社員の事でお困りの経営者・マネージャーの方へ

2回にわたって、経営者の悩み事について考えてみました。
おさらいをしてみましょう。

一つは、業績の伸び悩みです。
二つ目は、お金の悩みです。
そして三つめが、社員の問題。

前回も見たように、社員が頑張れば業績はよくなり、
業績が良くなれば、お金の問題は解決する。
非常に重要な問題が、この社員の問題です。

社員に動いてもらうには、ちょっとしたコツが必要です。
一昔前なら、命令すれば人は動きました。
それは、恐怖支配です。
逆らえば、昇給や昇進がなくなる。
そんな恐怖があるから、人は上司に従ってきました。

しかし、最近は、パワハラ、セクハラ、モラハラ等など、どちらかといえば上司の命令より、
部下の権利主張が社会的に受け入れられている世相です。
なによりも、恐怖に身を打ちふるわせてる状態で、いい仕事なんてできるはずがありません。
失敗することが怖いから、ミスやトラブルを隠蔽し、会社を危機に陥れるような事件がこれまでもたくさんありました。

また、恐怖から逃れるためだけに命令に従う事で、過労死やうつ病による自殺なども社会問題化しています。
もはや、高圧的な命令で人を動かすことなどできないのだ、と心を入れ替える時期が来ているわけです。

では、どうすれば社員は動くのか?
簡単です。
社員の話を聞いてあげればいいのです。
社員の話を聞いてあげれば、社員はやる気を出し、あなたのために、会社のために働きたいと考え始めます。

にわかには信じられませんか?
詳しくは次回お話ししますが、まずは、
バックトラッキング
ミラーリング
・ペーシング
といった対人NLPスキルの基本ともいえるテクニックを駆使して、社員の話をよく聞いてみてください。
必ず目に見える変化があるはずです。

NLPで明るく活発な会社を作ろう!

資金繰りでいつも困っている社長へ

昨日は、経営者の三つの悩みのうち、「業績の伸び悩み」についてを取り上げました。
ここで、三つの悩みを振り返ってみましょう。

一つは、業績の伸び悩みです。
二つ目は、お金の悩みです。
そして三つめが、社員の問題。

今日は、二つ目のお金の悩みについて考えてみたいと思います。
会社の資金繰りが厳しい。
そういったときに、金融機関との交渉や、財務戦略といったノウハウはたくさんあります。
しかし、資金繰りに困っている企業は、いつも資金繰りに困っています。

なぜかといえば、資金ショートする状態から抜ける手を打っていないという事です。

いろんな方法論はあると思いますが、ずば抜けて売り上げが上がったとすれば、
これって解決できそうな問題ではないでしょうか?
もちろん、固定費・変動費は相応に抑えた前提ではありますが。

比較的新しい企業は、売掛、買掛があまり発生しないスタイルをとっているケースが多いと思います。
この場合はまさに、売り上げ・・・というか粗利益が上がれば資金繰りはぐっと楽になりますね。

 

そのためには、業績を良くしなければならない。
業績をよくするには、営業チームが頑張ってくれなければならない。
業績をよくするためには、お客さんの感情の理解が必要だという話を全開しましたね。
そして、営業チームが頑張ってくれるためには、社員一人一人の理解が必要になります。
つまりこの三つの問題はすべてつながっているし、
それはすべて「人」にかかわる問題だという事です。

脳の取扱説明書といわれるNLPがビジネスで広く応用されている理由はここにあります。
ビジネスの問題のほとんどは、人と繋がっている、という事なのです。

 

NLPで一皮むけた経営に踏み出しませんか?

成功に必要なたった一つの事

何かを成し遂げたいとき、重要なものって、何かわかりますか?
燃えるようなやる気?
あきらめない心?
深い知識?

確かに、どれも大切ですよね。

ただ、まんトレがいつも言うのは、最も大事なことは「行動すること」なんです。
やる気があろうがなかろうが、行動しなければ何も起きません。
だから、何よりも手数を多く出すことが重要なんです。

 

行動を起こすと何が変わるかというと、見えるものが変わってきます。
例えば、今見えてる世界は、今の位置に立っているから見える世界です。
しかし、小さくても、何か一つ新しい行動を経験すると、今まで見えなかったことがたくさん見え始めます。
「こういう事をすると、こういう問題が起こる。」とか
「こういう事をすると、こういう学びがある。」とかは、想像だけでは及ばないものがあります。

人はどうしても、
問題が起こるのならやらないほうがいい
と新しいことを始めることにしり込みしがちですが、実際にやってみることで、
その問題を知り、その問題に対処するスキルを身に着けることができるのです。

もちろん問題だけではありません。
予期せぬ成功というものもありますので、予想を超える結果が待っていることも少なからずあります。

 

今見えている世界から、階段を一つ登るだけで見える世界は随分と違うものです。
その一歩を踏み出すか踏み出さないかは、あなた次第です。
しかし、その一歩、踏み出すのが怖いこともあるでしょう。
それは、大きなものである必要はありません。
小さな一歩から始めればいいのです。

あとは、その一歩を、いつ踏み出すのでしょうか。
やはり、今なのではないでしょうか。

DMにパンフレットは必要か?不要か?

これから年末が近づくと、ダイレクトメールで販促、なんてことも計画されているかもしれませんね。
さて、その封筒の中には、パンフレットは入れたほうがいいのでしょうか?入れないほうがいいのでしょうか?

常識的な回答でいくと、
パンフレットがなきゃ、ダメでしょう!
という事になりそうです。

あるデータでは、実は、ダイレクトメールにパンフレットが入っていると、お客さんの反応が下がるという調査結果があるようです。
それってどういうことなのでしょうか?

 

これはあくまで推測なのですが、お客様が封を開けたとき、パンフレットが目に入った瞬間
「あ、これは売り込みの手紙だな。」
という判断がなされるのだと思います。そうすると、
「重要度は低い(見ても見なくてもよい)」
という判断になり、最終的には
「時間があれば見る・・・かも」
と、優先度がどんどん下がっていくのではないかと思います。

そのお客さんにとって、どんなに必要なものであったとしても、見て頂けなければ意味がない。
私たちは、なんとなくパンフレット入れたほうが、正式なご案内ぽくっていい、という判断でそれを入れがちなんですが、お客さんの心の動きは全く違うようです。

 

では、どうすればいいかというと、ダイレクトメールの基本は、
あなたのために書かれた私信
と判断していただけること、つまり、個人が個人に贈る手紙にできるだけ近づけるのがセオリーだといいます。
なぜなら、自分に来た私信を見ずに捨てる人など、まずいないからです。

 

こういったセンスを磨くには、結構な勉強が必要です。
しかし、その入り口は、まんトレの開催する営業セミナーで感じ取っていただくことができると思います。
売り込めば売り込むほど、お客さんは逃げていく。
そこにどう対応していくかを、NLPを活用した営業セミナーでお伝えしています。

 

しかし、まずは、NLPがどういうものかを体感していただきたいと思います。
そのために、たった2,000円でNLPの入り口に立つことのできる体験セミナーを、一度経験してみませんか?

「お客様のため」という想いは伝わるのか?

機会をいただき、ある営業セミナーに参加してきました。
さすがに有料のセミナーですから、詳しい中身をお話しすることはできませんが、ちょっと興味深い話があったのでご紹介します。

その営業コンサルティング会社は、独特の営業スキルを教えるビジネスをやっています。
そこで驚いたのは、正式なコンサルティング契約を結ぶと、飛び込み営業の同行までやってしまうらしいのです。
これは自信の表れですよね。

非常にロジカルに組み立てられた営業理論がベースになっているのですが、そこが何より大切にしていることってなにかわかりますか?
それは、

お客様の前に出たら、自分の数字のことは一切忘れて、お客様の幸せだけを考えなさい。

という考え方なんです。

 

精神論とか、スピリチュアルとか、そんな匂いを感じてしまいそうですが、講師はこうおっしゃってました。

お客様の前で、「この契約ができれば、コンテスト入賞だ」なんて考えた瞬間、お客様は引いてしまいます。

という事なのだそうです。

 

いい子ぶりっこしてるんじゃない?なんて思いがちですが、実はこれ、NLP的には明確に説明できるんです。

例えば、初めてあった人に対して、あなたは一瞬にその人を判断していませんか?
怖そうな人とか、優しそうな人とか、裏がありそうな人とか、真面目そうな人とか。
これって、自分で意識をしていないんですが、無意識(潜在意識)が、相手の表情や小さな動き、視線なんかをしっかり観察しているんです。
もちろん無意識でやっていることなので、自分では意識してませんよ。
けど、あなたの脳は一瞬にして相手の細かな情報を察知しています。

 

これはもちろんお客様も同様です。
あなたがお客様の事を本当に考えているときと、自分の数字の計算をしているときのわずかな違いを、お客様の無意識(潜在意識)はしっかりととらえています。
あなたが、お客様の事から施行がそれた瞬間を見逃すことはありません。
その瞬間、ふっとお客様は買う気が遠のいてしまうのです。

これ、実はNLP(神経言語プログラミング)という心理学の中では、割と基本的な知識です。
NLPは、こういった相手の無意識を読み取り、こちらから相手の無意識に語り掛ける手法が体系化されています。
こんな奥義を知っているか、知っていないかで当然大きな違いが出てくるのは想像に難くありません。

 

「お客様の事だけ考えよう」という事を言うだけなら、あくまで精神論レベルでとどまってしまいますが、それを具体的にどう表現するかを体系化したものがNLPです。
そんな世界をのぞいてみると、ビジネスが一変する可能性もありそうな気がしませんか?

過労死の心理

さて、このところ、過労死に関する問題がますますクローズアップされています。
長時間労働の是非を問われる一方、
いやいや、私たちの時代は長時間労働は当たり前だ、
なんていう議論も物議をかもしています。

実際のところ、ベンチャー起業家などはほとんど睡眠時間をとることなく、朝から夜中までフル稼働で仕事をしているのに、過労死で亡くなったという話はあまり耳にしません。

この違いは果たしてどこにあるのでしょうか。

 

大手のメディアにおいては、物理的な労働時間に焦点が当てられがちです。
もちろん、それも原因の一つとは言えそうですが、それですべてが説明できないのは、ベンチャー起業家の例を見ればわかるとおり、単純に労働時間の問題だけではなさそうです。

 

私としては、これは体だけではなく、心が疲れている可能性が高いと思います。
周囲との人間関係であったり、
逃げ場のない労働、
追及される責任といった心理的要因ですね。

そんな中でも大きいと思えるのは、
終わりが見えない仕事と、夢を抱けない環境といった要素が大きいのではないかと思います。

 

人間、例えば
「あと1週間頑張れば・・・」
という終わりが見えていると、意外と頑張れることが多いと思います。
しかし、今の仕事の環境には終わりが見えないのではないでしょうか。
繁忙期の今月を乗り切れば、少し楽になるとかいう未来がみえない仕事は、非常に人の心を圧迫します。

そして、必要なのが目標となる夢ですね。
頑張ればこうなれる、という夢を抱きにくい状況が、人を追い詰めていきます。

 

日本でも、高度経済成長期には、多くの人が今で言うブラック企業的環境の中で仕事をしていました。
しかし、当時は、頑張れば収入が上がるとか、頑張れば地位が上がるとか、そういった夢を持てる時代でした。
特に当時は、収入を増やし、いろんなものを手に入れることが身近な夢でしたから、世の中シンプルだったんですね。

しかし現在は、もはや金へのモチベーションは一時と比べて小さくなっているのではないでしょうか。
頑張ってお金を稼いでも、使う時間がない。
本当はそのお金を使って楽しい体験をすることこそが、望むことなのに。
そんな状況が今の若者の本心なのではないでしょうか。

 

こういった悲しいことを少しでも減らすには、NLPがお役に立てる要素があります。
例えば、社員のコミュニケーション能力を高めることで、人間関係の悩みや、ため込んだフラストレーションの発散方法を学ぶことができます。
また、社内のコミュニケーションが高まることで、業務の効率化を図ることが可能となります。
そして何より、起こる物事に対する捉え方を変えるスキルを手に入れることで、苦しいことを苦しいと感じないスキルを学ぶことができます。

大人を良くし、会社をよくすることで日本をよくする事、
これがまんトレのやろうとしていることです。

試食がおいしいと感じる心理~試食とセールスの親密な関係

 

台風も落ち着くと、食欲の秋到来ですね!
食欲といえば、試食。
あの、デパートやスーパー、お土産屋さんの試食ってなぜかおいしく感じませんか?

なのに、買って帰って食べてみると、それほどでもない・・・笑

そんな経験、きっと一度や二度レベルではなく、ありますよね。

 

なぜ試食がおいしいかっていうのを、まじめに研究した心理学者もいたようです。
結論としては、少量だからおいしく感じる、という普通っぽい結果だったと思います。
食べるものなら、初めの一口。
それ以外の経験でも、多くの場合初めの印象が強く残りますよね。

これって、腹八分目にしなさい、っていう教訓なのかもしれませんが。

 

さて、しかし、一度試食をすると、何も買わずにそこを立ち去るって、
結構勇気がいりませんか?
試食係の人が、ちょっと目を離したすきにささっと立ち去るとか、
男性だと、奥さんを探すふりして立ち去るとか、
子供の相手してるふりして立ち去るとか。

結局、気まずいからって、その商品を買っちゃうってことも結構あるかもしれませんね。

 

たとえ、売り子さんが「買ってください」なんて言ってなかったとしても。

 

ほとんどの場合、売り子さんは
「一度試してみてくださいねー。」
としか言ってないのに、なぜだか買わなければならないような気がする。

 

これ、返報性の原理(へんほうせいのげんり)って言います。

 

人は、何かしらの施しを受けたら、何かを返さなきゃいけないような気がする生き物なんです。
これを利用した販売手法が、

  • 無料お試しセット
  • 無料モニター
  • 無料小冊子
  • 無料メールマガジン

などなど。

皆さんも何かしら、試されたものがあるかもしれませんね。

こういったビジネスモデルが成り立つのは、無料で商品を差し上げても、一定程度の確率でちゃんと購入してくれることが明らかだからです。
これだけ様々なところで見かけるビジネスモデルという事は、成功率も高いという事。
すなわち、営業パースンとしては超強力な心の動きなんです。

 

例えば、営業マンがもっと楽に営業したい、と思ったら、

まずはお客さんに恩を売るんです。

ちょっと品のない言い方になりましたが、かなり本質をついています。

そのためには、お客さんが本当に「良かった」「助かった」と思える何かを提供する必要があります。
そして、その「何か」を知るためにはお客さんとのコミュニケーションが不可欠です。
さらには、お客さんが欲しいものを提供するために、各所との交渉力が必要になるかもしれません。

え?難しそう?
大丈夫です。
すべて、NLPの得意分野です。
こういった事を組み合わせて活用するには、営業心理学セミナーがおすすめです。
開催に際しては、このブログでも告知しますので、ご検討くださいね。

 

NLPでできる事

さて、今日は、NLPでできることを少しまとめてみたいと思います。
というのも、NLPっていうのは、結構いろんなところに効果の及ぶものなので、今一つその本質がつかみにくい部分もあるかもしれません。
そういう意味では、何ができるか?を見ていくことで、その中心にあるものが見えてくるかもしれません。

まず、NLPで一番初めに出会う考え方は、人とのコミュニケーションの技術というものです。
ビジネスにおいては、営業や、組織のリーダーとしての振る舞い、個人の人間関係など、様々な分野で活用できる技術です。
基本的に、「ラポール(信頼関係)」を構築するには、どの様に振る舞えばいいか?というスキルを学ぶことができます。

 

こういったスキルは、見た目でわかりやすいので多くの場合、NLPを学び始める方の入り口としてよく取り上げられるものです。
ここで重要なのは、相手の無意識に働きかける、という事が大きな特徴でしょう。

人は、意識をしている部分と、無意識で行動や判断している部分を比べると、圧倒的に無意識で察知している部分が大きいといわれます。
例えば、初めて会う人を見た瞬間、
「この人、結構好きかも。」
「なぜだかわからないけど、この人からは威圧感を感じる。」
「どうも、好きになれそうにない。」
なんていう感想を持ったことはありませんか?

これは、無意識で相手の事を判断している、という事になることが多いと思われます。
実は、脳の中では「なんとなく感じる」印象の根拠はあるんです。
しかし、普通はその根拠を意識することがありませんから、「なんとなく」で終わらせてしまうのですが、それを解明したのがNLPという事になります。

自分に非のないことで、「なんとなく嫌な奴」と思われたら、損ですよね。
そういった損をしないような振る舞いや言葉がけを学ぶことで、信頼の絆を重ねていく方法を学ぶことができます。

 

とはいえ、そこはあくまで入り口です。
そこから今度は、自分の無意識をコントロールするスキルを学ぶことができます。
例えば、新しいことに一歩踏み出せない自分がいるとします。
そこには、どんな心の動きがあって、それをどう方向づけていくか。

なりたい自分を目指すための、様々なスキルが用意されています。

いずれの場合においても、心と体はつながっている、と言われています。
心の様子が、体に現れてくるんですね。
このつながりをうまく活用して、体の状態から心に触れていったり、様々な感覚を使って自分の心にアクセスします。
もともとNLPの発祥はセラピーの分野からですから、心のマイナスの状態をプラスにもっていく技術に始まり、
今の状態をさらに良くしていく方法もあります。

悪い習慣から手を切りたい
自信にあふれた自分になりたい
自分を変えたい
自分の本当の望みを知りたい
などなど。

NLPで得られる可能性のある効果です。
実際に、まんトレのセミナーの中でも、本当の自分に気づき涙する人は毎回といっていいほど現れます。
彼ら、彼女たちは、涙するのです。
今まで隠してきた自分に出会えたことで。

あなたの閉じ込められた思いを開放するためにも、
NLPを学ぶことはとても役に立つと思いますよ。

練習はコツコツ、変化は一瞬

NLPを学ばれた方は、みなさん一様に、
すっかり世界観が変わったかのようなスッキリした顔をされます。
AHA!体験もあり、今まで意識してなかったことを、見て取れるようになったり、
まあ顔を紅潮させて喜んでいただけます。

しかし、それが数日たってくると、だんだんと元の状態に戻っていく・・・。
そんなふうに感じられる方もいらっしゃるようです。

それもそのはずで、人間というものは習慣にはあらがえません。
いつも右足から歩き出す人は、無意識に右足から歩き出します。

逆の足から歩き出そうとすると、変な気持ちがしちゃいますよね。←ココ、重要です。

この無意識の行動をコントロールするには、意識することが必要です。
毎日、左足から歩き出すよう意識していると、いずれ左足から歩くのが当たり前になります。

NLPのテクニックも、やはり体になじむには、ある程度の期間は意識して行う必要があります。
練習ですね。
それを重ねていくことで、だんだんと体になじんできます。
その結果、
意識しなくとも、相手との信頼関係を構築できるような行動
が身につくわけです。

なぜかわからないけど、他人と一瞬にして溶け込める人がいますが、
そういった人は、そういう行動を無意識にしているわけです。
今までは、
「アイツ、上手く相手に取り込むよなー」
と思っていた人に、あなた自身がなることができます。

そして、一度マスターしてしまうと、
信頼関係を作るための振る舞いをしないほうが気持ち悪くなるんです。

しかし、練習って結構面倒くさいなぁ、と思うかもしれません。
けど、それはそんなに長い期間をイメージしなくても大丈夫。
そして、変化はあるとき一瞬にして訪れます。

例えば、逆上がりの練習を子供のころにしたことがあるでしょう。
何度も何度も繰り返しやるわけですが、初めのうちはなかなかできない。
けど、1回できるようになったら2回目はもっと上手に、3回目はさらに上手にできた記憶がありませんか?
そして一晩寝た翌日は、昨日とは見違えるように上手になっているはずです。

これはまさに脳の機能なんです。
1回できるようになった状態を、脳が一時的に記憶しているわけですが、
その記憶を寝ている間に脳は再構築しているんですね。

そして、一回できるようになったことは、めったなことではできない状態には戻りません。
小学校以来やったことのない縄跳び、
数十年乗っていない自転車、
逆上がりももちろんそうですが、
体が覚えているので、初めは上手く行かなくとも少し体が慣れると、きちんと思い出すはずです。

逆に言うと、一度マスターしてしまえば、
二度と体は忘れないのです。

だから、マスターするまでは、コツコツ練習をしていただきたいと思います。

まずは、用語集にあるテクニックのうち一つでも自分で試してみてください。
そこに何らかの価値を感じたとしたら、この一生もののテクニック、
きちんと学んでみてはいかがでしょうか。

社会に生きる限り営業と無縁ではいられない

ある日、オフィスに見知らぬ男性が訪れてきました。
きっと何かの売り込みだろう・・・と話を聞いてみると、
「私を雇ってくれませんか?」
とのこと。

実は、こういう事がたまーにあるんです。

彼は、文字通り、自分を売り込みにやってきたわけです。

 

さて、他人に対して売り込みを行うこと、他人の心を動かし行動させることを、
広い意味で営業と考えたとき、人は営業と無縁でいられません。

小さな子供が、親に対して何かおねだりをするとき。
成長期の子供が、親に外泊の許可をもらおうとするとき。
いろんな方法があるわけです。

小さい子供であれば、泣いて寝そべるというのが常とう手段ですね(笑)
一時期、大人が行うビジネスとしての営業でも似たようなことが横行した時代もありますが・・・。

大人になると、たとえ営業の仕事でなかったとしても、

  • 自分の企画を社内で売り込み、予算をゲットしたい
  • 自分の待遇を上司と交渉してより良い条件をゲットしたい
  • 利害の一致しない部門間の意見調整をしたい
  • 会社による購買品の稟議を通したい

といったシーンでは、あなたの考えを上司やその他の人々に売り込む必要があります。

 

こう考えていくと、人と人がかかわる場所において、営業とは無縁でいられないことがおわかりいただけると思います。

 

そんな状況において、実は、自分にとって営業のスキルが必要だ、
という認識は悲しいほど少ないのが現実ではないでしょうか。

あなたの企画が通らないのは、あなたの企画が悪いのではなく、あなたの営業の問題かもしれない。
そうだとすると、結構回り道をしている可能性もありそうです。

きっと企画書には、考え抜いた理論構築がなされ、
その情報を出す順番も考え抜かれ、
読んでみれば完璧なものかもしれません。

 

しかし、それを読み、検討してもらえるところにもっていくには、営業力が必要になってきます。

 

そんな営業のスキルを学ぶ機会も、必要性も、あまり感じてこなかったのかもしれませんが、
もしかすると、それを学ぶことでブレイクスルーが起こるかもしれません。

同じ企画書でも、誰が語るかでずいぶん印象が変わるものですよ。

 

きっと、そんな方にはNLPのスキルがお役に立てるのではないかと思います。
ピンと来た方は、まんトレにご一報を。

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