FP(ファイナンシャルプランナー)として独立したのにフィーをとれない5つの原因

 

FP(ファイナンシャルプランナー)という職業があります。
この仕事、家計におけるお金の流れを分析し、将来のマネープランをお手伝いする仕事です。
しかし、この仕事で稼いでいる人は実は意外と少ない。
多くの場合は、FPの肩書は持っているものの、FPだけでは食べていけない。
だから結局、保険を販売して、その販売コミッションで何とかやっていく。
そういうパターンが多いようです。

FP(ファイナンシャルプランナー)がビジネスとして成立しにくい5つの理由

ではなぜ、この仕事がビジネスになりにくいのでしょうか?

理由その①:(顧客から見て)価値が見えにくい

顧客の収入と支出を分析する。
そしてプランニングする。
さて、そのマネープランは果たして、顧客が喜んでお金を払いたくなるものでしょうか?
年間、数十万円のキャッシュを生み出すなら、その何割かはフィーとして払ってもお客さんは満足されるでしょう。
しかし現実は、一般のサラリーマンにおいては、そういうことは難しい。
となると、金銭的なメリットが見えにくい中で、お客さんは財布のひもを緩める可能性は低い、と言えるでしょう。

理由その②:差別化がしにくい

コンピューターによるシミュレーションを提示したとしましょう。
すると、同じ条件を放り込めば、誰がやっても結果は同じになります。
そうなった時に、あなたである必然性は見えにくいかもしれません。
今どき、さまざまなWEBサービスやアプリで同様のシミュレーションはつくることが可能です。
しかも無料ですし、人と会うことなく、好きな時間でできます。
そこにあなたが立ち会う意味がある、という具体的な理由が必要になってきます。
はたして、それはどういったものでしょうか?

理由その③:それぞれのジャンルに専門家がいる

一般家庭のお金を考えるとき、動かすことができる大きな要素は税金と生命保険。
税金に絡む話であれば、税理士のほうが専門的であり、できる事の範囲も広い。
そうなると触りやすいのが生命保険。
こういう現実があるから、プランでお金を頂くのではなく、生命保険のコミッションで稼ぐことになっているのではないでしょうか。
金融商品のチョイスにしても、それぞれに専門家がいます。
すると、FPのできることがいかに少ないかが見えてきます。

理由その④:できることが少ない

FPといって、果たして何ができるのでしょうか?
〇〇費を節約しましょう、などというアドバイスはできますが、実行するのは顧客自身です。
しかも、節約と言えば、痛みを伴う行為。
やりたくないことを伝えられて終わる顧客としては、そこに価値を感じるのは難しいかもしれません。

理由その⑤:上記のことを自分でもわかっている

お金を頂きにくい最大の理由は、実は自分がフィーにそぐう価値を提供できていないかもしれない、という気持ちがあるからではないでしょうか。
つまり、自分のやっていることに自信を持てないのです。

さて、FP(ファイナンシャルプランナー)といえば、高度なお金のシミュレーションプランを顧客に提示することが仕事・・・と思っていませんか?
そういう前提で考えていると、あなたのやっているプランニングは、知識とシステム(あるいはよくできたシステムがあればそれだけで)があればだれでもできるものです。
しかし一方で、お客さんが求めているのは、そういった「知識」だけでしょうか?

人生の伴走者としてのファイナンシャルプランナー
客層を限定したFP

あるファイナンシャルプランナーは、客層を限定しました。
富裕層です。
なぜかというと、このそうであれば、税務知識や金融知識が生きやすいからです。
多額の税金を支払い、多額の資産を持っているため、そのポートフォリオ作成はそれなりに価値があります。
また、富裕層は忙しい人が多い。
つまり、お金の管理をいちいち自分で考える時間がないのです。
それを肩代わりし、適宜必要な提案を行う。
こういうサービスであれば、確かに、価値は感じやすいかと思います。
海外でいうところの、プライベートバンキングにちかい考え方かと思います。

多くのファイナンシャルプランナーは、ここを目指すわけですが、それなりに地位を築くには、
・各方面の深い知識
・実行プランを安心して任せられる士業や業者のネットワーク
・こういう層を集めるための手段
など、様々な体制づくりが必要となってきます。
だから誰もができない市場と言えるのかもしれません。

サラリーマン家庭を対象とするなら・・・

さて、FPの仕事でサラリーマン家庭を対象とするとします。
ここでは多くの場合、生命保険のプランニングとセットとなりがちです。
逆に言えば、生命保険と住宅ローンという2大支出をどう抑えるかがすべてと言えるほど、大きな影響力を持つものです。
あとは、公的保険が大きいものと言えるでしょう。

これらは多くのFPや保険セールスパースンが得意とする分野です。
つまり差別化が難しいジャンルと言えるでしょう。

そこである一つのFPのみなさんの言葉に着目してみました。
それは多くのFPの方が口をそろえるのは、
「お金の相談から入るのですが、最後は人生相談になっている」
とおっしゃいます。

人生相談!?
と思うのですが、考えてみれば大人になるとそういった相談をする相手を選びます。
近い人ほど相談しにくいこともある。
これこそがもしかしたら、FPの方々に求められていることかもしれません。

というのも、「節約」というのは冒頭でもお話ししたとおり、苦痛が伴います。
ライフプランというのは、お金のプランのみならず、一度きりの人生をどう生きるか?という部分に強く影響されます。
ただただ、将来に備えて、今の生活を抑えて生きて、何とか老後破綻を起こさずに過ごすのも人生。
いっぽうで、やりたいことを思いっきりやりながら、自分自身をステップアップさせて「収入を増やす」ことを目指していくのも人生です。

クライアントがどちらを選ぶかは、その人次第ではありますが、多くの人がきっとこう考えるでしょう。
「そりゃあ、爪をともすような生活で老後に備えるより、その時々を楽しんで生きたい」と。
そのお手伝いができれば、こんなに素晴らしいことはないと思うのですがいかがでしょうか?

定まった収入の中で、長い人生の中でそのお金をどう配分するかを考えるFPから、
より豊かに稼ぎ、豊かな人生を生きるためのFPへ。
そんな転換を考えてもいいのかもしれません。

となると、お金を超えた本当の意味での人生の伴走者という立場にあなたはなることを目指す必要があります。
人生におけるメンター。
素晴らしいとは思いませんか?

NLP(神経言語プログラミング)にできること
クライアントとの信頼関係構築

あなたがクライアントとお話をするとき、すべてを包み隠さずお話しいただかなければ正しいアドバイスはできません。
しかし、往々にして人は、自分を大きく見せようとしたり、気になる部分を隠そうとしたりしがちです。
そこで正しい情報を得るには、揺るぎのない信頼関係をクライアントと結ぶ必要があります。
そこはNLPは非常に得意とするジャンルです。
従来のFP業務においても、十分役に立つスキルをNLPは提供してくれます。

難しいことは一切ありません。
誰でもできることを習慣化していただくことで、あなたは初見のクライアントとの信頼関係を一瞬にして構築することが可能になります。

人生のファシリテーター

もともとNLP(神経言語プログラミング)は、カウンセリング技術がもととなっています。
クライアントの言葉にしっかりと耳を傾け、クライアントが物事を前向きにとらえられるよう誘う方法が数多くあります。
つまりあなたは、クライアントの人生のカウンセラー。
日本ではあまり一般的ではありませんが、海外のエグゼクティブはカウンセラーやコーチと契約を結んでいることが多いと聞きます。
コーチングというのは、相手の良い部分を引き出し、行動に活かしていくファシリテーター。
この技術を使うことで、あなたのクライアントの人生をより良いものに導くことが可能です。
もちろん、その前段階として、あなた自身も人生における明確な目標が現れ、そこにまい進するようになっているでしょう。

 

さて、ファイナンシャルプランナーという仕事を一歩進めて考えてみるとき、NLPはきっとあなたのお役に立てると思います。
もし、クライアントから人生相談をされて、
「ただ聞くだけしかできない・・・」
と残念な思いをされているとしたら、NLPを学ぶことで一段階上の、クライアントのつながりができるのではないでしょうか。

個人向けセミナー

 

あなたを否定する心の声

 

皆さんは、自分の心の声を意識したことはありますか?

例えば、こんな風に思ったとしましょう。

・高級ブランド店で気になる服を見つけた
・時計店で、すごくカッコいい時計を見つけた
・たまたま見た雑誌の海外の景色が素晴らしく、行ってみたいと思った
・道を走っているポルシェを見て、カッコいいなぁと思った
・英語教室の看板を見て、英語習いたいなぁと思った
・友達が嬉しそうにテニスの話をしてるのを見て、やってみたいと思った

まあなんでもいいのですが、何かを買ってみたい、やってみたいと思うシーンは日々あると思います。

 

そんな思いが浮かび上がった瞬間、こんどは何を思っているでしょうか?
・まあ、自分には無理だな
・今の収入だと買えないな
・買ったとしても維持できないかもしれない
・今の身体だとテニスなんてとてもとても
・まとまった休みなんて取れないしなぁ
などなど。
すかさず、さも論理的な反対意見が出てきませんか?

 

けど、あなたは欲しいんですよね?
やりたいんですよね?

なのに同じあなたの頭の中で、
「いやいや、そんなの分不相応だし」
「そんな無理したら後で大変だし」
という声が聞こえる。

 

これは誰の声でしょう?
もしかしたら人によっては、「欲しい」と思った瞬間、欲しい気持ちさえ打ち消しているかもしれません。

まずは意識して、この心の声を捕まえてみてください。
もしあなたが、何かを変えたいのに、一歩踏み出せないのはこの声が原因かもしれません。

 

じゃあ、この声はどこから来るのでしょうか?
なんにしても、あなた自身の声であるはずがないのです。
なぜなら、本当のあなたは「欲しい」のですから。

それを制止するのは、まあいってみれば亡霊とか生霊みたいなものです。
ポルシェなんか買ったら、親に何言われるかわからない。
シャネルなんか身につけたら、友人に何言われるかわからない。
テニスなんて始めたら、周囲の人にどんな風にみられるかわからない。

まあ、何かを言われたわけでも、変な目で見られたわけでもないのに、勝手に誰かに忖度してやらない選択をしてるわけです。

 

たまにいますよ、心理学なんて勉強したらメンヘラと思われるかもしれない、って人が。

けど、あなたの人生は、親の人生でもなければ、友人の人生でもない。
ましてや、話したこともない、一般の人々のものでもない。
その人たちのために、あなたはやりたいことをやらずに終わるのですか?
たった一度の人生を。

 

じゃあなぜ、そんなに世間体を気にするのでしょうか?
うまれたばかりの赤ちゃんは、誰の目を気にすることなく自己主張します。
泣いたり笑ったり、よだれが垂れててもお構いなし(笑)
けど2歳、3歳になると、教育されます。
人前であれしちゃだめ、これしちゃだめ。
人に合わせて動きましょうという幼稚園、小学校。
つまり、自分が特別な存在になることを戒められます。

自分で物事を判断できない小さな時期ならその教育は有効でした。
しかし大人になれば、そこから脱出してもいいはずです。
自分で考えることができるのですから。

 

そろそろあなたもそういうタイミングではないですか?

 

頭に浮かぶのは、はじめの言葉が自分の本心であることが多い。
それを否定する声は、あなたの声ではなく、世間の生霊みたいなもの。
あなたは自分の人生を生きますか?
世間に流されて生きますか?

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「これしかない」という思い込み

今まであんなにこだわっていたことが、ある日突然、どうでもよくなることってありませんか?
たとえば、私は音楽が大好きでした。
中学時代は、ビートルズ、それもポール・マッカートニーの大ファンでした。

彼の影響で、ベースを弾き始め、日々練習していました。
ただ、やっぱりロック系の音楽ってベースが目立たない。
より目立ちたい私は、ジャズの世界に魅了され、そこそこうまくもなりました。

たぶん、自宅にいて、寝るかご飯食べる時間以外はベースを弾いていました。

 

けど、あるタイミングを機に、まったくベースを弾くことに関心を失いました。
クルマを買おうと毎日バイトに明け暮れていた時期です。
昼間は工場で働き、夜にはファミレスで働く。
そんな日々を繰り返しているなかで仲良くなった女の子とデートする。
毎日が、バイトとデートで埋め尽くされました。
もうすっかり、楽器を弾くことはやめてしまいました。

とはいえ、デートと車と音楽というのは当時は切っても切れない縁。
ということで、CDだけは毎週のように買いました。
(当時は音楽のMP3とかの配信はなかった時代です)

 

で、仕事を始めると、紆余曲折はあるものの、仕事に夢中になりました。
するともう音楽はどうでもよくって、クルマに乗っていてもfmを流す程度。

 

そんな折、古い友人から電話がありました。
中学時代の友人です。

「こんど、ポール・マッカートニーが来日してライブをやるんだけど、一緒に行かない?」と。
私は丁寧に断りました。

もうあんまり関心がなかったんです。
あの時はそれがすべて・・・と思っていたような気がしてたんですが(苦笑)

 

まあ、そういった有名人や、モノや音楽。
夢中になっているときは、それを奪われたら生きていけないとさえ思います。
けど実際は、どうなんでしょう。
今私は、ポール・マッカートニーの音楽が聴けなくても、ベースが弾けなくても、あんまり気になりません。
同じ人間なのに、どうしてこうも変わってしまうのでしょうか。

 

私に関して言えば、心の空白を埋めるものが常に必要だったのかもしれない、と今なら思います。
何かに夢中になっていないと、生きてる実感が感じられないんです。
これが友達といつも一緒にいてそれが楽しいなら、それもあり。
運動をするのが楽しいなら、それもあり。
漫画を描くのが楽しいなら、それもあり。
まあなんでもいいのですが、心の空白を、人は何かで埋めたくなる。

 

私の場合、どちらかというと器用貧乏。
どれも圧倒的にうまいわけじゃないけど、下手でもない。
そこそこ、中の上ぐらいまではできるようになる器用さはあります。
だから、熱中する対象は変わってもあんまり問題がない。

ただ、いわゆる不器用で「これしかできない」と思う人はどうすればいいのでしょう。
たぶんですけど、その人は素質からして不器用か?というとそうでもないと思います。
その人の心の中にあるストーリーは、不器用な自分はどれだけ頑張ってもなかなかうまくいかない、という自分像があるんじゃないかと思います。
唯一できるのがこれなんです、というのは案外思い込みじゃないかな、と思うのです。

 

そこそこ器用を自負する私が言っても説得力はないと思いますが、上手くいかない時はジャンルや場所を変えてみるとうまくいくことはけっこうあります。
それは例えば、職場を変えることかもしれないし、学校を変えることかもしれない。
「どこに行っても同じ」と感じることもあるかもしれないけど、その環境そのものがあなたをそう思い込ませている可能性はけっこうあると思います。

そして「これしかない」と思うのは、困ったくらいの思い込みです。
あなたの可能性は無限です。
これしかない、ということなどありえない。
その思い込みを外したとき、新たな人生が見え始めるのではないでしょうか。

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眠たくなる心理

先日あるセミナーに参加してきました。
そのセミナーでは、自分の「視たくない部分」を見つめるものです。

たとえば、今何か悩んでいたとします。
選択Aと、選択Bとしましょう。

 

悩んでいるということは、論理的に結論が出ないということです。
Aを選べば、いいこともあるし、悪いこともある。
逆に、Bを選んでも、いいこともあるし、悪いこともある。
これをロジカル(論理的)に、いくら考えても答えは出ません。

 

たとえば、メリットを点数化して、大きなメリットをプラス2点、小さなメリットをプラス1点。
デメリットを、大きなデメリットをマイナス2点、小さなデメリットをマイナス1点。
こんな風に数値化して、すべてのメリデメをあげて、点数の大きいほうにしよう!なんて決めたとします。
それでも最後の最後、やっぱりなぁ・・・
なんて振出しに戻ることも多いわけです。

 

こういったときに疑うべきは、自分の思い込みです。
Aを選んだ時のデメリットって、実は自分が思い込んでいるデメリットじゃないか?
逆にBの場合もしかりです。
この思い込みが何なのかを追求していく。
そんなワークショップでした。

 

するとですね、眠たくなる人が続出するんです。
別にそのワークショップセミナーが退屈だったわけではありません。
自分で考え、書き出したりする手作業の多いセミナーなので、普通寝る人なんてあんまりいません。
なのにうつらうつらと異様に眠そうな人が続出しました。

講師の方と雑談をしているとこんな話が出ました。
「この部分はけっこう寝る人多いんですよ。なにしろ、自分が見たくない部分を見せられるわけですから」
なるほど。

このワークの答えをお伝えすると、ある人はなぜAとBが選べなかったかというと、責任を取りたくなかったから。
選んだ結果、自分の責任が追及され、糾弾されることを恐れていたのです。
実は、どっちを選んでも結果は大して変わらない。
だけど、責任を追及されて嫌な気持ちになりたくなかった、というのが選べない理由でした。

たいてい悩みごとの中には、自分が見たくない、自分の一面があります。
その方は経営者ですから、責任をすべて持つ必要がある(とおもっている)。
けど、AかBの選択を自分がすると、自分が責任を負うことになる(とおもっている)。
もし何か問題が起こった時、自分が矢面に立たされる(とおもっている)。
つまり、窮地に追い込まれる可能性は排除したいから、決められない、というわけです。

 

経営者が、責任逃れを従っているなんて言うのは知りたくない現実。
しかし、それを知ったうえで、改めて考える。
これを決めたところで、そんな窮地に立たされるものか?と。
いやいや、それは無いだろう。
じゃあ、エイや!で決めちゃえ。
最後はそんな感じになりました。

 

しかし不思議なのは、自分の無意識はそのことは全部オミトオシなわけです。
こういうワークをやると、視たくない自分と向き合わなければならない、というの予想する。
そこで、寝るわけです。
これ、逃避と言います。

そうやって私たちはとても重要な部分と向き合うことをせずに、生きてきていることが多い。
その視たくない自分と直面するのは怖いかもしれません。
しかし一度向き合ってみれば、それを含めて自分を愛せるようになります。

NLPのワークショップでも、自分が知らない自分を見つけるワークはあります。
もちろん段階を追って・・・ということになるのでさほどダメージを受けることはないと思います。
むしろ、押さえつけていた自分を発見することで、涙が止まらない人も少なからずいらっしゃいます。
本当の自分はここにいたんだ、という喜びの声をたくさん伺います。

そんな体験をしたい人は、ぜひ、NLPのセミナーに足をお運びください。

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よく連絡を取る人と自分の年収

よく言われる話ですが、最も連絡を頻繁にとる人の平均年収が自分の年収とリンクする、と言われます。
しかし、携帯電話の通話履歴を見たとき、「ああ、あんまり収入おおくなさそうだな・・・」とがっかりする。

この話、正確かどうかはわかりませんが、納得する部分はあります。
たとえば、いつもつるんでいる友達が、毎週のように海外に行く人ばかりだったとします。
友人10人のうち、一人は今日は香港にいて、一人はベトナムにいる。
もう一人はハワイにいて、さらにもう一人はシンガポール・・・
そういう中にいると、感覚として「海外に行くのは当たり前」という感じになります。

逆に、まったく日本から出たことのないグループにいると、日本に出ないことが当たり前になります。

 

例えば私の場合、もともとやっていたビジネスが地元密着型です。
となると、基本的にその地を出ることがありません。
しかし、たまたま仲良くなった友人は、同じ仕事をしているのに、しかも事業規模は自分より小さいのに、やたらと出張に出かけている。

今月は東京、来月は福岡、再来月は名古屋・・・という具合です。
不思議に思って彼に尋ねてみました。
「いつも何しに行ってるの?」と。

彼は言います。
本などを読んで参考になった人のセミナーに参加しに行っているということ。
彼がそんな感じだから、私もじゃあ、ということで重い腰を上げました。
たとえば東京の往復が3万円くらいかかったとしましょう。
かつては、3万円も!と思っていましたが、行き慣れてくると3万円以上の価値を持って帰る前提で旅立ちます。
それがわかると、はじめに出す3万円の旅費は痛くもかゆくもなくなります。

そんなことを繰り返しているうちに、人脈は広がり各地に友人ができました。
そして何より、ビジネスを地元だけにとどめておくことがバカバカしくなってきました。
日本が狭くなってきたわけです。

 

支出や時間は、同じようにかかるわけですが、感覚が変わっただけでいとも気軽に上京するようになりました。
こんどは、香港に行くくらいは、東京に行くぐらいの感覚で行けるようになるかもしれません。

 

自分より一歩先を進む友人を持つと、今まで大きく感じられた壁がだんだんと小さく感じられるようになってきます。
よじ登るぐらいの高さが、ひょいっとまたぐぐらいの壁に感じられます。
冒頭の友人の平均年収の話は、きっとこういうことなんだろうな、と思ったわけです。

 

こういった友人は、すぐに入れ替えられるものではありません。
そこでお勧めするのが、SNSの活用です。
今や、さまざまな有名人が、twitterやFacebook、インスタグラムなど、様々なSNSを活用しています。
彼らの行動や考え方をそういった媒体で身近に感じましょう。
そうすることで、ああ、自分って結構小さい考え方してたな、と感じる時が来るのではないでしょうか。
そうして、今まで高く感じていた壁を低くしていきましょう。
最後の最後、その壁を乗り越えるかはあなたの判断ですが、少なくともその時にはよじ登る高さではなく、跨げる高さの壁になっているのではないでしょうか。

 

NLPではモデリングというテクニックをお伝えしています。
目指す人のようにふるまうという個のテクニックもまた強力です。
ぜひ、学びに来てくださいね。

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ミラーリングあなたは誰を模範にしていますか?

あなたは、「ミラーニューロン」というものをご存知ですか?
これは脳にある神経細胞。
ざっくりいうと、見たままをマネしようとする神経細胞です。

たとえば、目の前の人が右手を挙げたとします。
するとそれを見ている自分の脳内では、右手を上げる動作をしたときと同じような電気信号が神経細胞内に流れるとか。

まあこれだけでも不思議なのですが、例えば暗闇の中においてもその反応はあるそうです。
つまり、相手のことが見えていないのに、ミラーニューロンは見えない相手のマネをする。
なんだか超能力みたいですね。

 

さらに言うと、自分は相手の心の中にある自分の姿に忠実になろうとする性質があるようです。
たとえば、母親があなたのことを「いつまでたっても頼りない存在」と思っていたとしましょう。
あなたはその様子を敏感に察知し、いつまでたってもどこか頼りない存在になってしまうというのです。

 

そういえばこんな心理実験があります。

ある教師に一つの暗示をかけます。
クラスAは、とても優秀な生徒ばかりで、クラスBは普通の生徒を集めたクラスである、と教師に思い込ませました。
実際は、クラスAもクラスBも、ごく普通の生徒があつまったクラスであるにもかかわらず、です。

で、1年たって成績を検証してみたところ、教師が「優秀な生徒たち」と信じていたクラスAはぐんぐん成績が上昇。
ぎゃくに、普通と思っていたクラスBは普通に終わったといいます。

 

このことからわかるのは、教師の思い込み1つで担当するクラスの成績は変わる、ということです。

 

 

さて、あなたは誰の思い込みの中で生きているのでしょう?
あなたに身近な、ご両親?
それとも配偶者?
それともお子さん?

何にしても、私たちは自分の人生を生きていない可能性がある、ということです。

 

 

ところで、このミラーニューロンの機能を活かしたNLPテクニックがあります。
このミラーニューロンの同調を意識的に行うことで、親和性を高めようというものです。
それをミラーリングと言います。
相手の仕草をマネすることで、相手と親密になる。

 

また、モデリングというテクニックもあります。
これはなりたい憧れの人のふるまいをマネすることで、自分をそういう状況に持っていくというもの。

 

NLPというのは、こういった脳科学、神経科学、心理学などの知見を体系化し、よりよい人生を送り、よりよい人間関係を創り出すテクニックです。
自分を思い通りに動かし、人生を思い通りの状態にするもの。
そろそろ、NLPを学ぶ時期に来ているのではないですか?
うまくいかないこと、思ったほど成果が得られない、そう感じたときはぜひ、NLPを学んでみてください。

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他人軸から自分軸の人生へ

なんとなく感じる違和感。
日々を問題なくは過ごしているものの、
なにか問題が起こった時にふと頭に上る。

「なんだか、自分の人生を生きている気がしない」
「自分は何のために生きているのだろう」
「このままの生活をすることが正しいことなのだろうか?」

不安とも、疑問とも感じられないような微かな感覚。
特段の不自由がなくとも、なんとなくしっくりこない感覚。

そんなことを感じる人は、少なからずいらっしゃるのではないかと思います。

それはもしかしたら、本当に自分の人生を生きていないのかもしれません。

 

私たちは、誰かから植え付けられた価値観で生きていることが多い。
たとえば、勉強し、いい大学を出て、いい会社に就職する。
こんな話は「あたりまえ」のことと認識されています。
そのルートをひとたび外れると、落ちこぼれとか、負け組とか、そんな風にカテゴライズされてしまう。

じゃあ、いい大学を出ていい会社に就職すれば、万事オッケーなのでしょうか?
今話題の、メガバンクのリストラ。
かつて、大手の銀行への就職と言えば、生涯を保障されたかのようなイメージを持っていたのではないでしょうか。
その”勝ち組”の人たちが、いつ肩をたたかれるのでは?と戦々恐々しているさまをメディアは伝えています。

 

恐らく遠くない未来、銀行はなくなるか、今とはあり得ないほど形を変えているでしょう。

 

私たちは何かと「損得勘定」で動きがちです。
勝ち組は得、負け組は損。
しかし、損得勘定で割り切れない感情が人間の中にはあります。
それがあるからこそ、「自分の人生を生きていない」という違和感がふつふつと心の奥底から湧き上がってくるのです。

その正体を見極めることは、ほとんどの人がしません。
なぜなら、そんな戯言を考えている暇などない。
今目の前の仕事に集中しよう。
そんな風に考えて、心の叫びを押し込めてしまうからです。

 

今の時代、もはや損得勘定では未来を選びにくくなっています。
何が損で、何が得なのかがわからないからです。
ほんの20年前にガレージから始まったベンチャー企業が、今や世界を動かす規模に成長し、この世の春を謳歌していた金融機関が行く先に暗雲が垂れ込めているわけですから。

その時に指針となるものは、あなたの心の中にしかありません。
それこそが、「自分の人生を生きていない」と感じさせるものの正体です。
そこに今までふたをしてきました。
そうしないと、親の言いつけや、社会が求める「立派な大人」になれないからです。
さて、そろそろ、その押さえつけた本当の自分が、外に出たくてうずうずしているんじゃないですか?
それこそがまさに、「自分の人生」のありかです。

そこに光を当てるには、ちょっとしたこつを知っておく必要があります。
そのコツを教えるのが、NLPの一つの側面になります。
NLPで、自身の本当の生き方を悟った方はたくさんいらっしゃいます。
セミナー中、涙を流しながら、「これこそが自分が歩みたい道だったのか」と気づく人もいます。

 

次は、あなたの番です。
本当の人生を取り戻してみませんか?

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トラブルはあなたが成長するとき

生きていると、さまざまなトラブルに見舞われます。
むしろ、上手くいくことのほうが難しい。

たとえば、私の場合、パソコンを買って各種設定がうまくいったためしがないのです。
自動で認識されるはずのプリンターが認識されない。
で、こちょこちょ設定をイジッて何とか接続する。

この程度のことならいいのですが、例えば新しくやり始めた事業、新たに選んだ会社、学校や学び事などなど、いきなりうまくいくというのは難しい。
何事も、右肩上がりにうまくいくことって少ないんですね。
必ず一旦は下降線をたどる。

 

たとえば、私はある会員制事業をスタートさせました。
その会員数は、ぐんぐん伸びたか?というとなかなかです。
そして、数少ない会員の一人が先ほど退会届を出してきました。
ガーーンって感じです。

 

さて、こういった状況に対処するにはいくつかの方法があります。
一つは、それでも成功を信じて、同じように事業を進めていくこと。
二つ目は、がっかりして諦めてしまうこと。
三つめは、何が問題化を究明してやり方を変えていくこと。

この三つは、実は間違いは一つもありません。
「あきらめるなんて!」というと思いましたか?
いえいえ、事業は撤退のタイミングを見極めることは重要です。
辞める決断もまた、正しくもあり、重要でもあるのです。

 

こういった問題は、普段と違うことを始めるか、状況が変わった時に起こりがちです。
その時に、起こったことをどうとらえるかが、あなたのこれからを作り上げていきます。
ちなみに私は、三つ目を選択しました。

とすると、仕組みを変えるに際して「今までのやり方を変更するということを現在の会員に周知する」必要が出てきます。
そう考えると、これはとても幸いです。
なにしろ、今の会員数は少ないのですから。
これが、何万人の会員を抱えていたなら、なかなかできないことです。
少ないからよかった、というわけなんです。

 

別に強がりを言っているわけでも何でもありません。
会員数が少ないから失敗だ、というのも一つの考え方。
会員数が少ないから変更しやすい、というのも一つの考え方。
逆に、どう世の中を見るかで、世の中は変化するのです。

 

この三つ目の価値観で考えていきましょう。
その時、「トラブル」は、物事を変化させるきっかけになります。
壁があることを認識したということは、やり方を変えるタイミングである、ということです。
それに気づいたことは、とても大事なことだと思います。
なにしろ、間違ったやり方で、時間と労力を浪費する手間を省けるのですから。

そういった柔軟性を本来人は持っています。
しかし、「こうあるべき」とか、「これが常識だ」とかいう固定された考えに固執すると、その柔軟性は発揮できなくなります。
人生が難しいのは、この柔軟性を発揮できないからではないでしょうか。

それを取り戻す一助となるのが心理学です。
とりわけ、実践に特化したNLPはあなたの思考はもちろん、行動をも変化させます。
この行動の変化が、世界に違いを生み出し、あなたの人生を変えていくことになります。

もし、いま、人生の壁にぶち当たっているとしたら、やり方を変えるタイミングかもしれません。
違うやり方を知るツールとして、NLPを活用してみるのも一考ではないでしょうか。

 

 

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地方で暮らすメリットとデメリット

ある友人は、学生時代から大阪に暮らしています。
実家は四国にあるのですが、実家には帰りたくないといいます。

なぜか?と問うと「人の目が多くて窮屈だ」といいます。

 

ある歯科医師がいます。
岐阜県の町はずれに住んでいるのですが、フェラーリを所有されています。
しかし、それを地元の人に知られないよう、少し離れた場所に駐車場を借りています。
わざわざ隣町の駐車場までセカンドカーで走っていき、フェラーリに乗り換えるそうです。

なぜか?と問うと「近所の人に見られると面倒だ」と言います。

 

地方の良さは、わりと人同士がつながっていて、独特の安心感があります。
たとえば、車にキーをつけっぱなしでも盗難されることはなく、うちのカギを締めたことなどないという人もいまだに多いようです。
誰もが顔見知りであることと、少し語弊がありますが監視しあうことで、安全な「場」となっているのかもしれません。

 

しかしそこには弊害もあるようです。
仲間意識というのは厄介なもので、仲間とそうでない人に線を引くことです。
だからよそ者が来ると警戒する。
また、仲間の中から、その輪を飛び出そうとした人には、白い目を向ける。
皆が同じであることが、仲間の中では重要なようです。

 

だから、少数民族が多数存在する地では、言語も民族の数だけあるといいます。
使う言葉で、仲間かそうでないかを見分けるためです。
日本の地方に伝わる方言も、もしかしたらそんな機能があるのかもしれません。

 

仲間意識というのは、一歩間違うと、異質なものを排除するコミュニティになります。
その結果、地方でフェラーリに乗ってはまずいとか、目立った行動をすると変な噂が立つとか、そんなことを気にしながら生きていくことになります。
それでも不自由がないからと、その中で身を置き、仲間の外の世界を見ようとしない。
なぜなら、外が見えると、自分の生活がどこか物足りないものに見えそうで怖いからではないでしょうか。

NLPでは、人と自分を比較することはあまりお勧めしていません。
誰かがフェラーリに乗っているとか、豪遊しているとか、贅沢をしているとかを気にかける必要はありません。
しかし、気を付けたいのは、日々自分が成長しているのか?という問いは必要だと考えています。
なぜならば、自らの成長は、人間が本来持っている重要な欲求だからです。

 

思い出してみてください。
初めて自転車に乗れたとき。
難しい試験に合格した時。
自動車の免許を取った時。
会社で大きな業績を上げたとき。
きっと、湧き上がる喜びをかみしめたのではないでしょうか?

こういった目に見える成果だけではありません。
人にやさしくできたとき、頑張っている自分を感じたとき、いつもより早起きできたとき、人は気分が爽快なのではないでしょうか。

 

大人になると成長を感じる機会はだんだんと減ってきます。
子どものころは、無理やりでもチャレンジさせられてきたことも、大人になれば自分でやろう、と思わなければチャレンジは起こりません。
その時に足を引っ張るのが、いわゆる「仲間」だったりすることではないでしょうか?
いえ、仲間からつまはじき者にされるのでは?というあなた自身の恐れではないでしょうか。

だとしたらとてももったいない事をしているのかもしれません。
なにしろ、人生の喜びを感じる機会を捨ててしまっているのですから。
かなり損をしている、というのが”中の人”とまんトレの共通した認識。

 

たくさんの体験と、たくさんの刺激の中で、日々成長する人生を実感する。
もしそんな希望が少しでもあるとしたら、NLPの門をたたいてみてください。

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大富豪がエコノミークラスを使う理由

ある本に、映画監督トム・シャドヤックの話が紹介されていました。
かれは、ジム・キャリーと組んで、「ライアーライアー」などのヒット作を手掛け、その後、エディ・マーフィー、ロビン・ウィリアムズ、モーガン・フリーマンなどとともにヒット作を続出させていました。
個人資産は5000万ドルを超えると言われ、移動はプライベートジェット。

まさに憧れの大富豪生活です。

しかしかれは、ある時感じたそうです。
「生活は快適だったが、幸福感が増すことはなかった」と。
むしろ、居心地が悪かったといいます。

彼は巨万の富を得、ハリウッドの華やかな人々がするのと同じように、生活のレベルをどんどん上げていった。
それが自分を幸福にする・・・というより、それが当たり前だと感じられる世界です。

しかしあるとき、彼はそのことに疑問を感じた。
そして、飛行機をエコノミークラスに変え、近所の移動は自転車で。
彼にとってはそれで十分なのでしょう。
映画も、商業主義に徹するのではなく、自分の撮りたいものを撮る。
彼はそういった生活を「自分を満たすため」とインタビューで語っているそうです。

 

さて、この話、信じられるでしょうか?
一般的には、一度上げた生活水準を下げることは非常に難しいと言われます。
しかし彼はいとも簡単にやってのけた。

まあ一つには、一旦、大富豪の生活をしてしまったから「こんなものか」とわかったというのがあるでしょう。
そこを経験しなければ、自分にとって魅力的な生活ではない、ということを知ることができなかったかもしれません。
とはいえ、その快適な世界の中に身を置いてなお、何が足りないのかを導き出したのは彼だからこそ、と言えるのではないかと思います。

 

私たちの多くは、これほどの富を手にしたことはない。
しかし、自分にとって何が必要かを問うことはできます。
富が必要なのか、それともそれ以外のものが必要なのか、ということを。
多くの方は、精神的な幸福を求めているものである、というのが定説ではあります。
しかしそのことを知るには、富みへの盲目的な信仰をいったん捨てる必要が出てきます。
その最短距離は、自分が富める経験をしてみることなのでしょう。

何を選ぶかは、あなたの自由。
富を目指すもよし、それ以外でもよし。
しかし、最も不幸なのは、自分が何を目指したいかがわからず、雰囲気だけで富を得たいと信じている事ではないでしょうか。

その奥にある本心を知るには、ちょっとしたコツが必要です。
そのこつをNLPでお伝えしています。
よければ、NLPの世界に、少し足を突っ込んでみませんか?

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