。
グーグルのパトリック・ピシェットCFO(当時)は在宅勤務をしている従業員がどのくらいいるかと聞かれて、「出来るだけ少なくしている」と答えた。

いずれもIT企業で、特にグーグルなどは非常に自由な社風が有名です。
合理的に考えれば、通勤時間をカットして、在宅勤務にしたほうが効率がよさそうに見えるし、かつてはそういった試みをいち早く試してきた企業でしょう。
しかし、結果として、それではむしろ効率が落ちる、というのが彼らの考え方のようです。

それはなぜなのでしょうか。
同書では、2010年に行われたある調査結果を持ち出して説明しています。

ハーバード大学の研究者が1人以上名を連ねる生物医学の論文3万5000本について、物理的な距離が近い共同執筆者の論文の方が、遠く離れている共同執筆者の論文より引用される回数が多かった(引用回数は研究の重要度の指標とされる)。

要は、物理的距離が近いパートナーと組んだ方が、パフォーマンスが高い、と言いたいわけです。

 

さて、電話やメールはもとより、チャットやその他色んな通信手段があるご時世。この世の中で、物理的な距離が仕事のパフォーマンスに影響を及ぼすというのも不思議な話です。
こういった事があるからヤフーもグーグルも、在宅勤務を減らそうとしているようです。

 

さらに、同署ではその糸口をこんなところに見出しています。

会話をしている人を録画してコマ送りで再生すると、言葉以外の要素が同調している事がわかる。
~中略~
私たちの脳は1000分の1秒、100万分の1秒の単位で情報を処理するから、身体の動きも数分の1秒単位で同調する。

 

一般的に、こう言った、言葉以外のコミュニケーションをノンバーバルコミュニケーションといいます。仕事の成果にも目に見えて現れるほどに、人と人は、言葉以外のこういったコミュニケーションを無意識にとっていると考えられます。

 

皆さんも実感としてあると思うのですが、メールなどの文字情報によるコミュニケーションは結構難しいといいます。それは、言葉の抑揚等を伝えにくいから、といった理由をあげることが多かったのですが、どうやらそれだけでもないようです。

文字より声、
声だけより会って、
より、距離感を近づけたほうが真意が伝わりやすいという感覚はお持ちの方が多いと思います。

 

それは、普段認識できる声や、表情ももちろんですが、その裏に莫大な情報のやり取りをすることができるリアルな面談が圧倒的に強いつながりを作り出すのかもしれません。

 

さて、こういった無意識で行っている、お互いの情報の交換ですが、実はNLPというのはこの無意識の情報交換を意識的に行うノウハウといえるでしょう。一瞬の目の動きや表情を読み取る、というのはまさにNLPの一つの技術です。さらには、相手との信頼関係を築くために、何を言うかだけではなく、どうふるまうかを学ぶのがNLPです。

 

ITの最先端企業が認めた、「顔を合わせることの大事さ」。
その背景には、無意識で行われる超高速なノンバーバルコミュニケーションがある。
そしてそのノンバーバル(非言語)コミュニケーションにおけるノウハウを体系化したNLP。
こう考えると、NLPを学ぶことで予想以上に人間関係が改善するカラクリが見えてくるかもしれません。

 

このノウハウは、オンラインセミナーで体感して頂く事が可能です。

 

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