頼りにならない人

ビジネスでもプライベートでも、どこか頼りない人がいます。
たとえば、信頼のおけるAさんが同じことをしても、みんな安心してみている。
なのに、頼りにならないBさんが同じことをすると、「おいおい、大丈夫か?」となる。

得てして、こういったBさんが失敗をやらかすと、
「ほら、やっぱり」
ということになりがちです。

逆にAさんだったら、「たまたま疲れてたのかな?」なんて話になる。

 

この違いはけっこう大きいです。
何しろ同じことをやっても、批判される人と、応援される人とに分かれる。
小さなことの積み重ねではありますが、それが長い人生の中で蓄積していくと・・・

 

さて、私の観察した範囲では、頼りにならない人にはある特徴があります。
それは、人の話を聞かないこと。
効かないと言ってもいろんなレベルがあると思います。

 

まずは、人が話そうとするのを遮って自己主張するひと。
もはや人の話を聞く気は一切ない。
ただただ自分の話を聞いてほしいだけの人。
それまでの話の流れを全く無視して、唐突に自分の話をしたりし始める。

次にありがちなのが、一応聞いている風の人。
言葉としては、たぶん耳に入っている。
しかしその言葉の意味をきちんと咀嚼しない人。
誰かにアドバイスされても、聞き流す人。

大丈夫?わかってる?
そう訊き返されることが多い人は、気を付けたほうがいいかもしれません。

 

他人の言葉を聞くというのは、語る言葉を耳に入れるだけではダメ。
それをちゃんと受け入れることが大事です。
一旦受け入れたうえで、内容を判断すればいいのですが、頼りにならない人は相手の言葉の意味を受け取らない。
そのまんま弾き飛ばしてしまうんです。

 

この状態だと、人生の中ではかなり大きな損失を被ってる場合が多い。
なぜかというと、自分の小さな世界に凝り固まってしまっているからです。
外からの刺激に対して、心をオープンに開くことで、自分が成長することができます。
その機会を逃してしまっているんですね。

 

だれしも、この世に生まれた目的があるとすれば、その目的は成長することだと思います。
面白いことに、心理学を学んでみると、成長することが脳にプログラムされているようなのです。
というのも、「内発的動機」と言われる、心から湧き出るモチベーションは、自身の成長と紐づいていると言われます。
つまり、自分を行動に駆り立てるガソリンが、成長であるということです。
その機会を、人の話の聞き方ひとつで失っているとなると、かなりの浪費をしていることにならないでしょうか。

聞き方には一定のやり方があります。
とるべき姿勢があるんです。
そこを学び、実践するだけでも、人生が大きく変わることを約束します。

それを学ぶことができるのがNLPです。
人生をより充実したものにしたいとすれば、ちょっと覗いてみてほしいと思います。

個人向けセミナー

 

関連記事

「上司を出せ!」にどう対応するか?現場スタッフが知っておくべき心理と実践術

「上司を出せ!」にどう対応するか?現場スタッフが知っておくべき心理と実践術

会社の問題児の扱いは?困った人への対応をNLP心理学でみたときの意外な結論とは?

会社の問題児の扱いは?困った人への対応をNLP心理学でみたときの意外な結論とは?

セミナーの効果を高める方法

セミナーの効果を高める方法

男性が腕を広げる時の心理状態とは?腕を組んでいる時の心理についても

男性が腕を広げる時の心理状態とは?腕を組んでいる時の心理についても

社員の恐怖支配、そろそろ考え直しませんか?

社員の恐怖支配、そろそろ考え直しませんか?

クレクレ君の心理的な特徴とは?うざい絡みがあった時の対策についても

クレクレ君の心理的な特徴とは?うざい絡みがあった時の対策についても

「GNP(義理・人情・プレゼント)」という戦術のインパクト

「GNP(義理・人情・プレゼント)」という戦術のインパクト

イケメン美女が有利なハロー効果とは?逆効果の名前や恋愛で使えるテクニックも

イケメン美女が有利なハロー効果とは?逆効果の名前や恋愛で使えるテクニックも

手にメモする人の心理5選!手にメモすると信頼的にダメな理由についても

手にメモする人の心理5選!手にメモすると信頼的にダメな理由についても

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Google口コミ

Google口コミ