86歳の老人は何を感じていたのだろうか?

ある86歳の一人暮らしの老人がいます。
彼は、自宅の一室で一日を過ごします。
食卓の上にテレビを置き、そこから手の届くところに冷蔵庫を置く。
椅子に座ったまま、ほとんどの用事を済ませることができます。

たまたま、私が訪問するとこんなことを言っていました。
「わしゃぁ、何のために生きてるんやろな」

 

その方は、現役時代は、ちょっとした化学工場を経営していました。
社員も40名ほど抱え、そこそこの事業です。
とはいえ、時代の波についていくことができず、70歳のときに会社を締めました。
決して貧しくはないけど、特別裕福でもない。
そんな状態で、奥様を亡くし75歳から独り暮らし。

わりと頑固な人だったので、子どもとの関係はあまりよくありません。
一人になった時、彼はそのことを後悔していました。
「とはいえ、ワシにもプライドがあるからな」
と自分から仲直りを言い出せません。

 

まあ、それはそれとして、彼が繰り返し言う言葉は
「何のために生きているのか」
ということ。
それなりに仕事にまい進してきた。
一時期はそれなりに羽振りもよかった。
けど、人生が終盤に差し掛かってはじめて、自分が生きている意味を考え始めました。

「いったい何のために生きてきたんやろ」

そんなことをつぶやきながらも、
「もう早くお迎えが来てほしい」
そういつぶやきます。

 

そして、先日。
彼は87年の人生の幕を閉じたと連絡を受けました。

彼は、人生に満足を感じて最後のときを迎えられたのでしょうか?

 

 

ある人は言います。
「死なないために生きている」
どうも投げやりに聞こえますが、実際はそういう人、多いのではないでしょうか。

今安定した仕事についている。
これは、「飢えない=死なない」ためにやっている事。
それなりに平和な家庭を気付いている。
それがすべてならいいのですが、家族はいずれそれぞれの道を歩みます。
今が幸せならいい、というのは間違いではないと思います。
しかし、その幸せは永遠に続くものでしょうか?

 

一方、使命を見つけた人は強い。
使命とは、命を使うと書きます。
自分の生涯をかけて、何かをやり遂げることです。
大げさに聞こえるかもしれませんが、誰しもが、今の世の中に何かしらの影響を与えることができます。
100年後、1000年後の自分のあり方を考えていくことで、それが明確になることもあります。

 

単に日々を平和に過ごすことを選ぶのも一つの道です。
しかし、それを積極的に選んでいるのか、一度自分に問いかけてみる必要はあるような気がします。
ちなみに、死を前にした人が後悔したことの中で、割と多いのが「やったこと」に対する後悔ではなく、「やらなかったこと」に対する後悔だといいます。
あなたは、やり残したことはありませんか?
そもそも、本当に何をやりたいかに気づいていますか?
もし、モヤモヤとして見えないのなら、NLPでそれを見つけるお手伝いができます。

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かみ合わない会話の原因は?

夫婦、同僚、上司と部下、その他もろもろ。
人と人が話をし始めると、時にかみ合わないことが出てくるものです。

例えばこんな感じ。

上司「明日同行するA社の企画書、ちゃんと仕上げたか?」
部下「はい。これです」
上司「わかった。じゃあ明日、よろしく」

【A社への訪問当日の朝】

上司「(企画書をチェックしながら)おい、この企画、ちょっとおかしくないか?」
部下「え?」

 

この時に二人の間で、どんなことを考えていたのでしょう。
上司は、部下の企画書が当然事前の打ち合わせ通りになっていると考えていた。
とはいえ、少し気になって前日に確認した。
しかし、詳細のチェックまではしなかったわけです。
このぐらいのことは、言われなくてもできるだろう、と。

一方部下は、前日に企画書を上司に見せた。
事前に見せたわけだから、当然目を通しているだろう。
上司は何も言わなかったので、OKだったと認識している。

 

で、当日の朝がやってきた。
上司は、企画がおかしいという。
上司にしてみれば、あれだけ事前に打ち合わせをしたのに。
そもそも自信がないなら、そういって早めに相談すればいいのに、と思う。

 

一方部下は、なんでこんなギリギリになっておかしいなんて言うのか。
昨日の内に言ってくれれば、修正する時間はあったのに。

 

まあ、ちょっとしたボタンのかけ違いなわけです。
これを多くの場合、相手が悪い、と言ってその場を収める。
けっか何が起こるかというと、同じミスが繰り返されるわけです。

 

さてこれを防ぐにはどうすればいいでしょう。
それは、相手の立場に立って考えてみる、という動作が必要になります。
また、「言わなくてもわかるだろう」という自分勝手な思い込みに気づく必要があります。
双方が問題を持っているわけですが、これで対立してしまったら問題は永久に解決しません。

特に、対人コミュニケーションというのは、多くの人が無意識にやっていることの積み重ねです。
逆に言うと同じことをやっている以上は、出てくる結果はあまり変わりません。
つまり、結果を変えたければ、行動を変える必要があります。
しかし多くの場合、私たちは無意識の行動に気づかないのです。

自分がどんな顔で他人と接しているかを見ることはできません。
なぜなら、鏡を見るときは、鏡を見る顔で見るからです。
よく、「自分のことが一番わからない」といいますが、それは本当だと思います。
だから人は、道に迷うんですね。

さらにいうなら、迷っていることにさえ気づかないことがあります。
何をやっても、どれだけやっても満たされた感覚がないとしたら、自分には見えていない何かがあるのかもしれません。

その何かを、NLPを学ぶことで見つけていく人はけっこういます。
ある二代目経営者は、自分の今やっていることが楽しくないことに気づいた。
けっか、親の家業とうまくバランスをとりながら、自分の道を歩み始めたケースがあります。
彼の輝くような笑顔を見たとき、NLPを広める仕事をしていてよかったな、と思えます。

皆さんも、本当の自分を発見しませんか?

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無意識の行動を意識してみる

NLPを学ぶと、人の無意識の行動を意識してみることがあります。
例えば、赤信号で止まった自動車。
前の車が若干動き出すと、慌ててこちらもブレーキを外す。
けど、信号を見てみたらまだ赤だった。
そんな経験ありませんか?

私たちの頭の中にはいろんな習慣が刷り込まれています。
だから、赤信号で待っているとき、前の車が動いたら即座に自分も発進しなければ。
そうおもって、無意識にブレーキから足を外す。
実は、こういうシーンで起こる追突事故、けっこうあるんです。

私たちの行動は、9割以上が無意識に行われる、という人もいます。
ということは、パターン化されているということです。
こういう問題が起きたときは、こう対処する。
そういうパターンが脳の中に組み込まれているわけです。

 

たとえば、子どもが駄々をこねたとしましょう。
親としてはそんなことで足止めされたくないので、ついつい子供を強制しようとする。
「早く来なさい!」「静かにしなさい!」と。
すると子供は反発します。
「いやだいやだ」を繰り返したり、道端に座り込んだり。

そうするとついついこちらもカッとなる。
ときには手が出てしまうかもしれません。

 

脳に組み込まれている、といいましたが別に生まれつきそう言う反応をするように生まれたわけではありません。
人生の中で、そうすればうまくいった、という記憶が頭にあるからそうするわけです。
しかし、現実は思ったようにはうまくいかない。
なのに、同じことを繰り返すわけです。
子どもをしかりつけて従わせようとし続けます。

そういう時に、お勧めしたいのは、まずは反射的に何かをするのではなく一旦止まってみること。
冷静に状況を見てみるのです。
子どもが駄々をこねている。
自分は早くこの場を立ち去りたい。
だから思わず声を荒げそうになった。
周囲の人たちは、こちらを迷惑そうに見ている(気がする)。
などなど。
様々な状況をいったん見てみる。

 

なかなかできないことなんですが、こういう意識をしてみないと、パターン化された自分の行動に気づけないのです。

別に子供を叱るシーンだけに限定された話ではありません。
親や子供との会話。
教師や上司との会話。
仕事上でよく犯すミス。
こういったことが「またやってしまった」と自己嫌悪に陥るくらいなら、やる前に止まる意識をしてください。
反射的に行動しないこと、反射的に行動しない時を持ってほしいのです。

 

そうやって静止して、考えてみる。
可能であれば、相手の心情に入り込んでみるとなおいいでしょう。
なぜこちらの話が伝わらないのか。
その原因を知ることができるかもしれません。

こちらにはこちらの事情があるのと同様、相手にも相手の事情がある。

そうやって反射的な行動を「視る」ことで、違う方法を試す余裕が出てきます。
その時に違う行動を起こせば、相手の反応はいつもとは変わるはずです。
一度でうまくいくかもしれないし、行かないかもしれない。
しかし、間違いなく言えることは、上手くいかないならうまくいかないで「この方法ではなかった」ということがわかります。

 

止まって、見る。
一度試してみてください。

 

さて、こうやって反射的に起こす行動は、脳に行われたプログラムが原因です。
このプログラムを書き換えることができれば、失敗ばかりの毎日が変化する可能性は高い。
そのプログラムの書き換え方を知るのが、NLPの目的の1つです。

いつもはこういった情報を知っても「まあそのうち」なんて思っていたとしたら、それで思うような人生になっていないとしたら、その反射的行動を改めるのは今なのかもしれませんね。

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ムラ社会を救うのは誰か?

ある講演依頼をいただき、地方の小さな町に伺うことが決まりました。
そこで、依頼者に聞いてみたんです。

「そこに集まる人たちは、どんなことで悩んでますか?」と。
要は、その人たちが抱える悩みを知ることで、そこにどんぴしゃりな話ができれば、という思いがあったからです。
すると、彼はこう言います。

「さぁ。特に悩みとかはないんじゃないかと思います」

じゃあ、皆さんの関心ごとは?

「いやぁ、特にないんじゃないかなぁ」

 

え???

 

いや、ちょっと不思議です。
というのも、講演する以上は一定程度の経費が発生します。
私自身、安くない講師料を頂きます。
お金と時間をかけて、何の変化を求めないってどういうことなんでしょう。

 

「地元の人間は、今まで通りというのが一番なんですよ」

 

詳しく聞くと、こんな感じでした。
地方では、人から頭一つ出ることに大きなリスクがある。
いわゆるムラ社会なのでみんなおんなじ、歩調を合わせ、お互いがお互いを監視しあう。
ムラのおきてを揺るがさないように。

そんな中で変わったことをやり始める人は、ムラの秩序を乱すものとして村八分にあいます。
昔ほどあからさまではないにしても、陰口を言われたりするわけです。

言ってみれば、鎖国状態を続けているわけです。

確かに、鎖国というのは村の中の安定を促すには優れた政策です。
江戸時代が300年も安定して続いた背景には、鎖国が大きな要素としてあったという話もよく聞きます。
変わらずにい続けるために、ムラ単位で鎖国をする。

 

じゃあ、現地の人は何一つ関心ごともなく、ぼんやり日々を過ごしているのでしょうか。
地元の方はこんな風におっしゃいました。

「しいて言えば、少子化とか過疎化は関心のある問題かも」

なるほど。
ムラの存続が危ぶまれる問題には、心が動かされるわけです。

ヨソ者を排除した結果おこるのは、若者の流出です。
夢を持つ若者の中には、窮屈な監視社会がツラい人もいる。
すると、そんなムラ社会を飛び出してしまう人が出てきます。

一方で、都会での生活に疲れた起業家が、田舎生活を始めるのも最近の流れです。
PC一つで仕事をしながら、カントリーライフを楽しむ。
そんなムラとは違った文化を持ち込む人もこれから増えてくるでしょう。

 

つまり、ムラは、ムラのままでは存続するのが難しい時代に差し掛かり始めています。
いつまでも村人としての既得権益を守り切れるとは思えません。
そんな時に誰かが動き始めると、一人、二人と仲間が増え始める可能性があります。

少子化、過疎化をとめるのは、たぶん外の人間ではなく、中の人間でなくてはなりません。
外の人間がやり始めると、いいとこどりされちゃいますからね。

 

つまり、地方の人たちも、そろそろムラ社会の改革を始めなければならない時期に差し掛かっているのではないでしょうか。
その最初の一人を、ムラは求めているはずです。
そのひとりにだれがなるのか。
そこを考えてみる必要があるのではないでしょうか。

そんな勇者を生み出すメンタリティ。
あなたの背中を押すのは、あなたの中にある情熱かもしれません。
そのくすぶっている炎を燃え上がらせるお手伝いなら、私どもにもできると思っています。

脳のプログラムを自在に書き換えるのが、NLPです。
ちょっと怖い、ちょっと不安。
その思いを乗り越えて、あなたの個性を活かす生き方をしてみませんか?

まずは、体験セミナーから。

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人生の楽しみ方、知ってますか?

あなたは、海外旅行にいった事がありますか?
私の初めての海外旅行は、新婚旅行でした。

大学時代には、当時は卒業旅行と称して海外旅行に行くのが当たり前の時代でした。
彼らがいろんなところへ行くのを横目に、私は車を買うためにバイトをしていて、そんなところでお金を浪費するのはもったいない。
そんな風に思っていました。
そもそも、あまり旅行に興味はなかったので、海外だって同じでしょ、と思っていました。

ということで、海外旅行デビューはずいぶん後になってしまったわけです。
それでも、当時は、決して海外旅行をする人をうらやましいとは思いませんでした。
なぜなら、海外旅行の楽しさなんか知らなかったからです。

 

で、新婚旅行でどこに行く?
ということになりました。
まあ、実際のところ、どこでもいいや、という感覚ではありました。
何しろ、海外旅行の楽しさなんて知りませんから。
とはいえ、相応の期間会社を休む理由としては、新婚旅行というのは絶好のチャンス。
ということで、いろいろ考えた末、
海に行きたい。
あと、映画が好きなので、ハリウッドに行きたい。
この二つをかなえる旅行にすることになりました。

まず、アメリカのLAにある空港に降り立ちます。
学生時代の地理の授業で、アメリカ西海岸が温暖で乾燥した気候であることは知識としては知っています。
けど、真冬だけど、現地の人は短パン・Tシャツで歩いているとか、
汗は出てもすぐに乾くから服が汗で濡れないとか、
日本との圧倒的な日差しのきつさの違いとか、
こればっかりは、実際にその場に行かないとわからない経験を次々とします。

アメリカは訴訟社会だ、なんて言って冷たい印象がありましたが、ちょっと田舎のショッピングモールに行くと気のいい若者が困りごとを助けてくれる。
陽気な人たちは、常に明るく挨拶してくれる。
ある地では、おばさんにつかまって、30分くらい英語で話しかけられて、こっちは頷くばかり。
30分後「あなた英語ができないのね!」と言われて、解放されてほっとするやら悔しいやら。

いい経験も、そうでない経験も含めて、ああ、自分の知っているアメリカっていうのはほんの一部なんだな、と感じたのを鮮明に覚えています。

 

海外旅行が好きだという人は、きっとこういう中にいることが、楽しくて刺激的なんだろうな。
いってみて初めて分かったわけです。

 

なぜもっと早く、この楽しさを知ろうとしなかったのかと後悔しました。

学生時代なら時間はいくらでもある。
だから、行こうと思えば海外旅行もいけたわけです。
けど、今となっては社会人。
そうそう遊び歩くわけにもいきません。

 

経験することなく、私は「海外旅行も国内旅行も一緒でしょ?」「ガイドブックや映画の中の海外を知れば、だいたいのことはわかるでしょ?」なんて勝手に思い込んでいたわけです。

 

さて、このことは人生でもよく起こります。
今の生き方が、何のトラブルもなく、そこそこ幸せ。
そうすると、その中で満足したつもりになります。

けど、そういう人が、例えば余命6か月です、と言われたとしたらどうでしょうか。
やり残したことをリストアップしてみると、いっぱいあるんじゃないですか。
しかも、それをやってみれば、もっとやってみたくなることがほとんどです。
なのに、今はストップをかけてしまってるわけです。
それは人生の楽しみを知らないでいようとしているのかもしれません。

 

なぜなら、もっといろんな経験をすれば、いろんなところに関心が及びます。
そうすると、人とは違うことをやりたくてしょうがなくなるかもしれない。
仲間とは違う道を進みたくなるかもしれない。
一人、地元を飛び出したり、
一人日本を飛び出したりしたくなるかもしれない。
それが怖いから、私たちは目の前に見える世界以外を見ようとしないようにしているのかもしれません。

 

一度知ったら戻ることはできません。
けど逆に、知らないで100歳が近づいたとき、あなたはこういうかもしれません。
もっと早く人生の楽しみを知っていればよかった、と。

さて、最後の息を引き取るとき。
あなたはベッドに寝かされ天井を見上げ、
後悔ばかりを思い浮かべる人生を望みますか?
それとも、精いっぱい楽しんだなぁ、と悔いのない最期を望みますか?
その時は、刻一刻と近づいています。
決断は、早いに越したことはありません。

もし、人生の楽しみをしゃぶりつくしたいなら、きっと私どもがお手伝いできるのではないかと思います。

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未来だけでなく、過去も変えられる

よく言われます。
「未来は変えられる」と。
けど、意外と知られていないのですが、過去も変えられます。

たとえば、こんな経験はないでしょうか?
小学校のころ、教室はあんなに広く、机も椅子も、けっこうしっかりしたものだったような記憶がある。
しかし、自分の子どもの参観なんかで当時の教室に足を踏み入れてみると、
「あれ?こんなに教室って狭かったっけ?」
ということ、ありませんか?

 

また、こんな経験も一度や二度はあるんじゃないでしょうか。
たまにいくレジャー施設。
彼女・彼氏といっしょに来ていて、「前にも来たことあるよね」なんて言ったら、
「え、わたし(おれ)、来たことないよ。誰かと勘違いしてるんじゃない?」
なんて経験。

 

両方とも、自分の中ではかなりはっきりした記憶としてよみがえっている。
なのに、確認してみるとその記憶は間違えようのないほど、間違えた記憶だったというパターン。

 

それもそのはずで、人間の記憶なんて相当あいまいです。
というか、脳はいろんなことを「忘れる」ことで、常に活動領域を確保しているといいます。
PCで言うと、常に不要なファイルが自動で削除されてる感じでしょうか。
有名なエビングハウスの実験によると、人の記憶は・・・

  • 20分後には42%忘れる

  • 1時間後には56%忘れる

  • 9時間後には64%忘れる

  • 1日後には67%忘れる

  • 2日後には72%忘れる

  • 6日後には75%忘れる

  • 31日後には79%忘れる

 

1か月すると、8割忘れてます。

 

なのに、5年も、10年の前をなぜありありと思いだせるか、というと、脳はその不完全な記憶をテキトーに補っているんです。
だから、初恋の彼女・彼氏は現実以上に美化されてる事が多いから忘れられない・・・的なこともあるかもしれませんね(笑)

 

で、不完全な記憶をテキトーに補うに際しては、自分の思い込みが作用します。
とてもつらい体験であったとすると、ツラかった部分がデフォルメされたりもしています。

生きていれば、いろんなことがあります。
人によってはツライ経験もたくさんあったでしょう。
そのおこった事実は変えることはできませんが、それはもはやあなたの記憶の中にしか存在していない出来事です。
それをどうとらえるかは、まさに今のあなたにゆだねられているということにほかなりません。

そういう意味で、過去は変えられるのです。

さて、あなたは、どんな過去を持ち続けますか?

 

※人の行動・思考は過去に脳に行われたプログラムがもとになっています。
 自分の脳のプログラムを、もう一度見直してみませんか?

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不満はないのに愚痴ばかり言う人

「いまの生活に、特に不満はありません」
「まあ、こんなもんでしょう」

地方に住む人と話をしてると、こんな言葉を耳にします。
今の状態で十分。

 

けど、不思議なことがあります。
自分達の仲間の愚痴や陰口、けっこう耳にすることもあります。
というか、人が集まると、そんな話ばっかり、なんていうこともあります。
他にも、政治が悪いとか、経済が悪いとか、なんだか常に悪者を探しているように思えることさえあります。

なのに、不満はない、という。

 

いやいや、めっちゃ不満だらけですやん(笑)

社会への不満、政治への不満、経済への不満。

そして、仲間の誰かが、その輪から飛び出そうとすると、陰口が始まる。
「あいつ、最近変わったよね」
「なんか、怪しいことやり始めた」
「ちょっとおかしくなったんじゃない」

 

話題は常に、「自分以外のこと」です。
じゃあ、あなたはどうなんですか?
そう聞くと、やっぱりいうわけです。
「まあ、普通の暮らししてますから。特に不満もありませんし」

 

うーーーん、やっぱり矛盾してる。
不満がないなら、愚痴なんてではないはずですよね。
けど、口を突いて出るのは愚痴が多い。
他人の話が多い。
他の人と自分を見比べて、安心したいんでしょうね。
抜け駆けされたくないから、常に人を監視する。
監視して、抜け出しそうな気配を見ると、攻撃するわけです。

「そんなことしても、いいことないよ」
「どう見てもうまくいくとは思わないけど」

いわゆるドリーム・キラーというやつです。

 

 

さて、本当にそんな人たちが不満のない人生を送っているなら、それはそれでいいと思います。
けど、もし、愚痴を口にしたり、他人を批判したりしがちだとしたら、ちょっと立ち止まって考える必要がありそうです。
「あなたは、今の生活、人生、仕事に、満足なんかしていないんじゃないですか?」
もっと良くしたいという思いを一生懸命抑えているんです。
なぜなら、よりよくなろうとすると出る杭になるから。

 

周囲の評判を気にせず、自分の道を進んでいる人を見ると、ムカッと来ませんか?
あいつ、周囲の輪を乱しやがって!とか
自分勝手な奴!とか。

ムカッと来るってことは、うらやましいってことです。
心の奥底では、自分もそうしたいことが多いのです。
にわかには受け入れられないかもしれませんが、たいていはそういうものです。
だから他人も出る杭にならないよう、他人の足も引っ張るわけです。

しかし、どうせなら、みんなで「出る杭」になったほうが建設的じゃないですか?
自分だけじゃなく、友達も、その友達も変わればいい。

もし、あなたがそんな思いに素直になった時、あなたの想いを加速する方法があります。
その一つが、NLPといえるでしょう。

まずは、あなたが何も満足できてないことに気づいてください。
そして、大事な友達をぜひ誘ってください。
こんな世界もあるんだよ、と。

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あなたの本心を探る方法

 

 

 

あなたは本当の自分を知っていますか?
「はい」
と即答する人もいれば、
「いいえ」
という人もいるでしょう。

 

じつは、あるカウンセラーの方はこんなことを言っていました。
「他人のことは、行動や仕草を見ればだいたいわかる。けど自分のことはなかなかわからない」
そういうものなんですね。
大抵は、行動・仕草の大半は無意識から出ています。
だから、第三者としてみると、行動と無意識を結び付けてその行動の意味を考えるとその背景がわかる。
けど、自分の場合は、”無意識”にやってる行動だけに、なかなか本心に気づくことができないのです。

 

さて、本当の自分を知るのに、一つ方法をお教えしましょう。
それは、子どものころに好きだったことを思い出すこと。

人は、大人になるにつれ、「社会常識」というものを身に着けます。
そうすると、社会の常識で物事の価値を決めていくことになります。
たとえば、私の場合・・・
小学校の低学年のころから図鑑が大好きでした。
暇があれば図鑑を眺めていた。
特に、宇宙というものに関しては、すごく関心を示していました。

けど、いくら宇宙のことを知っていても、小学校の成績は上がりません。
理科でほんの少し、星について学ぶだけです。
だから次第に、必要のないもの、という判断をして捨て去りました。

 

小学校の高学年になるころには、マンガを描くことに関心を示しました。
当時ヒットしていた漫画を模写したり、物語を作ったり。
けどこれ、親に見せると、軽く笑われて終了(苦笑)

さらに、中学になると音楽に関心を示し始めて、ギターを買ってもらいました。
ギター、ベースと進み、20歳代のころにはパソコンで作曲するようになりました。

何の脈絡もない流れのようですが、自分なりには何かを創り出すということに関心があったのかな、と思っています。
となると、言われたことだけをただ黙々とやる人ではなさそうです。
こんな私が、単純な仕事の繰り返しをしているとすれば、才能を使い切れないことになります。

特に私がしていた仕事は、毎日が同じ仕事の繰り返し。
これでは、自分を活かすことはできないはずです。
悶々とした思いを抱えながら、不得意分野でしごとするなんて、ゾッとしますね。

 

なぜ子供時代の趣味嗜好を思い出すのか。
これはシンプルで、人の脳というのは意外と単純にできています。
嫌な思いをすれば、その思いをしないように身体をコントロールします。
パブロフの犬が有名ですが、人間だってああいった条件反射的なものの集合体。
だから、勉強以外のことに精を出していると、親から叱られたとか、
「ちゃんと稼げる仕事につけ」と周囲から言われたとか、
言われなかったとしてもそんな雰囲気の中で生きていると、忖度し始めるのです。
親に対してとか、社会に対して忖度するのです。

だから、世の中的に、こういう人が正しい、と思われる人になろうとする。
そこから外れた人になると、嫌な思いをする、と脳が勝手にストーリーを作っているのです。
そういったプログラムがまだ完成していない子供のころの想い。
これこそが、自分の本心に近いものだと考えられます。

 

人の脳は、生まれたときはまっさらではあるのに、成長の過程でプログラムがなされていきます。
これはある意味、AI(人工知能)と同じです。
そのプログラムは子供のころは、他人任せだったわけです。
しかし大人になった今、自分でプログラムしてみませんか。
NLP(神経言語プログラミング)は、自分を動かすプログラムを、自分の意志で作り上げるスキルです。

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あなたの満足度を測る質問

今日は、ちょっとしたお遊びをしてみましょう。
以下の穴埋め問題の、____のところ、一度埋めてみてください。
あ、じっくり考えてはいけませんよ。
一番初めに頭に浮かんだことを、そのまま書き出してください。
「〇〇円」というところは、自分の収入をイメージしていただければOKです。

では、どうぞ!

私の収入が〇〇円なのは、_______________からです。

さて、____のところにはどんな言葉が入りましたか?

 

 

ここに、例えば自分のスキルが非常に高いから、とかポジティブな内容が一番に思い浮かんだとしたらいい感じですね。
自分の能力と、収入がある程度合致していて、そこそこ満足している状態ではないでしょうか?

 

しかし、実際は、ネガティブな言葉が入った方も多いのではないでしょうか。
たとえば、
「自分の仕事に関する能力が低い」
「会社が自分の能力を正しく評価していない」
「自分の力を使い切れる環境にない」
といった答えが入ったとしたら、収入に不満を持っている可能性が高いでしょう。

 

ここからがちょっとした考えどころなのですが、収入に不満を持っているとして、あなたはそれを解決しようとするかどうかです。
多くの方は、自分が撮れるだけの収入を得られていないとしても、何もしません。
何もしないから、当然、収入は変わりません。
いつか、会社が、世間が、自分を評価してくれる時が来る。
そう信じて待ち続ける人というのが多数派かもしれません。

いやいや、そんなこと言ったって、何をやっても評価は変わらない。
そういう人もいるかもしれません。
これだけ頑張っているのに、会社や上司は評価してくれない。
お客様は自分の努力を分かってくれない。

こうなるとかなりまずいと言わざるを得ません。
なぜなら、他人に結論をゆだねているからです。
会社が、評価する。
お客様が、わかってくれる。
いずれも、主語は他人です。

 

他にも、こんなものがあるかもしれません。
景気が悪い業界にいる。
変化の激しい状況である。

経営者でもよくおっしゃられる話ですが、
「いったい今は、どの業界が景気がいいんですか?私たちの業界はさっぱりで」
と、どこかに楽園があると思い込んでいらっしゃるんですね。

 

こういう方に私はいつもこういいます。
どの業界がいいとか悪いとかより、業績のいい会社は積極的にチャレンジしてるということだけは間違いないと思います。
実際に、そんな風にしか見えないのです。
たまたま扱っている商品が、売れるモノとか、売れないモノとかいうことではありません。
会社として、前進しようとしているか、していないかです。

この穴埋め問題で、主語を自分以外にした方はちょっと考えてみる必要がありそうです。
会社が悪いとか、業界が悪いとか、社会が悪いとか。
そんなことを考える以前に、自分はいったい何をしたのか、ということを。

 

すると、きっと反論されることでしょう。
「俺は、まじめにコツコツやってるよ」
今の時代、そのまじめさは、時に毒になります。
世の中が変わり、特定の業界がごっそり消えていくことが当たり前にさえなっている時代です。
かつての「勝ち組」だったメガバンクでは、数万人単位のリストラ計画が発表されています。
列を正して歩いていると、先頭が海に落ちれば、ドボドボと後続の人も海に飛び込むことになります。

だから今こそ、あなたの行軍が、正しいのかどうかを考える機会が必要になります。

 

「たった一行の穴埋め問題で大げさな」
そんな風に思う方もいるかもしれません。
しかし、このような言葉やイメージを通じて、人は自分の脳をプログラムしています。
こういった言葉によるプログラムの積み重ねが、人の行動パターンを生み出します。
だから、一言一言の言葉がとても大事になります。

 

さて、NLP(神経言語プログラミング)という心理学があります。
これは、脳をプログラムするプログラム言語ともいえる実践的心理学です。
たとえば、今の年収が思うような金額でなく、環境の問題だと考えているのは今のプログラムが
「自分のことは防御し(責めないようにし)、他人のせいにすることで安心する」
というプログラムが走っている可能性があります。
すると、周囲が変わらなければ、あなたの人生は変わりません。

しかし、NLPはあなたのプログラムを書き換えることができる技術です。
「今の環境の中で、自分がとれる最善の方法をとる」
と書き換えることで、行動し、状況を変える事が可能になります。

今まで無意識に書き込まれていた脳のプログラムを、あなたが思うままに書き換える体験をしてみませんか?

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夢は持てば持つほどいい

なかなか思うように、夢が実現しません。
そういう人は多いと思います。
ある日突然、何かが乗り移ったように自分や、周囲の環境が変化している。
何もかもがうまくいく世界ををイメージしているのかもしれません。

では、その時に、あなたにはどんな風景が見えているでしょう?
実は、人は自分の「夢」を理解している人は意外と少ない。
なんとなくうまくいっているイメージはできても、上手くいって何を目指しているかは見えていないことが多いのです。

 

たとえば、6億円の宝くじが当たってほしいと考えたとします。
しかし、6億円の現金はただの紙切れです。
それを使って初めて価値が出るわけです。
口座の金額を見ることだけで幸せを感じることはあるとは思いますが、使えなければ意味がない。
じゃあ6億円をどう使うのでしょう。

たぶん、一番初めに考えるのは、現実的な用途でしょう。
住宅ローンの一括返済とか、車を買い替えるとか、家電製品を買い替えるとか。
その次に、なんとなく、買いたいけど躊躇していたものを買うのかもしれません。
その結果、あなたは何を得るでしょうか?

所有する喜びとか、それを使う幸せ、
また、自分がその商品にふさわしい自分であるという思いに包まれることそのものがうれしいかもしれません。

 

・・・・で?

 

たぶんこういった幸せは、一時的なものです。
実際に、ある調査では、年収300万円の人も、3000万円の人も等しくこういうそうです。
「あと30%年収が上がれば幸せになれる」と。
つまり、物質的な幸せって、どこまで行っても限りがないわけです。
ある側面においては「だから頑張れる」ということもあるでしょう。

 

もう少し想像の世界で遊んでみましょう。
6億円の宝くじが当たるのではなく、あなたが10億円持っていたらどうしますか?
100億円なら?1兆円なら?

その結果、何が出てくるでしょうか?
たぶん、だんだんとつまらなくなってくるんじゃないでしょうか?

実は、「モノが欲しい」「お金が欲しい」という背景には、その者やお金を通じて心を満たしたい、という思いがあるのではないでしょうか?
世の中には、コレクターと呼ばれる人がいます。
何かを集めることに対しては、金に糸目をつけない。
世の中に希少なものを集めているわけですが、その人はそのモノに執着しているように見えて、そのモノを並べてみている自分が満たされているわけです。
モノで満たされているのではなく、心が満たされている。

この心を満たす状態を作る手段として、モノを手にするわけです。
そのことが、現実のモノをたいてい買える金額をもっているとイメージすることでわかりやすくなります。

 

NLPでは、1000年後の自分を考えるワークがあります。
これまた、リアリティのある5年後、10年後のことを考えるだけなら、ある意味現実的な答えしか出てきません。
しかし、100年後、1000年後、という現実にはあり得ないスパンで考えてみたときに、自分が本当に望んでいたことがわかることがあります。

もし、自分の夢が見えない時、そんな「ありえない妄想」をしてみるのはありじゃないでしょうか。
これはぜひ、現実の刺激(電話が入るとか、仕事の相談が入るとか)から遮断された場所で、じっくり集中してやることが重要です。
ぜひ、試してみてください。

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