頼りにならない人

ビジネスでもプライベートでも、どこか頼りない人がいます。
たとえば、信頼のおけるAさんが同じことをしても、みんな安心してみている。
なのに、頼りにならないBさんが同じことをすると、「おいおい、大丈夫か?」となる。

得てして、こういったBさんが失敗をやらかすと、
「ほら、やっぱり」
ということになりがちです。

逆にAさんだったら、「たまたま疲れてたのかな?」なんて話になる。

 

この違いはけっこう大きいです。
何しろ同じことをやっても、批判される人と、応援される人とに分かれる。
小さなことの積み重ねではありますが、それが長い人生の中で蓄積していくと・・・

 

さて、私の観察した範囲では、頼りにならない人にはある特徴があります。
それは、人の話を聞かないこと。
効かないと言ってもいろんなレベルがあると思います。

 

まずは、人が話そうとするのを遮って自己主張するひと。
もはや人の話を聞く気は一切ない。
ただただ自分の話を聞いてほしいだけの人。
それまでの話の流れを全く無視して、唐突に自分の話をしたりし始める。

次にありがちなのが、一応聞いている風の人。
言葉としては、たぶん耳に入っている。
しかしその言葉の意味をきちんと咀嚼しない人。
誰かにアドバイスされても、聞き流す人。

大丈夫?わかってる?
そう訊き返されることが多い人は、気を付けたほうがいいかもしれません。

 

他人の言葉を聞くというのは、語る言葉を耳に入れるだけではダメ。
それをちゃんと受け入れることが大事です。
一旦受け入れたうえで、内容を判断すればいいのですが、頼りにならない人は相手の言葉の意味を受け取らない。
そのまんま弾き飛ばしてしまうんです。

 

この状態だと、人生の中ではかなり大きな損失を被ってる場合が多い。
なぜかというと、自分の小さな世界に凝り固まってしまっているからです。
外からの刺激に対して、心をオープンに開くことで、自分が成長することができます。
その機会を逃してしまっているんですね。

 

だれしも、この世に生まれた目的があるとすれば、その目的は成長することだと思います。
面白いことに、心理学を学んでみると、成長することが脳にプログラムされているようなのです。
というのも、「内発的動機」と言われる、心から湧き出るモチベーションは、自身の成長と紐づいていると言われます。
つまり、自分を行動に駆り立てるガソリンが、成長であるということです。
その機会を、人の話の聞き方ひとつで失っているとなると、かなりの浪費をしていることにならないでしょうか。

聞き方には一定のやり方があります。
とるべき姿勢があるんです。
そこを学び、実践するだけでも、人生が大きく変わることを約束します。

それを学ぶことができるのがNLPです。
人生をより充実したものにしたいとすれば、ちょっと覗いてみてほしいと思います。

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仕事は15分で区切ってやってみよう

何か仕事をするとき、タイムマネジメントはどうお考えでしょうか。
例えば、今の仕事を仕上げるまでがんばるのでしょうか?
どれだけ時間がかかってもいいものを仕上げますか?

私はむしろ、時間で区切って仕事をすることをお勧めします。
たとえば、このブログは、時間を測って書いています。
1000字なら、1000時かくのにどれくらい時間がかかるか計測します。
それをもとに、リミットを決めます。

ざっと、平均値のプラスマイナス1~2割の時間がいいかと思います。

 

あとは、その時間に合わせて仕事を終わらせる。

いやいや、慌ててやってもミスも多いし、中身が薄いでしょ?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私自身の感覚として、15分で書いたものと、2時間かけたもの、同じ分量ならあまりクオリティは変わらないと思っています。
むしろ短時間で書き上げたもののほうが評判のいいことが多い。

 

なぜそんなにせかすかと言えば、人は1時間時間があると考えれば、だらだらと1時間使ってしまう傾向が強いのです。
一方で、緊急案件なんかだと、普段1時間かかることが15分でできたっていう経験はありませんか?
そうやって、自分の能力の高めの部分を基準に持つことで、自らが成長する機会を作ることがあります。

 

しかし、なぜかだらだらと時間をかけてやってしまう。
もしそうだとしたら、仕事においては「空白を埋める」ための仕事をやってる可能性が高いのではないでしょうか。
朝から夕方までは仕事の時間。
だからその時間にやるべきことをやるわけですが、早く終わらせすぎると時間が余る。
そこで、時間をかけながら仕事をやってしまう。
これ、無意識だから自分では気づかないんですけどね。

 

ま、空白を何で埋めるかはともかくとして、まずは同じ仕事をどれだけ短い時間でできるかチャレンジしてみてはいかがですか?
もちろん、不安なら、見直しはじっくりしてもらってOKです。
とにかく仕上げのとこまで、だーーーっと俊足でやる。
脳にプレッシャーをかけると、仕事の効率は間違いなく上がりますので、一度体感してみてください。

 

これだけでなく、脳の取り扱いには一定の知識が必要となります。
脳の取扱説明書と言われるNLPを学んでみれば、さらなるあなたの成長の一歩が踏み出せます。

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嫌いにも意味がある

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なぜひとは、仕事の優先順位を誤るのか?

あなたは仕事の順位、正しく設定していますか?

 

よくある間違いは、
・急ぎの案件
・すぐにできること
こういったことをはじめにやってませんか?

急ぎの案件は、当たり前ですが締め切りがあります。
また、緊急のトラブル案件に至っては、一分一秒を争うものがほとんど。
だから優先的に対応するのは当たり前。
そう思うかもしれません。

 

では、重要案件はいかがでしょうか?
たとえば、会社の将来の戦略策定とか、
組織改革だったり、
商品開発だったり。

これ、とても重要な話です。

 

極端な言い方をしますが、少し我慢して聞いてください。
たとえば、緊急案件といえば、たいてい顧客1名(もしくは1社)の話だったりします。
シナリオとして考えていくと、このお客さんを失ったときの損がはどれくらいでしょう。
具体的な金額は算出可能ですよね。

一方、会社の戦略、組織改革、商品開発はどうでしょうか。
一人の顧客の売り上げや利益とは比べ物にならないほど大きな額が動く可能性があるものです。
ましてや、会社の戦略ミスともなれば、会社そのものの存続が危ぶまれることだってあります。

 

こういう比較は、極端すぎるかもしれません。
一人の顧客のクレームが、大きく火を噴くことだってあり得ますから。
しかし、リーダークラスの人間の場合、こういった仕事の重要度と優先順位の評価は決して避けられないものです。

 

実際に、中小企業の社長でも、
・特に深い義理のない知人のイベント参加を優先して本業がおろそかになる人
・「付き合いは大事」とばかりにゴルフに忙しく、社内が停滞している人
・出張に忙しく、その間に社員がクーデターの打ち合わせをされてた人
など、周囲の人間には理解不能な行動をする人がけっこう多いものです。

まともに考えれば起こりそうもない問題が、なぜ起こるのでしょうか。
それは、重要なことというのは、たいてい「考えなければならない」ことが多いからです。
逆に言えば、緊急な問題の多くは、過去に経験しているものや過去の知識で対処できるものが多く、考える必要があまりない。
人の行動は、脳に支配されています。
そして脳は、原則として、考えることを嫌います。
いちいち考えるという面倒を起こさない(脳のリソースを使わない)方向へと、人をうごかそうとするのです。
だから、反射的にできる経験済みの仕事が心地が良いのです。

 

しかし、実際のところは、重要な問題を放置しているということです。
そんな「考えない」リーダーの元、組織は成長するはずがありません。
頭のいいリーダーであれば、自分が考えられないなら、メンバーが頭を使えるような雰囲気づくりをするのですが、それさえできないリーダーも少なくありません。
けっきょく、誰一人重要な問題に手を付けないまま、気が付いたときには組織は壁にぶち当たるわけです。

 

さて、もしあなたがリーダークラスであれば、ちょっと、行動を見直してみたほうがいいかもしれません。
緊急案件に振り回されてる自分に「俺って引く手あまただなぁ」なんて満足げに浸っていませんか?
苦手であっても、落ち着いて考えてみる方向に、身体を向ける必要がありませんか?

 

脳は「過去の経験」というプログラムに則って習慣化した無意識の行動を繰り返すことを推奨します。
その人生が、素晴らしすぎるくらい素晴らしいのならそれでもいいでしょう。
しかし、何かが足りない、と感じているならば、そのプログラムの書き換えが必要となります。
脳の取扱説明書、ともいわれるNLPを学ぶことで、行動パターンを変化させていきませんか?

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モチベーションが上がらない時の仕事の順序

 

連休明けの今日、いかがお過ごしですか?

 

どうも休み明けで、気持ちの切り替えができないとか、
今一つ仕事に身が入らないとか、
そんな方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

 

そういう方にお勧めのタスク管理があります。
それは、「10分時間があったらすぐにできることリスト」を作っておくことです。
このリストには、条件があります。

・あまり考えることを要しない(機械的にできる)タスクであること
・複雑なものではなく単純作業(手を動かすことが中心)
・できれば締め切りに追われないもの

たとえば、机周りの整理や、データベースの整理。
メールの仕分けなど。
そんなものが多いかと思います。
こういったことをすぐできるような状態で常に持っておく。
そして、時間が余った時にとりあえずやってみる。

 

この、やってみるというのが大事です。
人は、「モチベーションが上がってからことに取り掛かろう」とします。
しかし、実際は逆です。
四の五の言わず初めて見ると、だんだん熱中してしまうものです。
だから、簡単に始められて、頭を使わない仕事。
これをいくつかリストアップしておくと、やる気の出ない時に助走するにはぴったりの仕事になります。

 

こういったことを少しやって、だんだんと調子が乗ってくれば本格的な仕事をすればいい。

 

とくに、手を動かす仕事というのは、モチベーションを活性化させます。
たとえば、いい年の中年を集めたセミナーで、「工作」みたいなことをしてもらうとよくわかります。
はじめのうちは「何やらせるんだよ」と不満たらたらの人もいますが、やってるうちにだんだんと集中してきます。
そこで、「はい、終了!」なんて言うと、「もう少し!」と時間延長を希望される方、結構いらっしゃいます。
手を動かす作業というのは、なんだかんだ言って夢中になりやすいのです。

 

ですから、単純作業をぜひ、常にリストとして持っておいてください。
やる気の出ない時や、仕事と仕事のつなぎ目にこれを時間を決めてやってみる。
できればタイマーで、10分間を測っておくのもいいと思います。
いつまでも続けていてもほかの仕事が進みませんからね。

 

ということで、「単純作業リスト」ぜひ、作っておいてください。

 

 

 

物事は自然の摂理に従って動いていく

こんな話を聞いたことはありませんか?
「お金の入る流れを作る」
ということ。

ビジネスも人間関係も多くの場合、物事は自然の摂理に従って動きます。
たとえば、神経の広がり方と、木の枝の広がり方。
血管の伸び方と、根の伸び方。
これらは似てるとは思いませんか?

なぜかというと、効率よく伸びる形というものがあるからです。
実際に、科学技術においても、自然を模したものがたくさんあります。
自然は常に効率よく、合理的にできているのです。

 

ではお金の流れはどうでしょうか?
お金持ちな人ほど、こんなことをおっしゃらないでしょうか?
「金持ちになりたければ、お金を気持ちよく使え」と。

お金を水に例えてみましょう。
たとえば、毎日爪に火をともすような生活をして溜めたとしましょう。
これは、水が漏れないように器にためた状態と言えそうです。
これをしばらく放置していると、器の水はよどみ、次第にあふれ出します。
溢れるということは、失うということ。

予期せぬ災害や不幸に見舞われ、やっと器いっぱいにたまったと思ったら、また一からためなおし。
そんな経験はないでしょうか。

 

”新鮮”な水をじゃんじゃん入れたければ、じゃんじゃん器から流さなければなりません。
つまり、お金もまた、使うことが必要なのです。
その使い方に一工夫してほしいところ。

じつは貧乏になる人ほど、使うお金に対して悪感情を載せている傾向があるといいます。
「ああ、もったいない」「使いたくないのにお金が出ていく」などなど。
ある経営コンサルタントは、「お金はエネルギーの交換手段」と言っています。
ということは、ネガティブな感情を載せてお金を手放してるわけですから、相手からはネガティブな感情が返されてきます。

 

お金持ちになる人のお金の使い方は、感謝とともにお金をしっかり使う。
楽しんで使う。

それも、自分の享楽のためというより、まさに「器」を大きくするために使います。
すると、水(お金)をためる器が大きくなり、流れはどんどん大きくなっていくと言われています。

ZOZOタウンの前澤社長が面白いことを言っています。

10万円稼いでも1万円しか使わなかったら、自分が想像しうる体験しかできません。でも、10万円入ったその日に10万円全部使ったら、それはいままでにない体験になるじゃないですか。
僕は、その体験が自分の成長の糧になるとずっと信じてます。もっとかっこよく言えば、限界までお金を使うことが明日の自分への投資になる

限界まで使え。“世界の前澤”が語る「お金を増やす方法」はシンプルだった(新R25)

 

これをどう感じるかは皆さん次第。
極端でしょ?っていう感覚はよくわかります。
ここまで極端であるかは別として、お金の流れをしっかりと作るというのは結構重要なようです。
多くの人は、お金をせき止めてしまうから逆に、入ってこなくなる。

 

で、より多くのお金を自分に流し込むコツは、お金を使うときにあると言われています。
「もったいない」とか、「また出費だ、困った」とか、「何とか出さずに済ませられないかな」とか思うのではなく、どうせ出さなきゃいけないお金なら感謝をしましょう、ということが大事なようです。
エネルギーの交換手段がお金だとすると、感謝の気持ちをのせて手渡す。
すると、あなたへの感謝がお金として帰ってきます。

え?ばかばかしいって?

まあそう思ってやらないのもあなたの選択。
しかし、やってみたところで何のリスクもありません。
3か月ほど試してみたら、お金の流れが太くなってることを実感すると思いますが。
ひっそりと実験してみてはいかがですか?

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営業の間違いあるある

 

「まずは、私どもの会社のご紹介から・・・」

そういうセールスパースンの話を、私はさえぎりました。
こころでこう思っています。
「あなたの会社のことなど、関心はない。
 まずは、私が関心を示す話をしてほしい」

大企業の営業にありがちなのですが、まずは自分たちがどんなに信頼のおける会社かを述べたがる。
いやいや、それが気になるのは、取引を検討し始めてからですから。

 

まあ、世の中のセオリーとして、まずは自己紹介を、というのがあります。
そりゃあ、どこの誰かか知らない人と話をする気にはなれません。
そういう時には、まずは軽い自己紹介にとどめる。
そのうえで、一番初めに顧客が身を乗り出す話をするのが、セールスのコツではないでしょうか。

 

いきなり商品の話を始める人も、同じです。
商品の話自体は悪くはありませんが、機能の説明をお客さんが求めているわけではありません。
その商品が、顧客にどんなメリットをもたらすか。
顧客がその商品を手にすることで、どんな悩みを解消できるとか、どんな輝かしい未来があるのかが最も知りたいことです。

それを話さず、機能説明をしても何の意味もありません。

 

それでも、間違ったセールスでお客さんをイライラさせるセールスパースンは後を絶ちません。
なぜならば、顧客を理解しようとしないからです。
あなたの目の前にいる顧客は、いったい何を求めているのか。
いったい何に困っているのか。
そこにあなたが持つ商品は、どんな便益を提供できるのか。

これを考えずに、商品説明会で聞いた話をしただけでは売れるはずがないのです。

 

営業は心理学です。
相手の心がどう動くかを常に観察し、その心の動きに合わせて話を組み立てていくのが基本です。
そのためには、人の心の動きを知る必要があります。
あたりまえの話ですが、営業をするうえで心理学は必須です。

こういうと、「人を心理学で操るなんて・・・」という人がいます。
なんと筋違いな話か、と思うのですが、こういう人ほど心理学をきちんと学んだことのない人です。
現実世界では、心理学でいかように相手を操ろうとしても、相手が確固たる意志を持っていれば操る事なんてできません。
ただし、悩んでいたり決めきれないことに、背中を押すことはできます。

営業の仕事って、自分たちの商品を通じて、顧客の未来を変える事が仕事じゃないでしょうか。
ちょっとドキドキする未知の世界にお客さんが足を踏み入れられるよう、そっと背中を押してあげるのがミッションです。
決して操るというものではありません。

そのことは、NLPを学んでいただくと理解できることだと思います。

お客様が「お客様」でなくなる 究極のコミュニケーション術

部下を動かすには!!

人は本来、自ら成長したいと思うものです。
しかし、成長はある日突然訪れる・・・
というより、じわりじわりとやってきます。
そうすると、自分が成長しているかどうかわからない。

たとえば、初めて車の運転を学ぶ。
はじめはおっかなびっくりだけど、だんだん無意識にできるようになる。
すると、気が付けばかつてビビってた、縦列駐車も普通にできるようになったりします。
面白いことに、人間って、できるようになったことには関心がなくなる。
車を上手に乗りこなせるようになったけど、
「成長したなぁ、おれ」
と思うことはまれです。

そういう意味で、いろんなことができるようになっている。
だけど、成長を実感していないことも多い。
だから、年に一度、できれば月に一度くらいは、できるようになったことを棚卸することをお勧めします。

そうすると、この1年、この1か月が無駄ではなかったことに気づきます。

 

一方で、一向に成長しない部分もあるんじゃないでしょうか。
何かができるといったスキルというより、人の器という部分。

たとえば、部下が「思う通りに動かない」という状態。
今も、10年前も変わりがない、ってこと、ありませんか?
そこには理由があります。
それは、部下が動かない理由を、部下のせいにしているのです。
ハッキリ言って、責任転嫁です。

自分には責任がない、部下の問題である。
こう思っているうちは、問題は解決に向かわないし、私たちも成長しない。

 

じゃあどうすればいいか、といえば、私たちができる「行動を選択する」ということにフォーカスするのです。
「部下が期待した行動をしてくれない」という場合、原因はいくつかあると思います。
あなたの期待値を、部下が理解していないのかもしれない。
そもそも部下が、あなたに対して敬意を払っていないのかもしれない。
あるいは部下はびくびくしていて、必要以上のことをやらないようにしているのかもしれない。

こういう場合、往々にして、部下に考えさせる機会を持たせず、自分で答えを押し付けていることも多い。
いつもこちらが先回りしてるから、部下は思考停止してしまう、ということはよくある話です。

人と人の関係性において、どちらかが一方的に悪いというのはめったにありません。
基本的には、こちらの働き掛けに相手は反応し、相手の働き掛けにこちらが反応するという流れがあります。
となると、自分の反応を変えれば、相手の行動が変わることが予想されます。
後はいろんなパターンを試行錯誤するなかで、それなりの答えに近づけるのではないかと思います。

つまり、パターン化した応対をしている以上、双方の関係性は変わりません。

 

それを、自分が何をすべきか?ととらえるのと、相手はこうあるべき、ととらえるのでは結果に雲泥の差ができてしまいます。
相手が今のような反応をするには、そうする理由があるはずなのです。

 

こういった反応は、NLPを学ぶことでずいぶん理解しやすくなります。
そうすると何気ない部下とのやり取りの問題が、「ああ、そういうことか」と合点がいくことも何度もありました。
心理学は、ビジネスにおいては今や必須科目です。

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あなたの強みはなんですか?

 

USPってご存知ですか?
会社の戦略やマーケティングを考える際に使われる言葉。
手っ取り早く言うと、その会社なり人の独自の強み、という意味です。

こういうと、たいていの中小企業経営者はこうおっしゃいます。
「ウチの強み?思いつくものはないなぁ」
そして次にはたいていこんな言葉が続きます。
「専門性を高めるために頑張ってはいるんですけど・・・」
「迅速な対応がでいるように努力はしてますが・・・」

いやいや、別に反省会やってるわけじゃないんですから(-_-;)

 

何かと人は自分を責める傾向が強い。
だからこんな話になりがちなんですが、USPをもう一度考えてみましょう。
それが思いつかないのは、たいていまじめに考えすぎているからです。

たとえば、保険代理店がUSPとして「おれ、ゴルフ上手いよ」と言ってもいいんです。
ある方は、年間100日以上ゴルフをやりながら、保険料数千万円単位の生命保険契約を頂いているそうです。
ゴルフで人と出会って、保険につながるという必勝パターンを持っているわけです。
このかたに、USPは?と聞けば、きっと「ゴルフ」というでしょう。

 

そもそも、保険の専門知識の深さなんて、お客さまにはわかりえません。
なのにお客様がわからない価値ばかりを訴求しようとする。
これ、おかしくないですか?
専門知識は裏でバッチリ勉強すればいいんです。
それよりも、お客さんがわかりやすい価値を提供することを考えればいいのです。

ゴルフがビジネスに効くなら、テニスでもいいし、囲碁や将棋、麻雀でもいいかもしれません。
アニメが好きとか、音楽が好きとか、BBQが得意とか、山登りが好きとか、もはや何でもいいんです。
それで新たな出会いをつくれるなら、それはビジネスチャンスを生み出すことになります。
特に保険という商品は、お客さんから見ればどこも同じですから。
後はどこで加入するかだけですよね。
だったら、一緒にゴルフする仲間から・・・となるのは当然です。

 

ファイナンシャルプランナーも同様ですよね。
たとえば、相続に強いとか、シングルマザー専門とかいう切り口ももちろんあります。
しかし、お金を含めた人生相談なわけですから、やっぱり相手が人となりがわかるほうがいい。
だとすれば手芸教室を開くでもいいし、シングルマザーの副業講座でもいい。
何かしら自分の得意なこと、自分が経験したことをうまく顧客との関係構築に使う方法はあるのではないでしょうか?

 

専門家が、専門分野で差別化しなければいけないという法律はどこにもありません。
むしろ、あなたの人柄勝負。
とくに、シングルマザーを顧客に持つなら、「生き方」という意味でのアドバイスは必須でしょう。
そんな時に、人生の波乗り方法をお伝えできると、めちゃくちゃ強くないですか?

あなたにも必ず人と違った強みがあるはずです。
NLPのワークで、強みを発見してみませんか?

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歯磨きをマジメにやりだしたやる気スイッチ

 

私はあまり歯並びが良くない。
だから定期的には医者さんに行って、クリーニングしてもらっています。
とはいえ、年々歯ぐきからの出血なんかも増えてきて、ちょっと困ってました。
ぼんやりとした悩みではあったのですが、まあ大して深くも考えず放置していました。
歯医者さんにいくたび、出血箇所を指摘され、ため息をつく。
そんな感じです。

あるとき、高齢な方とお話しした時、ひどい口臭にげんなりしました。
彼とて、口のケアを怠っているわけではないでしょう。
高齢者にありがちな独特の口臭です。
わかる人はわかるんじゃないでしょうか。

 

ある時、高齢者の口臭と、自分の歯ぐきの出血が妙に結びついたことがありました。
きっとあの独特のにおいは、歯槽膿漏じゃないか、と。
もう慌てふためきました。
このままでは、いや、もうすでに、自分は彼らと同じ口臭を発しているのではないか、と。

 

そこからの行動は早かった。
毎日の歯磨きに加えて、糸ようじや歯間ブラシでのケア、モンダミンでの口をゆすぐ習慣。
一気に習慣化してしまいました。
おかげで、調子がいい(ような)気がします。

 

もともと私は、歯磨きとかは好きではないし、できればやらずに済ませたいと思っています。
けど、こんなきっかけで、もう嫌々やることというより、やることが重要なミッションになってしまいました。
今までいくら歯科医に言われても、歯間ブラシなんて1カ月に一回くらい気が向いたらやる、という程度。
歯医者に行くたびに、新しい歯間ブラシを買って、洗面台にたくさんたまってました。
それがこの数週間で、どんどん消費していきます(苦笑)

 

これ、動機なんですね。
あんな口臭を自分が発するというのは、耐えられない。
だから、ケアする。
単純な話なのですが、それを本気で考え、自分で決めた瞬間、習慣は変わりました。

 

これは別に、歯のケアだけに限った話ではありません。
どれだけ人に言われたり、すすめられたりしても、なかなかやろうという気は起らないもの。
それを強制的にやらせよう、というのが今までの上司のパターンです。
だから、「鬼のマネジメント」なんていう言葉が出てきたりします。

しかし、その人が、自発的に何かをやりだすよう仕向けると、あとは何の矯正をすることもなく、人は動き続けます。

そしてそれは、画一的なマニュアルでは対応できないもの。
もし、部下をもって、彼らを自在に動かしたいと思うなら、彼らのことを知らなければなりません。
どこかのCMではありませんが、やる気スイッチは人によって違います。
そのスイッチを探し当て、押してやるのが上司の務め。
その人の持っているものを最大限生かしきることが重要なのです。

そのためには、「人間」というものを知る必要があります。
そして、人間をつくるのは脳です。
脳は主に過去の記憶、つまりプログラムをもとに動きます。
それを書き換えることができるのが、神経言語プログラミングといわれるNLPの神髄です。

あなたもNLPをまなんで、やる気スイッチを見つけませんか?

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