複雑な時代に必要なシンプルな思考

いま、いろんなところでコンプライアンスという意識が高まっています。
それを充足するために、業務は煩雑になる。
一方で、同じ仕事量では利益が下がる傾向にある。
なのに、働き方改革、健康経営と、まったく違う波がやってきている。

今の問題は複雑化しています。

 

たとえば、これを

「コンプライアンス対策として、こうしよう」と決め、
「仕事の公立のためこうしよう」と決め、
「営業効率を高めるためこうしよう」とすることを決める。
なのに「残業は減らそう」と会社の電機を強制的に落とす。

いったいどないすんねん!

これが今の世の中じゃないでしょうか。

 

これを「リニア思考」といいます。
ある事象があって、その事象一つ一つに対応策を考える。
世の中が一定で変わらない世界ならそれでよかったんです。
しかし、今は何もかもが複雑化しています。

それを解決するためにたとえば、システム思考、U理論など様々な思考プロセスが考案されたり、脚光を浴びたりしてきています。

 

今の時代、一つ一つの問題に対処していては間に合わない。
だからこれらを統合した解決策を考える癖をつけていかなければなりません。
つまり、脳を再プログラミングする必要があるわけです。

と言っても難しい話ではありません。
脳からストレスを追い出す。
まずはそれだけで、思考の自由度を取り戻すことができます。
後は適切な質問を脳にインプットする。
そのうえで、さまざまな経験、体験をしていく中であるときひらめきが下りてきます。

 

脳の使い方を変えるのは、決して難しいことではないのです。

その方法の入り口をNLPではお伝えしています。
そうすることで、あなたは脳を今の何倍も活用することができ、対人コミュニケーション能力も高まります。
今の複雑な時代だからこそ、シンプルな脳の使い方を学んでみてはいかがでしょうか。

 

 

幸せをどこで感じるか?

「幸せ」ってどんな状態でしょうか?
おいしいものを食べてるとき?
それとも寝ているとき?
何か趣味に没頭しているとき?

どれも幸せを感じられるときですね。
けど、これって、その時だけ。
この時感じる幸せは、長続きしないんですね。

 

さて、よく言われる言葉があります。
「何も起こらない日常が幸せ」と。
たしかに、突発的なことが起こらない時間。
これは心の安息を感じる人ときかもしれません。

しかし、それが延々と続くとどうでしょう。
タイクツじゃありませんか?

 

南の島でゆっくりするのもいいでしょう。
それが、1日目はいいかもしれないけど、1カ月続くとしたら。
その間、ビーチで寝そべり、食べて、寝るだけ。
いいかげん、しんどくなりませんか?

 

日頃の私たちは、そういう時間を持つことがなかなかできない。
だからそういったことにあこがれを持ちます。
けど、毎日の仕事が嫌な人でも、1か月も仕事から離れると何かやりたくなる。
何もしないで満たされるほど人間は、省エネにはできていないように思います。

 

さて、地方出身者の方は、変化に対して消極的な傾向が強い。
それは恐らく、街自体、コミュニティ自体に変化が少ないから。
変化がないことになれてしまってるんですね。
じゃあ、心底幸せなのか?というとどうなんでしょう。
地方の方が、いろいろ地元の愚痴を離されるのをよく耳にします。
ということは、何かしら足りないものがあるのかもしれません。

 

毎日毎日同じことの繰り返し。
これは一見、「平和」に見えるのですが、それで満たされているのでしょうか?
恐らくそのうち、「自分は何のために生きているのだろう?」なんて言う疑問が出てくるのではないでしょうか。
何も考えず、何も変わったことをせず、ただ何もない日常を楽しむ。
これって、やっぱり物足りない、と感じるのは私だけでしょうか?

私たちは、日、一日と、死に向かって生きています。
だれしも、いずれ死ぬわけですが、それは生まれた瞬間からカウントダウンが始まります。
その死の間際のときまで、何をして過ごすのも自由です。
しかし多くの人は「ただ死なないために生きている」ということが多いのではないでしょうか。
一方で、自分の「生」を何のために活かすかを考える人もいます。
それを使命(命を使う)と言います。

使命を知った人は、命を削るかの如く何かに対して一生懸命。
ハードなことも多いですが、きっとギュッと中身の詰まった人生であることは間違いないでしょう。

生涯を、安定して癒しの中で生きるか。
生涯を、何かのために燃やして生きるか。
その選択は自分以外はできません。

 

もしあなたが、今の生活に、何かしらの物足りなさを感じているとすれば、自分の使命を知るタイミングなのかもしれません。
だとすれば、NLPは、あなたの使命を探るお手伝いができると思います。

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新しいことをする不安が解消できない時は・・・

何かあたらあしいことを始めるときは不安で仕方ないものです。
失敗したらどうしよう・・・
うまくいかなかったらどうしよう・・・
しょうがないとはいえ、そんな思いで夜も眠れなくなる。
そうすると、当然、本番でのパフォーマンスは下がりがち。

そういう時にできる対処法、いくつかお教えします。

「私はできる」と3度つぶやく

はい、いきなりバカバカしい話に思えるかもしれません。
しかしこれがけっこう効くのです。
実は私自身、さまざまな人前での発表の機会があります。
その時にやっぱり多少は緊張するわけです。

でその時に、これをやります。

すると、スーーーっと緊張が取れていく・・・わけではありません(苦笑)
相変わらず、緊張はするのですが、本番でのパフォーマンスに差がつきます。
ためしに、つぶやいたときとつぶやかなかったときを比較すると、つぶやいたときのほうがアンケートの結果が良かったりします。

これはどういうことかというと、潜在意識に自分ができるということを刻み込んでいるのではないかと思います。

潜在意識というと怪しげに聞こえるかもしれませんが、その効果を試す簡単な方法があります。

身体をどこまで回せるか?

もっとも簡単な方法は、たって、身体をひねります。
腰の悪い人はやらないほうがいいと思いますし、決して無理をしないでくださいね。
そこで、身体がどこまでひねれたかをおぼえておきます。
目が壁のどのあたりを見ているかを目安にするといいでしょう。

そしていった元の姿勢に戻ります。
そこで目をつぶって深呼吸をし、イメージをしていただきます。
自分の身体がさっきのねじり方を超えて、グルグル一回転するイメージ。
さて、はっきりとイメージ出来ましたか?
できたらそのまま、先ほどの通り実際に身体をひねってみましょう。

あら不思議。
からだは、以前より大きくねじることができたのではないでしょうか?
しかも、ラクラクです。

これ、潜在意識に自分ができているイメージを見せることで、実際に身体がそのように動くようになるごく簡単な一例です。
こういったことを、NLPのセミナーではいろいろと体験していただきます。
もしよかったら、体験セミナーからでも遊びに来てくださいね。

イメージでも言葉でも

もちろん、成功のイメージをしっかり描けるならそのほうがいいでしょう。
しかし、精神統一してイメージを作る時間がない時でも、念仏のように「私はできる」と唱えるだけでもOK
十分効果はあります。

一度その効果を実感すると、次回からはかなり楽になります。
なにしろ、上手くいくことはわかっているわけですからね。
ぜひ試してみてください。

リアルにできること

さて、これだけでは心配、ということであればあとはチェックシートを作るとか、実際にどう行動するかを脳内でシミュレーションをするとか、いろいろ方法があります。
ただ、不安を完全に消し去ることは難しいでしょう。
ですから、その不安を味方にしてほしいと思います。

不安を感じるというのは、「注意して進め」ということです。
不安を感じて、気になることがあれば一つ一つ再確認をする。
それは、普段と違う状況の警報装置ですから、慎重に対応しなさいよ、という合図です。
この合図にしっかり耳を傾けることで、物事は完ぺきに近づいていきます。

不安があなたの足を引っ張るものという考えを、不安はあなたをアシストしてくれるもの、と考えるだけでずいぶん楽になるのではないでしょうか。

では、成功をお祈りしております!

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相手を知りたければ自分をさらけ出す

人のプライベートに、なぜか人は引き寄せられる。
例えば、セレブってどんな暮らしをしてるんだろう?
あの芸能人は、どんな生活をしてるんだろう?
こんな小説を書く作家って、どんな人だろう?

わかりやすいのが、気になる異性の話ですね。
あの人は、日頃どんな家に暮らしていて、どんな服を着て、どんな食事をしてるだろう?
なんだか気になってしまいますよね。

そして知れば知るほど、関心は高まる。

 

もっとわかりやすい話をすると、何も知らないAさんと、それなりに知っているBさん。
同じものを買うならどちらから買いますか?
普通なら、得体のしれない人より、知っている人から買いたいと思うでしょう。

SNSなどでもよくありますね。
会ったことのない人とは友達になりませんっていう主張。
それって結局、知っているか知らないか。

 

この人知ってる、と思うと安心をする。
さらにその人となりを知っていると、さらに安心度は高まる。
人間は未知なものを恐れるので、知っている状態があると安心するわけです。

じゃあ、何を知っていればいいかです。
名前、職業、勤め先、住所や年齢、風貌なんていうのは基本情報。
さらに一歩進めたときに、例えば趣味がおんなじだったとか、故郷がおんなじだったということで親近感は高まります。
そういった共通点を探すうえでも、自分のことはオープンに知らせたほうがいい。

さらに言うと、人は10歳前後の話をすると、親密度が増すと言われています。
ちょうど子供から大人の階段を上り始めたころ合い。
まあ普段、なかなか子供のころの話なんてする機会はないのですが、それだけに効果は抜群です。
自分はこういう子どもだったんです、という話を共有することで、今のその人の「素」を知ることになるからなのかもしれません。

 

そういったことを話し、伺うことで、隠し事がないことを無意識に確認する。
その結果、あああの人はこういう人なんだな、というのがわかると未知から既知に代わります。
その過程において、自分のことをお話しし、相手のことを伺う。
まさに「胸襟を開く」というのが、人付き合いのコツでもありそうです。

 

そしてこれは、ビジネスにも効きます。
同じ売り込みをしたとしても、まったく相手とこういったコミュニケーションがない場合とある場合では圧倒的に結果に差が出ます。
ぜひ試してみてください。

 

ビジネスに使える心理学を学びたいなら、NLPはきっとお役に立てていただけます。

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愛媛ビジネス心理学コミュニケーションコース 終了


最初のころまだ笑顔がぎこちない

 

「愛媛ビジネス心理学コミュニケーションコース」が先週の土曜日に終了しました。

終わった途端に2人が即言った言葉。。。。

「もうこれで終わりなのがとてもさみしすぎる・・・。」

まんトレにとっては、最高の褒め言葉ですね!!

この数か月の間に思いもよらないビジネスの話が舞い込んできたりしたのも自分が変わった証拠。。。

人生の結果を変えたければ、自分が変わらないといけないということに最初は抵抗していましたが、覚悟してしまえばどうってことない話。

2人とも、見事に自分の価値観の向こう側にたどり着くことが出来ました。

おめでとうございます!!

何はともあれ、これからが本当のスタート!!

2人の人生がずっと笑顔で旅して行ける、そしていつまでもギンギラギンの大人でいられることを祈っています。。。。

おめでとう!!


終了後の笑顔は解放された笑顔

 


修了証を手にして

 

 


修了証を手にして

 

あなたは攻撃するかそれとも

人が何か困ったことが起きたとき、こんな行動をとりがちです。

・攻撃
・逃避

攻撃というのは、相手や状況に対して怒り出すこと。
こんなことになったのは、遅刻したあいつのせいだ!
あの部下が、しっかりしないからだ!
妻が子育てをしていないからだ!
という話から、
天気が悪いからだ!
渋滞のせいだ!
という話まで。

攻撃の対象は、人や、モノや、状況など、多岐にわたります。

 

次にありがちなのが、逃避ですね。
逃避というのは問題から目をそらそうとすること。
無理なポジティブシンキングとかは、ここに入ることがあります。

締め切りが迫っているのに準備ができてない。
まあきっとできるさ、と高を括る。

会社での立場が悪いんだけど、そんなことより「ワクワクに従って生きよう」的に、状況を顧みず趣味に没頭する。

ポジティブシンキングは推奨したいところなのですが、ちゃんと現実との折り合いは考えたほうがいい。
そもそも、考えているだけでは状況はよくならないわけです。
妄想の中を泳ぐ前に、お尻についた火を消そうよ、という事です。

 

たいていこの二つに陥ると、問題は解決しません。
その場は乗り切ったとしても、同じ問題がたびたび訪れることになります。

けど、もっとやばいパターンがあります。
それは、問題の本質に気づかない、ということ。

 

たとえば、会社の経営者で社員が次々と辞める。
これを本人は、「きっと、会社のステージが変わるんだ」なんてぽわーんとした夢を見る。
それでも、採用したらした人数だけ人が辞めていく。
それでも本人は、何の気にも留めない。
「いったいどうしてだろう。。。」
友達に話すと、友達は即座に言います。

「わかってなかったの?原因はあなたよ」と言われる。
えーーーー!?ってはしですよね。
けど、自分では全くわかっていないのです。

 

これは、「逃避」に近い話ではあるのですが、無意識に原因を見ないようにするパターン。
無意識君はよくわかってて、その原因を知る=自分が変わらなければならないというリスクを突き付けられるのです。
そのリスクに接することがないよう、問題の原因に触れないのです。

たとえば、子どもが登校拒否になると、たいていその原因の種は親にある。
けど、親は、そのことに気づかない。
だから、うちの子は、どうしてしまったんだろう・・・と思い悩む。
けどね、その子をそんな風にしたのは、やっぱり親の影響であることが多い。

他にはちょっと毛色の違う話では、「学校や会社を休んではいけない」と思い込んでる人は、身体の痛みや不調に気づきにくくなりがちです。
普通だととんでもないほどの疲れが出てるはずなのに、自覚できないんですね、その症状が。
あえて鈍感になることで、会社や学校に行けるようにふるまう。

そうなると不調に気づけないので、自分をいたわることもできません。けっか、場合によっては重症化することもあるわけです。

だから、自分を知るということを意識しておかないと、気づかない問題というのがたくさんあります。
意識しろと言われても、なかなか難しい。
なぜなら、自分の取り扱いについて、誰も教えてくれる人はいなかったわけです。

それを学ぶことができるのが、NLP(神経言語プログラミング)の講座です。
ご自分の取り扱い。
一度、まなんでみませんか?

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検索する人としない人~あなたは本当に解決したいのか?

私の周囲には二つのタイプの人がいます。
困りごとがあった時、解決に向けて動く人と、動かない人。

何言ってんの?
普通困りごとがあったら解決しようとするでしょう?
そう思われるかもしれませんが、実はそうとも言えません。

 

たとえば、かつての同業者はみな口をそろえてこう言いました。
「なかなか営業社員が育たない」
で、彼らはどうしたか?

・営業成績に応じてインセンティブを与えた
・社内キャンペーンを実施した
・壁に成績グラフを張り出した

などなど。

ちょっと心理学を学んだ人からすれば「あーあ、やっちゃった」的内容ばかり。

 

もともと私は保険の販売に従事していました。
すると、その販売会社の社長は、メーカーである保険会社がやってることを参考にしがち。
実際は、そのメーカー内にうつ病で休む人が続出しているのに、です。
もっというなら、
「あいつら、キャンペーン以外にアイデアないのかよ」
などといいながら、自分も社内キャンペーンをやるという笑い話のようなことをやってます。

 

もうちょっと考えましょうよ。
で、考えてわからないなら、世の中になにか使えそうな知見・ノウハウがないか探してみましょうよ。
そう思うわけです。
今や、スマホやPCにキーワードを入れれば、世界中の情報にアクセスできます。
しかも、無料ですよ。
使う時間なんて数分です。
なのに、それさえせずに、今まで知っている知識の中で物事を収めようとする。
だから、永遠にうまくいかないんです。

 

なぜ、そんな不可解な状況を放置するのか。
それは「今の状況を変えたくない」という無意識が働いている可能性があります。
たとえば、今の状況を変えると、同業者と違うことをやることになる。
一人で違うことをやるのは不安だ。
そんな感情があるかもしれないし、今までやったことのない方法を試すということ自体に恐怖を感じるかもしれない。
そういった結果をあなたの無意識(潜在意識)が予想しているから、そこへ踏み出せない可能性もあります。

 

とはいえ、このブログにたどり着いたということは、あなたは何かしら検索をしたという可能性が高い。
つまり、一歩前に進んでいるわけです。
だとすれば、あと一息。
検索した内容を、行動に移すだけです。

そこでももう一段、心の中の抵抗はあるかもしれません。
良くも悪くも、今は安定している状態です。
過去とは違う行動を起こすということは、何かしらの不安定を生みます。
その不安定に乗り出すにはそれなりの勇気が必要です。

 

しかし、新たなことを始める勇気というのは、後から振り返るとたいしたものではないことが多い。
たとえば、幅30cmの橋を渡れとわれると、渡る前は怖くてびくびくです。
けどわたってしまって振り返ってみると、こんなの幅があるじゃないか!とびくびくしていた自分がバカバカしく感じる。
まあそんなものです。
はじめの恐怖を乗り越えれば、それが日常になります。
そうやって一つ一つ積み重ねることで、あなたは進化していくのです。

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86歳の老人は何を感じていたのだろうか?

ある86歳の一人暮らしの老人がいます。
彼は、自宅の一室で一日を過ごします。
食卓の上にテレビを置き、そこから手の届くところに冷蔵庫を置く。
椅子に座ったまま、ほとんどの用事を済ませることができます。

たまたま、私が訪問するとこんなことを言っていました。
「わしゃぁ、何のために生きてるんやろな」

 

その方は、現役時代は、ちょっとした化学工場を経営していました。
社員も40名ほど抱え、そこそこの事業です。
とはいえ、時代の波についていくことができず、70歳のときに会社を締めました。
決して貧しくはないけど、特別裕福でもない。
そんな状態で、奥様を亡くし75歳から独り暮らし。

わりと頑固な人だったので、子どもとの関係はあまりよくありません。
一人になった時、彼はそのことを後悔していました。
「とはいえ、ワシにもプライドがあるからな」
と自分から仲直りを言い出せません。

 

まあ、それはそれとして、彼が繰り返し言う言葉は
「何のために生きているのか」
ということ。
それなりに仕事にまい進してきた。
一時期はそれなりに羽振りもよかった。
けど、人生が終盤に差し掛かってはじめて、自分が生きている意味を考え始めました。

「いったい何のために生きてきたんやろ」

そんなことをつぶやきながらも、
「もう早くお迎えが来てほしい」
そういつぶやきます。

 

そして、先日。
彼は87年の人生の幕を閉じたと連絡を受けました。

彼は、人生に満足を感じて最後のときを迎えられたのでしょうか?

 

 

ある人は言います。
「死なないために生きている」
どうも投げやりに聞こえますが、実際はそういう人、多いのではないでしょうか。

今安定した仕事についている。
これは、「飢えない=死なない」ためにやっている事。
それなりに平和な家庭を気付いている。
それがすべてならいいのですが、家族はいずれそれぞれの道を歩みます。
今が幸せならいい、というのは間違いではないと思います。
しかし、その幸せは永遠に続くものでしょうか?

 

一方、使命を見つけた人は強い。
使命とは、命を使うと書きます。
自分の生涯をかけて、何かをやり遂げることです。
大げさに聞こえるかもしれませんが、誰しもが、今の世の中に何かしらの影響を与えることができます。
100年後、1000年後の自分のあり方を考えていくことで、それが明確になることもあります。

 

単に日々を平和に過ごすことを選ぶのも一つの道です。
しかし、それを積極的に選んでいるのか、一度自分に問いかけてみる必要はあるような気がします。
ちなみに、死を前にした人が後悔したことの中で、割と多いのが「やったこと」に対する後悔ではなく、「やらなかったこと」に対する後悔だといいます。
あなたは、やり残したことはありませんか?
そもそも、本当に何をやりたいかに気づいていますか?
もし、モヤモヤとして見えないのなら、NLPでそれを見つけるお手伝いができます。

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かみ合わない会話の原因は?

夫婦、同僚、上司と部下、その他もろもろ。
人と人が話をし始めると、時にかみ合わないことが出てくるものです。

例えばこんな感じ。

上司「明日同行するA社の企画書、ちゃんと仕上げたか?」
部下「はい。これです」
上司「わかった。じゃあ明日、よろしく」

【A社への訪問当日の朝】

上司「(企画書をチェックしながら)おい、この企画、ちょっとおかしくないか?」
部下「え?」

 

この時に二人の間で、どんなことを考えていたのでしょう。
上司は、部下の企画書が当然事前の打ち合わせ通りになっていると考えていた。
とはいえ、少し気になって前日に確認した。
しかし、詳細のチェックまではしなかったわけです。
このぐらいのことは、言われなくてもできるだろう、と。

一方部下は、前日に企画書を上司に見せた。
事前に見せたわけだから、当然目を通しているだろう。
上司は何も言わなかったので、OKだったと認識している。

 

で、当日の朝がやってきた。
上司は、企画がおかしいという。
上司にしてみれば、あれだけ事前に打ち合わせをしたのに。
そもそも自信がないなら、そういって早めに相談すればいいのに、と思う。

 

一方部下は、なんでこんなギリギリになっておかしいなんて言うのか。
昨日の内に言ってくれれば、修正する時間はあったのに。

 

まあ、ちょっとしたボタンのかけ違いなわけです。
これを多くの場合、相手が悪い、と言ってその場を収める。
けっか何が起こるかというと、同じミスが繰り返されるわけです。

 

さてこれを防ぐにはどうすればいいでしょう。
それは、相手の立場に立って考えてみる、という動作が必要になります。
また、「言わなくてもわかるだろう」という自分勝手な思い込みに気づく必要があります。
双方が問題を持っているわけですが、これで対立してしまったら問題は永久に解決しません。

特に、対人コミュニケーションというのは、多くの人が無意識にやっていることの積み重ねです。
逆に言うと同じことをやっている以上は、出てくる結果はあまり変わりません。
つまり、結果を変えたければ、行動を変える必要があります。
しかし多くの場合、私たちは無意識の行動に気づかないのです。

自分がどんな顔で他人と接しているかを見ることはできません。
なぜなら、鏡を見るときは、鏡を見る顔で見るからです。
よく、「自分のことが一番わからない」といいますが、それは本当だと思います。
だから人は、道に迷うんですね。

さらにいうなら、迷っていることにさえ気づかないことがあります。
何をやっても、どれだけやっても満たされた感覚がないとしたら、自分には見えていない何かがあるのかもしれません。

その何かを、NLPを学ぶことで見つけていく人はけっこういます。
ある二代目経営者は、自分の今やっていることが楽しくないことに気づいた。
けっか、親の家業とうまくバランスをとりながら、自分の道を歩み始めたケースがあります。
彼の輝くような笑顔を見たとき、NLPを広める仕事をしていてよかったな、と思えます。

皆さんも、本当の自分を発見しませんか?

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無意識の行動を意識してみる

NLPを学ぶと、人の無意識の行動を意識してみることがあります。
例えば、赤信号で止まった自動車。
前の車が若干動き出すと、慌ててこちらもブレーキを外す。
けど、信号を見てみたらまだ赤だった。
そんな経験ありませんか?

私たちの頭の中にはいろんな習慣が刷り込まれています。
だから、赤信号で待っているとき、前の車が動いたら即座に自分も発進しなければ。
そうおもって、無意識にブレーキから足を外す。
実は、こういうシーンで起こる追突事故、けっこうあるんです。

私たちの行動は、9割以上が無意識に行われる、という人もいます。
ということは、パターン化されているということです。
こういう問題が起きたときは、こう対処する。
そういうパターンが脳の中に組み込まれているわけです。

 

たとえば、子どもが駄々をこねたとしましょう。
親としてはそんなことで足止めされたくないので、ついつい子供を強制しようとする。
「早く来なさい!」「静かにしなさい!」と。
すると子供は反発します。
「いやだいやだ」を繰り返したり、道端に座り込んだり。

そうするとついついこちらもカッとなる。
ときには手が出てしまうかもしれません。

 

脳に組み込まれている、といいましたが別に生まれつきそう言う反応をするように生まれたわけではありません。
人生の中で、そうすればうまくいった、という記憶が頭にあるからそうするわけです。
しかし、現実は思ったようにはうまくいかない。
なのに、同じことを繰り返すわけです。
子どもをしかりつけて従わせようとし続けます。

そういう時に、お勧めしたいのは、まずは反射的に何かをするのではなく一旦止まってみること。
冷静に状況を見てみるのです。
子どもが駄々をこねている。
自分は早くこの場を立ち去りたい。
だから思わず声を荒げそうになった。
周囲の人たちは、こちらを迷惑そうに見ている(気がする)。
などなど。
様々な状況をいったん見てみる。

 

なかなかできないことなんですが、こういう意識をしてみないと、パターン化された自分の行動に気づけないのです。

別に子供を叱るシーンだけに限定された話ではありません。
親や子供との会話。
教師や上司との会話。
仕事上でよく犯すミス。
こういったことが「またやってしまった」と自己嫌悪に陥るくらいなら、やる前に止まる意識をしてください。
反射的に行動しないこと、反射的に行動しない時を持ってほしいのです。

 

そうやって静止して、考えてみる。
可能であれば、相手の心情に入り込んでみるとなおいいでしょう。
なぜこちらの話が伝わらないのか。
その原因を知ることができるかもしれません。

こちらにはこちらの事情があるのと同様、相手にも相手の事情がある。

そうやって反射的な行動を「視る」ことで、違う方法を試す余裕が出てきます。
その時に違う行動を起こせば、相手の反応はいつもとは変わるはずです。
一度でうまくいくかもしれないし、行かないかもしれない。
しかし、間違いなく言えることは、上手くいかないならうまくいかないで「この方法ではなかった」ということがわかります。

 

止まって、見る。
一度試してみてください。

 

さて、こうやって反射的に起こす行動は、脳に行われたプログラムが原因です。
このプログラムを書き換えることができれば、失敗ばかりの毎日が変化する可能性は高い。
そのプログラムの書き換え方を知るのが、NLPの目的の1つです。

いつもはこういった情報を知っても「まあそのうち」なんて思っていたとしたら、それで思うような人生になっていないとしたら、その反射的行動を改めるのは今なのかもしれませんね。

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