トップセールスがトップセールスでいられなくなる時代がきた

これからの営業は、今までの営業のやり方ではトップセールスは維持できないでしょう。
いろいろな意味で、大きく価値観が変わることでしょう。

今回は、金融関係のセールスについて考えてみましょう。

ニーズとウォンツ

高級品を求める人

シャネルのバッグ、ローレックスの時計、メルセデスベンツ。
高額商品の代名詞のようなものを並べてみました。これらの商品を好きな人もいれば嫌いな人もいるわけですが、何故これらの商品は売れるのでしょうか。例えば、腕時計の機能が欲しければ、数千円も出せば手に入れることができます。それなのに、ゼロが二つも多い商品を多くの人が求めます。

これは、その商品自体の魅力もさることながら、それを持つことによるステイタスなども購入の理由でしょう。そうなると、人から見られることが重要であるのかもしれません。

「欲しい」の魔力

人がモノを買うときの原動力として、「ニーズ(必要性)」と「ウォンツ(願望)」があると言われています。たとえば、人は食べなくては生きていけないので、食品に対してのニーズは常にあるわけです。しかし、よりおいしいものを、と求める時にウォンツが顔を出します。

一般的に、ニーズで買う商品は、出来れば安い方が好まれやすい。ウォンツで買う商品は、高い事が価値を生むことが多い。そんな傾向があるのではないでしょうか。

逆に言うと、そこまでの商品は必要がないのに、桁が違うほど高いものを求めるウォンツ、つまり「欲しい」という感情は、購買意欲としてはとても強いものだと考えられそうです。

金融商品の位置づけ

では、金融商品を販売されている方にとって、これらはどんな位置づけにあるのでしょうか。預金や投資信託、株式などについては、必要性があるかというと微妙です。欲しくてしょうがない、というのも微妙でしょう。では、保険はどうでしょうか。たとえば、自動車保険などであれば必要性を感じておられる方は多いでしょう。しかし、欲しくてしょうがないものではない、と言えそうです。

だから、人は安いものを好む傾向があります。

さて、金融商品は、自身のステータスを誇示できるものでしょうか。クレジットカードのゴールドカードや、ブラックカードとなるとそれはありそうですね。しかし、金融商品そのものはあまり公にするものでもないため、ステイタスを誇示できる商品とはいえそうにありません。

つまり、一部の商品を除けば、ウォンツがないだけではなく、ニーズも明確なものはない事の方が多い、と言えそうな気がします。

なぜ金融商品が売れているのか?

それこそがセールスパワー

証券会社のトップセールスマンがなぜトップでい続けているかを考えてみましょう。実はお客さんには金融商品においても、ニーズやウォンツが全くない訳ではないと思います。なぜなら、誰もがお金を増やしたい、という思いはあるからです。

老後のお金として増やすのであれば、ニーズですし、単に短期的な利殖として考えるなら、がっぽり儲かった自分をイメージしてのウォンツが購買の原動力かもしれません。しかし、そこには必ず不安があります。なぜなら、それは未来の結果であり、現在それが明確なものではないわけです。特に証券会社の営業はまさにそうですね。

生命保険だって、ある程度もらえる金額は確定している事が多いのですが、それをどう活かすか?なぜ必要なのか?という話は営業マンの言葉でしかないのです。見えない未来を著すのは、営業マンの言葉と、金融会社が用意した資料のみ。

つまり、何もないところから、お客さんの頭の中にイメージを作るのが金融のセールスマンなのです。

「おすすめ商品」の問題点

この事を考えていくと、お客さんの頭に作るイメージは、自社のおすすめ商品が前提となっている事が多いのではないでしょうか。特に投資性の商品は、お客さんにとってはどの商品でも同じように見えます。だから、お客さんが選択することは非常に難しい。そうすると、金融系のセールスマンは、自社商品の優位性を説明することで自社商品に誘導する。
これってどうなんでしょうね?というのが、監督官庁である金融庁の立場ではないでしょうか。

「製販分離」と言われるゆえんは、こういった公平性を保てない商品の販売スキームが問題であるというのが金融庁の考え方でしょう。ましてや、流れとしては「顧客が期待する運用成果を下回ってなお金融機関が手数料を取る事」を良しとしない風潮があります。ですから、単一の商品を売るためにお客さんを訪問するという事が基本的にできにくい時代になりつつあります。

広く視点をもって本当の意味で「おすすめ」できる商品以外をすすめてはいけない。自分の会社が取り扱っているからおすすめ、というのは違うのではないか。これが金融業界に波紋を呼んでいるのが現在なのではないでしょうか。

今までのトップセールスマン

保険業界を見てみましょう。実際にトップセールスマンのカテゴリーには2種類います。まっとうに、お客さまの未来を見据えた設計をする人。そしてもう一つは、節操なくお客さまの契約を数年ごとに変更させて数字を稼ぐ人。後者のやり方がお客さんのためになることももちろんありますが、その手続きごとに見えないところでデメリットをお客さんが受けている可能性は否定できません。

証券業や銀行などにおいてもそうでしょう。会社から言われたキャンペーン商品をお客さんに「押し付ける」ことが得意なセールスマンは淘汰されていくと思われます。その時に必要なのは、誠意を持ってお客さんに接するのはもちろんですが、まっとうな信頼関係を築き、広い視野でお客さまへの提案を検討できる人です。

信頼関係構築とNLP

「押す」営業はもういらない

少なくとも、金融・保険業界において、「押す」営業は時代に即さないものとなりつつあるのは間違いなさそうです。いかに説得するかでもありません。何が必要かといえば、キチンとお客さまの心のひだを読み取り、それを実現するために自分たちは何をお手伝いできるか?という事を真剣に考える事ができる営業マンです。

今までなら、会社の命令が第一の優先順位でしたでしょうが、そもそも、そのような命令の質が変わらない会社であれば、そう長くこの業界に残れさえしなくなるのではないでしょうか。
今、金融業界では、それぐらいのパラダイムシフトが起こりつつあるように思えます。

お客さまの未来にコミットする営業

金融・保険業も、やっとお客さんが未来にありたい姿にコミットする営業ができる環境が整いつつあります。まだまだ十分ではありませんが、方向としてはそちらに動いていることは間違いないでしょう。

その時に必要なのは、お客さんにこちらの商品を押し付ける押しの強さではなく、お客さんの本心を引き出す能力です。これはまさに、NLPの得意とする分野でもあります。お客さんとの信頼関係(ラポール)をNLPで築き、質問のテクニックや、お客さまの動きを五感で感じ取る。

お客さまが未来にありたい姿はどんな形なのか。なかなか照れ臭かったり、家庭の事情があったりで口にしにくい事をしっかりと受け止める能力が必要です。そんな能力を鍛えるためにも、NLPの理論とテクニックは非常にお役に立てるものだと思います。ぜひ一度学んでみてください。

 

コロナのおかげで業績が悪くなった経営者さま今こそ決断の時です

コロナの猛威は留まることを知りません。
そんな中、世間からはボチボチと倒産、店じまい、破産などの話も出てきております。
今こそ、いろいろな意味で決断をする時かもしれません。

経営者の多くに共通する3つの悩み!

1.売上が上がらない

2.資金繰り

3.社員さん

これらはもう鉄板のような共通する悩みと言っても過言ではありません。

コロナのおかげで売上の伸び率というのは過去最低という経営者さまが多いのではないでしょうか?

そんな状態でも払うべきものは払わなければならない。
もう何をどうすればいいのかわからんという経営者さまも多いことと思われます。

下記のような政府からの政策による資金援助のお話もありますが、

https://www.jfc.go.jp/n/finance/saftynet/covid_19.html

個人的には、今現状だけの打開策でこれに手を出すのもいかがなものかと考えます。
残念ながら、コロナが落ち着いたとしてもすぐに元通りとはいかないというのは、経営者さまであれば容易に想像できると思います。

では、どのような場合だと政策支援を受けてもいいのかというと、あくまで個人的な見解にはなりますが、今でもある程度の売り上げが立っているならば目先の支援を受けた方が良いと思います。

逆に、売上が下がっているのであれば辞めるという決断をするのも大事ではないかと思います。

確かに売上を上げる方法はいろいろあります。
そして、そこにNLPが役立つシーンはたくさんあります。
営業をどのように組み立てようか?
どんな広告を作ろうか?

多くの場合、売り上げが上がらないと、商品の事をけなしたり、
商品の改善を考えたりします。
それも大事ですが、今、下がってしまった売り上げはどうやって戻すことが出来るのでしょうか?

その答えはシンプルです。
人(お客さん)の行動です。
お客さんが、あなたの商品を選び、買う決心をし、お金を払う。
商品が勝手に飛んで行って、お客さんのお金を奪って帰ってくるわけではないのです。

そんな当たり前のことが、現状は難しくなってきてしまったわけです。
つい先日までは当たり前にご来店していただいていたお客様が行動をしなくなってしまった。
コロナが終息したら何とかなると思っているのであれば、それはちょっと危険な思想かもしれません。

なぜなら、今の状態の習慣が人には身についてしまったから!!

つまり、コロナが終息してもすぐに人の行動(習慣)は元には戻らないのです。

では、そんな状態でも売り上げをあげるために何を考えるべきかといえば、やはりお客さんの行動です。
そして、お客さんの行動は何から起こるか?といえば、お客さんの感情です。
私たち商人ができることは、そのお客さんの感情を動かすことです。
この数か月で行動や感情は以前の物とは全く違った世の中になってしまいました。
対面販売もオンライン販売への切り替えを余儀なくされ、ビジネス自体がネット環境に慣れていかねばやっていけなくなってしまう。。。。。

今こそ、今だけを考えた決断をしてはいけない時期ではないでしょうか?
私も、同じ経営者として決断の時が迫られているとヒシヒシと感じながら過ごしています。

つまり、今必要なのは自分と向き合うこと、そして、大きな決断をすることではないかと考えます。
そうはいっても、そんなに簡単じゃないことは分かっています。

最後まで諦めないでなんて言葉を無視してください。
そのせいで、どん底に落ちる場合があります。
さっさと見切りをつけるのも大事な決断という思考を持ちましょう。

そんなお話を気軽に出来るオンラインセミナーも開催中です。
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常識という言葉は死語なのか!

さて、世の中にはやけに「常識」を重視される方がいらっしゃいます。
「これは常識的に考えて、普通なのかどうなのか?」
「あの人は常識がなくて困る。」
といったように、世の中の常識を価値判断の基準とされる方です。

 

で、常識って何なのでしょう?

 

昔々の話だと、病気は魔物が起こすというのが常識でした。
かつては太陽が地球の周りをまわるという地動説が常識でした。
相続では、長男がすべてを引き継ぐのがかつての日本の常識でした。
かつて運動部では、練習中に水を飲んではいけないというのが常識でした。

これって、今では非常識ですよね?

いやいや、そんな事じゃなくて、マナーのもんだいでしょ?
なんていう声も聞こえてきそうですが、それだっておんなじです。
人が「常識」と思って信じ込んでるものは、多くの場合、世間の平均値みたいなものです。
場合によっては、マスコミが非常識を常識と信じ込ませていることも結構あるかもしれません。

 

どっちにしても、問題なのは
あなたの常識を、世の中に合わせてていいのですか?
という事なのです。
世の中の常識に、あなた自身を合わせるとすれば、恐らく平均的な人生しかないでしょう。
常識の内側でしか生きていないのに、成果だけは非常識なレベルを望むなんて、都合のいい話です。
非常識な成果が欲しければ、あなたは世間の常識に合わせていてはいけないのです。

 

人は物事を自分のフィルターでしか見ていません。
例えば、一人のタレントを見て、素直にかわいいと思う人もいれば、ぶりっこしてると嫌悪感を抱く人もいます。
嫌悪感を抱く人は、あるいは過去あまりいい思い出のない知人とだぶらせてそう感じているかもしれません。
あなたはそのタレントのいったい何を知ってるんですか?と聞かれると、口ごもることが多いのではないでしょうか。

人であれ、仕事であれ、物であれ、そのことをよく知らずに嫌悪感を感じるとしたら、それはあなた自身のなかに何か気になるところがある証かもしれません。

 

もし、そんなことに危機感を感じたとしたら、「常識」という洗脳から抜け出すタイミングなのかもしれません。

特に今の人生は望むものではない、今、人生がうまく回っていないなんて悩むのであれば今まで自分ではそれは違うと思ったことにTRYするといいでしょう。

他にも、どうしても捨てることが出来ないということを捨てるのもいいかもしれません。

何を捨てればいいのか、自分の常識って一体何なのか、こんな疑問が起きるなら、心理学を学んで、自分を知ることがいいのかもしれません!

セクハラと言われないために出来ることとは!

最近、社会も随分やりにくくなりましたよねー。
個人情報保護とか言って、社員のプライバシーに立ち入ってはいけないなんて言う話、よく聞きます。
特に大企業においては、マネジメントの手法を学ぶ機会はあまりないのに、人権問題の教育で一生懸命みたいです。

たとえばセクハラ問題。
教科書的には、女性社員に年を聞いてはいけないとか、交友関係を詮索してはいけないとかいう話をよく耳にします。
けど、それって本来は、普通の雑談で当たり前に出てくる話題ですよね。
セクハラなんて言う言葉が物議を醸しだした背景には、もっと悪質な直接的なハラスメントの存在が引き金だったんだと思います。
それがだんだんと、女性の社会進出に伴って話は大きくなってきました。

ところで、セクハラって、あくまで主観の問題で、それを受けた人がセクハラだと思えばセクハラだし、セクハラと思わなければセクハラではないんだそうです。
だから、女子社員のおしりを触ってもただのスキンシップで終わる人もいれば、見とれてただけでもセクハラになっちゃう人もいるってことです。
(とはいえ、当たり前の話ですが、おしりを触るのはそもそも会社の風紀の問題もあるので、やめてくださいね!)

 

大企業としては、多種多様な人間がいる中では、画一的に「やってはいけない事」を決めて罰を与えるのが一番手っ取り早い問題の回避方法。
だから、危ういところには近づいてはいけませんよ、と管理職に向けてアナウンスするわけです。

 

しかし、人は根源的に「自分の存在が周囲に認められる」ことを望んでいる生き物です。

みんながみんな、あなたの事に関心ありません。
あなたは、目の前の仕事をこなすビジネスマシーンですから、指示したことを指示したとおりにやってください、なんていわれても、それはそれで、その職場で働く意欲を失ってしまいます。

特に中小企業においては、人が少ない分、仕事の中での一人一人の個性が強く出る傾向があるのでなおさらです。

 

 

ある企業で受けた、管理職向けの研修では、こんなお題が出てきました。
講師はマネジメントのスペシャリストです。
あなたの部下の、誕生日、家族構成、ご家族の状況、生まれ育った背景、趣味、などといったプライベートな項目、いったい幾つ把握してますか?
というものです。
その講師はこう締めています。

「管理職たるもの、自分の部下に関心を示さずして、管理職の職責を果たせるわけがない。」

 

私も、この意見には賛成です。
かのマザー・テレサは、こう言ったそうです。

「愛の反対は憎しみではなく無関心です」

この言葉が正しいとすると、今の社会は、部下に対して愛の反対である無関心を貫け、というのですから困ったものです。

 

人は、関心を向けた対象の事をより詳しく知りたがります。
そして、人は、心開いた相手には、自分の事を話したがります。
本来、こうやって人間関係ができていくのですが、残念ながらセクハラなどといわれ問題視されるのは、
心を開くつもりのない相手に、自分のプライバシーを土足で踏みにじられるから起こる事です。

セクハラ問題が起こるのは、信頼関係が形成されていない相手に対して、取るべき距離を見誤った結果といえるでしょう。

だから、管理職の人間は、あれを言ってはいけない、これを言ってはいけない、なんていう個別のマニュアルを暗記するより、本来は、多少踏み込んだ話をしてもセクハラやプライバシーの侵害などといわれない信頼関係を作る方法を学ぶべきなんだと思います。
きっと、マニュアルの「禁句」は年々増えていって、いつしか覚えきれないほどになってしまうはずです。
友人をセクハラだの、プライバシーの侵害だのといって訴える話は、幸いまだ耳に入ってませんが、上司が友人と同等とは言わないまでも、そこに近い信頼関係を結ぶことができればそうそうセクハラ問題は出ないのではないかと思います。

ルールで人を従わせようとすると、人の本質を見失う事が出てきます。
ご注意ください。

まとめ

セクハラと言われないために必要なこと、それはラポール(信頼)です。
社員さんとのラポールを築けることが出来れば、セクハラと言われることは免れることでしょう。
ラポールテクニックを身に付けることが、セクハラと言わせない唯一の方法とも言えます。
興味があれば、ぜひ講座にいらしてみてはいかがでしょうか?

1%のひらめきがなければ、99%の努力は無駄になる

最近、本屋さんでも、偉業をなした人の名言・格言をまとめた本がよく並んでいます。
facebookなどでも、名言をシェアする人もいますね。

さて、この名言・格言、よく見てみるとその言葉だけでは、ぼんやりしすぎて意味が分かりにくいものもあります。
また、発言者の意図した内容と間違った形で伝わっていることも多いようです。

 

例えば、かの有名なエジソンの言葉。

「天才は99%の努力と1%の才能である」

と日本では長年伝えられてきましたが、一節によると、エジソンの本意は

「1%のひらめきがなければ、99%の努力は無駄になる」

というのが正しいという話もあります。

そもそも、エジソンは電球のフィラメントの素材として、数知れない素材を試したのは有名な話。
その結果、竹という素材を見つけて完成させた物語から、エジソンは努力の人である、という部分を強調したいが故、
99%の努力を強調したのでしょう。

 

こういった格言の多くは、その言葉を発した偉人のパーソナリティを知ることで、
完成するものも多く存在します。

エジソンは、努力もできるし、ひらめきもありそうだからこの言葉のいずれにおいても、
「確かにエジソンなら言いそうだ。」
と納得できてしまうから、ややこしいのでしょうね。

 

さて、NLPのテクニックの一つに、「モデリング」という技術があります。
これは、自分がなりたい姿を思い浮かべ、その状態になりきるというものです。
例えば、スティーブ・ジョブズのような自由奔放な発想で世の中を変えてきた人を目指すなら、
スティーブ・ジョブズが行ったような振る舞いや、価値観、行動を真似します。

こんな時、スティーブ・ジョブズならどうふるまうだろうか?
こんな時には、どう考えるだろうか?

「天才の脳を借りる」なんていう表現をすることもありますが、
こうやってあこがれの対象になりきることで、実際の成果が最短距離で実現されるといわれています。

 

そこで提案です。
せっかくの格言です。
その言葉から刺激を受けるだけでなく、その言葉を発した人の背景を少したどってみてはいかがでしょうか。

そうすることで、より深く、その偉人の心や行動に触れることができます。
そのうえで、その偉人をモデリングしてみると、より早くあなたの目標を達成することができるかもしれません。

 

コンプレックスがある方が成功しやすい!

さて、ちょっと衝撃的なタイトルですが、ある説によると、
成功する社長は自己愛性人格障害といわれています。
逆に言えば、そうでなければ成功しない、とまで言い切る方もいらっしゃいます。

簡単に言うと、普通の人に比べて自己愛が強いという事です。

もう少しわかりやすく言いましょう。
社長となるには、それなりのパワーが必要です。
そのパワーの源は、コンプレックス

例えば、幼少期に厳しい家庭で育ち、
親から褒められた経験がないとか、
学歴のコンプレックスを持っているとか、
農家の末子だったとか、
そんな理由から、心の奥底では「自分はとるに足らない人間だ」と思い込んでいます。
その思いを埋めるために、社会的地位を上げ、収入を上げるために社長という役割を選んだというのです。

まあ、にわかには信じがたい話かもしれませんが、そういう視点で見てみると、確かにその傾向はありそうです。
こういった方は、

自慢話が好き
高圧的なことが多い
自分の話はするが、人の話はよく聞かない
傲慢
人からどう見られるかを過度に気にしている
模範生を気取る
などといった行動の特徴があります。
最近では、モラハラを起こす人にもこの傾向があるといわれてもいますし、暴走老人などといわれるタイプの人もこの傾向があるような気もします。

世の中の社長にしてみれば、「勝手に病気にするな!」と叱られそうですが、特に自分で起業した人の場合かなり当てはまる部分があるのではないでしょうか。

とはいっても、程度の問題ですから、周囲に一定レベルを超える迷惑をかけない場合は、これは単なる「性格の傾向」という事でかたずけられます。

程度の差こそあれ、世の多くの社長はこの傾向を持っています。
という事はつまり、世の中の社長にビジネスを行う際、これはとても大きなヒントになりませんか?
自慢話が好きな社長に、存分に自慢話をさせる。
それだけで、あなたの信頼度は大きくアップします。

しかし、その聞き方には、ちょっとしたコツがあります。
カウンセリングの現場から生まれた、NLPにはそのコツがあるのです。

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人の悩みごとは人間関係にたどり着く

人は生きていると、悩みは尽きないといわれます。
悩みがなくなるのは墓の中、なんて言葉もあるようですが、きっと真実なんでしょうね。

 

で、その悩みのほとんどは「人」の問題に行き着くといわれます。

 

たとえば、サラリーマンだったら、
営業で上手く行かないとか、
会社の同僚との人間関係とか、
上司が気に食わないとか。

経営者だったら、
売上が上がらないとか、
お金が回らないとか、
社員が思うように動かないとか。

 

「お金の問題」は、人の問題じゃないのでは?と思う方がいるかもしれません。
しかし、よく考えてみてください。
お金の問題は、たとえば売り上げが上がれば解消する可能性があります。
社員一人一人が効率よく仕事をすれば、使うコストは減るかもしれません。

 

で、売り上げが上がるためにはどんなことが必要でしょうか。
それは、お客さんがあなたの商品を見つけ、欲しいと思い、手を伸ばして買おう、と決めなければなりません。
売上は勝手にできるものではなく、お客さんの行動の結果です。

 

営業はそこにかかわります。
お客さんがスムーズにあなたの商品を知り、欲しいと思い、手を伸ばす動作をサポートする役割です。

 

出ていくお金も同様ですよね。
誰かが、お金を使うからなくなるのです。
その過程は、売り上げができる時と同じで、何かに気を停め、必要と思い、財布を開く。

とはいえ、欲しいと思わないときも出ていくお金はあります。
けど、その出ていくお金はやはり、誰かがそれを払う状況を作っているわけです。
残業の多い会社で、残業せざるを得ない状況を作っているのは人です。
それはマネージャーの行動の問題かもしれないし、いっぱん社員の行動の問題かもしれない。

 

いずれにしても、ほぼすべての悩みの中に人がかかわっています。

 

親子の問題があるとすれば、それもまた人間同士の関係。
主婦が近所の人たちと上手く付き合えないのも人との関係。

 

誰かが何かをするから問題がおこったり、
誰かが何かをしないから問題がおこったりするわけです。

 

また、目の前で起こることを問題ととらえるのも、
チャンスととらえるのも、
その人のものの見方。

 

逆に言うと、人の問題をクリアできれば、殆どの悩みは消え去ると考えられます。

 

 

なのに、私たちは、人の事をあまりに知らなすぎているような気がします。
不登校の子供の心では何が起こっているのか?
不機嫌な妻(夫)の心では何が起こっているのか?
なぜかいう事をきかない部下の心には、どんな思いがあるのか?
指導通りに動けない社員は何を思っているのか?
急に怒りだす上司の心にあるものは何か?
時折とんでもないことをやらかすあの人の心の回路はどうなっているのか?
そんな事を少しでも理解できると、かなり楽になると思うのですがいかがでしょうか。

 

実は、他人の事だけではなく、本当は自分自身が何を考えているのかを知っている人も意外と少ないのではないでしょうか。

 

人間の脳というのは、複雑に見えて意外とシンプルなようです。
というか「ズボラ」なんです。
一つ一つの事を、一生懸命熟考するのではないんです。
物事をパターン化して、そのパターンに当てはめて反応する。
これが脳の活動の基本です。

 

だから、同じようなシーンに出くわすと、同じ行動をとれ、と脳は命令します。

 

逆に言うと、同じ行動をとるから、あなたの人生は今までとあまり変わりません。

 

たとえば、新しい提案を受けたとします。
いつも即決を避けて、「考えておきます。」となる。
1週間もたつと、そんなやり取りがあった事さえ忘れています。
突然、提案者から電話をもらって「どうですか?」と聞かれる。
「ああ、今回は辞めておきます。」

 

もし、こういうやり取りを今まで何度も繰り返しているとしたら、
恐らく次も同じようなステップで断る事でしょう。

 

そうするほうが安全だからです。
新しい提案に乗ったら、今までと違うパターンに入ってしまいます。
すると、脳は新しいパターンに対応する回路を新しく作らなくてはならない。
だから、それを避けようとするのです。

 

では、いつもなら断るであろうその提案に乗ったとしましょう。
すると、今まで同じところをグルグル回っていたパターンから脱出することになります。
結果は、吉とでるか凶と出るかはわかりません。
しかし、今までとは違う結果が待っているはずです。

 

人は似た性質の問題に繰り返し悩まされることが結構あるものです。
付き合いをやめるべきと思うお客さんを今回は切れなかった。
で、数年後、違うお客さんからクレームが来ます。
常識外れのクレームを訴えるお客さんを切らなきゃいけないと思いつつ、結局切る勇気がない。
とりあえずはクレーム対応は何とか切り抜けます。
けど、また数年後、今度は別のお客さんが、ちょっと違う形でのトラブルを持ち込んできたりします。

 

そんな経験ありませんか?

 

もし、そんな経験があるとすれば、あなたのパターンを変えるタイミングかもしれません。
アメリカの特殊部隊、グリーンベレーにはこんな教訓があるそうです。
「何度やってもうまくいかない場合は、やり方を変えて試してみろ。」

 

人生も同様で、もし今、満たされた状態でないとしたら、今までのやり方では上手く行かないやり方なのかもしれません。
それでも、ズボラな脳は、あなたにこう指示します。
「今までと同じでいいじゃん。変にやり方変えるとリスキーだよ」って。

しかしそれでは同じことを延々と繰り返すだけなんじゃないでしょうか。
もし、今の人生に100%満足できていないとか、何か変化したいとか、もっと満たされたいとか、
そんな思いがあるとしたら、きっと何かの変化を自分の意志で作るタイミングじゃないかな、と思います。

 

それはいったい、いつなんでしょうか?
来年から?
来月から?
来週から?

 

それとも今日からですか?

 

脳の解説書を手に入れませんか?

NLPでいうモデリングの方法とは?なりたい自分になれる心理学テクニック!

モデリングというNLP心理学のテクニックを使って、あなたがなりたい理想の自分になる方法を、お伝えします。

正しく実践すればモデリングの効果を感じることができるでしょう。

あなたの理想の自分は、どんな自分ですか?

憧れの人は、誰でしょうか?

明確にモデリング対象が浮かぶ人も、そうでない人でも、どちらでも使える基本の方法を紹介しますので、試してみて下さいね。

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ポジションチェンジをNLP心理学でどのように学びかを教えます!

ポジション・チェンジはNLP心理学やコーチングではどのように使われるのでしょうか。

ここでは、具体的な活用の使い方、活用例を交えてお伝えします。

会社、営業先、家庭、恋人などなど、あらゆる人間関係で上手くいかないと感じる時には、あなたもぜひ、真似して試してみてくださいね。

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ポジションチェンジのスキルを使ったら相手のことがよくわかる!

人間は、いついかなる時でも自分のフィルターで物事を判断してしまいます。
その結果、相手のことを思う気持ちが薄らいでしまい結果的に相手を苦しめるなんてこともしばしば・・・・・。

本当に相手の立場に立ってみるとこんな理不尽なことも防げるようになるのです!

ちなみに皆さんは、AmazonVideoというサービス、ご存知ですか?
あの通販のAmazonのサービスで、Amazonプライムというサービスに加入すると、かなりの数の映像作品をタブレットなどで見ることができます。

私は、先日、深田恭子さん主演のこんなドラマを見ました。

「蒼い瞳とニュアージュ」というタイトルのドラマですが、この作品の中で深田恭子さん扮する主人公は、臨床心理士という設定です。

主人公である一之瀬恵梨香(深田恭子)は、ある事件の捜査協力を請われ、事件現場に赴きます。
そこで犯人の状況をプロファイリングするのですが、その際に使われている心理テクニックがNLPでも紹介されるポジションチェンジというものです。
自分の立ち位置を変えて、犯人の心境を推測するというものです。
NLPや心理学に関心のある私からすると、ちょっとしたクライマックスでした(笑)

物語自体も面白い内容なので、よかったら一度見てみてくださいね。
評価の中には、「深田恭子の可愛さで見始めて、最後まで見続けてしまった。」という感想がいくつか見つけられましたが、男ってやつは・・・って感じですね。

さて、NLPという技術を使うか、使わないかは別として、人を理解するという事はとても大事なことです。
そもそも、人の悩みのほとんどは人との関係の中にある、というテーマを扱った「嫌われる勇気」という書籍が大ヒットしたことから考えても、人間関係が人生に及ぼす影響は大きそうです。

あの人は、なぜあんな風に振る舞うのか?
どうして、あの人はこんな失敗ばかりするのだろうか?
他人のことは不可解なことがいっぱいです。
それを知ることで、上手く対処できたりすることは結構あります。

しかし、一方で自分の事はよく見えない、という方は心理学の専門家にも多くいらっしゃいます。
専門的に言うと、あえて見ようとしない意識が働いているからなのですが、心理学の専門家は別の専門家に定期的なコーチやコンサルティングを受けていることも多いのです。

たわいもないことかもしれませんが、例えば自分の会社や、家族にいつも探し物をしている人っていませんか?
そんな時、ちょっとその人になったつもりでプロファイリングしてみてください。
その人の行動をヒアリングしていくことで、何を考え、どういう状況だったかに思いをはせると、
「もしかしたら、あそこに置きっぱなしじゃない?」
なんていう事が的中するかもしれませんよ。

それを専門的に行う事ができるのも、NLPの一つの使い方です。
探し物がたんなる「物」である場合でしたら、その場限りかもしれませんが、それが「人生の目的」といった大掛かりなものだといかがでしょうか?
そういった心の探求をするためには、NLPの知識というのはとても役に立ちますよ。

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